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2020年を表す漢字トップ3は「忍」「耐」「禍」 制限ある暮らしのなか「変化に対応できた」76.9% 「作る」「育てる」趣味でイエナカの充実度はアップ?

新型コロナウイルスの感染拡大で、毎日の暮らしにさまざまな変化が訪れた2020年。旅行や外食など外出の機会がグンと減り、おうちで過ごす時間が今までになく長い一年となりました。そこで「オレンジページくらし予報」では、国内在住の20歳以上の女性を対象に、「イエナカ」時間の過ごし方について調査。コロナ禍の毎日を、みんなはどんなふうに過ごし、それによってどんな変化があったのでしょうか? 不便だけれど乗り切ることができた背景を探っていくと、コロナ禍で増えた「おうち時間」の充実度が関係していることが浮かび上がりました。

【ダイジェスト】
2020年を表す漢字トップ3は「忍」「耐」「禍」
イエナカの充実度が関係!? 暮らしの変化に「対応できた」76.9%
日々の楽しみも、大切な人との交流も、スマホが大活躍!
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/241372/img_241372_1.png
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/241372/img_241372_2.png

■ 2020年を表す漢字トップ3はやっぱり!?「忍」「耐」「禍」
ウイルスの脅威が、健康だけでなく経済にも大きな影響を与えたこの一年。「2020年は、あなたにとって、どんな年でしたか?」という問いに対し、40.5%もの人が「よくない年」「どちらかといえばよくない年」と総括しています。さらに、2020年を漢字1字で表してもらうと、上位は「忍」「耐」「禍」と、暗いイメージの漢字が並びました。外出の制限や学校の休校などにより、何かと我慢の多い日々をひたすら耐えた、波乱の一年を象徴するような言葉であることが印象的です。ほかに、「粛」「静」など、できるだけ外出を控え、家で過ごそうとしたマインドを感じる言葉も目立ち、「外より内」で過ごす「巣ごもり」傾向が裏付けられる結果となりました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/241372/img_241372_3.png

■ イエナカの充実度が関係!?暮らしの変化に「対応できた」76.9%
外出の自粛、外出時のマスク着用、ソーシャルディスタンスなど、感染拡大防止のためのさまざまなルールが生まれ、私たちのライフスタイルもこれまでとは大きく変化しました。しかし、76.9%の人はこうした「暮らしの変化に対応できた」と回答。その背景を探っていくと、どうやらコロナ禍で増えた「イエナカ時間」の充実度が関係しているもようです。
そのひとつとして、「おうちで趣味に費やす時間が増えた」55.4%のように、趣味を通じてイエナカ時間を楽しみを見出した人が多いよう。
「今年、とくに楽しんだ趣味」について自由回答できいたところ、大きく2つの傾向が見られました。それは、家庭菜園・ガーデニングなどの「育てる系」と、アクセサリーや手芸、お菓子などの「作る系」にトライした人が多かったこと。「家庭菜園を始め、収穫した野菜でピザパーティをしました」(50代・パート)、「手芸にチャレンジ。長年手つかずだった大きなキルトを完成させました」(50代・パート)、「子どもとお菓子や料理を作る時間を持つことができ、幸せだなと思いました」(40代・パート)など、完成までに時間がかかるものや、過程を楽しむものに挑戦した人が目立ちました。
仕方なく増えたイエナカ時間ではありますが、それをうまく利用したり、これを機に時間の使い方を見直したりして、楽しみに転換した人が意外に多いことがわかります。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/241372/img_241372_4.png

■ 日々の楽しみも、大切な人との交流も、スマホが大活躍!
そのほか、暮らしへの影響として「スマホを触っている時間が増えた」人が70.4%もいたことがわかりました。
とくに、LINEのメッセージや動画、ビデオ通話を活用し、おうちにいながら、「友人や離れて住んでいる家族と連絡取り合った」(50代・フルタイム)、「なかなか連絡できなかった友達とつながることができ、懐かしい時間を過ごせた」(50代・パート)など、家族や友人との交流を楽しんだ人も多数。リアルに会うことが難しいからこそ、人との絆の大切さをあらためて実感する機会にもなったようです。
また、よく利用するコンテンツの上位には、ニュース・天気予報、動画、通販など多岐にわたり、「YouTubeで朝の家事の流れを映したルーティン動画をチェック。効率のよいやり方がわかって参考になりました」(30代・フルタイム)、「Instagramかな。いろいろな人の暮らしについての考え方とか料理が見られて刺激に」(50代・パート)など、「生活に必要な情報も、自分の時間を楽しむのも、スマホから」という傾向が見てとれます。また、場所を選ばず、隙間時間に気軽に見られるのも、スマホが支持される理由の1つかもしれません。


コロナ禍の影響で、みんなの時間の使い方に大きな変化が見られた今回の調査。感染拡大防止のためできないことが多い反面、家でできる目の前の小さな楽しみに目を向けることで、充実した毎日が送れることがわかりました。2021年も続くことが予想される、withコロナの生活。イエナカ時間の使い方をあらためて見直し、自分なりの豊かな暮らしを広げていきたいですね。

アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1531人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2020年11月3日〜8日

●「オレンジページくらし予報」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた“くらしの目利き”たちが数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて<次のくらし>を読み解いていくのが「オレンジページくらし予報」です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。

●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊35周年を迎えた生活情報誌。30〜40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=318,679部(2019年印刷証明付発行部数)。
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