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Geminiは、OpenStackコミュニティに参加し、Amazon S3との互換性等を機能追加した「Cloudian(TM)-OpenStack ディストリビューション」をリリース

ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋、以下 Gemini)は、本日、OpenStack(TM)コミュニティに参加し、Amazon S3準拠マルチテナント・クラウドストレージ・システムであるCloudian(TM)(クラウディアン)により、OpenStackにAmazon S3との互換性・プロビジョニング・課金APIを機能追加したソフトウェアパッケージである、「Cloudian-OpenStackディストリビューション」をリリースすることを発表いたしました。

OpenStackは、Rackspace、Citrix、Dell、NASA、Ciscoを含む125以上の参加組織を有し、急速にパブリックとプライベートクラウドの業界標準となりつつあるオープンソースのクラウド・オペレーティングシステムであり、50,000近くのダウンロードがあります。
「Cloudian-OpenStackディストリビューション」は、OpenStackのNova、Swift、GlanceをCloudianとともに利用できるもので、OpenStackのユーザーは、Amazon S3との互換性、商用実績あるプロビジョニング、ユーザー管理と課金の機能が利用できます。
これにより、サービスプロバイダーとエンタープライズユーザーは、Amazon
Web Service(AWS)と同等のサービスを簡単に展開できるようになります。
Cloudianは、バックエンドにCassandraを始めとする複数のオブジェクトストアをサポートしており、将来的にはSwiftもバックエンドのオブジェクトストアとする予定です。
「Cloudian-OpenStackディストリビューション」の利用例は次のとおりです。

【NovaとCloudian】
・Novaの環境で動作しているアプリケーションは、S3 APIを経由してCloudianにデータを読み書きすることができます。
・S3 APIを利用している既存アプリケーションは、データ格納のためにCloudianを利用しNova上で動作します


【SwiftとCloudian】
・アプリケーションは、APIと機能要件に基づき、SwiftかCloudianを選択しデータを格納することができます。
・アプリケーションは、CloudianとSwiftに、同時にデータを格納することができます。
・サービスプロバイダーは、Swift APIとS3 APIによるパブリックとプライベート・クラウドソリューションの両方を提供することができます。


【GlanceとCloudian】
・Glanceは、Amazon S3サービスにNova仮想マシン(Virtual Machine)イメージを格納することができます。簡単な設定変更により、Glanceユーザーは、VMイメージをCloudianが動作しているプライベートシステムに格納するか、Amazon S3サービスに格納するかを選択できます。

Geminiの「Cloudian-OpenStackディストリビューション」には、Nova、Swift、GlanceとCloudianの最新リリース版が含まれています。
30日間の無償評価版ダウンロードのお申込みは、こちらをご参照ください。
http://geminimobile.jp/big-data-solutions/cloudian_eval_agr.php5


■Cloudianについて
Cloudianソフトウェアは、Amazon S3準拠のクラウドストレージ・システムです。Cloudianは、高容量、マルチテナント、マルチデータセンターに対応し、高い柔軟性を得るために複数のNOSQLストレージ・バックエンドをサポートするよう設計されています。リソースの仮想化、グループサポート、QoSコントロール、アクセス管理権限、レポーティングと課金機能により、エンタープライズやサービスプロバイダーは、低廉なコストの汎用ハードウェアにより、ターンキーでパブリックとプライベートクラウドを迅速に構築することができます。CloudianのAmazon S3準拠のAPIは、エンタープライズやサービスプロバイダーにとって、Amazon Web Serviceのエコシステムにおける豊富で多彩なアプリケーションを利用できるという利点があります。

Cloudianの主な特長は次のとおりです。

(1)S3 REST アドバンスドAPI機能
完全準拠であり、Amazon S3ベースのストレージクラウドに開発されたアプリケーションとシームレスに相互運用できます。
(2)プロビジョニング、ユーザー管理、レポーティング、課金
REST APIとブラウザベースのグラフィック・ユーザー・インターフェース経由によるフルターンキーのサービスプラットフォーム機能が利用できます。
(3)QoS コントロール
グループとユーザーレベルでストレージ割当、トランザクション割合、データ転送割合をコントロールできます。
(4)アクセス管理権限
グループとユーザーレベルでオブジェクトのアクセス・コントロールができ、オブジェクトのRead-Only、またはRead/Writeのアクセスを設定ができます。
(5)拡張性と弾力性
ピア・ツゥ・ピアのアーキテクチャにより、単に新しいノードを加えるだけで拡張できます。自動データ分散により、サービス停止なしに追加容量を加えることができます。
(6)複製とマルチデータセンター
障害耐性とマルチデータセンター・サポートにより利用者のディザスターリカバリーを可能にします。管理者はSLAとコスト面から複製数を設定することができます。
(7)高可用性
ビルトインの障害復旧設定は、サーバーやデータセンター障害が可用性に影響を与えないことや、データの完全性を保証します。


Cloudianの詳細は、こちらをご参照ください。
http://geminimobile.jp/big-data-solutions/cloudian.html


■OpenStackについて
OpenStackは、オープンソースの大規模クラウドコンピューティングシステムであり、業界標準を推進し、クラウド・ロックインを避け、サービスプロバイダーとエンタープライズにおけるクラウド技術の採用を促進しています。
OpenStackは125以上の参加組織、1,500人以上の開発コミュニティに寄与されており、2010年にはBlack Duck Software社により最も急成長するオープンソースコミュニティと称されました。OpenStackは、現状、3つの相互に関係する主要なプロジェクトを含みます。OpenStack Object Storage(完全分散オブジェクトストア、コードネーム:Swift)、OpenStack Compute(スケーラブルな計算処理プロビジョニング・エンジン:コードネーム:Nova)とOpenStack Image Service(イメージ保管と配信サービス コードネーム:Glance)です。

詳細情報とコミュニティ参加のためには、こちらをご参照ください。
http://www.OpenStack.org.


■Geminiについて
2001年に設立されたGeminiは、世界規模でサービスプロバイダーのための「ビッグデータ」ソリューションを開発提供してきています。Geminiのソフトウェアプラットフォームは、携帯通信事業者、ISP、クラウドサービスプロバイダーのために設計された、強力で、かつモジュラーアーキテクチャーであるHyperScale(R)を活用し、柔軟性、拡張性、低コストを標準としたソリューションとともに提供しています。
Geminiのお客様は、アルカテル・ルーセント、ボーダフォン、ネクステル、ドコモ、NTT、ソフトバンクモバイル、テレコムイタリア等です。米国カリフォルニア州フォスターシティに本社があり、日本と中国にオフィスがあります。


※Cloudian(TM)は、Gemini Mobile Technologies, Inc. and K.K.のトレード・マークです。
※Amazon S3はAmazon.com,Incまたはその関連会社の、登録商標または商標です。
※文中に記載しているその他の会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。


■会社概要
商号    : ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ株式会社
代表者   : 代表取締役 太田 洋
本店所在地 : 東京都渋谷区道玄坂1-10-5 渋谷プレイス7階
設立年月日 : 2001年7月
主な事業内容: リアルタイム・ビッグデータ用NOSQLデータベース製品及び
        通信事業者向けメッセージングソフトウェアの開発提供
URL     : http://www.geminimobile.jp
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