テュフ ラインランド ジャパン、「放射能防護サービス」を農林水産・食品業界向けに提供開始
[11/10/18]
提供元:@Press
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テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ミヒャエル・ユングニッチュ)は、本日、同社がこれまで主として工業界向けに提供してきた「放射能防護サービス」を、農林水産・食品業界向けにも提供開始したことを発表しました。
このサービスは、農作物・原材料・加工品や農地の土壌・用水等に対する「放射能含有量分析試験」から、現地での「環境測定」や「測定のトレーニング」、そして「放射能防護コンセプト構築」までを網羅し、食の安全に対する包括的な支援を行うものです。なお、「放射能含有量分析試験」の検査費用は18,000円/検体(個人農家や個人事業主は10,000円/検体)からとなります。
【サービス開始にあたる、テュフ ラインランドの強み】
東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所事故の発生から7ヶ月が経過しました。各原子炉の状態は安定の方向に向かいつつあるようですが、放射能問題や風評被害が生活に及ぼしている影響は未だ深刻です。特に体内被曝につながる食品関連の安全の確立は急務です。
テュフ ラインランドは、今年3月から工業分野での放射能測定と防護システムの構築を支援する「放射能防護サービス」を提供しています。ドイツにおいてはチェルノブイリ事故後の家畜や野菜・穀物、そして海洋生物等への影響調査などによって食品の安全確保にも深く携わっており、この経験を活かして国内の食品業界を支援すべく、この度のサービスの提供に至りました。
テュフ ラインランドはドイツ本社にて20年以上にわたり放射線・放射能分析測定業務を行っており、今回の設備導入に当たってはドイツから専門家を招聘し、機器の使用やデータの分析についての技術ノウハウを移管しています。また、サンプル分析のみではなく、出張での実地検査(環境や商品)や放射線防護についてのコンサルティングなど、包括的な支援体制を整えています。例えば、農作物の個別サンプル分析だけではなく、土壌の分析や現地での汚染状況の分析などを組み合わせ、今後に向けた対策の提案なども可能です。
【放射能防護サービス(農林水産・食品業界向け)の詳細】
1.放射能含有量分析試験
お客様よりサンプルをお預かりし、セシウム137、セシウム134、ヨウ素131をはじめ、主要なガンマ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)を分析するばかりでなく、ご要望によりプルトニウム239やストロンチウム90等のアルファ線・ベータ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)を分析することも可能です。検査費用は18,000円/検体から、検査納期はサンプルの受領後3営業日以内となります(本日現在)。
*導入機器 :ゲルマニウム検出器とガンマ線スペクトル分析装置
*分析可能核種:‐セシウム137、セシウム134、ヨウ素131をはじめとする、
主要なガンマ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)
‐プルトニウム239やストロンチウム90等のアルファ線・
ベータ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)(オプション)
*対象サンプル:‐食品(生鮮食品、加工食品、乳製品、飲料等)
‐土壌、汚泥、腐葉土
‐採取水、水道水
‐工業製品(原材料、完成品、梱包材料等)
*検査費用 :1)放射能の含有量が基準値以下であることの確認
…18,000円/検体
2) 放射能含有量の絶対値の測定
…検体の状況によって別途御見積
また、個人農家や個人事業主向けには10,000円/検体からのエクスプレステストも開始しました。エクスプレステストは、個人レベルで放射能汚染についての懸念を抱いていらっしゃる方に簡易判定を行うことを目的とした、低価格のサービスです。
テュフ ラインランドは多様な放射線測定試験設備・機器を有し、精密な機器を用いて国際原子力機関(IAEA)の安全基準に準拠した放射線測定を行っています。
2.環境試験と放射能防護コンセプト構築支援
サンプルの分析試験は非常に重要なことですが、毎回実施するのは多大な費用がかかるばかりでなく、根本的な問題解決に繋がりません。例えば作物についてはその耕地や取水、加工食品についてはその原材料や生産環境、販売店舗についてはその敷地や入出荷ルートなど、現況を包括的に把握し、体系的な防護策を講じることが不可欠です。
中長期的な防護策を導入することで、汚染リスクを極力排除し、結果的には毎回のサンプル分析を回避してコストを削減することにつながります。
*支援メニュー:‐実地での環境測定(放射線量や表面放射能測定)
‐周辺大気中の放射性物質含有量測定
‐放射能測定や防護策構築に対する技術トレーニング
‐防護策構築支援と証明書の発行
*費用 :‐環境測定…8万円から
‐大気中の放射性物質含有量測定…8万円から
‐技術トレーニング…10万円から
‐防護策構築支援…30万円から
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。61カ国に500の拠点があり、従業員数は15,600人、年間売上高は13億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。 http://www.tuv.com/jp
このサービスは、農作物・原材料・加工品や農地の土壌・用水等に対する「放射能含有量分析試験」から、現地での「環境測定」や「測定のトレーニング」、そして「放射能防護コンセプト構築」までを網羅し、食の安全に対する包括的な支援を行うものです。なお、「放射能含有量分析試験」の検査費用は18,000円/検体(個人農家や個人事業主は10,000円/検体)からとなります。
【サービス開始にあたる、テュフ ラインランドの強み】
東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所事故の発生から7ヶ月が経過しました。各原子炉の状態は安定の方向に向かいつつあるようですが、放射能問題や風評被害が生活に及ぼしている影響は未だ深刻です。特に体内被曝につながる食品関連の安全の確立は急務です。
テュフ ラインランドは、今年3月から工業分野での放射能測定と防護システムの構築を支援する「放射能防護サービス」を提供しています。ドイツにおいてはチェルノブイリ事故後の家畜や野菜・穀物、そして海洋生物等への影響調査などによって食品の安全確保にも深く携わっており、この経験を活かして国内の食品業界を支援すべく、この度のサービスの提供に至りました。
テュフ ラインランドはドイツ本社にて20年以上にわたり放射線・放射能分析測定業務を行っており、今回の設備導入に当たってはドイツから専門家を招聘し、機器の使用やデータの分析についての技術ノウハウを移管しています。また、サンプル分析のみではなく、出張での実地検査(環境や商品)や放射線防護についてのコンサルティングなど、包括的な支援体制を整えています。例えば、農作物の個別サンプル分析だけではなく、土壌の分析や現地での汚染状況の分析などを組み合わせ、今後に向けた対策の提案なども可能です。
【放射能防護サービス(農林水産・食品業界向け)の詳細】
1.放射能含有量分析試験
お客様よりサンプルをお預かりし、セシウム137、セシウム134、ヨウ素131をはじめ、主要なガンマ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)を分析するばかりでなく、ご要望によりプルトニウム239やストロンチウム90等のアルファ線・ベータ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)を分析することも可能です。検査費用は18,000円/検体から、検査納期はサンプルの受領後3営業日以内となります(本日現在)。
*導入機器 :ゲルマニウム検出器とガンマ線スペクトル分析装置
*分析可能核種:‐セシウム137、セシウム134、ヨウ素131をはじめとする、
主要なガンマ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)
‐プルトニウム239やストロンチウム90等のアルファ線・
ベータ線放出核種の含有量(ベクレル/kg)(オプション)
*対象サンプル:‐食品(生鮮食品、加工食品、乳製品、飲料等)
‐土壌、汚泥、腐葉土
‐採取水、水道水
‐工業製品(原材料、完成品、梱包材料等)
*検査費用 :1)放射能の含有量が基準値以下であることの確認
…18,000円/検体
2) 放射能含有量の絶対値の測定
…検体の状況によって別途御見積
また、個人農家や個人事業主向けには10,000円/検体からのエクスプレステストも開始しました。エクスプレステストは、個人レベルで放射能汚染についての懸念を抱いていらっしゃる方に簡易判定を行うことを目的とした、低価格のサービスです。
テュフ ラインランドは多様な放射線測定試験設備・機器を有し、精密な機器を用いて国際原子力機関(IAEA)の安全基準に準拠した放射線測定を行っています。
2.環境試験と放射能防護コンセプト構築支援
サンプルの分析試験は非常に重要なことですが、毎回実施するのは多大な費用がかかるばかりでなく、根本的な問題解決に繋がりません。例えば作物についてはその耕地や取水、加工食品についてはその原材料や生産環境、販売店舗についてはその敷地や入出荷ルートなど、現況を包括的に把握し、体系的な防護策を講じることが不可欠です。
中長期的な防護策を導入することで、汚染リスクを極力排除し、結果的には毎回のサンプル分析を回避してコストを削減することにつながります。
*支援メニュー:‐実地での環境測定(放射線量や表面放射能測定)
‐周辺大気中の放射性物質含有量測定
‐放射能測定や防護策構築に対する技術トレーニング
‐防護策構築支援と証明書の発行
*費用 :‐環境測定…8万円から
‐大気中の放射性物質含有量測定…8万円から
‐技術トレーニング…10万円から
‐防護策構築支援…30万円から
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。61カ国に500の拠点があり、従業員数は15,600人、年間売上高は13億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。 http://www.tuv.com/jp