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IoTエッジコンピューティングAIカメラの提供開始 JVCケンウッドの「人間の五感機能をセンサーで補う「EXensors(エクセンサーズ)」シリーズとして展開

株式会社ビズライト・テクノロジー(東証:4383)は、エッジAIカメラ「BH3-AI-VISION」を株式会社JVCケンウッド(東証:6632)と共同開発し、10月下旬より販売を開始します。

エッジAIカメラ「BH3-AI-VISION」は、当社のRaspberry Piベースの汎用エッジボックス「BH3」のカメラ一体型モデルで、PoE+に対応しています。単体またはアクセラレートデバイスを接続して、スマートにエッジAIカメラシステムを構築できます。

本カメラは、JVCケンウッド社のプロ用・家庭用ビデオカメラやドライブレコーダーなどの開発で培った映像光学技術と、オープンソースハードウエアを活用した産業用途展開に多くの実績を持つ当社との協業により開発しました。小型・軽量ながら高精細な映像記録を実現。カメラ側でAI判断(推論処理)のカスタマイズができ、人数カウントや駐車場のナンバープレート確認、マーケティング用途など、さまざまなシーンで活用できます。

すでにプロトタイプを活用した銀行の実店舗における振り込め詐欺を未然に防ぐソリューションの実証実験も開始しており(2020年7月1日発表)、このたび当社が製品化し、JVCケンウッド社が、人間の五感機能をセンサーで補う「EXensors(エクセンサーズ)」シリーズの第一弾として展開し、総代理店として販売します。


【EXensors(エクセンサーズ)シリーズの概要】
「EXensors(エクセンサーズ)」は、“外付けする追加機能”を意味する「EX」とデータを感知する「Sensor」の組み合わせによる造語です。JVCケンウッドはこのエッジAIカメラを核に、各種エッジセンサー製品やIoTシステム製品と組み合わせることで、“外付けする追加機能”により人間の五感機能をサポートするエッジセンサー群として、工場での製品不良検品やアナログメータの読み込みなど、膨大な映像・画像のデータ処理を必要とするさまざまな分野に展開していきます。
第一弾となる本カメラは、骨格推定エンジンをはじめ、顔認証、年齢推定などのAIエンジン・アプリケーションをエッジAIカメラに搭載することで、幅広いソリューションの提供が可能となります。


【エッジAIカメラとは】
サーバーやクラウド側で映像・画像のAI処理を行う従来型のカメラと異なり、エッジ(カメラ)側でAI処理を行うカメラのこと。処理結果のみをサーバーやクラウドへ送信するため、処理スピードの向上と情報漏洩リスクが低減できます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/227148/LL_img_227148_1.jpg
BH3-AI-VISION

<エッジAIカメラの主な仕様>
・型名
「BH3-AI-VISION」

・カメラ部
CSマウントカメラ

・メインボード
ボード:Raspberry PI CM3+ ベース(CPU:1.2GHz、RAM: 1GB)
eMMC:16GB

・入出力端子
カメラIF:MIPI
Ethernet:PoE+対応
メディアカード:1スロット
USB:外部2ポート、内部1ポート(アクセラレータ等接続用)
GPIO:Raspberry PIコンパチブル 48pin 出力
HDMI:1スロット(2K画像出力可能)

・電源部
DC9〜24V(PoE+利用時 42.5〜57.0V)

・動作保証温
-10℃〜50℃

・外形寸法
W116mm×D85mm×H36mm

・重量
280g(オプション部品除く)
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