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経験者に学ぶ!サマータイムの意外な落とし穴 シチズン時計のWEBマガジン「リアルスケール」 「時」に関するアンケート 第7回『みんなのサマータイム事情』調査報告

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:海野 幹夫)が提供するWEBマガジン「リアルスケール( http://www.realscale.jp )」編集部は、全国の男女を対象に、「時」に関する意識・実態調査 第7回『みんなのサマータイム事情』を実施いたしました。

調査結果⇒ http://realscale.jp/voice/answer/07/


★経験者に学ぶ!サマータイムの意外な落とし穴
サマータイム導入の有無、『導入(予定)している』との回答は、全体で4.7%、ほんの一握りの企業・団体のみで導入されているということが分かります。また、今年は震災の影響から、導入を検討する企業・団体が増えていると見られますが、その『検討中』9.6%を含めても、サマータイムに積極的な企業・団体は1割強程度のようです。

寄せられたコメントを見ると、所属する企業・団体のサマータイム導入有無に関わらず、皆さん個人としては様々なご意見、エピソードを持っていることが分かりました。諸外国では、サマータイムを導入する国も多いことは、皆さんご存知だとは思います。今回、海外でサマータイムを経験したことがある方からのエピソードも多数寄せられました。「海外留学中に一度失敗をしました。サマータイムに切り替わる当日、そのことを忘れてしまっていて、友達との待ち合わせに1時間遅れて行ってしまいました。現地ではよくあることだそうですが、これがビジネスシーンであったら取り返しのつかないことだなと思います。腕時計を早めたり遅めたりして、時間を自分で操作する、という習慣がない日本では、慣れるまで大変かなと思います(東京都・女性)」「オーストラリア旅行に行った際、翌日からサマータイムになったことを知らず、待ち合わせ場所でひとりぼっちになり、泣きそうになった。(熊本県・女性)」「結局混乱するだけかも。昔、ヨーロッパに住んでたけど、切り替えの日に約束すると必ず遅刻したり、早く来すぎたりするやつがいて、のんびりした国じゃないと導入できないと思ってた(東京都・男性)」等、どうやらサマータイムへの切替えのタイミングはトラブルがつきもののようです。

一方で、「外国を訪れた際、滞在期間の半ばにサマータイムから通常時間へ移行しました。とてもハードな旅程の日だったため、その日は睡眠時間が一時間多く取れることになって、とても助かりました。ただ、これは例外的な状況ですよね(福岡県・女性)」等、切替えのタイミングで得をしたというエピソードも寄せられました。

サマータイム導入の有無/全体・性別(N=1,826)
http://www.atpress.ne.jp/releases/22003/A_1.jpg


★ビジネスの現場知る40代、50代が、サマータイムを敬遠する理由
サマータイム導入についての賛否、世代別の比較では、他の世代に比べ、働き盛りの40代、50代で『賛成』が少なく『反対』が多い傾向にあるということが分かりました。

『賛成』が最も少ないのは40代の28.7%、次いで50代の30.4%。一方で、『反対』が最も多いのは、50代の13.2%(60歳以上と同率)、次いで40代の10.9%でした。その結果から40代、50代はサマータイムを“敬遠がち”ということが読み取れます。40代、50代の方から寄せられたコメントには次のようなものがあります。「コンピュータシステムがサマータイムに対応していないのではないか、不具合発生を引き起こすのでは?と心配である。システムによっては、サマータイムになって、夜間のバッチ処理の時間が短くなるような場合に対応できない可能性がある(東京都・男性)」「技術系の職場であれば、フレックスタイムなどあり、あまり関係ない。しかし、営業職などは、客先があり、一社でも例外があると、早い業務開始でも、終業時間は同じになり、サービス残業が増える(愛知県・男性)」「巷で言われているように、サマータイムで終業時間が早まった分、“自分の時間にできる”“エコに貢献できる”等の論議は、自分には無縁です。それは、労働環境に恵まれた大手企業、珍しものや流行りものに飛びつく経営者のいる会社での話しでしょう。大半の勤め人は、体よく残業時間が増やされるだけです。正直、やめて欲しいですね(福岡県・男性)」

さすがビジネスの現場を知る、経験豊富な40代、50代。敬遠するのも“ごもっとも”と頷けるコメントが寄せられました。

サマータイム導入賛否/全体・年齢(N=1,826)
http://www.atpress.ne.jp/releases/22003/B_2.jpg


★若い世代が所属する企業ほど導入に積極的!節電意識なら“シエスタ”が有効?
サマータイムの導入有無を世代別に見てみると面白い結果に。『導入(予定)している』『検討中』と積極的な回答を寄せたのは、20歳未満の21.4%が最高。世代が上がるに従い徐々に減る結果となり、若い世代が多い程、所属する企業・団体がサマータイム導入に積極的であると言えそうです。

サマータイムに関連する節電については、“対策は必要”という旨のコメントが各世代共通で、多く寄せられました。節電を意識したコメントでは、次のようなものがあります。「サマータイムよりシエスタの方が節電には有効では?(神奈川県・女性)」「サマータイムにしても、結局エアコンなどによる電力需要のピークである13時から15時の間仕事をしていては電気の供給限度を超えてしまうと思う。それよりは、相当数の事業所がシエスタ制度を取り入れてやる方が効果的だと思う(山口県・男性)」。いずれも30代の方から寄せられたコメントですが、気になるのがコメント内の“シエスタ”。調べてみるとスペイン語の“昼寝”のことのようで、スペインなど南ヨーロッパでは、伝統的に昼寝が生活習慣として認められているそうです。オフィスや店舗等もその時間帯は一時的に休業するとのこと。人間の一日の生理活動リズムという点から見ても、合理的な習慣のようです。

確かに、シエスタを社会制度として上手く活用すれば、節電にも繋がりそうです。そして何よりも、会社で堂々と昼寝が出来る!なんとも素敵な習慣のような気がしてきました。でも、くれぐれも一人シエスタを実行して、上司に怒られないようにしてください。

サマータイム導入の有無/全体・年齢(N=1,826)
http://www.atpress.ne.jp/releases/22003/C_3.jpg


【「時」に関する意識・実態調査 第7回『みんなのサマータイム事情』】
2011年6月7日(火)〜2011年7月4日(月)にWEBマガジン「REAL SCALE」上でアンケートを実施

回答者=全国の1,826人 男性:1,117人/女性:709人
20歳未満:28名/20歳代:277名/30歳代:514名/40歳代:530名/50歳代:326名/60歳以上:151名

詳細、他の設問の回答につきましては別添資料をご参照ください。
また、本リリース及び別添資料の内容は、REAL SCALE WEBサイトANSWERページ
第7回『みんなのお説教事情』でご確認いただけます。


URL: http://realscale.jp/voice/answer/07/


【WEBマガジン REAL SCALEとは】
シチズン時計が提供する「時や時計」をテーマとしたWEBマガジン。
URL: http://www.realscale.jp/
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