大学の「内なる国際化 」が今後必須となる時代へ COIL:オンライン国際協働学習 本格導入
[21/01/12]
提供元:@Press
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麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では米国提携校(ポートランド州立大学大学院教育学科)とのCOIL(Collaborative Online International Learning)を実施しています。2019年10月には約7週間、初めて実施し、本学からは経済学部1年生(英語科目)12名(男性7名、女性5名)、ポートランド州立大学大学院教育学科から大学院教育学科4名(男性2名、女性2名)が参加しました。
COILとはICT ツールを活用して2カ国以上の間で教育学習を実現する教育方法でニューヨーク州立大学(SUNY)COILセンターによって2006年より開始されたもので、海外と国内の大学の科目間で、共同シラバスを開発、互いに協力し、2国間の学生が共通の課題に取り組むためにチームを形成し、プロジェクト型学習を実施するものです。
昨年度のCOILの実施目的はポートランド州立大学大学院教育学科の大学院が、本学の英語科目を受講する学部生の英語のコミュニケーション力の向上を、協働活動を通して支援する事でした。
COILの実施にあたり「双方の学生が興味を持つ工夫」を行い、パートナ校の国を訪れてみたい!と思わせる仕組みの工夫や「学生の活動状況の見守り」、オンラインツールのZOOMやSLACKなどを活用した教員の各グループへの介入の必要性などを留意点とし、2020年度に実施しました。
COILを通して学生は留学前の異文化体験が可能となり、費用を掛けずに、国を越えて(国内間でも)学生間の学び合いが可能となります。これは教員にとっても共同研究の可能性が高まるというメリットもあり、大学の「内なる国際化」と地域社会の国際化につながることを期待しています。
COILを担当する山下美樹教授(国際学部)は、「学生が主体となって運営する、国を越えたソーシャルサポートのコミュニティーづくりにもつなげていきたいと考えています」とコメントしています。
画像 : https://newscast.jp/attachments/6cCSr9PiT2dv2J9a5FXK.jpg
【2020年度COILについて】
■科目名:Intercultural Communication
■参加条件:600点以上 ※本学学生に対する条件
■実施方法:Zoom
■テーマ:ユニバーサルデザインについて考える
【後期スケジュール】
パートナー校と検討中。
【麗澤大学について】
麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。また留学生の受け入れも積極的に行っており、キャンパスには世界約30の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。
0112配信用【プレスリリ−ス】COIL.pdf
: https://newscast.jp/attachments/51fPLIyGZjzkSFLo0rum.pdf
麗澤大学Webサイトはこちらから : https://www.reitaku-u.ac.jp/