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ビジネスパーソンが一緒に運動・トレーニングをしたいアスリートは、長友佑都選手、高橋尚子さん

 民間調査機関の財団法人労務行政研究所(理事長:矢田敏雄、所在地:東京都港区東麻布1-4-2)ジンジュール編集部では、このほど「ビジネスパーソンの体力・運動事情に関するアンケート」を実施し、ビジネスパーソンの日ごろの運動習慣や、行っている運動種目、喫煙・飲酒習慣などについても調査いたしました。


■調査結果のポイント
1.普段、運動不足だと「大いに感じる」ビジネスパーソンは49%。運動不足を感じる人ほど、自分の体重を「肥満」「太っている」と感じる傾向が高い
2.ビジネスパーソンが一緒に運動をしたいアスリートのトップ3は、男性が長友佑都選手(サッカー)、松岡修造さん(テニス/タレント)、石川遼選手(ゴルフ)。女性は高橋尚子さん(マラソン)、クルム伊達公子選手(テニス)、浅田真央選手(フィギュアスケート)
3.健康のために野菜やサプリメントなどを意識的に摂っているビジネスパーソンは、77%と4人に3人に上る

【調査概要】
調査名 :ビジネスパーソンの体力・運動事情に関するアンケート
調査主体:財団法人労務行政研究所 ジンジュール編集部調べ
調査期間:2011年9月17日〜21日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国の20歳〜59歳のビジネスパーソン491人
     (正社員のほか契約社員、派遣社員を含む)

調査内容PDF: http://www.atpress.ne.jp/releases/23084/1_5.pdf


1.意外? それとも納得? ビジネスパーソンの日々の運動実施状況
(1) 普段、運動不足だと感じているか[図表1〜2]
 まず、ビジネスパーソンに、「普段、運動不足だと感じているか」を聞いたところ、運動不足を「大いに感じる」が49.3%、「ある程度感じる」が35.8%となり、実に85.1%ものビジネスパーソンが、自身の運動不足を実感している結果になった[図表1]。
 そこで、運動不足を感じている程度と、体力への不安との関係を見たところ、運動不足を「大いに感じる」242人のうち、55.8%の人が「体力に不安がある」と回答。これと対照的に、運動不足を「ある程度感じる」176人では、「体力は普通である」との回答が69.3%で最も多くなっている。運動不足と体力とは相関関係があることが分かる。
 なお、運動不足と体重の感じ方の関係を見たのが[図表2]。運動不足を感じるほど、自分の体重を「肥満」と認識している割合が高い。その一方で、運動不足を感じない人は、自分の体重が「ちょうどいい」と感じている傾向が強かった。

(2) この1年間で行ったスポーツや運動[図表3〜5]
 では、ビジネスパーソンは、日ごろどのようなスポーツや運動をしているのだろうか。
 まず、この1年間にスポーツや運動を行ったかどうかを聞いたところ、「行った」は77.0%、「行わなかった」は23.0%という結果になった[図表3]。1年間というスパンで見たところでは、ほぼ8割の人が何らかのスポーツや運動を行ったことが分かる。
 そこで、「行った」と回答した378人に、この1年に行った運動を複数回答で尋ねたところ、「散歩、ウォーキング」が62.4%で、人気が高かった[図表4]。以下、「ジョギング、マラソン」(27.8%)、「サイクリング」(23.3%)と続く。道具や設備の準備がいらず、手近にできる運動が人気だったことが分かる。
 ちなみに、「その他」の内容としては、「乗馬」「バレーボール」といった本格的なスポーツから、「Wii-Fit(テレビゲームでの運動)」や「足を開閉する家庭用運動器具」といった自室でできる運動まで幅広く回答が寄せられた。

(3) この1年間にスポーツや運動を「しなかった」人の理由
 一方、この1年間にスポーツや運動を「行わなかった」と回答した113人にその理由を複数回答で聞くと、「面倒だから」が49.6%で最も多く、次いで「機会がなかったから」(47.8%)、「忙しくて時間がなかったから」(38.9%)となった[図表5]。約半数の人が、運動を「面倒」と思っていることが分かる。


2.体育の日にちなんで、一緒に運動・トレーニングしたいアスリート/有名人
(1) 男性アスリート/有名人[図表6]
 一緒に運動・トレーニングしたい男性アスリート、またはアスリート的な実績を持つ有名人について聞いたところ(2人までの複数回答)、長友佑都選手(サッカー、22.0%)、松岡修造さん(テニス/タレント、18.5%)、石川遼選手(ゴルフ、17.3%)がトップ3となった[図表6]。

(2) 男性、女性別の回答傾向
 今回、男女ともに上位に挙がった長友佑都選手、松岡修造さんについて回答者の性別による傾向を見ると、長友佑都選手は約6割が男性からの回答である一方、松岡修造さんは約6割が女性からの回答となるなど、性別により回答傾向が大きな違いが見られる。

(3) 女性アスリート/有名人[図表7]
 一方、一緒に運動、トレーニングしたい女性アスリート/有名人についても聞いたところ、高橋尚子さん(マラソン、25.7%)、クルム伊達公子選手(テニス、24.8%)、浅田真央選手(フィギュアスケート、16.9%)がトップ3となった[図表7]。

(4) 男性、女性別の回答傾向
 上位に挙がった高橋尚子さん、クルム伊達公子選手について回答者の性別に注目して見ると、高橋尚子さんは男性、女性からの回答がちょうど同数となっている一方、クルム伊達公子選手は約8割が女性からの回答となるなど、男性アスリート/有名人と同様に、性別により回答傾向が大きく違っている。


3.せめて食物摂取で健康に配慮! ビジネスパーソンの健康と生活習慣
(1) 健康を意識して摂っているもの[図表8〜9]
 健康を維持するためには、日ごろの生活習慣が重要になる。そこで、ビジネスパーソンが健康を意識して摂っているものがあるか聞いたところ、「ある」が76.5%、「特になし」が23.5%となった[図表8]。
 健康を意識して摂っているものが「ある」と回答した371人に、具体的に何を摂取しているかを複数回答で聞いたところ、「野菜」が47.5%で最も多かった。次いで「サプリメント」が41.3%となっている。「野菜」は日ごろの生活で少し意識を変えれば摂取ができる。また、「サプリメント」も、最近ではコンビニやドラッグストアなどで手軽に購入できる点が、多くの支持につながったと考えられる[図表9]。
 飲み物で一番支持を集めたのが、「お茶類」で35.5%。以下、「野菜ジュース(青汁は除く)」(34.4%)、「ミネラルウォーター」(27.7%)と続く。いずれもオフィス、家庭と場所を選ばず、手軽に買えて、飲みやすく、ペットボトルで携行しやすい点が、広く受け入れられている要因になっていると考えられる。


■ジンジュールの概要  http://www.jinjour.jp/
 労務行政研究所が編集する企業の人事担当者を対象とした人事・労務の専門情報誌『労政時報』の情報提供のノウハウをベースに、「jin-jour ジンジュール」は、“働く現場をもっと元気に!”というコンセプトの下、働くすべての人々に関心の高い、人と会社にまつわるさまざまな情報を、月曜日から金曜日まで毎日更新するWebサイト( http://www.jinjour.jp/ )で発信しています。


■ジンジュールがこれまでに実施したアンケート一覧
1.上司・先輩からみた新入社員のイメージ調査(2010年7月)
2.職場における上司の実像(2010年9月)
3.ビジネスパーソンの冬のボーナス予想(2010年11月)
4.ビジネスパーソンの健康事情(2011年1月)
5.ビジネスパーソンの“資格取得”事情(2011年3月)
6.ビジネスパーソンの東日本大震災に関するアンケート(2011年4月)
7.節電時代における夏のオフィスファッションアンケート(2011年7月)


※本プレスリリースを記事として取り上げていただける際には、調査主体を「ジンジュール編集部」と表記ください。ジンジュールのWebサイトでは、今回の調査に関して、さらに詳しい分析、図表を掲載します。
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