AI潅水施肥ロボットのゼロアグリ 青森県産業技術センター、山形県、熊本県との共同研究成果を発表 〜ハウス土耕栽培のスマート化を加速〜
[21/01/06]
提供元:@Press
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株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐々木 伸一、以下 ルートレック)は、青森県産業技術センター、山形県、熊本県の3者と共同で、自社開発製品であるAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」を使用した養液土耕制御の汎用化のための研究を実施し、その成果をマニュアル(ICT養液土耕自動化支援装置栽培マニュアル、以下 マニュアル)として発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_1.jpg
ゼロアグリ制御盤
共同研究の結果、夏秋トマト(青森県)、メロン・ミニトマト(山形県)、促成トマト(熊本県)において、ゼロアグリを使った養液土耕の潅水施肥制御により作物の収量・品質安定化および省力化を実現する成果が実証されました。また導入費用を加味した経営試算も実施、収益改善に貢献することが示されました。
本マニュアルではゼロアグリを使用した養液土耕栽培の方法と、上記の各県各作物での実証結果を公開しております。
マニュアルにて公開している内容は、1月18日(月)にウェビナー形式で発表予定です。下のURLより参加の申込みを受け付けております。どなたでもご視聴いただけますので、お気軽にご参加ください。
【実証結果】
〜熊本県では促成トマトで20%以上の増収も〜
〇青森県産業技術センターの実証事例(夏秋トマト)
潅水施肥時間の大幅削減、施肥量削減と8%の増収を実現。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_2.jpg
養液土耕マニュアル_青森県
〇山形県の実証事例(メロン・ミニトマト)
作業時間の95%削減、収量増を実現。現在開発中の「土壌EC制御」機能の実用性を確認。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_3.jpg
養液土耕マニュアル_山形県
〇熊本県の実証事例(促成トマト)
液肥濃度を自動調整できる「施肥量オート調整」機能を使用し20%以上の収量増を実現。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_4.jpg
養液土耕マニュアル_熊本県
【背景】
〜労働集約的で機械化できる作業が少ないハウス栽培の課題解決に貢献〜
高齢化と後継者不足が課題となっている日本の農業。ハウス栽培においても生産者の高齢化が進み、担い手の数は減少しています。特にトマト、キュウリ、イチゴをはじめとした果菜類のハウス栽培は労働集約的で機械化が難しく、規模拡大へのハードルが高いという課題があります。
ゼロアグリを使った養液土耕栽培は、各産地の土壌特性を活かした土耕栽培の良さと、制御性の高い養液栽培の良さをあわせもつ栽培方法です。ゼロアグリを導入することで収量・品質安定化および省力化により経営基盤を改善したり、ノウハウの継承・産地内での共有をしたりすることができます。
ルートレックはゼロアグリの普及を通じて全国のハウス野菜産地の活性化に貢献したいと考えています。
【成果発表ウェビナーについて】
日時:2021年1月18日(月)午後4時〜
場所:オンライン(Google Meetを使用)
※詳細、参加お申込みはこちら
https://www.zero-agri.jp/smart_drip_irrigation_research
※マニュアルのダウンロードはこちら
「ICT養液土耕自動化支援装置栽培マニュアル」
https://f.hubspotusercontent10.net/hubfs/4712016/zeroagri_report_and_manual.pdf
【革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)について】
本事業は、新たな国際環境の下で国内の農林水産業・食品産業が持続的に維持・発展するために、農林水産物の差別化や農林漁業経営体の生産性、所得向上を実現する技術確立を目的として、2016年11月より農研機構を通じて公募が開始されました。ルートレックが代表機関となったコンソーシアムは、7つある研究分野のうち「野菜・花き」部門で採択されており、「パイプハウスで高収益を実現するICT利用型養液土耕制御ロボットの汎用化とその実証」というテーマで、2017年4月より3年間、ゼロアグリを活用した実証事業に取り組んでおります。
詳細な実証内容については、以下をご覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/brain/h27kakushin/files/keiei_subject3_03.pdf
今回公開した栽培マニュアルは、「革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)」の支援を受けて行われた試験研究計画「パイプハウスで高収益を実現するICT利用型養液土耕制御ロボットの汎用化とその実証(平成29年度〜令和元年度)」での成果を元に作成されました。
【AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」】
ゼロアグリはパイプハウス向けAI潅水施肥ロボットです。日射予報や土壌センサーの情報により、独自のアルゴリズムを用いて、作物が必要とする最適な水と肥料を分析して供給します。作物の生長に合わせて最適量を常にクラウドより自動制御することで、作物にかかるストレスをなくし収量増大と品質改善による生産者の収益向上へと繋げます。また、生産者の潅水施肥時間の省力化も実現し、規模拡大を実現します。
※製品サイトはこちら
https://www.zero-agri.jp/
【株式会社ルートレック・ネットワークスについて】
2005年の創業以来、黎明期よりM2M技術の研究開発に取り組み、エネルギー、産業車両、ヘルスケアなど様々な業界にM2Mソリューションを提供してきました。2010年、総務省広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」を契機にスマート農業事業に参入し、2015年からAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」を開発・販売しております。2018年、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)受賞、同年経済産業省よりJ-Startup 企業に選出され、累計出荷台数は200台を超え、国内、中国、タイ、ベトナムへの導入実績があります。
会社名 : 株式会社ルートレック・ネットワークス
URL : https://www.routrek.co.jp/
所在地 : 〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1
新百合ヶ丘シティビルディング6F
代表者 : 代表取締役社長 佐々木 伸一
主要株主 : 佐々木 伸一
株式会社東京大学エッジキャピタル
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)
合同会社テックアクセルベンチャーズ
農林中央金庫
オイシックス・ラ・大地株式会社
JFE商事エレクトロニクス株式会社
株式会社オプティム
JA三井リース株式会社
ENEOSテクノマテリアル株式会社 他
設立 : 2005年8月
資本金 : 7億300万円(資本準備金含む)
事業内容 : ・スマート農業事業:AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」の
開発・製造・販売
・M2M事業 :リモート管理ツール「RouteMagic」の
開発・製造・販売
※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_1.jpg
ゼロアグリ制御盤
共同研究の結果、夏秋トマト(青森県)、メロン・ミニトマト(山形県)、促成トマト(熊本県)において、ゼロアグリを使った養液土耕の潅水施肥制御により作物の収量・品質安定化および省力化を実現する成果が実証されました。また導入費用を加味した経営試算も実施、収益改善に貢献することが示されました。
本マニュアルではゼロアグリを使用した養液土耕栽培の方法と、上記の各県各作物での実証結果を公開しております。
マニュアルにて公開している内容は、1月18日(月)にウェビナー形式で発表予定です。下のURLより参加の申込みを受け付けております。どなたでもご視聴いただけますので、お気軽にご参加ください。
【実証結果】
〜熊本県では促成トマトで20%以上の増収も〜
〇青森県産業技術センターの実証事例(夏秋トマト)
潅水施肥時間の大幅削減、施肥量削減と8%の増収を実現。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_2.jpg
養液土耕マニュアル_青森県
〇山形県の実証事例(メロン・ミニトマト)
作業時間の95%削減、収量増を実現。現在開発中の「土壌EC制御」機能の実用性を確認。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_3.jpg
養液土耕マニュアル_山形県
〇熊本県の実証事例(促成トマト)
液肥濃度を自動調整できる「施肥量オート調整」機能を使用し20%以上の収量増を実現。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/242312/LL_img_242312_4.jpg
養液土耕マニュアル_熊本県
【背景】
〜労働集約的で機械化できる作業が少ないハウス栽培の課題解決に貢献〜
高齢化と後継者不足が課題となっている日本の農業。ハウス栽培においても生産者の高齢化が進み、担い手の数は減少しています。特にトマト、キュウリ、イチゴをはじめとした果菜類のハウス栽培は労働集約的で機械化が難しく、規模拡大へのハードルが高いという課題があります。
ゼロアグリを使った養液土耕栽培は、各産地の土壌特性を活かした土耕栽培の良さと、制御性の高い養液栽培の良さをあわせもつ栽培方法です。ゼロアグリを導入することで収量・品質安定化および省力化により経営基盤を改善したり、ノウハウの継承・産地内での共有をしたりすることができます。
ルートレックはゼロアグリの普及を通じて全国のハウス野菜産地の活性化に貢献したいと考えています。
【成果発表ウェビナーについて】
日時:2021年1月18日(月)午後4時〜
場所:オンライン(Google Meetを使用)
※詳細、参加お申込みはこちら
https://www.zero-agri.jp/smart_drip_irrigation_research
※マニュアルのダウンロードはこちら
「ICT養液土耕自動化支援装置栽培マニュアル」
https://f.hubspotusercontent10.net/hubfs/4712016/zeroagri_report_and_manual.pdf
【革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)について】
本事業は、新たな国際環境の下で国内の農林水産業・食品産業が持続的に維持・発展するために、農林水産物の差別化や農林漁業経営体の生産性、所得向上を実現する技術確立を目的として、2016年11月より農研機構を通じて公募が開始されました。ルートレックが代表機関となったコンソーシアムは、7つある研究分野のうち「野菜・花き」部門で採択されており、「パイプハウスで高収益を実現するICT利用型養液土耕制御ロボットの汎用化とその実証」というテーマで、2017年4月より3年間、ゼロアグリを活用した実証事業に取り組んでおります。
詳細な実証内容については、以下をご覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/brain/h27kakushin/files/keiei_subject3_03.pdf
今回公開した栽培マニュアルは、「革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)」の支援を受けて行われた試験研究計画「パイプハウスで高収益を実現するICT利用型養液土耕制御ロボットの汎用化とその実証(平成29年度〜令和元年度)」での成果を元に作成されました。
【AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」】
ゼロアグリはパイプハウス向けAI潅水施肥ロボットです。日射予報や土壌センサーの情報により、独自のアルゴリズムを用いて、作物が必要とする最適な水と肥料を分析して供給します。作物の生長に合わせて最適量を常にクラウドより自動制御することで、作物にかかるストレスをなくし収量増大と品質改善による生産者の収益向上へと繋げます。また、生産者の潅水施肥時間の省力化も実現し、規模拡大を実現します。
※製品サイトはこちら
https://www.zero-agri.jp/
【株式会社ルートレック・ネットワークスについて】
2005年の創業以来、黎明期よりM2M技術の研究開発に取り組み、エネルギー、産業車両、ヘルスケアなど様々な業界にM2Mソリューションを提供してきました。2010年、総務省広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」を契機にスマート農業事業に参入し、2015年からAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」を開発・販売しております。2018年、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)受賞、同年経済産業省よりJ-Startup 企業に選出され、累計出荷台数は200台を超え、国内、中国、タイ、ベトナムへの導入実績があります。
会社名 : 株式会社ルートレック・ネットワークス
URL : https://www.routrek.co.jp/
所在地 : 〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1
新百合ヶ丘シティビルディング6F
代表者 : 代表取締役社長 佐々木 伸一
主要株主 : 佐々木 伸一
株式会社東京大学エッジキャピタル
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)
合同会社テックアクセルベンチャーズ
農林中央金庫
オイシックス・ラ・大地株式会社
JFE商事エレクトロニクス株式会社
株式会社オプティム
JA三井リース株式会社
ENEOSテクノマテリアル株式会社 他
設立 : 2005年8月
資本金 : 7億300万円(資本準備金含む)
事業内容 : ・スマート農業事業:AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」の
開発・製造・販売
・M2M事業 :リモート管理ツール「RouteMagic」の
開発・製造・販売
※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。