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立命館大学理工学部ロボティクス学科の開発技術を実用化 山形県の弘栄ドリームワークスがパイプ探査ロボット「配管くん」のサービスを開始

株式会社弘栄ドリームワークス(山形県山形市、代表取締役社長:菅原康弘、以下 弘栄ドリームワークス)は、立命館大学理工学部(滋賀県草津市)ロボティクス学科・生物知能機械学研究室が開発した「連結車輪型配管内検査ロボット:AIRo」を実用化し、パイプ探査ロボット「配管くん」として、2020年10月14日(水)よりサービスを本格的にスタートしました。同社は今後、「配管くん」をコアコンテンツとして、設備業プラットフォーム「何とかしたいを何とかします!(R)」の展開を進めてまいります。そして、この「配管くん」を全国の設備業者に利用していただく事で、立命館大学との産学連携の成果を全国に広めてまいります。


■パイプ探査ロボット「配管くん」を開発した背景
現在、建設業界は、少子高齢化に伴う経済規模の縮小や、労働人口の高齢化による建設技能労働者の不足など、厳しい状況に直面しています。また、ビル・工場などの産業施設、病院や学校などの公共施設、マンション・住宅などの住居施設などの新築工事は、地方の人口減少に歯止めがかからず、縮小傾向にあります。
このような中、弘栄ドリームワークスは、リニューアル工事において不可欠となる設備の診断を行うツール、すなわち配管の内部を検査できるロボットの開発を進めてまいりました。その際、同社のニーズに最も適していた技術が、立命館大学理工学部ロボティクス学科生物知能機械学研究室が開発した、「連結車輪型配管内検査ロボット:AIRo」でした。同社は、研究室にコンタクトを取り、2018年より技術協力を受け始め、2020年11月より拠点である山形県内の学校や公共施設での試験導入も進め、今般、パイプ探査ロボット「配管くん」の実用化にいたりました。


■今後の展開について
パイプには20ミリ〜300ミリまで様々なサイズ・形状・材質のものが存在し、それぞれに合ったパイプ探査ロボットのニーズが既に数多く寄せられています。パイプ探査ロボット「配管くん」を皮切りに、今後はロボットのバリエーションを増やし、ユーザの様々なニーズに対応できるよう準備を進めます。
また、工場・プラントや社会インフラなど、特殊用途のロボットのニーズも多々あり、市場動向を踏まえ更に開発を進めて参ります。


■「連結車輪型配管内検査ロボット:AIRo」とは?
立命館大学理工学部ロボティクス学科は、1996年に日本で初めて「ロボティクス」を冠する学科として、びわこ・くさつキャンパスに誕生しました。現在、1,600を超える卒業生が、さまざまな分野で活躍しています。
同学科内にある生物知能機械学研究室の馬書根教授、加古川篤講師が開発した「AIRo」は、複数のジグザグ型リンクを備えたロボットで、関節に備わったバネにより車輪を配管内壁に押し付けることで、水平だけでなく垂直の配管内も走行可能な自走式ロボットです。3インチ(約75ミリ)〜4インチ(約100ミリ)までの内径に対応しています。車軸とリンク間の関節軸を同一直線状に配置させることにより曲管走破性を損なわずに小型化を実現しています。また、先端と後端に備わった球状車輪によってロボットの姿勢を配管軸回りに転がすこともできます。これにより三次元的に複雑に曲がりくねった配管に対しても素早く確実に適応できるだけでなく、手元の操作が直感的でわかりやすくなりました。
現在は、トルクセンサ付きアクチュエータユニットを中央関節に備えた新たなロボットを開発し、垂直T字管走破にも成功しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/237313/LL_img_237313_1.jpg
前関節バネ・アナログ指令タイプ(内径4インチ対応・垂直・曲管対応)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/237313/LL_img_237313_2.jpg
前関節バネ・RS485通信タイプ (内径3インチ対応・垂直・曲管対応)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/237313/LL_img_237313_3.jpg
前関節バネ・CAN通信タイプ(内径4インチ対応・垂直・曲管対応)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/237313/LL_img_237313_4.jpg
トルクセンサ付きアクチュエータ(内径4〜5インチ・垂直・曲管・T字管対応)
【参考】
http://www.malab.se.ritsumei.ac.jp/top/robot/inpipe.php


■パイプ探査ロボット「配管くん」とは?
「連結車輪型配管内検査ロボット:AIRo」の技術をベースに、前後にCMOSカメラとLED、またジャイロセンサーと角速度計も搭載しました。
直径100mm〜150mmの配管内を自由に移動しながら内部の映像を撮影し、配管の状況を確認。配管の位置も計測し、配管の診断と図面作成を実現する事で、設備のメンテナンスやリニューアル工事の提案をご支援します。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/237313/LL_img_237313_5.jpg
パイプ探査ロボット「配管くん」

■これまでの「配管くん」メディア取り上げ実績
・テレビ東京「ワールドビジネスサテライト“トレたまコーナー”(2019年5月,12月放送)」
・BS11「中小企業ビジネスジャーナル“カンパニーエアライン”(2019年5月放送)」
・BS日テレ「日テレNEWS24(2018年6月放送)」
・山形放送、山形テレビ、さくらんぼテレビ(2019年6月放送)
・日刊工業新聞(2020年3月掲載)、山形新聞(2019年6月掲載)
・建設専門WEBメディア「施工の神様(2019年6月配信)」
・建設業界×ITテクノロジーWEBメディア「BUILT(2019年6月配信)」


■これまでの「配管くん」受賞歴
・第26回東北ニュービジネス大賞特別賞受賞(親会社の弘栄設備工業株式会社として)


■企業概要
・会社名: 株式会社弘栄ドリームワークス
・設立 : 2019年11月27日
・所在地: 〒990-2221 山形県山形市大字風間字地蔵山下2068番地
・HP : http://www.koeidreamworks.jp
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