自動車のカラーデザインコンテスト「オートカラーアウォード2012」 各賞受賞車について
[11/12/15]
提供元:@Press
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一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、所在地:東京都千代田区、理事長:小町谷 朝生)では、自動車の色彩が持つ情感の豊かさを積極的に訴えかけてゆく中で、さらに文化的な深みを持った、優れた製品が社会に普及することを目指し、優れた自動車のカラーデザインを顕彰する制度「オートカラーアウォード」を1999年より実施しております。
この度12月14日に文化学園大学(東京渋谷区)にて「オートカラーアウォード2012」の最審査会が行われ、各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、今回より家電などのプロダクトメーカー デザイナーにより選ばれる賞を新設し、結果が注目されました。
1.グランプリ(総合的に最も優れたカラーデザインに贈られる)
●日産自動車株式会社「スカイライン クロスオーバー」
(カラー名)セラミックブルー(M)〈#FAH〉(エクステリア)/ブラウン(P)(インテリア)
担当デザイナー 木村 聡(きむら さとし)氏
【メーカーのアピールポイント】
おとなの女性が日々の生活をエレガントに演じるツールとして、セレブリティ&ラグジュアリーをイメージに響きあう華やかなコーディネートに仕上げている。光輝く、気品のあるライトブルー。「青磁」をモチーフに透明感と清楚で気品のあるイメージをモダンにアレンジした。
【発表会での審査委員長のコメント】
スカイライン クロスオーバーのブルーは、他のメタリックブルー、ハイブリッド車にも多かったエコなブルーと違って、冷たい感じではなく、「青磁」をテーマに、ほっとする、ぬくもりのあるような色合いで、カラー表現として新しさが感じられた。また、クロスオーバーはこれまでスポーティで男性的な力強いカラー設定が多かったが、カラーによって全く違ってみえたという点を評価した。
2.ファッションカラー賞(時代の価値観やライフスタイルを先鋭に表現した優れたカラーデザインに贈られる)
●トヨタ自動車株式会社「ヴィッツ」
(カラー名)チェリーパールクリスタルシャイン(エクステリア)/トリュフ(インテリア)
担当デザイナー 大槻 香奈(おおつき かな)氏
【メーカーのアピールポイント】
「甘いだけじゃない、おとな女子だからこそ身につけられる色にしたい」という想いから、ピンクのもつ「明快な愛らしさ」に、マジェンタの「コクと深み」をプラスすることでミステリアスな雰囲気を演出。内装はビターショコラのフレイバーを彷彿とさせるトリュフ色。
【発表会での審査委員長のコメント】
審査会では震災後の価値観について議論がかわされ、何かふっきれた、元気さ、思いっきりのよさのある色がよいのではないかという話になった。いくつか候補があがり、その中でヴィッツが相応しいということでファッションカラー賞に選ばれた。
3.オートカラーデザイナーズセレクション(自動車メーカーの代表により選ばれる賞。得点制で選ばれている。3部門)
[エクステリア部門賞]
●トヨタ自動車株式会社「レクサス CT200h」
(カラー名)ファイアーアゲートマイカメタリック(エクステリア)/アイボリー(インテリア)
担当デザイナー 岡本 桃子(おかもと ももこ)氏
【メーカーのアピールポイント】
プレミアム感、存在感を表現する色として、宝石メノウの中でも希少種といわれる「ファイアーアゲート」をモチーフに開発。多くの方に愛される上品なブラウンに虹色に輝く光輝材を併用、色気をもったプレミアムカラーを目指し、見る角度によってきらきら輝く、繊細な光の表現を実現させた。
[インテリア部門賞]
●富士重工業株式会社「レガシィ アウトバック2.5i Eye Sight EX Edition」
(カラー名)ブリリアントブラウンパール(エクステリア)/アイボリー(インテリア)
担当デザイナー 相賀 博志(あいが ひろし)氏/斧山 真弓(おのやま まゆみ)氏
【メーカーのアピールポイント】
都会的なイメージのレガシィアウトバックに、本来SUVが持つアウトド志向の「ナチュラル」をデザインテーマに開発。“SUBARU×BEAMS”のコラボから生まれたアースカラーイメージのカラーコーディネート。外装は艶やかな輝きのあるブラウン、内装はナチュラルなアイボリーを基調にブラウンと深みのあるオリーブのアクセント。
[企画部門賞]
●【W受賞】トヨタ自動車株式会社「ヴィッツ」
(カラー名)チェリーパールクリスタルシャイン(エクステリア)/トリュフ(インテリア)
担当デザイナー 大槻 香奈(おおつき かな)氏
4.プロダクツCMFデザイナーズセレクション(本年度より新設。家電などプロダクツメーカーのデザイナーが選出)
●トヨタ自動車株式会社「レクサス CT200h」
(カラー名)フレアイエローマイカメタリック(エクステリア)/ブラック(インテリア)
担当デザイナー 岡本 桃子(おかもと ももこ)氏
【メーカーのアピールポイント】
フレアとは太陽の光輪のこと。光り輝く太陽をモチーフに先進的でエネルギッシュなカラーを開発。イエロー系塗料では通常難しいといわれる「発色性」の良さにチャレンジし、実現した。補色のブラックベースのインテリアにより、内と外で強い色、質感のコントラストを生み出し、レクサスのブランド概念である二律双生を表現している。
【審査委員代表 パナソニック株式会社前田氏のコメント】
商品コンセプト、デザインコンセプトから外観までブレがなく、レクサスの考え方を貫いている。通常難しいといわれるイエロー系の発色の追求に、CMF表現のイノベーションを感じた。「太陽の光輪」というコンセプトに宇宙や未来感が感じられ、次世代のレクサスに相応しいと思われた。
5.文化学園大学セレクション(審査会場の文化学園大学の学生が選出)
●【W受賞】日産自動車株式会社「スカイライン クロスオーバー」
(カラー名)セラミックブルー(M)〈#FAH〉(エクステリア)/ブラウン(P)(インテリア)
担当デザイナー 木村 聡(きむら さとし)氏
【文化学園大学生徒代表のコメント】
ぱっとみて、「キレイな色!」と単純に思える色。男性が乗るとセクシーに、また女性が乗るとかっこいいというイメージで男女ともに合うカラーだと思った。
■参考・オートカラーアウォードについて
主催:一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、理事長:小町谷 朝生/東京芸術大学名誉教授)
後援:日本商工会議所、東京商工会議所、社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、社団法人日本塗料工業会、社団法人 日本自動車販売協会連合会
協力:文化学園大学、文化服装学院、財団法人日本ファッション協会
WEBサイト: http://www.jafca.org/seminar/autocolor/
<応募対象車種>
●2011年1月1日〜2011年12月末日までに、一般消費者に対し、購入できる旨を発表した乗用車
●日本国内市場向けに生産、販売、輸入されたカラーデザインである乗用車
<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
自動車メーカーのデザイナーで構成。
スズキ株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(6社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/日本サムスン株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社
この度12月14日に文化学園大学(東京渋谷区)にて「オートカラーアウォード2012」の最審査会が行われ、各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、今回より家電などのプロダクトメーカー デザイナーにより選ばれる賞を新設し、結果が注目されました。
1.グランプリ(総合的に最も優れたカラーデザインに贈られる)
●日産自動車株式会社「スカイライン クロスオーバー」
(カラー名)セラミックブルー(M)〈#FAH〉(エクステリア)/ブラウン(P)(インテリア)
担当デザイナー 木村 聡(きむら さとし)氏
【メーカーのアピールポイント】
おとなの女性が日々の生活をエレガントに演じるツールとして、セレブリティ&ラグジュアリーをイメージに響きあう華やかなコーディネートに仕上げている。光輝く、気品のあるライトブルー。「青磁」をモチーフに透明感と清楚で気品のあるイメージをモダンにアレンジした。
【発表会での審査委員長のコメント】
スカイライン クロスオーバーのブルーは、他のメタリックブルー、ハイブリッド車にも多かったエコなブルーと違って、冷たい感じではなく、「青磁」をテーマに、ほっとする、ぬくもりのあるような色合いで、カラー表現として新しさが感じられた。また、クロスオーバーはこれまでスポーティで男性的な力強いカラー設定が多かったが、カラーによって全く違ってみえたという点を評価した。
2.ファッションカラー賞(時代の価値観やライフスタイルを先鋭に表現した優れたカラーデザインに贈られる)
●トヨタ自動車株式会社「ヴィッツ」
(カラー名)チェリーパールクリスタルシャイン(エクステリア)/トリュフ(インテリア)
担当デザイナー 大槻 香奈(おおつき かな)氏
【メーカーのアピールポイント】
「甘いだけじゃない、おとな女子だからこそ身につけられる色にしたい」という想いから、ピンクのもつ「明快な愛らしさ」に、マジェンタの「コクと深み」をプラスすることでミステリアスな雰囲気を演出。内装はビターショコラのフレイバーを彷彿とさせるトリュフ色。
【発表会での審査委員長のコメント】
審査会では震災後の価値観について議論がかわされ、何かふっきれた、元気さ、思いっきりのよさのある色がよいのではないかという話になった。いくつか候補があがり、その中でヴィッツが相応しいということでファッションカラー賞に選ばれた。
3.オートカラーデザイナーズセレクション(自動車メーカーの代表により選ばれる賞。得点制で選ばれている。3部門)
[エクステリア部門賞]
●トヨタ自動車株式会社「レクサス CT200h」
(カラー名)ファイアーアゲートマイカメタリック(エクステリア)/アイボリー(インテリア)
担当デザイナー 岡本 桃子(おかもと ももこ)氏
【メーカーのアピールポイント】
プレミアム感、存在感を表現する色として、宝石メノウの中でも希少種といわれる「ファイアーアゲート」をモチーフに開発。多くの方に愛される上品なブラウンに虹色に輝く光輝材を併用、色気をもったプレミアムカラーを目指し、見る角度によってきらきら輝く、繊細な光の表現を実現させた。
[インテリア部門賞]
●富士重工業株式会社「レガシィ アウトバック2.5i Eye Sight EX Edition」
(カラー名)ブリリアントブラウンパール(エクステリア)/アイボリー(インテリア)
担当デザイナー 相賀 博志(あいが ひろし)氏/斧山 真弓(おのやま まゆみ)氏
【メーカーのアピールポイント】
都会的なイメージのレガシィアウトバックに、本来SUVが持つアウトド志向の「ナチュラル」をデザインテーマに開発。“SUBARU×BEAMS”のコラボから生まれたアースカラーイメージのカラーコーディネート。外装は艶やかな輝きのあるブラウン、内装はナチュラルなアイボリーを基調にブラウンと深みのあるオリーブのアクセント。
[企画部門賞]
●【W受賞】トヨタ自動車株式会社「ヴィッツ」
(カラー名)チェリーパールクリスタルシャイン(エクステリア)/トリュフ(インテリア)
担当デザイナー 大槻 香奈(おおつき かな)氏
4.プロダクツCMFデザイナーズセレクション(本年度より新設。家電などプロダクツメーカーのデザイナーが選出)
●トヨタ自動車株式会社「レクサス CT200h」
(カラー名)フレアイエローマイカメタリック(エクステリア)/ブラック(インテリア)
担当デザイナー 岡本 桃子(おかもと ももこ)氏
【メーカーのアピールポイント】
フレアとは太陽の光輪のこと。光り輝く太陽をモチーフに先進的でエネルギッシュなカラーを開発。イエロー系塗料では通常難しいといわれる「発色性」の良さにチャレンジし、実現した。補色のブラックベースのインテリアにより、内と外で強い色、質感のコントラストを生み出し、レクサスのブランド概念である二律双生を表現している。
【審査委員代表 パナソニック株式会社前田氏のコメント】
商品コンセプト、デザインコンセプトから外観までブレがなく、レクサスの考え方を貫いている。通常難しいといわれるイエロー系の発色の追求に、CMF表現のイノベーションを感じた。「太陽の光輪」というコンセプトに宇宙や未来感が感じられ、次世代のレクサスに相応しいと思われた。
5.文化学園大学セレクション(審査会場の文化学園大学の学生が選出)
●【W受賞】日産自動車株式会社「スカイライン クロスオーバー」
(カラー名)セラミックブルー(M)〈#FAH〉(エクステリア)/ブラウン(P)(インテリア)
担当デザイナー 木村 聡(きむら さとし)氏
【文化学園大学生徒代表のコメント】
ぱっとみて、「キレイな色!」と単純に思える色。男性が乗るとセクシーに、また女性が乗るとかっこいいというイメージで男女ともに合うカラーだと思った。
■参考・オートカラーアウォードについて
主催:一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、理事長:小町谷 朝生/東京芸術大学名誉教授)
後援:日本商工会議所、東京商工会議所、社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、社団法人日本塗料工業会、社団法人 日本自動車販売協会連合会
協力:文化学園大学、文化服装学院、財団法人日本ファッション協会
WEBサイト: http://www.jafca.org/seminar/autocolor/
<応募対象車種>
●2011年1月1日〜2011年12月末日までに、一般消費者に対し、購入できる旨を発表した乗用車
●日本国内市場向けに生産、販売、輸入されたカラーデザインである乗用車
<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
自動車メーカーのデザイナーで構成。
スズキ株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(6社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/日本サムスン株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社