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MS&ADグループ サステナビリティコンテスト 2020を開催 SDGsを道しるべに社会的課題を解決!最優秀賞が決定

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社は、「MS&ADグループ サステナビリティコンテスト 2020」を開催しグループ各社の経営陣によるオンライン審査・投票の結果、最優秀賞1組 優秀賞5組が決定しました。

2030年に目指すべき社会像「レジリエントでサステナブルな社会」を掲げ、SDGsを道しるべとして、社会との共通価値の創造(CSV)に向けてさまざまな取組みを進めています。事業を通じた社会的課題の解決には、グループ社員一人ひとりがCSVやSDGsへの理解を深めることが必要不可欠です。社員の啓発を目的とした「サステナビリティコンテスト」は、社会的課題の解決につながる取組みや提案を通じた顕著なCSV取組を表彰するもので、今年度で3年目となります。お客さまの非接触志向の高まりやリモートワークの増加といった、withコロナ時代から見えてきた社会的課題に対する取組提案を含めて、昨年度を上回る354組の応募がありました。
社会的インパクト、コミュニケーション、グループシナジー、取組姿勢、発展性の5つの項目を選考基準として評価し、6組を入賞として選出しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/240521/LL_img_240521_1.png
初めて実施したオンライン投票・審査

<最優秀賞>
公的農業共済および最先端IoT技術と連携した、畜産業界が抱える積年の課題解決
三井住友海上 金融公務営業推進本部 公務開発室/企業営業第二部 第一課

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/240521/LL_img_240521_2.jpg
左から村尾さん、宮岸さん

深刻な高齢化と新型コロナウイルス感染拡大による外国人の働き手不足等が急速に進行し、生産性向上と労働環境改善が課題となっている畜産業界。三井住友海上では、公的農業共済と連携して家畜牛にかかる診療費の農家自己負担分を補償する保険商品を開発。IoTソリューションにより畜産農家が抱える課題の解決に取り組む「デザミス株式会社」をパートナーに、同社の先端テクノロジーを活用した牛の管理システムに保険を組み込み、これまでどこにもなかった全く新しいサービスを提供。牛の健康状態を24時間管理するIoTセンサーが適時適切な治療を促すことで、牛の死亡率が低減し、畜産農家の経営安定化と公的農業共済の損害防止を同時に実現。
また、不要不急の駆け付けも激減して全国の獣医師の労働環境も改善するなど、畜産業界の積年の課題解決に加え、自社の損害保険本業にも大きく貢献。


<受賞者のコメント>
今回、デザミス株式会社という強力なパートナーとの連携によって、損害保険会社だけでは成し得なかった新たなサービスを畜産農家の皆さまにご提供することができました。
同社をはじめ、ご協力いただきました全ての関係者の皆さまに深く感謝を申し上げます。
本サービスの普及により、生産性向上や労働環境改善等の畜産業界の積年の課題解決を実現し、地方創生を推進して参ります。今後も、CSV型のビジネスモデル創造にチャレンジし続け、当社グループ事業を通じて活力ある社会の実現を目指します。


<代表取締役 専務執行役員 グループCFO 樋口 哲司のコメント>
新型コロナウイルスの感染拡大というこれまでに経験したことのない環境の中、海外を含めたグループ全体で354組もの応募がありました。応募取組は、これまで注力していた自然災害への対応や地方創生の支援などの取組みに加え、withコロナ時代の課題解決に向けた取組みも多く見られました。
グループ社員一人ひとりの熱意、新たな社会的課題への感度の高さと、私たちの「価値創造ストーリー」がグループのさまざまな活動の中で浸透してきていることを実感しました。
今後も、環境変化を機敏に捉え、新たな発想でCSV取組にチャレンジして参ります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/240521/LL_img_240521_3.jpg
グループCFO 樋口 哲司

<入賞取組>
■安心・安全なクルマ社会の実現に向けた「画像解析フォレンジック」による先進的な事故原因調査
あいおいニッセイ同和損保 損害サービス業務部 業務推進グループ
あいおいニッセイ同和損害調査 経営企画部

ドライブレコーダー装着車は年々増加しているが、事故の衝撃等によってドライブレコーダーに記録されている動画や画像が破損し再生できない、不鮮明で活用できないといった事象が発生。動画の復元や画像の鮮明化などを実施する技術「画像解析フォレンジック」の導入と専任解析者の育成により、迅速かつ客観的な事故解決を通じて、安心・安全なクルマ社会の実現に貢献。


■お客さまの非接触志向の高まりに対応した代理店への「WEB募集ノウハウ」の提供
三井ダイレクト損害保険 マーケティング部 CX推進グループ

新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、お客さまの非接触志向が顕在化。グループ各社の代理店・取引先と連携し、ダイレクト損保として20年間取り組んできたWEBマーケティングなどのノウハウを駆使することで、環境変化に伴うお客さまニーズへの迅速な対応と利便性向上により、お客さまの満足度をアップ。さらに、グループ全体のDXを推進。


■明日の日本を創る企業の持続的な発展を支える健康経営普及活動
三井住友海上あいおい生命保険 営業教育企画部・教育企画グループ

グループ各社が提供している各種ツール・サービスを活用し、代理店と連携し、240万社の法人顧客に対して、経済産業省「健康経営優良法人認定制度」の認定取得を支援。その結果、法人顧客の認定取得率が向上。社員・代理店が情報提供・コンサルティング・申請支援・スキルの習得による健康経営取組を推進し、グループのブランド向上と持続的発展に寄与。


■「持続可能な農業センター」プログラムを通じて障がい者の自立した生活を支援
MSIG Insurance (Thailand) PCL Human Resources

2018年以来、4団体と連携し「持続可能な農業センター」プログラムを通じて、パヤオ県の障がい者コミュニティの経済的自立支援を実施。雇用機会の創出や安定した収入源の確保等、生活の質が向上。今後、保険代理店と連携した教育により、保険代理店での障がい者採用を企図。MSIGブランドの認知度とイメージ向上に加え、潜在的顧客の創出による収益拡大にも寄与。


■米スタートアップと提携したTCFD向け気候変動リスク評価サービスの開発
MS&ADインターリスク総研 サステナビリティグループ

米国スタートアップ企業と提携し、世界最先端の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)向け気候変動リスク評価サービスを開発。気候変動を踏まえた将来の自然災害リスクについて、財務影響等を定量評価する本サービスは、保険引受につながる風水災リスク評価の差別化提案としても展開し、グループの収益にも貢献。
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