Sumo Logic、デジタルビジネスの成功を牽引するイノベーションの数々を発表
[20/10/20]
提供元:@Press
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継続的インテリジェンス(*1)のパイオニアであるSumo Logic(*2 Nasdaq:SUMO)の社長兼CEOのRamin Sayarは同社の年次ユーザーカンファレンス「Illuminate(*3)」の基調講演で、同社の「継続的インテリジェンスプラットフォーム(Continuous Intelligence Platform(TM))」上で実現するDevSecOpsを対象とするクラウドネイティブの広範な分析機能を発表しました。さらに同社の差別化要因として、クラウド・エコノミクスのライセンス/パッケージング・モデル「Cloud Flex」も発表しました。
Sumo Logicは、オペレーション・インテリジェンス(アプリケーション管理、マイクロサービス管理、マルチクラウド管理、Web/エッジ管理)、セキュリティインテリジェンス(監査/コンプライアンス管理、セキュリティ分析、クラウドSIEM)、ソフトウェア開発最適化と呼ばれるDevOps向けの新たなエコシステム・ビジネスインテリジェンス・ソリューションなど、複数のソリューション分野で成長しています。
*1 https://www.sumologic.com/continuous-intelligence-platform/
*2 https://www.sumologic.com
*3 https://www.sumologic.com/illuminate/
さらに、DevSecOps向けのSumo Logic可観測性ソリューションの一般提供開始や、クラウドネイティブのセキュリティインテリジェンス・ソリューションの強化機能の追加など、最新のソリューション強化機能も多数発表されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/231024/LL_img_231024_1.png
Sumo Logic
Sumo Logicの社長兼CEOであるRamin Sayarは、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションは現在、規模や業種を問わず、あらゆる企業の最前線で行われており、信頼性とセキュリティに優れたデジタルサービスの開発は以前にも増して重要になっています。デジタルとクラウドのトランスフォーメーションには、新規ワークロードの移行をはじめモダン化、開発が求められますが、こうした業務はいずれも、モダンな管理機能と分析機能が必要なだけでなく、膨大な脅威の高まりを考えると、セキュリティも不可欠です。
現在の課題として、モダン・アプリケーションとして実行されるこれらのサービスは非常に複雑であり、DevSecOpsチームのために包括的な可観測性を引き出すリアルタイムの分析機能なくして、管理は困難です。つまり、これらの常に変化する複雑な環境では、問題の監視、検知、隔離、診断、トラブルシューティング、修正をリアルタイムで行う機能が求められます。Sumo Logicを活用することで、企業はこうした問題の内容、場所、理由、過程をリアルタイムで迅速に把握し、顧客体験の信頼性、パフォーマンス、セキュリティを保証できます。」
■オペレーションインテリジェンス・スイート:可観測性によって信頼性向上を実現
サイロ化された監視のみのアプローチから、可観測性に向けた移行を実現するには、信頼性に基づいて、アプリケーションスタック全体でセキュリティ、パフォーマンス、可用性を保証する必要があります。エンタープライズはSumo Logicの可観測性ソリューションを使用することで、アプリケーションとインフラストラクチャの膨大なログ、メトリクス、トレース、メタデータを対象に、リアルタイムの分析状況を一元的に把握できます。既存のソリューションと今回強化されたソリューションを、以下に紹介します。
●アプリケーション可観測性ソリューションのアップデート:顧客企業はSumo Logicのアプリケーション可観測性ソリューションを使用することで、アーキテクチャ、テクノロジー、環境を問わず、アプリケーションとインフラストラクチャの監視、診断、トラブルシューティングを迅速に行えます。本ソリューションは、200種類以上のアプリケーションやインフラストラクチャを対象に、初期設定不要の統合機能を提供します。また、オープンソースのPrometheusとTelegrafのテクノロジーもサポートしており、数百種類もの新たなソースと環境をサポートしています。さらに、Open Telemetryのサポートにより、関連のあるログとメトリクスを通じて、トレースを収集することで相関関係を得られます。
また、新規のダッシュボードとトポロジおよびエンティティ・モデルを通じて、直感的なワークフローが提供されると同時に、クロスリンクが可能になることで、トラブルシューティング・プレイブックを自動化できます。
●最新のKubernetes可観測性ソリューションを一般提供:Sumo LogicのKubernetes可観測性ソリューションは、あらゆるアプリケーションとインフラストラクチャのテレメトリに対応した、エンタープライズ向けの統合型プラットフォームを提供します。Kubernetesベースのマイクロサービスアプリケーションを対象に、監視、診断、トラブルシューティングの豊富な機能を提供します。本ソリューションは、Kubernetesのトポロジとエンティティを自動的に計測・発見し、ログ、メトリクス、トレース、メタデータを自動的に収集することで、事前設定済みのダッシュボードとアラートを自動生成します。
●最新のAWS可観測性ソリューションを一般提供:AWS環境に対応したSumo LogicのAWS可観測性ソリューションは、Application Load Balancer、Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)、Amazon Relational Database(RDS)、AWS Lambda、Amazon DynamoDB、Amazon API Gatewayなど、AWSの人気サービスのテレメトリデータを簡単かつ自動的に取り込み、収集、統合、分析します。AWSベースのアプリケーションと基本のAWSサービスの信頼性を管理する最先端のアプローチを採用しており、機械学習を活用したテクノロジーを通じて、異常イベントを迅速に検知し、異常状態のタイムラインと規模を判断し、根本原因を迅速に分析できます。
●マルチクラウド可観測性ソリューション:Sumo Logicのマルチクラウド可観測性ソリューションは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)、ハイブリッドクラウドの環境を対象に、監視機能とトラブルシューティング機能を提供し、アプリケーションの信頼性を管理します。本ソリューションは、AWS、Azure、GCPと従来型のオンプレミスインフラストラクチャの多様な環境に対し、初期設定不要の統合機能とコンテンツを提供します。
●Web/エッジ可観測性ソリューション:モダン・アプリケーションの間では、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)やロードバランサーといった、マルチエッジのネットワーク/サービスの利用が続いています。卓越した顧客体験を提供するため、こうしたインフラストラクチャの可用性とパフォーマンスを管理することは非常に重要です。Sumo LogicのWeb/エッジ可観測性ソリューションは、Akamai、CloudFlare、Fastlyなどのクリティカルなエッジネットワークのほか、AWS、Azure、GCPなどのハイパースケールクラウドプロバイダーの提供する同様のサービスを対象に、監視、診断、トラブルシューティングの機能を提供します。
■セキュリティインテリジェンス・スイート:クラウドへの移行が加速を続ける中、SOCではクラウドSIEM、セキュリティ分析、監査、コンプライアンスの採用が拡大
進化する脅威からの防御という課題の取り組みとして、あらゆる規模のエンタープライズが最新のセキュリティアーキテクチャへと移行する中、セキュリティのプラクティスとポリシーのモダン化を目指すセキュリティプロフェッショナルとセキュリティオペレーションセンター(SOC)は、引き続き重要な課題に直面しています。今も増加を続ける大量のセキュリティアラートと、従来型SIEMに伴う複雑性の問題を効果的に管理するため、セキュリティ担当者やSOCが悪戦苦闘しており、そうした中でクラウドネイティブのSIEMとセキュリティ自動化機能の組み合わせにより、こうした課題を効果的に解決する新たなアプローチの需要が高まっています。Sumo Logicは、同社のクラウドSIEM製品について、以下の新たなアップデート内容を発表しました。
●取り込み機能と課金機能の統合:すべてのセキュリティデータを対象に、高度な検索機能やクレジットベースのライセンスモデルが提供されます。使用状況の報告機能なども、プラットフォーム内で直接提供されます。この結果、自社のセキュリティソリューションのニーズに独自に適合し、特に監査/コンプライアンスのユースケースに最適なデータ層を通じて、顧客企業は経済的に最適化することがでます。
●SecOpsチームの報告機能:事前設定済みのダッシュボードを通じ、強化された報告機能により、SecOpsチームは、データの取り込み、使用状況、SecOpsメトリクス(長期的なリスクや攻撃ステージによるシグナルなど)のほか、平均応答時間や平均修復時間などのSOCのトレンドをリアルタイムで把握できます。
●検知機能の向上:チェーン、しきい値、アグリゲーションの新たなルールタイプにより、自動脅威検知機能がさらに進化しており、クラウドSIEMの顧客企業を具体的なユースケースでサポートできます。シグナルクラスタリング機能の強化によって、顧客企業はSumo Logicプラットフォーム内で検索スケジュールを容易に決定できます。こうしたスケジュールは、セキュリティイベント、すなわちシグナルとして自動的に表面化できるため、脅威検知時の柔軟性がこれまで以上に高まります。
Sumo Logicのコンプライアンス/監査、セキュリティ分析、クラウドSIEMのソリューションは、Clorox、Greensky、SEGA Europe、Sykesなどの顧客企業によって広く採用されています。
■ビジネスインテリジェンス・スイート:ソフトウェア開発最適化によって、モダン・アプリケーションの開発エコシステムを再定義
モダン・アプリケーションのアーキテクト、開発、管理、セキュリティ保護の方法を向上させるため、デジタルビジネスが自社の組織モデルとソフトウェアの開発プロセスのモダン化を継続しています。こうした企業はビジネスの成長を管理・追跡するため、以前にも増して、特定の主要業績評価メトリクス(KPI)に頼らざるを得なくなっています。こうしたメトリクスには、デプロイメント頻度、リードタイム(コードのコミットから本番環境へのデプロイ完了までの時間)、平均解決時間、障害率などが含まれます。
企業のイノベーションサイクルは、複数のソフトウェア配信パイプラインで構成されるケースが多く、すべてのパイプラインを横断した分析機能なくして、適切な水準の洞察を得ることは極めて困難であり、膨大なマニュアル作業が必要となります。
Sumo Logicは本日、最新のビジネスインテリジェンス製品であるソフトウェア開発最適化(SDO)ソリューション(*4)の一般提供を発表しました。本製品は、複数のDevOpsツールのデータを統合・分析することで、開発者はソフトウェアの開発パイプラインに関する洞察をリアルタイムで行えます。本ソリューションは、主要なエコシステムパートナー各社との提携で開発されており、規模や成熟度を問わず、あらゆるエンジニアリング企業は、ソフトウェア開発/配信のパフォーマンスに関して、業界基準のDORA(*5)メトリクスと照らし合わせてベンチマーク評価と最適化を行うことで、イノベーションサイクルの状態をより深く理解できます。
このSDOにより、異なるDevOpsツールを横断したデータがリアルタイムでキャプチャされ、DevOpsライフサイクル全体を通じて自動的にエンリッチ化、正規化、相関化されます。ソフトウェア開発/配信ツールによって生成される、断片化したデータセットを統合することで、DevOps、エンジニアリング部門、企業のリーダーは、データ主導型の意思決定に必要な継続的なインテリジェンスを獲得でき、イノベーションサイクルの迅速化とチームのコラボレーションの向上によって、信頼性、パフォーマンス、セキュリティに優れた顧客体験を提供できます。
*4 https://www.sumologic.com/solutions/software-development-optimization/
*5 https://cloud.google.com/devops/
Sumo LogicのSDOソリューションは、既存の顧客企業向けに無償提供されており、多数の顧客企業によってすでに導入されています。Jira、GitHub、Jenkins、Bitbucket、PagerDuty、OpsGenie向けの初期設定不要の統合機能も用意されており、Azure DevOps、GitLab、CircleCIなど、他の人気ツールにも容易に拡張できます。
■あらゆる予算に適合するクラウド・エコノミクス
企業のデジタル化が進む中、アプリケーションやインフラストラクチャによって生成されるデータも、驚異的な速度で増加の一途をたどっています。データの生成量が多くなると、そこから価値を導き出す出すコストも上昇するのが現状です。Sumo Logicでは、「Cloud Flex」のライセンスモデルを通じ、データと分析機能をより経済的にすることで、イノベーションの限界を突破するというコミットメントを示し続けています。同社は今年、すでに以下の発表(*6)を行っています。
*6 https://www.sumologic.com/blog/infrequent-tier-data/
●クレジットベースのライセンスモデルと低頻度のアナリティクス層:クレジットベースのライセンスモデルと低頻度のアナリティクスデータ層(*7)を通じ、Sumo Logicのプラットフォーム機能と価値を拡大することで、あらゆる予算に応じて分析機能を無制限に拡大できます。
*7 https://www.sumologic.com/pricing/
●最新のアーカイブインテリジェンス・サービス:アーカイブ機能(*8)により、顧客企業は、信頼性と利便性を備えたSumo Logicのコレクション管理機能を通じ、自社のAWS S3バケットに対し、ログなどのマシンデータを無制限かつ無料で送信できます。
*8 https://www.sumologic.com/blog/archive-intelligence-service/
Sumo Logicのこうしたイノベーションは、デジタルとクラウドの成熟度、規模、ユースケースに関わらず、あらゆる企業に広く採用されており、無制限の選択肢と柔軟性を提供することで、単一の継続的なインテリジェンスプラットフォームから価値を最大限に引き出しつつ、コストの管理とROIの向上も実現しています。
<ご参考リンク>
●可観測性ソリューション(Observability Solutions:英語)
https://www.sumologic.com/blog/modern-app-reliability/
●セキュリティインテリジェンス・ソリューション
(Security Intelligence Solutions:英語)
https://www.sumologic.com/solutions/security-intelligence/
●ソフトウェア開発最適化ソリューション
(Software Development Optimization Solution:英語)
https://www.sumologic.com/blog/software-development-optimization/
●Cloud Flexライセンシング/パッケージングモデル(英語)
https://www.sumologic.com/pricing/
●Sumo Logic無料トライアル
https://www.sumologic.jp/sign-up/jp/
■Sumo LogicならびにSumo Logic ジャパンについて
Sumo Logic Inc. (Nasdaq:SUMO)は、ソフトウェアの新たなカテゴリーである継続的インテリジェンスのパイオニアで、あらゆる規模の組織がデジタルトランスフォーメーションやモダンアプリケーション、クラウドコンピューティングを最大限に利活用することを支援します。アプリケーション、インフラストラクチャ、セキュリティ、IoTデータを自動、かつリアルタイムに収集・分析するSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォーム (Continuous Intelligence Platform(TM)) は、世界2,100社以上のお客様に採用されており、セキュアなモダンアプリケーションやクラウドインフラストラクチャの構築、運用に活用されています。
Sumo Logicはマルチテナント型の真のSaaSアーキテクチャとしてプラットフォームを提供しており、インテリジェンス・エコノミーにおける顧客の成功に貢献しています。Sumo Logicは2010年に設立され、米国カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置いています。詳細は https://www.sumologic.com/ をご参照ください。
Sumo Logic ジャパン株式会社は、国内におけるSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォームのマーケティング・サポート拠点として、2018年に設立されました。NTTデータ グローバルソリューションズ、マネーツリー、コインチェック、グリー等、様々な業種で採用されています。詳細は https://www.sumologic.jp/ をご参照ください。
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル2F
代表 :ロバート・スチーブンソン (Robert Stevenson)
Sumo Logicは、米国およびその他の国々における商標あるいは登録商標です。その他の会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
リリース日を含むここに記載の提供内容、アップデート、機能またはその他の修正は、通知なく変更される場合があります。ここに記載のいかなる提供内容、アップデート、機能または修正の開発、リリースおよび時期は、Sumo Logicの単独の裁量にあり、この情報は購入判断の基準として使用するものではなく、また、具体的な提供内容、アップデート、機能または修正を将来提供するという表明、保証、あるいは確約ではありません。
本プレスリリースは、米国カリフォルニア州レッドウッドシティにおいて、現地時間2020年10月7日に発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は https://www.sumologic.com/press-release/innovations-to-fuel-digital-business-success/ をご覧ください。
Sumo Logicは、オペレーション・インテリジェンス(アプリケーション管理、マイクロサービス管理、マルチクラウド管理、Web/エッジ管理)、セキュリティインテリジェンス(監査/コンプライアンス管理、セキュリティ分析、クラウドSIEM)、ソフトウェア開発最適化と呼ばれるDevOps向けの新たなエコシステム・ビジネスインテリジェンス・ソリューションなど、複数のソリューション分野で成長しています。
*1 https://www.sumologic.com/continuous-intelligence-platform/
*2 https://www.sumologic.com
*3 https://www.sumologic.com/illuminate/
さらに、DevSecOps向けのSumo Logic可観測性ソリューションの一般提供開始や、クラウドネイティブのセキュリティインテリジェンス・ソリューションの強化機能の追加など、最新のソリューション強化機能も多数発表されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/231024/LL_img_231024_1.png
Sumo Logic
Sumo Logicの社長兼CEOであるRamin Sayarは、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションは現在、規模や業種を問わず、あらゆる企業の最前線で行われており、信頼性とセキュリティに優れたデジタルサービスの開発は以前にも増して重要になっています。デジタルとクラウドのトランスフォーメーションには、新規ワークロードの移行をはじめモダン化、開発が求められますが、こうした業務はいずれも、モダンな管理機能と分析機能が必要なだけでなく、膨大な脅威の高まりを考えると、セキュリティも不可欠です。
現在の課題として、モダン・アプリケーションとして実行されるこれらのサービスは非常に複雑であり、DevSecOpsチームのために包括的な可観測性を引き出すリアルタイムの分析機能なくして、管理は困難です。つまり、これらの常に変化する複雑な環境では、問題の監視、検知、隔離、診断、トラブルシューティング、修正をリアルタイムで行う機能が求められます。Sumo Logicを活用することで、企業はこうした問題の内容、場所、理由、過程をリアルタイムで迅速に把握し、顧客体験の信頼性、パフォーマンス、セキュリティを保証できます。」
■オペレーションインテリジェンス・スイート:可観測性によって信頼性向上を実現
サイロ化された監視のみのアプローチから、可観測性に向けた移行を実現するには、信頼性に基づいて、アプリケーションスタック全体でセキュリティ、パフォーマンス、可用性を保証する必要があります。エンタープライズはSumo Logicの可観測性ソリューションを使用することで、アプリケーションとインフラストラクチャの膨大なログ、メトリクス、トレース、メタデータを対象に、リアルタイムの分析状況を一元的に把握できます。既存のソリューションと今回強化されたソリューションを、以下に紹介します。
●アプリケーション可観測性ソリューションのアップデート:顧客企業はSumo Logicのアプリケーション可観測性ソリューションを使用することで、アーキテクチャ、テクノロジー、環境を問わず、アプリケーションとインフラストラクチャの監視、診断、トラブルシューティングを迅速に行えます。本ソリューションは、200種類以上のアプリケーションやインフラストラクチャを対象に、初期設定不要の統合機能を提供します。また、オープンソースのPrometheusとTelegrafのテクノロジーもサポートしており、数百種類もの新たなソースと環境をサポートしています。さらに、Open Telemetryのサポートにより、関連のあるログとメトリクスを通じて、トレースを収集することで相関関係を得られます。
また、新規のダッシュボードとトポロジおよびエンティティ・モデルを通じて、直感的なワークフローが提供されると同時に、クロスリンクが可能になることで、トラブルシューティング・プレイブックを自動化できます。
●最新のKubernetes可観測性ソリューションを一般提供:Sumo LogicのKubernetes可観測性ソリューションは、あらゆるアプリケーションとインフラストラクチャのテレメトリに対応した、エンタープライズ向けの統合型プラットフォームを提供します。Kubernetesベースのマイクロサービスアプリケーションを対象に、監視、診断、トラブルシューティングの豊富な機能を提供します。本ソリューションは、Kubernetesのトポロジとエンティティを自動的に計測・発見し、ログ、メトリクス、トレース、メタデータを自動的に収集することで、事前設定済みのダッシュボードとアラートを自動生成します。
●最新のAWS可観測性ソリューションを一般提供:AWS環境に対応したSumo LogicのAWS可観測性ソリューションは、Application Load Balancer、Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)、Amazon Relational Database(RDS)、AWS Lambda、Amazon DynamoDB、Amazon API Gatewayなど、AWSの人気サービスのテレメトリデータを簡単かつ自動的に取り込み、収集、統合、分析します。AWSベースのアプリケーションと基本のAWSサービスの信頼性を管理する最先端のアプローチを採用しており、機械学習を活用したテクノロジーを通じて、異常イベントを迅速に検知し、異常状態のタイムラインと規模を判断し、根本原因を迅速に分析できます。
●マルチクラウド可観測性ソリューション:Sumo Logicのマルチクラウド可観測性ソリューションは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)、ハイブリッドクラウドの環境を対象に、監視機能とトラブルシューティング機能を提供し、アプリケーションの信頼性を管理します。本ソリューションは、AWS、Azure、GCPと従来型のオンプレミスインフラストラクチャの多様な環境に対し、初期設定不要の統合機能とコンテンツを提供します。
●Web/エッジ可観測性ソリューション:モダン・アプリケーションの間では、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)やロードバランサーといった、マルチエッジのネットワーク/サービスの利用が続いています。卓越した顧客体験を提供するため、こうしたインフラストラクチャの可用性とパフォーマンスを管理することは非常に重要です。Sumo LogicのWeb/エッジ可観測性ソリューションは、Akamai、CloudFlare、Fastlyなどのクリティカルなエッジネットワークのほか、AWS、Azure、GCPなどのハイパースケールクラウドプロバイダーの提供する同様のサービスを対象に、監視、診断、トラブルシューティングの機能を提供します。
■セキュリティインテリジェンス・スイート:クラウドへの移行が加速を続ける中、SOCではクラウドSIEM、セキュリティ分析、監査、コンプライアンスの採用が拡大
進化する脅威からの防御という課題の取り組みとして、あらゆる規模のエンタープライズが最新のセキュリティアーキテクチャへと移行する中、セキュリティのプラクティスとポリシーのモダン化を目指すセキュリティプロフェッショナルとセキュリティオペレーションセンター(SOC)は、引き続き重要な課題に直面しています。今も増加を続ける大量のセキュリティアラートと、従来型SIEMに伴う複雑性の問題を効果的に管理するため、セキュリティ担当者やSOCが悪戦苦闘しており、そうした中でクラウドネイティブのSIEMとセキュリティ自動化機能の組み合わせにより、こうした課題を効果的に解決する新たなアプローチの需要が高まっています。Sumo Logicは、同社のクラウドSIEM製品について、以下の新たなアップデート内容を発表しました。
●取り込み機能と課金機能の統合:すべてのセキュリティデータを対象に、高度な検索機能やクレジットベースのライセンスモデルが提供されます。使用状況の報告機能なども、プラットフォーム内で直接提供されます。この結果、自社のセキュリティソリューションのニーズに独自に適合し、特に監査/コンプライアンスのユースケースに最適なデータ層を通じて、顧客企業は経済的に最適化することがでます。
●SecOpsチームの報告機能:事前設定済みのダッシュボードを通じ、強化された報告機能により、SecOpsチームは、データの取り込み、使用状況、SecOpsメトリクス(長期的なリスクや攻撃ステージによるシグナルなど)のほか、平均応答時間や平均修復時間などのSOCのトレンドをリアルタイムで把握できます。
●検知機能の向上:チェーン、しきい値、アグリゲーションの新たなルールタイプにより、自動脅威検知機能がさらに進化しており、クラウドSIEMの顧客企業を具体的なユースケースでサポートできます。シグナルクラスタリング機能の強化によって、顧客企業はSumo Logicプラットフォーム内で検索スケジュールを容易に決定できます。こうしたスケジュールは、セキュリティイベント、すなわちシグナルとして自動的に表面化できるため、脅威検知時の柔軟性がこれまで以上に高まります。
Sumo Logicのコンプライアンス/監査、セキュリティ分析、クラウドSIEMのソリューションは、Clorox、Greensky、SEGA Europe、Sykesなどの顧客企業によって広く採用されています。
■ビジネスインテリジェンス・スイート:ソフトウェア開発最適化によって、モダン・アプリケーションの開発エコシステムを再定義
モダン・アプリケーションのアーキテクト、開発、管理、セキュリティ保護の方法を向上させるため、デジタルビジネスが自社の組織モデルとソフトウェアの開発プロセスのモダン化を継続しています。こうした企業はビジネスの成長を管理・追跡するため、以前にも増して、特定の主要業績評価メトリクス(KPI)に頼らざるを得なくなっています。こうしたメトリクスには、デプロイメント頻度、リードタイム(コードのコミットから本番環境へのデプロイ完了までの時間)、平均解決時間、障害率などが含まれます。
企業のイノベーションサイクルは、複数のソフトウェア配信パイプラインで構成されるケースが多く、すべてのパイプラインを横断した分析機能なくして、適切な水準の洞察を得ることは極めて困難であり、膨大なマニュアル作業が必要となります。
Sumo Logicは本日、最新のビジネスインテリジェンス製品であるソフトウェア開発最適化(SDO)ソリューション(*4)の一般提供を発表しました。本製品は、複数のDevOpsツールのデータを統合・分析することで、開発者はソフトウェアの開発パイプラインに関する洞察をリアルタイムで行えます。本ソリューションは、主要なエコシステムパートナー各社との提携で開発されており、規模や成熟度を問わず、あらゆるエンジニアリング企業は、ソフトウェア開発/配信のパフォーマンスに関して、業界基準のDORA(*5)メトリクスと照らし合わせてベンチマーク評価と最適化を行うことで、イノベーションサイクルの状態をより深く理解できます。
このSDOにより、異なるDevOpsツールを横断したデータがリアルタイムでキャプチャされ、DevOpsライフサイクル全体を通じて自動的にエンリッチ化、正規化、相関化されます。ソフトウェア開発/配信ツールによって生成される、断片化したデータセットを統合することで、DevOps、エンジニアリング部門、企業のリーダーは、データ主導型の意思決定に必要な継続的なインテリジェンスを獲得でき、イノベーションサイクルの迅速化とチームのコラボレーションの向上によって、信頼性、パフォーマンス、セキュリティに優れた顧客体験を提供できます。
*4 https://www.sumologic.com/solutions/software-development-optimization/
*5 https://cloud.google.com/devops/
Sumo LogicのSDOソリューションは、既存の顧客企業向けに無償提供されており、多数の顧客企業によってすでに導入されています。Jira、GitHub、Jenkins、Bitbucket、PagerDuty、OpsGenie向けの初期設定不要の統合機能も用意されており、Azure DevOps、GitLab、CircleCIなど、他の人気ツールにも容易に拡張できます。
■あらゆる予算に適合するクラウド・エコノミクス
企業のデジタル化が進む中、アプリケーションやインフラストラクチャによって生成されるデータも、驚異的な速度で増加の一途をたどっています。データの生成量が多くなると、そこから価値を導き出す出すコストも上昇するのが現状です。Sumo Logicでは、「Cloud Flex」のライセンスモデルを通じ、データと分析機能をより経済的にすることで、イノベーションの限界を突破するというコミットメントを示し続けています。同社は今年、すでに以下の発表(*6)を行っています。
*6 https://www.sumologic.com/blog/infrequent-tier-data/
●クレジットベースのライセンスモデルと低頻度のアナリティクス層:クレジットベースのライセンスモデルと低頻度のアナリティクスデータ層(*7)を通じ、Sumo Logicのプラットフォーム機能と価値を拡大することで、あらゆる予算に応じて分析機能を無制限に拡大できます。
*7 https://www.sumologic.com/pricing/
●最新のアーカイブインテリジェンス・サービス:アーカイブ機能(*8)により、顧客企業は、信頼性と利便性を備えたSumo Logicのコレクション管理機能を通じ、自社のAWS S3バケットに対し、ログなどのマシンデータを無制限かつ無料で送信できます。
*8 https://www.sumologic.com/blog/archive-intelligence-service/
Sumo Logicのこうしたイノベーションは、デジタルとクラウドの成熟度、規模、ユースケースに関わらず、あらゆる企業に広く採用されており、無制限の選択肢と柔軟性を提供することで、単一の継続的なインテリジェンスプラットフォームから価値を最大限に引き出しつつ、コストの管理とROIの向上も実現しています。
<ご参考リンク>
●可観測性ソリューション(Observability Solutions:英語)
https://www.sumologic.com/blog/modern-app-reliability/
●セキュリティインテリジェンス・ソリューション
(Security Intelligence Solutions:英語)
https://www.sumologic.com/solutions/security-intelligence/
●ソフトウェア開発最適化ソリューション
(Software Development Optimization Solution:英語)
https://www.sumologic.com/blog/software-development-optimization/
●Cloud Flexライセンシング/パッケージングモデル(英語)
https://www.sumologic.com/pricing/
●Sumo Logic無料トライアル
https://www.sumologic.jp/sign-up/jp/
■Sumo LogicならびにSumo Logic ジャパンについて
Sumo Logic Inc. (Nasdaq:SUMO)は、ソフトウェアの新たなカテゴリーである継続的インテリジェンスのパイオニアで、あらゆる規模の組織がデジタルトランスフォーメーションやモダンアプリケーション、クラウドコンピューティングを最大限に利活用することを支援します。アプリケーション、インフラストラクチャ、セキュリティ、IoTデータを自動、かつリアルタイムに収集・分析するSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォーム (Continuous Intelligence Platform(TM)) は、世界2,100社以上のお客様に採用されており、セキュアなモダンアプリケーションやクラウドインフラストラクチャの構築、運用に活用されています。
Sumo Logicはマルチテナント型の真のSaaSアーキテクチャとしてプラットフォームを提供しており、インテリジェンス・エコノミーにおける顧客の成功に貢献しています。Sumo Logicは2010年に設立され、米国カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置いています。詳細は https://www.sumologic.com/ をご参照ください。
Sumo Logic ジャパン株式会社は、国内におけるSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォームのマーケティング・サポート拠点として、2018年に設立されました。NTTデータ グローバルソリューションズ、マネーツリー、コインチェック、グリー等、様々な業種で採用されています。詳細は https://www.sumologic.jp/ をご参照ください。
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル2F
代表 :ロバート・スチーブンソン (Robert Stevenson)
Sumo Logicは、米国およびその他の国々における商標あるいは登録商標です。その他の会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
リリース日を含むここに記載の提供内容、アップデート、機能またはその他の修正は、通知なく変更される場合があります。ここに記載のいかなる提供内容、アップデート、機能または修正の開発、リリースおよび時期は、Sumo Logicの単独の裁量にあり、この情報は購入判断の基準として使用するものではなく、また、具体的な提供内容、アップデート、機能または修正を将来提供するという表明、保証、あるいは確約ではありません。
本プレスリリースは、米国カリフォルニア州レッドウッドシティにおいて、現地時間2020年10月7日に発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は https://www.sumologic.com/press-release/innovations-to-fuel-digital-business-success/ をご覧ください。