アドバンスド・データ・コントロールズ バーテックスの株式を取得(子会社化)
[21/01/19]
提供元:@Press
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2021年1月19日発表 - 最適なソフトウェア開発環境の追及と提供を進める株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福富 寛、以下 ADaC(エーダック))は、高精度な先進運転支援システム(ADAS)・AI学習用バーチャル環境を提供するバーテックス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:尾小山 良哉、以下 VERTechs社)の株式を取得し、2021年1月15日付で子会社化しました。
ADAS・AD(自動運転)やAIによる自動運転を目指す動きが10年程前から顕著化し、特にAIをどの様に効率的に開発・教育すべきか検討されてきました。そのような状況の中で、制御プログラムの実行結果の「見える化」を進めてきたADaCは、AIの教育は仮想環境の中で行うのがベストと考え、VERTechs社の社長である尾小山氏が率いる映像制作やCG技術を追求する株式会社wiseと共にVERTechs社を2016年に設立し、AI学習用3D-CGデータ「AUTO City*1」や機能検証に必要な各種センサモデルを提供、モデルベースシミュレーション環境の構築サポートを実施してきました。このビジネスをより強力に進めるため、ADaCはVERTechs社を子会社化し、顧客に対し、より最適なサポートと開発環境の提供を可能とします。
また、自動運転をはじめとしたAIの開発には、膨大な学習データと検証が必要になりますが、それらすべてを実際の環境で行うことはコントロール不能な天候やレアな事故シチュエーション、膨大なコストによって不可能と言えます。VERTechs社は、ゲーム制作の知見を活かし、3Dモデルプロバイダとして学習データ作成からシミュレーション用途の外界環境作成、センサモデルの作成、SILS構築等、モデルベース開発を推進するソリューションを提供します。
これらに加え、国内外のソリューション提供会社と連携し、顧客の環境、要望に沿った3D-CGデータやセンサモデルをデータベース化して提供すること、そして自動運転AIの開発、ロボットAIや農業効率化のAI等、高度な3D-CGを顧客が必要な部分だけ提供することも可能になります。
今回、VERTechs社の株式を取得することで両社のシナジーが最大化、企業価値の向上と事業強化により、年間総売上げを前年比25%増と見込み、さらなる事業拡大とサービスの提供を促進してまいります。
アドバンスド・データ・コントロールズ 代表取締役社長である福富 寛のコメント:
「当社は永年にわたり『最適なソフトウェア開発環境と高信頼性リアルタイムOS』を提供してきました。バーテックス株式会社を子会社化することで、3D-CGをベースとした仮想環境ソリューションによるAD/ADAS/AI開発・検証における新しい可能性を追求し、社会に貢献していけると信じています。」
バーテックス株式会社 代表取締役社長である尾小山 良哉のコメント:
「TUV SUDの推定によれば、市販される高度なADASシステムの評価には、SILテストがカバレッジすべきスコープは、実に1億回以上の仮想テストを実施する必要があると結論付けており、そのテストスコープを実現するためにはバーチャルテストが必要不可欠であります。これらのバーチャルテストは自動運転のみならず、今後、ロボットやFAなど幅広いものづくりの領域で活用されることになります。我々は、アドバンスド・データ・コントロールズと共に、これらの領域において新たなものづくりの環境を提供し、社会に貢献していきます。」
*1 AUTO Cityについて
「AUTO City」は、仮想環境の構築を行うための豊富なデータアセットという面と、シミュレーションツールとの連携など、UE4(Unreal Engine 4)を強化学習環境に変える強力なプラグインとしての面を併せ持つCGデータセットです。
AUTO Cityに関する詳しい情報は、Webサイト https://www.vertechs.jp/products をご覧ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/242437/LL_img_242437_3.jpg
AUTO City
■バーテックス株式会社(VERTechs)について
バーテックス株式会社は、2016年に設立され、高い安全性と信頼性が求められる自動車や産業機器向けに、最適なソフトウェア開発環境を追及・提供することに豊富な経験を持ち、自動車業界との太いパイプを持つ株式会社アドバンスド・データ・コントロールズと、映画・CMで多用するコンピュータグラフィックス、およびゲームエンジンを用いたリアルタイムレンダリング技術で数多くの先鋭的な実績と卓越した技術力で、リアルなバーチャル映像を創造し続ける株式会社wiseの出会いにより設立された会社です。
VERTechsに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.vertechs.jp/ をご覧ください。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/242437/LL_img_242437_2.jpg
バーテックス
■株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について
アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。
ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、米国Green Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションや、タイミング検証・最適化ツールなどの自動車関連ソリューションを、日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。
ADaCに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.adac.co.jp/ をご覧ください。
※各ロゴをご使用の場合は添付からご利用ください。
※記載されているロゴ、社名、および製品名は、各社の商標または登録商標です。
リリースに掲載されている情報は、リリース日時点での情報であり、予告なしに変更される場合がありますので、予めご了承ください。
ADAS・AD(自動運転)やAIによる自動運転を目指す動きが10年程前から顕著化し、特にAIをどの様に効率的に開発・教育すべきか検討されてきました。そのような状況の中で、制御プログラムの実行結果の「見える化」を進めてきたADaCは、AIの教育は仮想環境の中で行うのがベストと考え、VERTechs社の社長である尾小山氏が率いる映像制作やCG技術を追求する株式会社wiseと共にVERTechs社を2016年に設立し、AI学習用3D-CGデータ「AUTO City*1」や機能検証に必要な各種センサモデルを提供、モデルベースシミュレーション環境の構築サポートを実施してきました。このビジネスをより強力に進めるため、ADaCはVERTechs社を子会社化し、顧客に対し、より最適なサポートと開発環境の提供を可能とします。
また、自動運転をはじめとしたAIの開発には、膨大な学習データと検証が必要になりますが、それらすべてを実際の環境で行うことはコントロール不能な天候やレアな事故シチュエーション、膨大なコストによって不可能と言えます。VERTechs社は、ゲーム制作の知見を活かし、3Dモデルプロバイダとして学習データ作成からシミュレーション用途の外界環境作成、センサモデルの作成、SILS構築等、モデルベース開発を推進するソリューションを提供します。
これらに加え、国内外のソリューション提供会社と連携し、顧客の環境、要望に沿った3D-CGデータやセンサモデルをデータベース化して提供すること、そして自動運転AIの開発、ロボットAIや農業効率化のAI等、高度な3D-CGを顧客が必要な部分だけ提供することも可能になります。
今回、VERTechs社の株式を取得することで両社のシナジーが最大化、企業価値の向上と事業強化により、年間総売上げを前年比25%増と見込み、さらなる事業拡大とサービスの提供を促進してまいります。
アドバンスド・データ・コントロールズ 代表取締役社長である福富 寛のコメント:
「当社は永年にわたり『最適なソフトウェア開発環境と高信頼性リアルタイムOS』を提供してきました。バーテックス株式会社を子会社化することで、3D-CGをベースとした仮想環境ソリューションによるAD/ADAS/AI開発・検証における新しい可能性を追求し、社会に貢献していけると信じています。」
バーテックス株式会社 代表取締役社長である尾小山 良哉のコメント:
「TUV SUDの推定によれば、市販される高度なADASシステムの評価には、SILテストがカバレッジすべきスコープは、実に1億回以上の仮想テストを実施する必要があると結論付けており、そのテストスコープを実現するためにはバーチャルテストが必要不可欠であります。これらのバーチャルテストは自動運転のみならず、今後、ロボットやFAなど幅広いものづくりの領域で活用されることになります。我々は、アドバンスド・データ・コントロールズと共に、これらの領域において新たなものづくりの環境を提供し、社会に貢献していきます。」
*1 AUTO Cityについて
「AUTO City」は、仮想環境の構築を行うための豊富なデータアセットという面と、シミュレーションツールとの連携など、UE4(Unreal Engine 4)を強化学習環境に変える強力なプラグインとしての面を併せ持つCGデータセットです。
AUTO Cityに関する詳しい情報は、Webサイト https://www.vertechs.jp/products をご覧ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/242437/LL_img_242437_3.jpg
AUTO City
■バーテックス株式会社(VERTechs)について
バーテックス株式会社は、2016年に設立され、高い安全性と信頼性が求められる自動車や産業機器向けに、最適なソフトウェア開発環境を追及・提供することに豊富な経験を持ち、自動車業界との太いパイプを持つ株式会社アドバンスド・データ・コントロールズと、映画・CMで多用するコンピュータグラフィックス、およびゲームエンジンを用いたリアルタイムレンダリング技術で数多くの先鋭的な実績と卓越した技術力で、リアルなバーチャル映像を創造し続ける株式会社wiseの出会いにより設立された会社です。
VERTechsに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.vertechs.jp/ をご覧ください。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/242437/LL_img_242437_2.jpg
バーテックス
■株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について
アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。
ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、米国Green Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションや、タイミング検証・最適化ツールなどの自動車関連ソリューションを、日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。
ADaCに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.adac.co.jp/ をご覧ください。
※各ロゴをご使用の場合は添付からご利用ください。
※記載されているロゴ、社名、および製品名は、各社の商標または登録商標です。
リリースに掲載されている情報は、リリース日時点での情報であり、予告なしに変更される場合がありますので、予めご了承ください。