DDNの大容量ストレージソリューションが産業技術総合研究所「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」に採用
[20/12/17]
提供元:@Press
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株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン(所在地:東京都千代田区、代表取締役:ロベルト・トリンドル、以下 DDN)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(本部所在地:東京都千代田区、理事長:石村 和彦、以下 産総研)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:時田 隆仁、以下 富士通)が構築を進めているスーパーコンピュータシステム「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」の専用ストレージとして、DDN EXAScalerを含めたAIに特化したDDNのストレージソリューションが採用されたことを発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/239651/LL_img_239651_1.jpg
システム構成図
産総研の「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」は、富士通が受注・開発し、2018年8月1日より運用している「AI橋渡しクラウド基盤(以下、ABCI)」を拡大する目的で構築され、2021年度からの運用開始を予定しています。ABCIはAI用途向けのクラウド基盤として、AI関連のスタートアップ企業から総合電機メーカーまで、1,000人以上の利用者が最先端技術を活用した研究開発を行ってきましたが、近年の産官学におけるAI研究開発需要の急速な高まりを受け、産総研は追加で「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」構築を決定し、ABCIとの一体運用を図る構想です。
既存のABCIと「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」一体運用を実現する大容量ストレージシステムとして採用されたDDNのストレージは、並列ファイルシステムDDN EXAScalerを中核とした11.2ペタバイトの大容量ストレージシステムです。DDN EXAScalerはオープンソース並列ファイルシステムLustreをベースとした高性能並列ファイルシステムソリューションで、国内外を問わず様々なスーパーコンピュータシステムと大規模AI計算インフラストラクチャで採用された実績を持ちます。 ストレージベンダーとして初めてオープンソースのLustreファイルシステムを広く採用したDDNは、2018年にインテルからLustre開発部門を買収し、それ以来、データ分析やAIの最新アプリケーション向けにLustreの最適化に注力してきました。
現在においても最大のソースコードを提供する開発リーダーとして、Lustreコミュニティに大きく貢献をしています。
今回「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」に採用されたDDNのストレージシステムは、高速NVMe SSD搭載した、DDN 400NVX 3基からなる実効容量405.5テラバイトの高速データ領域、大容量ハードディスクを搭載したDDN ES7990X 3基からなる実効容量10.8ペタバイトの通常データ領域から構成されます。具体的な性能は、高速データ領域が実効書き込みスループット105ギガバイト/秒以上、実効読み込みスループット120ギガバイト/秒以上、実効300万IOPS以上であり、通常データ領域は実効スループット性能60ギガバイト/秒以上を想定します。
DDNのEXAScaler/Lustreファイルシステム開発を担うWhamcloudで、主に性能改善に取り組むプリンシパル・エンジニアの井原 修一は次のようにコメントしています。
「DDN EXAScalerは、これまでも大規模なHPC環境において高速なファイルシステムを提供し続けてきた実績のあるソリューションです。更なる高みを目指してDDNは、この数年、データ分析、機械学習、AIなど様々なワークロードに対応するために、NVIDIAなどのGPUベンダーと密接に連携を取りながら、Lustreファイルシステムの最適化に向けて多大な人員の投資と、研究開発を行ってきました。
産学官共同のAI研究開発を加速するプラットフォーム「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」における高速ストレージプラットフォームとして、DDNのEXAScalerソリューションを採用いただいたことにより、産総研様及び富士通様と共に日本のAI研究開発の発展に貢献できることを期待しております。」
関連リンク
https://ddn.co.jp/products/storage_appliance/es14kx.html
■データダイレクト・ネットワークス(DDN)について
データダイレクト・ネットワークス(英語表記DataDirect Networks、以下 DDN)は、インテリジェント・インフラストラクチャを実現する人工知能(AI)とデータ管理ソフトウェアおよびハードウェア・ソリューションのグローバルリーダーとして、データ集約型のグローバル企業のビジネス課題を解決するための統合分析を提供しています。DDNは、過去20年以上にわたり10,000社以上の企業、政府機関、公共部門の顧客に選ばれるデータ管理プロバイダーとしての地位をグローバルに確立してきました。
TintriはDDNの完全子会社で、IntelliFlash、Nexenta、およびTintriのテクノロジーで構成され、リアルタイムで予測可能なアプリケーション分析を促進するインテリジェント・インフラストラクチャのイノベーションによって、オンプレミスおよびマルチクラウド環境のシンプルさ、効率性、俊敏性を実現し、企業顧客に高いユーザー体験を提供しています。
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンはDDNの日本法人・100%子会社です。
https://ddn.co.jp/
会社名:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン
所在地:〒102-0081 東京都千代田区四番町6-2 東急番町ビル8F
TEL :03-3261-9101
FAX :03-3261-9140
(C)2020 All rights reserved. DataDirect Networks, Inc.、DDN Storage、DDNは、米国DataDirect Networksが所有する商標または登録商標です。その他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。無断複写・転載を禁じます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/239651/LL_img_239651_1.jpg
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産総研の「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」は、富士通が受注・開発し、2018年8月1日より運用している「AI橋渡しクラウド基盤(以下、ABCI)」を拡大する目的で構築され、2021年度からの運用開始を予定しています。ABCIはAI用途向けのクラウド基盤として、AI関連のスタートアップ企業から総合電機メーカーまで、1,000人以上の利用者が最先端技術を活用した研究開発を行ってきましたが、近年の産官学におけるAI研究開発需要の急速な高まりを受け、産総研は追加で「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」構築を決定し、ABCIとの一体運用を図る構想です。
既存のABCIと「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」一体運用を実現する大容量ストレージシステムとして採用されたDDNのストレージは、並列ファイルシステムDDN EXAScalerを中核とした11.2ペタバイトの大容量ストレージシステムです。DDN EXAScalerはオープンソース並列ファイルシステムLustreをベースとした高性能並列ファイルシステムソリューションで、国内外を問わず様々なスーパーコンピュータシステムと大規模AI計算インフラストラクチャで採用された実績を持ちます。 ストレージベンダーとして初めてオープンソースのLustreファイルシステムを広く採用したDDNは、2018年にインテルからLustre開発部門を買収し、それ以来、データ分析やAIの最新アプリケーション向けにLustreの最適化に注力してきました。
現在においても最大のソースコードを提供する開発リーダーとして、Lustreコミュニティに大きく貢献をしています。
今回「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」に採用されたDDNのストレージシステムは、高速NVMe SSD搭載した、DDN 400NVX 3基からなる実効容量405.5テラバイトの高速データ領域、大容量ハードディスクを搭載したDDN ES7990X 3基からなる実効容量10.8ペタバイトの通常データ領域から構成されます。具体的な性能は、高速データ領域が実効書き込みスループット105ギガバイト/秒以上、実効読み込みスループット120ギガバイト/秒以上、実効300万IOPS以上であり、通常データ領域は実効スループット性能60ギガバイト/秒以上を想定します。
DDNのEXAScaler/Lustreファイルシステム開発を担うWhamcloudで、主に性能改善に取り組むプリンシパル・エンジニアの井原 修一は次のようにコメントしています。
「DDN EXAScalerは、これまでも大規模なHPC環境において高速なファイルシステムを提供し続けてきた実績のあるソリューションです。更なる高みを目指してDDNは、この数年、データ分析、機械学習、AIなど様々なワークロードに対応するために、NVIDIAなどのGPUベンダーと密接に連携を取りながら、Lustreファイルシステムの最適化に向けて多大な人員の投資と、研究開発を行ってきました。
産学官共同のAI研究開発を加速するプラットフォーム「AI橋渡しグリーンクラウド基盤」における高速ストレージプラットフォームとして、DDNのEXAScalerソリューションを採用いただいたことにより、産総研様及び富士通様と共に日本のAI研究開発の発展に貢献できることを期待しております。」
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https://ddn.co.jp/products/storage_appliance/es14kx.html
■データダイレクト・ネットワークス(DDN)について
データダイレクト・ネットワークス(英語表記DataDirect Networks、以下 DDN)は、インテリジェント・インフラストラクチャを実現する人工知能(AI)とデータ管理ソフトウェアおよびハードウェア・ソリューションのグローバルリーダーとして、データ集約型のグローバル企業のビジネス課題を解決するための統合分析を提供しています。DDNは、過去20年以上にわたり10,000社以上の企業、政府機関、公共部門の顧客に選ばれるデータ管理プロバイダーとしての地位をグローバルに確立してきました。
TintriはDDNの完全子会社で、IntelliFlash、Nexenta、およびTintriのテクノロジーで構成され、リアルタイムで予測可能なアプリケーション分析を促進するインテリジェント・インフラストラクチャのイノベーションによって、オンプレミスおよびマルチクラウド環境のシンプルさ、効率性、俊敏性を実現し、企業顧客に高いユーザー体験を提供しています。
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンはDDNの日本法人・100%子会社です。
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会社名:株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン
所在地:〒102-0081 東京都千代田区四番町6-2 東急番町ビル8F
TEL :03-3261-9101
FAX :03-3261-9140
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