GfK Japan調べ:2011年上半期 映像ソフト市場総括
[11/08/25]
提供元:@Press
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ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(略称:GfK Japan、所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈 進)は、2011年上半期のセル映像ソフトの販売動向を発表した。
【概要】
・2011年上半期のセル映像ソフト市場の前年同期比は、数量4%減、金額2%減となった。
・販売チャネル別ではEコマースが構成比を伸ばし、数量、金額ともに最大となった。
・Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期比45%増の成長を遂げ、2011年上半期の市場規模は242億円に到達した。
【映像ソフト全体】
2011年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-ray等をすべて含む)は、2,795万枚、1,126億円となった。数量前年比4%減、金額前年比2%減。震災の影響は軽微とみられ、前年からの市場の落ち込みは小幅に留まった。
販売チャネル別では、Eコマースが金額構成比45%と最大チャネル、続いてメディアストアが34%、家電量販店11%となった。Eコマースは数量構成比でも39%と首位に立ち、数量・金額ともに最大勢力となった。
ジャンル別の数量構成比では、前年上半期には「マイケルジャクソンTHIS IS IT」や「アバター」などの大ヒット作に恵まれた洋画ジャンルが数量構成比29%(対前年3%ポイント減)と、構成比はやや縮小するも前年に続き最大ジャンルを維持、次いで音楽が25%、邦アニメが16%を占めた。ただし金額構成比では、嵐とAKB48の新作に支えられた音楽ジャンルが30%を占め、2009年、2010年に続き最大ジャンルとなった。
メーカー(発売元)シェアをみると、数量ではワーナー・ホーム・ビデオ、金額では嵐の新作2作品によりジェイ・ストームが首位となった。一方、ディストリビューター(販売元)シェアでは、数量・金額とも音楽からアニメまで幅広くカバーするソニーミュージックが、首位を維持した。
【Blu-rayソフト】
2011年上半期のBlu-rayソフト市場は数量・金額ともに前年比45%増の、486万枚、242億円と大幅な成長を遂げた。映像ソフト市場全体に占める割合は金額ベースで前年上半期から7%ポイント増の21%に達した。
チャネル別金額構成比は、Eコマースが市場の60%を占め、メディアストアが17.5%、家電量販店が17.1%と続いた。
ジャンル別動向を見ると、2008年後半以降Blu-rayソフト市場を席巻してきた邦アニメ・洋画の二大ジャンルに加え、音楽・邦画も構成比を拡大し、金額構成比で邦アニメ53%、洋画22%、音楽10%、邦画7%という結果となった。
【2011年下半期展望】
2011年通年では、映像ソフト市場の漸減傾向は続くものの、数量・金額ともに微減にとどまると予想される。Blu-rayソフト市場は音楽・邦画ジャンルも含め、下半期はさらなる活性化が期待され、2011年通年では金額ベースで昨年の市場規模の約1.4倍に達すると見込まれる。
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する調査会社、GfKグループの関連会社である。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエア等の分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供している。
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
【概要】
・2011年上半期のセル映像ソフト市場の前年同期比は、数量4%減、金額2%減となった。
・販売チャネル別ではEコマースが構成比を伸ばし、数量、金額ともに最大となった。
・Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期比45%増の成長を遂げ、2011年上半期の市場規模は242億円に到達した。
【映像ソフト全体】
2011年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-ray等をすべて含む)は、2,795万枚、1,126億円となった。数量前年比4%減、金額前年比2%減。震災の影響は軽微とみられ、前年からの市場の落ち込みは小幅に留まった。
販売チャネル別では、Eコマースが金額構成比45%と最大チャネル、続いてメディアストアが34%、家電量販店11%となった。Eコマースは数量構成比でも39%と首位に立ち、数量・金額ともに最大勢力となった。
ジャンル別の数量構成比では、前年上半期には「マイケルジャクソンTHIS IS IT」や「アバター」などの大ヒット作に恵まれた洋画ジャンルが数量構成比29%(対前年3%ポイント減)と、構成比はやや縮小するも前年に続き最大ジャンルを維持、次いで音楽が25%、邦アニメが16%を占めた。ただし金額構成比では、嵐とAKB48の新作に支えられた音楽ジャンルが30%を占め、2009年、2010年に続き最大ジャンルとなった。
メーカー(発売元)シェアをみると、数量ではワーナー・ホーム・ビデオ、金額では嵐の新作2作品によりジェイ・ストームが首位となった。一方、ディストリビューター(販売元)シェアでは、数量・金額とも音楽からアニメまで幅広くカバーするソニーミュージックが、首位を維持した。
【Blu-rayソフト】
2011年上半期のBlu-rayソフト市場は数量・金額ともに前年比45%増の、486万枚、242億円と大幅な成長を遂げた。映像ソフト市場全体に占める割合は金額ベースで前年上半期から7%ポイント増の21%に達した。
チャネル別金額構成比は、Eコマースが市場の60%を占め、メディアストアが17.5%、家電量販店が17.1%と続いた。
ジャンル別動向を見ると、2008年後半以降Blu-rayソフト市場を席巻してきた邦アニメ・洋画の二大ジャンルに加え、音楽・邦画も構成比を拡大し、金額構成比で邦アニメ53%、洋画22%、音楽10%、邦画7%という結果となった。
【2011年下半期展望】
2011年通年では、映像ソフト市場の漸減傾向は続くものの、数量・金額ともに微減にとどまると予想される。Blu-rayソフト市場は音楽・邦画ジャンルも含め、下半期はさらなる活性化が期待され、2011年通年では金額ベースで昨年の市場規模の約1.4倍に達すると見込まれる。
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する調査会社、GfKグループの関連会社である。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエア等の分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供している。
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。