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車椅子からアートまで、3D映像を映し出すメディア広告「3D Phantom(R)」についてトークセッションを開催 〜 みんなの未来像をアップデートしたい! 〜

2020年11月10日、一般財団法人 渋谷区観光協会代表理事 金山 淳吾氏進行の下で、『渋谷の街に未来をインストールしている2人』としてHEROES株式会社代表 高崎 裕喜氏と当社(株式会社Life is Style)代表 大貫 誠によるトークセッションが行われました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/235474/LL_img_235474_1.jpg
1枚目

■トークセッションの内容
金山:まずは、なぜホログラムメディアで広告事業をやっていこうと思ったんですか?

大貫:元々は映画やアニメの世界を見て「未来ってこういうものだな」と潜在的に頭の中にあったんです。それを街に実装させたいと思ったのがきっかけです。初めは(3D Phantom(R)の)販売からスタートしたんですが、イベントで使われるようになってからお客さんに「これを使って自社製品を宣伝したい」と言われ、まずは検証実験的に街に実装しました。するとそれを見た子供が立ち止まってムービーを撮っている姿を見て「これだ!」と思い、現在は広告に力を入れています。

金山:なぜ未来の都市イメージの先取りをしていこうと思ったんですか?

大貫:これぶっちゃけの話なんですけど、ヴィジョンありきではなく、テクノロジーが先にあったんです。テクノロジーの進歩の余地が目に見えて分かっていたというのが正直なところなんです。

金山:じゃぁ、自分たち自身も「これどうなるんだろう!」とワクワクしながら作っていたんですか?

大貫:そうですね。本来はホログラムという最上の物があるにも関わらず、僕らは残像を使う“バーサライト(光の残像により映像を空間に表示させる技術)”でできる未来像というものを描いていました。
技術の凄さはあくまでデバイスの凄さに過ぎないので、そこに企画だったり、クリエイティブだったり、アートだったり、演出だったりが乗っかってくると全然違った未来像がシナジー的に生まれてくると思っています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/235474/LL_img_235474_2.jpg
2枚目

▼夜空からサンタクロースを子供たちに届けたい

金山:今回のテーマは「都市体験をアップデートする方法」ということで、次にアップデートしていきたい領域や方法論は?

大貫:やってみたいのは地方都市という魅力的な場所です。例えば屋久島の縄文杉のようなパワースポット的な場所でインスタレーションをやったらさぞかし神々しい何かが生まれるだろう!これはビジネスを抜きにしてやってみたいと思っています。
あと航空法の問題はあると思いますが、空や宇宙、雲をバックにしたインスタレーションをやってみたい。クリスマスの夜空からサンタクロースが降りてくることができたら子供たちにとってすごく素敵な体験になるんじゃないかと思っています。

金山:今は地方都市でもこのソリューションは入り始めてるんですか?

大貫:徐々に入り始めているんですけど、ビジネスありきのところがあって、僕たちが本来やってみたいこととは乖離している状況ではあります。


▼個性と安全性を兼ね備えた“近未来の車椅子”

金山:以前、僕が大貫さんに「車椅子のタイヤにも付けてみたら?」って話しましたよね?

大貫:はい、技術的には可能でして近未来の車椅子になるので超カッコイイと思います。

金山:それはただカッコイイだけじゃなくて、例えば車を運転している人からしたら車椅子の人を視認するのは高さ的に見にくい場合があると思います。そんな時に3D Phantom(R)を積んだ車椅子が光っていたら情報が視覚的に伝わって事故が減るんじゃないかなと?

大貫:タッチパネルに色んな文章や表現を格納しておければ車椅子のタイヤの映像を変えたり、(空中に)文字表現を表示してみたりできます。さらに遠くからでも視認性が高く注意喚起にもなるので是非やってみたいですね。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/235474/LL_img_235474_3.png
3枚目

▼お墓の上にアニメで出てくる妖怪たちを!?

金山:3D Phantom(R)で地方都市をアップデートするとしたら、何がありますか?

大貫:地方の観光地や美しい自然に3D Phantom(R)を融合させて、新しいインスタレーションの場所を作りたいです。通信環境と電源があればどこでもできますので。

金山:現代アーティストからの共作のアプローチを受けたことはないんですか?

大貫:まだ実現はしてないのですが、そういった方たちと一緒にできるようになると新しいフォーマットが生まれてくると思います。

金山:今ふと思いついたんですがお寺とお墓に(3D Phantom(R)が)あったら凄い話題になりそうですね?めちゃくちゃ怒られそうだけど…

大貫:アニメの妖怪たちを(お墓の上に)出したら面白そうですね。

金山:最後に、テクノロジーが変えていくサービスの未来には何が見えますか?

大貫:利便性を追求しつつ、環境を犠牲にせず社会的意義のあることに繋げていくとテクノロジーがサービスに上手く昇華されていくかなと思います。


【大貫誠 プロフィール】
■株式会社Life is Style 代表取締役 大貫 誠
お客様、パートナー、自社の“三方よし”を理念として、2010年にエコテクソリューション株式会社を設立。開発した節水機器「JET」を国内販売実績No.1に成長させる。2017年、本法人の売却を経て株式会社Life is Style を創業。目下、立体映像機器3D Phantom(R)を活用した「すべての人に新鮮な体験を提供するインフラ」実現を目指し奮闘中。


■開催概要
開催名称 : SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020
主催 : SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA実行委員会
共催 : 渋谷区
後援 : 一般財団法人 渋谷区観光協会/一般社団法人 渋谷未来デザイン
特別協力 : 株式会社AOI Pro./株式会社エードット
日程 : 11月7日(土)〜15日(日)
会場 : 渋谷フクラス、渋谷PARCO、MIYASHITA PARK、
渋谷スクランブルスクエア周辺
入場料 : 無料(オンライン配信)
※一部事前予約制にて入場可能プログラムあり
※一部有料プログラムあり
特別協賛 : 公益財団法人 日本財団
公式サイトURL: https://social-innovation-week-shibuya.jp


■3D Phantom(R)について
3D Phantom(R)とは、LED光源がライン状についたブレードを高速回転させ、光の残像によって映像を映し出す3Dホログラムサイネージです。専用のメガネ等は不要で、インパクトのある3D映像を肉眼で体験できます。

立体的な映像と音を組み合わせることのできる3D Phantom(R)では、ブランドロゴや商品などを3D映像として空中に投影し、世界観をより忠実に、魅力的に演出することができます。また、遠隔操作による映像配信・切り替えが簡単にできます。他にもさまざまな映像ツールやメディアと組み合わせて展開ができ、可能性は無限大です。


■株式会社Life is Style 概要
会社名 : 株式会社Life is Style
所在地 : 東京都渋谷区神宮前2-18-21 kurkku home 1F
設立 : 2017年1月6日
代表取締役 : 大貫 誠
事業内容 : サイネージ広告事業,アプリケーション開発事業,省エネ事業
URL : https://lifeis.style/
製品紹介URL: https://phantom-3d.net/
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