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“新たな世界金融危機の前に「シートベルト着用」サインが点滅中”サクソバンク、「2011年第4四半期世界経済予測」〜クライシス2.0が発動か?投資家の避難通貨は何処に?円高傾向は?〜

 今後数カ月間、政策当局は金融システムを救済するために必死の努力をする――。オンライン・トレーディングおよび投資を専門とするサクソバンク(Saxo Bank A/S、デンマーク)は、2011年6月までの世界経済の見通しをまとめた「2011年第4四半期世界経済予測」を発表しました。
 今回の最新予測は、世界金融危機の第2弾(クライシス2.0)が発生する危険について警告を発しています。

全文レポート(日本語)はこちらから: http://www.saxobank.co.jp/whatsnew/2011/10/20114.html


 過去数カ月間、世界経済の減速傾向は強まってきました。成長見通しは下方修正され、政府・中央銀行は金融システムが機能停止に陥ることを防ぐためにそれなりに懸命な努力を行っているところです。
 ヨーロッパでは、ユーロ圏加盟国の債務危機への新たな対応をめぐって、欧州連合(EU)の足並みが乱れがちです。それは、域内の連帯意識がこれまでで最も弱くなるなかで、国内政策重視の姿勢が最も露わになってきたからです。

 しかし、サクソバンクはこの数カ月では初めて楽観的な見方をしています。「クライシス2.0」が現実になれば、西側世界の債務問題と危機に対する「先送りと傍観」という悪しき習慣が真の衝突する場面が起こるからです。
 その結果、後者の姿勢に終止符が打たれれば、最高の運用利益を求めて資本の効率的配分が決まる投資環境が生まれるはずです。

<サクソバンクのチーフ・エコノミスト、ステーィン・ヤコブセンのコメント>
「先進国の政策当局が2008年の金融危機以来、景気の持続的回復を実現できないままで今に至っている理由は、本格的な金融支援や景気回復、徹底的な金融緩和策を打ち出してこなかったからです。政府・中央銀行はこの間に何かを学んできたのでしょうか。答えはノーです。実際には、政策当局はこれまでの支援策の規模を増やす賭け、つまり「ダブルダウン」(ブラックジャックのルール)を選択する構えのようです。これこそが、サクソバンク予測チームが公的部門による『最大限の関与(介入)』(Maximum Intervention)と呼ぶ状況で、『クライシス2.0』への道です」

「ポジティブな見方も可能です。それは、『クライシス2.0』の状況下で、債務問題と政策当局のいわゆる悪しき習慣が真の衝突をすれば、後者、つまり世界金融危機以来続いてきた『先送りと傍観』に終止符が打たれる可能性が生まれます。悲観的な状況を先送りするのではなく、これまで以上に、『クライシス』という言葉の真の意味を考える時が来たのです。」


 サクソバンク「2011年第4四半期世界経済予測」は次の分野をカバーしています。

全文レポート(日本語)はこちらから: http://www.saxobank.co.jp/whatsnew/2011/10/20114.html


【世界経済予測】
 世界経済の2011年の成長率は3.8%と予想されます。この堅調な数字からは先進国と新興国の間の成長格差は見えません。
 アメリカとユーロ圏を中心とする先進経済圏がデレバレッジの影響を受けて喘ぐ一方で、新興国は強い国内需要を反映したインフレを抑制するために政策金利を引き上げています。新興国の国内需要は今後も力強い推移が見込まれており、先進国からの需要の落ち込みをカバーすると見られます。

【金融政策】
 米連邦準備制度理事会(FRB)による「オペレーションツイスト」は、予測チームが以前から「果てしなき量的緩和(QE Infinite)」と呼んでいる道への新たな一歩に過ぎないと見ています。FRBが量的緩和第3弾(QE3)に、おそらくそれも2012年第1四半期に、踏み切る可能性があります。
 欧州中央銀行(ECB)が2011年末までに、無制限・固定金利の長期リファイナンスオペを再開して、政策金利を現在より下げた後も1.5%に力づくで据え置こうとする可能性があります(政策金利はそれより下がるかもしれません)。
 予測チームは、日本の政策金利が2011年、さらに2012年を通して据え置かれるという見通しを変えていません。それに加えて、日本銀行がさらなる金融の量的緩和に踏み切る可能性が極めて高いと見ています。イギリスについては、2011年のクリスマス前にイングランド銀行が慮的緩和第2弾(QE2)に踏み切る可能性が極めて高くなってきたと判断しています。2013年以前のイギリスの金利引き上げは考えられません。


【FX予測】
 米ドルと他の通貨との金利スプレッドがさらに縮小して、2010年から2011年初めにかけて積み上がった米ドル・キャリートレードの解消が進むのでしょうか。予測チームはそれには懐疑的です。
 ユーロについては、市場の圧力で加盟国間の連帯が生まれて、欧州連合(EU)が危機をどうにか切り抜けられることがはっきりすれば、最悪の事態は当面回避されたという安堵感からユーロが上昇することが考えられます。
 ノルウェー・クローネ(NOK)はスウェーデン・クローナより避難通貨に近いように見えますが、ノルウェー・クローネがスイス・フランスと同様の動きをするとは考えられません


【FXオプション】
 相場変動が激しくなっていますが、ユーロのダウンサイドオプションのショートポジション(売り持ち)については、サクソバンク予測チームは慎重で、むしろロングポジション(買い持ち)にして、スポット市場でEURUSDの低下した場合に利益を得ようとするでしょう。ダウンサイドオプションを売るのであれば、予測チームはプレーンバニラオプションではなく、EURCHFプットスプレッドから入っていこうとするはずです。そうすれば、スイス国立銀行が1ユーロ=1.20スイス・フランの目標を維持できなくなるリスクにも対応が可能になります。


【アジア経済】
 中国は輸出競争力の低下に直面しています。その主な要因は、高インフレを背景とする賃金上昇です。米ドルに対して徐々に切り上がっている人民元も、輸出競争力の低下の要因となっています。中国が競争力を失うことは、世界の「リバランス」が進展するうえではプラス要因だという見方も可能です。
 しかし、中国指導部はあわてる対応する必要を感じていません。第12次5カ年計画の目標を達成すれば、国際競争力の低下と、それが貿易収支に及ぼす悪影響も、大きな問題に発展することはないでしょう。


【株式市場予測】
 予測チームとしては、現在のファンダメンタルズがどれほど良く見えても、運用資金のすべてを株式に回すことは推奨しません。
 想定外の出来事による株価の下落リスクへの備えを十分にしておくことが重要です。
 つまり、ほとんどの投資家にとっては神経をすり減らしてしまいそうな状況が待っているわけです。ここでは、最も利益を得られる投資戦略は、ハイリスク資産を増やし続けることだと言われていることを指摘しておきます。経済の先行指標にサプライズがあれば、金融株、資源関連株、工業株が最も買われる可能性があります。リスク志向が高い投資家なら、リスクリワードレシオが最も高くなる可能性があるこれらの業種の銘柄に注目すべきです。


【商品市場】
 商品市場は世界経済の減速の可能性に一喜一憂する動きを続けています。
 債務危機の影響はエネルギーや卑金属など景気循環型商品の相場に及んでいます。
 貴金属と農産品は、主に資産の安全な逃避先を求める動きと悪天候をそれぞれ反映して、値上がりしました。
 予測チームは、9月に始まった米ドルの上昇傾向が第4四半期も続き、それが商品相場は水を差して、2011年の主要商品指数が相対的にフラットのまま新年を迎える可能性があると見ています。

英語版(原文)はこちらから: http://www.saxobank.com/en/about-us/press/pages/press-and-media.aspx


【サクソバンク(Saxo Bank A/S)について】
サクソバンクは、オンライン取引と投資を専門とするグローバル投資銀行です。最先端のオンライン取引プラットフォーム「SAXOTRADER」、「SAXOWEBTRADER」と「SAXOMOBILETRADER」を通してFX、CFD、株式、先物、オプションなどデリバティブ商品のポートフォリオ管理を20以上の言語で提供しています。サクソバンク・アセット・マネジメント(Saxo Asset Management)は、個人富裕層と機関投資家向けのサービスを提供するために2009年に設立されました。サクソバンク・グループは2010年にも業務拡大を推進し、オンライン投資運用専門会社サクソE*トレードバンク(Saxo-E*Trade Bank)、デンマークの貯蓄銀行バラールップ・シュパーカッセ(Brorup Sparekasse)を傘下に収めました。そのほかにも、ソフトウエア開発会社Inittoを買収しました。サクソバンク・グループは本社をデンマークに置き、イギリス、イタリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スペイン、フランス、ウクライナ、チェコ共和国、アラブ首長国連邦、インド、オーストラリア、シンガポール、日本で業務を展開しています。

詳細はウェブサイトをご参照ください。
URL: http://www.saxobank.com (グローバルサイト)


【サクソバンクFX証券株式会社について】
社名  : サクソバンクFX証券株式会社
      第一種金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第239号
      商品先物取引業者 経済産業省および農林水産省許可
所在地 : 〒106-0041 東京都港区麻布台1-7-2 神谷町サンケイビル10F
加入団体: 日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会、
      日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会
URL   : http://www.saxobank.co.jp
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