〜 未来の自分への投資、男性の方が現実的かつ積極的 〜 クチコミプラットフォーム「buzzLife」アンケートレポート
[11/10/24]
提供元:@Press
提供元:@Press
インタラクティブ・マーケティングをワンストップで手がける株式会社イーライフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤原 誠一郎)は、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」(バズライフ、 http://www.buzzlife.jp/ )の会員約16万人に対して、「10年後の未来に向けて自分自身にどのような投資をしているか、いくらかけているか」についてアンケート調査を行いました。
「buzzLife」の会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回のアンケートテーマ「10年後の未来に向けて自分自身にどのような投資をしているか、いくらかけているか」は、「アンケートで取り上げてほしい話題」として会員から多く寄せられた意見に基づき設定された、いわば会員によって作り上げられたアンケートで、13,000名を超える会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
■6割以上が10年後の自分像を持っている
まず最初に、「10年後の自分自身のイメージや目標があるか」について質問したところ、全体の6割以上が、未来の自分のイメージや目標を持っているという回答結果となりました。そして、男性より女性の方が未来の自分のイメージを持つ傾向が強く、特に20代女性は7割を超える回答者が10年後の自分自身のイメージを持っていました。逆に、20代男性で未来の自分のイメージを持つ回答者は5割に満たず、20代男女の回答差が激しい結果となりました。
■10年後の自分像、女性は漠然、男性は現実的
アンケートでは、「10年後の自分自身のイメージや目標」の内容について、詳しく記載してもらっています。10年後の自分自身に関する自由回答データをテキストマイニング分析したところ、男女ともに「仕事」のキーワードが最も頻繁に登場していました。ただし、仕事に関する記載内容は男女で異なる結果となりました。女性は、仕事と僅差で「子供」のキーワードが多く登場し、10年後の子供の有無や子供の年齢をまず想定し、その時の育児負担を推測の上で、自分の仕事や毎日の過ごし方など自分自身の今後をイメージしています。一方、男性は、現在の仕事環境の延長で昇格や定年に関する言及が多く、一部で、より自分が望む仕事への転職や起業の意向も見られました。
また、「資格」のキーワードも頻繁に登場し、特に女性が資格に高い関心を寄せている事がわかります。資格を就職に役立てたいとの意見が多いものの、「仕事に役立つ資格を取得したい」「何でもいいから資格を取りたい」など、資格の具体的なイメージがないのも特徴です。一方、男性も資格取得に言及する意見が少なからず見られますが、具体的な資格名を挙げ、転職や昇格につなげる具体的な記載が多く見られます。
その他、「健康」「趣味」のキーワードも多く登場します。20・30代では「仕事を通じた自己実現」が多くみられますが、40代以降では「健康」「趣味」のキーワードが急増し、特に50代以降では「健康」が頻出キーワードのトップとなります。年代が上がるにつれて、能力の発揮や達成感ではなく、「健康でさえいられればそれで幸せ」という意見が多数を占めるようになります。
■日々の生活充実が第一!? 10年後のために実践していること
10年後の自分のイメージや目標実現のため、今実践している内容については、全体傾向としては「体力作りや健康の維持」や「趣味を深める、極める」が上位を占める結果となりました。「仕事を通じた自己実現」という10年後の自分像で多く見られた記述と、今実践している内容の回答結果にギャップがありますが、その理由としては、日々の健康維持・向上や余暇の充実はトライしやすい反面、仕事を通じた自己実現のために今何を実践すべきかが想起しにくい、と推測されます。
また、実践の内容も男女で異なります。「体力作りや健康の維持」「趣味を深める、極める」は男女共通でトップ3に入っていますが、女性では「美しさや若さの維持、向上」が2位、男性は「教養や知識力の向上」が3位に入っています。
自由回答では女性の多くが挙げていた「資格の取得」ですが、実際に資格取得を実践している割合は男性の方が多い結果となりました。資格の取得をはじめ、パソコンスキルやビジネススキルなどの実践は男性の方が多く、女性は資格の取得に関心はあるものの、実際のアクションに踏み切る人は少ない実態がうかがえます。
■10年後のための投資、20代男性と60代が積極的
アンケートでは、10年後の自分のために現在どのくらい投資しているのかも聞きました。投資金額が最も高いのが20代男性で月額平均16,688円、次いで30代男性の月額平均15,268円となり、同年代の女性より5,000円近くの開きがあります。20・30代の男性は、資格の取得や語学の取得など実務的なアクションが多く、これらに多くの金額を投資している模様です。ただし、20・30代男性の約3割は投資金額0円と回答しており、10年後の未来のために金銭投資する層としない層の二極化傾向もうかがえます。
また、60代男女の投資金額も月額平均が約14,000円と高く、かつ、投資金額0円という割合が13.1%と低い事から、60代男女はおしなべて自分自身への投資に積極的な様子がうかがえます。
今回のアンケートで、女性の方が10年後の自分像を持つ割合が高い一方、10年後に向けての具体的な取り組みは男性の方が多く実践し、かつ、それに伴う投資額も高い結果となりました。
また、男女ともに、10年後のイメージと、その実現に向けた実践内容にかい離がみられます。そのギャップ解消は、新たなビジネスチャンスといえそうです。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2011年8月4日(木)〜7日(日)
有効回答者数:13,839名
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役CEO 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9 日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/
「buzzLife」の会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回のアンケートテーマ「10年後の未来に向けて自分自身にどのような投資をしているか、いくらかけているか」は、「アンケートで取り上げてほしい話題」として会員から多く寄せられた意見に基づき設定された、いわば会員によって作り上げられたアンケートで、13,000名を超える会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
■6割以上が10年後の自分像を持っている
まず最初に、「10年後の自分自身のイメージや目標があるか」について質問したところ、全体の6割以上が、未来の自分のイメージや目標を持っているという回答結果となりました。そして、男性より女性の方が未来の自分のイメージを持つ傾向が強く、特に20代女性は7割を超える回答者が10年後の自分自身のイメージを持っていました。逆に、20代男性で未来の自分のイメージを持つ回答者は5割に満たず、20代男女の回答差が激しい結果となりました。
■10年後の自分像、女性は漠然、男性は現実的
アンケートでは、「10年後の自分自身のイメージや目標」の内容について、詳しく記載してもらっています。10年後の自分自身に関する自由回答データをテキストマイニング分析したところ、男女ともに「仕事」のキーワードが最も頻繁に登場していました。ただし、仕事に関する記載内容は男女で異なる結果となりました。女性は、仕事と僅差で「子供」のキーワードが多く登場し、10年後の子供の有無や子供の年齢をまず想定し、その時の育児負担を推測の上で、自分の仕事や毎日の過ごし方など自分自身の今後をイメージしています。一方、男性は、現在の仕事環境の延長で昇格や定年に関する言及が多く、一部で、より自分が望む仕事への転職や起業の意向も見られました。
また、「資格」のキーワードも頻繁に登場し、特に女性が資格に高い関心を寄せている事がわかります。資格を就職に役立てたいとの意見が多いものの、「仕事に役立つ資格を取得したい」「何でもいいから資格を取りたい」など、資格の具体的なイメージがないのも特徴です。一方、男性も資格取得に言及する意見が少なからず見られますが、具体的な資格名を挙げ、転職や昇格につなげる具体的な記載が多く見られます。
その他、「健康」「趣味」のキーワードも多く登場します。20・30代では「仕事を通じた自己実現」が多くみられますが、40代以降では「健康」「趣味」のキーワードが急増し、特に50代以降では「健康」が頻出キーワードのトップとなります。年代が上がるにつれて、能力の発揮や達成感ではなく、「健康でさえいられればそれで幸せ」という意見が多数を占めるようになります。
■日々の生活充実が第一!? 10年後のために実践していること
10年後の自分のイメージや目標実現のため、今実践している内容については、全体傾向としては「体力作りや健康の維持」や「趣味を深める、極める」が上位を占める結果となりました。「仕事を通じた自己実現」という10年後の自分像で多く見られた記述と、今実践している内容の回答結果にギャップがありますが、その理由としては、日々の健康維持・向上や余暇の充実はトライしやすい反面、仕事を通じた自己実現のために今何を実践すべきかが想起しにくい、と推測されます。
また、実践の内容も男女で異なります。「体力作りや健康の維持」「趣味を深める、極める」は男女共通でトップ3に入っていますが、女性では「美しさや若さの維持、向上」が2位、男性は「教養や知識力の向上」が3位に入っています。
自由回答では女性の多くが挙げていた「資格の取得」ですが、実際に資格取得を実践している割合は男性の方が多い結果となりました。資格の取得をはじめ、パソコンスキルやビジネススキルなどの実践は男性の方が多く、女性は資格の取得に関心はあるものの、実際のアクションに踏み切る人は少ない実態がうかがえます。
■10年後のための投資、20代男性と60代が積極的
アンケートでは、10年後の自分のために現在どのくらい投資しているのかも聞きました。投資金額が最も高いのが20代男性で月額平均16,688円、次いで30代男性の月額平均15,268円となり、同年代の女性より5,000円近くの開きがあります。20・30代の男性は、資格の取得や語学の取得など実務的なアクションが多く、これらに多くの金額を投資している模様です。ただし、20・30代男性の約3割は投資金額0円と回答しており、10年後の未来のために金銭投資する層としない層の二極化傾向もうかがえます。
また、60代男女の投資金額も月額平均が約14,000円と高く、かつ、投資金額0円という割合が13.1%と低い事から、60代男女はおしなべて自分自身への投資に積極的な様子がうかがえます。
今回のアンケートで、女性の方が10年後の自分像を持つ割合が高い一方、10年後に向けての具体的な取り組みは男性の方が多く実践し、かつ、それに伴う投資額も高い結果となりました。
また、男女ともに、10年後のイメージと、その実現に向けた実践内容にかい離がみられます。そのギャップ解消は、新たなビジネスチャンスといえそうです。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2011年8月4日(木)〜7日(日)
有効回答者数:13,839名
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役CEO 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9 日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/