KFCR社、スマートフォン向け放射線カウンターGAMoVに「ベクレルメータ機能」を追加
[11/10/03]
提供元:@Press
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株式会社 K&F Computing Research(本社:東京都調布市、代表取締役社長:福重 俊幸、以下 KFCR社)は、スマートフォン向け放射線カウンター「GAMoV」用ソフトウェア、「GAMoVアナライザー」バージョン2.0.0をリリースしました。
このバージョンには「ベクレルメータ機能」が追加されました。
この機能を用いると、土壌などの試料が持つ放射能の測定を行えます。
GAMoV(GAMmaray over Voice)は、KFCR社独自開発の放射線カウンターで、Apple社のiPhone等のコンピュータ機器に接続して使用します。
測定値の解析や画面表示はGAMoV自体ではなく、接続したコンピュータ上で行います。この設計方針によってGAMoVの価格は低く抑えられており(税込価格8,400円)、本年5月の発売以来、現在までに多くのユーザに利用されています。
GAMoVは空間放射線の強度を測定する機器として開発されましたが、今回KFCR社はソフトウェアを拡張し、ベクレルメータ機能を追加しました。
この機能を用いると、同社指定の容器(タッパーウェア)へ入れた土壌などの試料の、質量当りのベクレル値(Bq/kg)を測定できます。時間当りの放射線検出数(CPM)からBq/kgへの換算、背景放射線相当分の差引き、統計揺らぎに起因する検出限界(検出可能な放射能の最小値)の算出などは、ソフトウェアによって自動的に行われます。
ただし一般的なベクレルメータに比べて測定の検出限界が高いため、高精度での測定は行えません。
例えば東京近郊における測定の検出限界は、1時間の測定で3,000Bq/kg前後、まる1日の測定で500Bq/kg前後となります。
このため、国の定める食品放射線の暫定基準値(食材によりますが、いずれも数百Bq/kg以下)に近い放射能を測定することは、不可能ではありませんが、かなり困難です。
基準値を大幅に上回る食材を避けるために大まかな測定を日常的に行う、といった用途に向いています。
GAMoVソフトウェア入手方法:Apple社のApp Storeにて無料でダウンロード可能。
GAMoV公式サイト: http://www.kfcr.jp/gamov.html
■株式会社 K&F Computing Research 概要
株式会社K&F Computing Researchは先進的なコンピュータハードウェアおよびソフトウェアの開発を行っている企業です。特にハイパフォーマンスコンピューティング分野(数値計算向けの高速演算回路、高速通信機器、高速アルゴリズム等)の設計開発を得意としています。この技術を生かし、2011年3月より放射性物質の拡散予測や測定機器開発への取り組みを開始し、同年5月には「gradiによる放射性物質の移流拡散シミュレーション」をYouTubeにて公開しました。
会社名 : 株式会社 K&F Computing Research
所在地 : 〒182-0026 東京都調布市小島町1-21-6-407
代表者 : 代表取締役 福重 俊幸
設立 : 2006年3月1日
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.kfcr.jp/
業務内容: 1.コンピュータ、コンピュータソフトウェア、
コンピュータ周辺機器および電気・電子機器・製品・部品の開発、
製造、輸出入、販売および保守サービス
2.コンピュータサイエンス、天文学、物理学に関する研究および
その支援サービス業務
3.前各号に附帯する一切の業務
このバージョンには「ベクレルメータ機能」が追加されました。
この機能を用いると、土壌などの試料が持つ放射能の測定を行えます。
GAMoV(GAMmaray over Voice)は、KFCR社独自開発の放射線カウンターで、Apple社のiPhone等のコンピュータ機器に接続して使用します。
測定値の解析や画面表示はGAMoV自体ではなく、接続したコンピュータ上で行います。この設計方針によってGAMoVの価格は低く抑えられており(税込価格8,400円)、本年5月の発売以来、現在までに多くのユーザに利用されています。
GAMoVは空間放射線の強度を測定する機器として開発されましたが、今回KFCR社はソフトウェアを拡張し、ベクレルメータ機能を追加しました。
この機能を用いると、同社指定の容器(タッパーウェア)へ入れた土壌などの試料の、質量当りのベクレル値(Bq/kg)を測定できます。時間当りの放射線検出数(CPM)からBq/kgへの換算、背景放射線相当分の差引き、統計揺らぎに起因する検出限界(検出可能な放射能の最小値)の算出などは、ソフトウェアによって自動的に行われます。
ただし一般的なベクレルメータに比べて測定の検出限界が高いため、高精度での測定は行えません。
例えば東京近郊における測定の検出限界は、1時間の測定で3,000Bq/kg前後、まる1日の測定で500Bq/kg前後となります。
このため、国の定める食品放射線の暫定基準値(食材によりますが、いずれも数百Bq/kg以下)に近い放射能を測定することは、不可能ではありませんが、かなり困難です。
基準値を大幅に上回る食材を避けるために大まかな測定を日常的に行う、といった用途に向いています。
GAMoVソフトウェア入手方法:Apple社のApp Storeにて無料でダウンロード可能。
GAMoV公式サイト: http://www.kfcr.jp/gamov.html
■株式会社 K&F Computing Research 概要
株式会社K&F Computing Researchは先進的なコンピュータハードウェアおよびソフトウェアの開発を行っている企業です。特にハイパフォーマンスコンピューティング分野(数値計算向けの高速演算回路、高速通信機器、高速アルゴリズム等)の設計開発を得意としています。この技術を生かし、2011年3月より放射性物質の拡散予測や測定機器開発への取り組みを開始し、同年5月には「gradiによる放射性物質の移流拡散シミュレーション」をYouTubeにて公開しました。
会社名 : 株式会社 K&F Computing Research
所在地 : 〒182-0026 東京都調布市小島町1-21-6-407
代表者 : 代表取締役 福重 俊幸
設立 : 2006年3月1日
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.kfcr.jp/
業務内容: 1.コンピュータ、コンピュータソフトウェア、
コンピュータ周辺機器および電気・電子機器・製品・部品の開発、
製造、輸出入、販売および保守サービス
2.コンピュータサイエンス、天文学、物理学に関する研究および
その支援サービス業務
3.前各号に附帯する一切の業務