Sumo Logic、2020年版「継続的インテリジェンスレポート」を発表
[20/12/02]
提供元:@Press
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継続的インテリジェンス(*1)のパイオニアであるSumo Logic(*2 Nasdaq:SUMO)は、2020年版「継続的インテリジェンスレポート」(*3 英語版)を発表しました。本レポートは、同社の顧客企業2,100社以上のクラウドとアプリケーションの導入・利活用に関するトレンドや、デジタルトランスフォーメーション推進の要因としての新型コロナウイルス(COVID-19)の影響など、モダンアプリケーションの技術スタックについて検証しています。なお、レポートの原題は「The Continuous Intelligence Report:The State of Modern Applications, DevSecOps and the Impact of COVID-19」です。
*1 https://www.sumologic.com/continuous-intelligence-platform/
*2 https://www.sumologic.com/
*3 https://www.sumologic.com/brief/continuous-intelligence-report/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/237350/LL_img_237350_1.png
Sumo Logicジャパン株式会社
Sumo Logicの戦略・ソリューション担当バイスプレジデントであるBruno Kurticは、次のように述べています。「COVID-19パンデミックの影響により、今年は顧客企業のテクノロジーの優先度に著しい変化が見られました。企業は、新たなビジネスニーズに対応し、継続的にデジタル化を加速しました。そうした中で、マルチクラウドの採用、脅威環境の拡大、DevSecOpsを通じたコラボレーション改善の必要性など、鍵となる傾向がさらに進展しました。高性能で拡張性の高い常時稼働のサービスを提供するデジタルビジネスでは、迅速な意思決定と最高の顧客体験を実現するためにリアルタイム分析が不可欠であり、継続的インテリジェンスはその重要性がますます増しています。」
今年で5年目を迎えたSumo Logicの「継続的インテリジェンスレポート」は、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloud Platform(GCP)などのクラウドプラットフォームやハイブリッドクラウド・インフラストラクチャで、大規模でミッションクリティカルなモダンアプリケーションを運用するSumo Logicの顧客企業2,100社以上を対象に、テクノロジーの導入・利活用状況を分析することで、データドリブンな洞察、ベストプラクティス、トレンドを導き出しています。レポートの主な調査結果は以下の通りです。
■COVID-19パンデミックの中、マルチクラウドの採用が加速
COVID-19パンデミックの期間を通じて、マルチクラウドの採用が急増しています。ビジネスが激変する中、多くの企業がマルチクラウドを利用して、ビジネスの変化をサポートしてきました。
・マルチクラウドの採用は前年比70%増となり、それ以前の12カ月間の50%増を上回りました。
・高品質でセキュアなアプリケーションを顧客に提供するため、エンタープライズではAWS、Azure、GCPなどのクラウドプラットフォームの採用が進んでいます。
■モダンなクラウドアーキテクチャが現実に
これまで以上に多くのエンタープライズがクラウド環境に依存する中、企業はより「モダンなアーキテクチャ」に移行しています。こうした移行の中心となるのは、新しいティア、テクノロジー、マイクロサービスで構成されるアプリケーションスタックです。
・典型的なAWSアプリケーションには26ものサービスが含まれており(昨年15サービス)、複数のリージョン・複数のアカウントで導入されます。
・Sumo Logicの調査したAWS顧客企業の40%以上は、コンテナオーケストレーション機能を利用しています。
・Kubernetesは初期設定のアプリプラットフォームとして急速に浸透しており、企業の85%以上が複数のクラウドを横断したアプリケーションの構築・運用でKubernetesを利用しています。
・さらに、サーバーレス・アーキテクチャは拡大を続けており、AWS Lambdaの採用率は37%に上ります。
■COVID-19パンデミックの中、セキュリティ環境が著しく変化
COVID-19パンデミックが到来してから、セキュリティを取り巻く環境も変化しており、より堅牢で適応能力に優れたセキュリティプロセスとソリューションが必要とされています。クラウドワークロードのセキュリティを保護するには、クラウドネイティブなセキュリティ技術を採用し、利用可能なクラウドのデータソースを使用する必要があります。
・こうしたニーズに応えるため、AWSの顧客企業はCloudTrail(60%)、VPC Flow Logs(34%)、GuardDuty(22%)を採用しています。さらに、攻撃のパターンは変化しており、攻撃源が最も顕著に増加したのはロシアとインドでした。
・Sumo LogicのGlobal Intelligence for AWSによると、AWSの米国と欧州連合(EU)にあるリージョンが攻撃者の代表的な標的となっています。
■WFH(在宅勤務)時代はサイロ化を打破するDevSecOpsの必要性が高まる
アプリやサービスのリリースやアップデートの進化に伴い、DevOpsへの期待がより高まっており、現在のリモートワーク環境からも、チームのサイロ化が課題となっています。重要なのは、分散した開発チームがアナリティクスと洞察を活用することで、ソフトウェアの開発とデリバリーの全体的なプロセスを最適化し、企業の継続的インテリジェンスを向上させることです。
マルチクラウド、オープンソース技術、そして、COVID-19という不可抗力的な要因により、モダンアプリケーションスタックは変化し続けています。企業はこうした複雑化に対応する戦略が求められており、継続的インテリジェンスと呼ばれるソフトウェアの新たなカテゴリーが注目されています。これは、複数のユースケースに対応した、単一のクラウドネイティブなプラットフォームによって、リアルタイムのアナリティクスと洞察を引き出し活用することで、意思決定を迅速化し、最高の顧客体験を推進するものです。Sumo Logicの「継続的インテリジェンスプラットフォーム(Continuous Intelligence Platform)」は、こうした機能を実現するクラウドネイティブのサービスです。
2020年版「継続的インテリジェンスレポート」(英語版)の全文は、こちら( https://www.sumologic.com/brief/continuous-intelligence-report/ )からダウンロードできます。
■調査方法
「継続的インテリジェンスレポート」(原題:「The Continuous Intelligence Report:The State of Modern Applications, DevSecOps and the Impact of COVID-19」の作成にあたっては、すべての主要なクラウドプラットフォームとオンプレミス環境でアプリケーションを運用する、Sumo Logicの顧客企業2,100社以上のデータが使用されました。顧客の個人情報はすべて匿名化されています。顧客企業はSumo Logicを活用して本番アプリケーションと基本インフラストラクチャを管理しています。そのため、本レポートは、本番アプリケーションの状況を捉えたものになっています。エンタープライズのサンプル規模の大きさを考えると、本レポートのデータは、業界全体のトレンドを反映していると考えられます。
また、アプリケーションやインフラストラクチャがデータのソースとして表示されている場合、または有料の顧客が照会・分析を行う場合には、本番で使用されていることを前提としています。
■Sumo Logicについて
Sumo Logic Inc.(Nasdaq:SUMO)は、ソフトウェアの新たなカテゴリーである継続的インテリジェンスのパイオニアで、あらゆる規模の組織がデジタルトランスフォーメーションやモダンアプリケーション、クラウドコンピューティングを最大限に利活用することを支援します。アプリケーション、インフラストラクチャ、セキュリティ、IoTデータを自動、かつリアルタイムに収集・分析するSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォーム(Continuous Intelligence Platform(TM))は、世界2,100社以上のお客様に採用されており、セキュアなモダンアプリケーションやクラウドインフラストラクチャの構築、運用に活用されています。
Sumo Logicはマルチテナント型の真のSaaSアーキテクチャとしてプラットフォームを提供しており、インテリジェンス・エコノミーにおける顧客の成功に貢献しています。Sumo Logicは2010年に設立され、米国カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置いています。詳細は https://www.sumologic.com/ をご参照ください。
Sumo Logicジャパン株式会社は、国内におけるSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォームのマーケティング・サポート拠点として、2018年に設立されました。NTTデータ グローバルソリューションズ、マネーツリー、コインチェック、グリー等、様々な業種で採用されています。詳細は https://www.sumologic.jp/ をご参照ください。
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル2F
代表 :ロバート・スチーブンソン(Robert Stevenson)
Sumo Logicは、米国およびその他の国々における商標あるいは登録商標です。その他の会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
リリース日を含むここに記載の提供内容、アップデート、機能またはその他の修正は、通知なく変更される場合があります。ここに記載のいかなる提供内容、アップデート、機能または修正の開発、リリースおよび時期は、Sumo Logicの単独の裁量にあり、この情報は購入判断の基準として使用するものではなく、また、具体的な提供内容、アップデート、機能または修正を将来提供するという表明、保証、あるいは確約ではありません。
本プレスリリースは、米国カリフォルニア州レッドウッドシティにおいて、現地時間2020年11月23日に発表されたプレスリリースの抄訳です。原文はこちら( https://www.sumologic.jp/press-release/5th-annual-continuous-intelligence-report/ )をご覧ください。
*1 https://www.sumologic.com/continuous-intelligence-platform/
*2 https://www.sumologic.com/
*3 https://www.sumologic.com/brief/continuous-intelligence-report/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/237350/LL_img_237350_1.png
Sumo Logicジャパン株式会社
Sumo Logicの戦略・ソリューション担当バイスプレジデントであるBruno Kurticは、次のように述べています。「COVID-19パンデミックの影響により、今年は顧客企業のテクノロジーの優先度に著しい変化が見られました。企業は、新たなビジネスニーズに対応し、継続的にデジタル化を加速しました。そうした中で、マルチクラウドの採用、脅威環境の拡大、DevSecOpsを通じたコラボレーション改善の必要性など、鍵となる傾向がさらに進展しました。高性能で拡張性の高い常時稼働のサービスを提供するデジタルビジネスでは、迅速な意思決定と最高の顧客体験を実現するためにリアルタイム分析が不可欠であり、継続的インテリジェンスはその重要性がますます増しています。」
今年で5年目を迎えたSumo Logicの「継続的インテリジェンスレポート」は、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloud Platform(GCP)などのクラウドプラットフォームやハイブリッドクラウド・インフラストラクチャで、大規模でミッションクリティカルなモダンアプリケーションを運用するSumo Logicの顧客企業2,100社以上を対象に、テクノロジーの導入・利活用状況を分析することで、データドリブンな洞察、ベストプラクティス、トレンドを導き出しています。レポートの主な調査結果は以下の通りです。
■COVID-19パンデミックの中、マルチクラウドの採用が加速
COVID-19パンデミックの期間を通じて、マルチクラウドの採用が急増しています。ビジネスが激変する中、多くの企業がマルチクラウドを利用して、ビジネスの変化をサポートしてきました。
・マルチクラウドの採用は前年比70%増となり、それ以前の12カ月間の50%増を上回りました。
・高品質でセキュアなアプリケーションを顧客に提供するため、エンタープライズではAWS、Azure、GCPなどのクラウドプラットフォームの採用が進んでいます。
■モダンなクラウドアーキテクチャが現実に
これまで以上に多くのエンタープライズがクラウド環境に依存する中、企業はより「モダンなアーキテクチャ」に移行しています。こうした移行の中心となるのは、新しいティア、テクノロジー、マイクロサービスで構成されるアプリケーションスタックです。
・典型的なAWSアプリケーションには26ものサービスが含まれており(昨年15サービス)、複数のリージョン・複数のアカウントで導入されます。
・Sumo Logicの調査したAWS顧客企業の40%以上は、コンテナオーケストレーション機能を利用しています。
・Kubernetesは初期設定のアプリプラットフォームとして急速に浸透しており、企業の85%以上が複数のクラウドを横断したアプリケーションの構築・運用でKubernetesを利用しています。
・さらに、サーバーレス・アーキテクチャは拡大を続けており、AWS Lambdaの採用率は37%に上ります。
■COVID-19パンデミックの中、セキュリティ環境が著しく変化
COVID-19パンデミックが到来してから、セキュリティを取り巻く環境も変化しており、より堅牢で適応能力に優れたセキュリティプロセスとソリューションが必要とされています。クラウドワークロードのセキュリティを保護するには、クラウドネイティブなセキュリティ技術を採用し、利用可能なクラウドのデータソースを使用する必要があります。
・こうしたニーズに応えるため、AWSの顧客企業はCloudTrail(60%)、VPC Flow Logs(34%)、GuardDuty(22%)を採用しています。さらに、攻撃のパターンは変化しており、攻撃源が最も顕著に増加したのはロシアとインドでした。
・Sumo LogicのGlobal Intelligence for AWSによると、AWSの米国と欧州連合(EU)にあるリージョンが攻撃者の代表的な標的となっています。
■WFH(在宅勤務)時代はサイロ化を打破するDevSecOpsの必要性が高まる
アプリやサービスのリリースやアップデートの進化に伴い、DevOpsへの期待がより高まっており、現在のリモートワーク環境からも、チームのサイロ化が課題となっています。重要なのは、分散した開発チームがアナリティクスと洞察を活用することで、ソフトウェアの開発とデリバリーの全体的なプロセスを最適化し、企業の継続的インテリジェンスを向上させることです。
マルチクラウド、オープンソース技術、そして、COVID-19という不可抗力的な要因により、モダンアプリケーションスタックは変化し続けています。企業はこうした複雑化に対応する戦略が求められており、継続的インテリジェンスと呼ばれるソフトウェアの新たなカテゴリーが注目されています。これは、複数のユースケースに対応した、単一のクラウドネイティブなプラットフォームによって、リアルタイムのアナリティクスと洞察を引き出し活用することで、意思決定を迅速化し、最高の顧客体験を推進するものです。Sumo Logicの「継続的インテリジェンスプラットフォーム(Continuous Intelligence Platform)」は、こうした機能を実現するクラウドネイティブのサービスです。
2020年版「継続的インテリジェンスレポート」(英語版)の全文は、こちら( https://www.sumologic.com/brief/continuous-intelligence-report/ )からダウンロードできます。
■調査方法
「継続的インテリジェンスレポート」(原題:「The Continuous Intelligence Report:The State of Modern Applications, DevSecOps and the Impact of COVID-19」の作成にあたっては、すべての主要なクラウドプラットフォームとオンプレミス環境でアプリケーションを運用する、Sumo Logicの顧客企業2,100社以上のデータが使用されました。顧客の個人情報はすべて匿名化されています。顧客企業はSumo Logicを活用して本番アプリケーションと基本インフラストラクチャを管理しています。そのため、本レポートは、本番アプリケーションの状況を捉えたものになっています。エンタープライズのサンプル規模の大きさを考えると、本レポートのデータは、業界全体のトレンドを反映していると考えられます。
また、アプリケーションやインフラストラクチャがデータのソースとして表示されている場合、または有料の顧客が照会・分析を行う場合には、本番で使用されていることを前提としています。
■Sumo Logicについて
Sumo Logic Inc.(Nasdaq:SUMO)は、ソフトウェアの新たなカテゴリーである継続的インテリジェンスのパイオニアで、あらゆる規模の組織がデジタルトランスフォーメーションやモダンアプリケーション、クラウドコンピューティングを最大限に利活用することを支援します。アプリケーション、インフラストラクチャ、セキュリティ、IoTデータを自動、かつリアルタイムに収集・分析するSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォーム(Continuous Intelligence Platform(TM))は、世界2,100社以上のお客様に採用されており、セキュアなモダンアプリケーションやクラウドインフラストラクチャの構築、運用に活用されています。
Sumo Logicはマルチテナント型の真のSaaSアーキテクチャとしてプラットフォームを提供しており、インテリジェンス・エコノミーにおける顧客の成功に貢献しています。Sumo Logicは2010年に設立され、米国カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置いています。詳細は https://www.sumologic.com/ をご参照ください。
Sumo Logicジャパン株式会社は、国内におけるSumo Logicの継続的インテリジェンスプラットフォームのマーケティング・サポート拠点として、2018年に設立されました。NTTデータ グローバルソリューションズ、マネーツリー、コインチェック、グリー等、様々な業種で採用されています。詳細は https://www.sumologic.jp/ をご参照ください。
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル2F
代表 :ロバート・スチーブンソン(Robert Stevenson)
Sumo Logicは、米国およびその他の国々における商標あるいは登録商標です。その他の会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
リリース日を含むここに記載の提供内容、アップデート、機能またはその他の修正は、通知なく変更される場合があります。ここに記載のいかなる提供内容、アップデート、機能または修正の開発、リリースおよび時期は、Sumo Logicの単独の裁量にあり、この情報は購入判断の基準として使用するものではなく、また、具体的な提供内容、アップデート、機能または修正を将来提供するという表明、保証、あるいは確約ではありません。
本プレスリリースは、米国カリフォルニア州レッドウッドシティにおいて、現地時間2020年11月23日に発表されたプレスリリースの抄訳です。原文はこちら( https://www.sumologic.jp/press-release/5th-annual-continuous-intelligence-report/ )をご覧ください。