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業務用家具メーカーの株式会社アダルコロナ禍での強力な消毒液による家具の変色・劣化を防ぐ消毒方法と素材別消毒耐性を発表
[21/02/15]
提供元：@Press
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業務用家具メーカー株式会社アダル(本社：福岡市博多区、代表取締役社長：武野 龍)は、不特定多数が使用する公共空間に約70年家具を納入してきたノウハウを活かした有益な情報発信の取り組みの一環として、コロナ禍においてニーズが増えた飲食店・オフィス等の家具に強力な消毒液を用いた場合に発生する家具の劣化や変色などのトラブルの声を受け、素材別の消毒耐性と推奨される消毒方法を自社サイトで発表します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/246991/LL_img_246991_1.jpg
家具に使用される素材別 消毒耐性一覧表
■背景
家具のお手入れには基本的に中性洗剤を推奨しておりますが、「より強力な消毒液で除菌したい」というニーズは多いです。
しかし、強力な消毒液により一度変色や劣化を起こすと素材を修復することは難しい為注意が必要です。当社の家具で採用している主な素材・塗料メーカー10社以上の見解を基に、各素材・塗装別の消毒耐性についてまとめました。
自社サイトでの詳しい解説はこちら▽
https://www.adal.co.jp/column/knowledge/knowledge-sanitise/
■コロナ禍で多様される3つの消毒方法
中性洗剤の他に、コロナ禍において一般的になった消毒方法は主に3種類あります。
A.アルコール(エタノール)
B.次亜塩素酸水
C.次亜塩素酸ナトリウム液
エタノールとよく混同されるメタノールは人体に有害な物質の為注意が必要です。
また、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」は名前が似ていますが、異なる物質ですので混同しないように注意が必要です。
■家具に使用される素材別消毒耐性
当社で家具に使われている6種類の素材・塗料をさらに15種類に分類し、アルコール(エタノール)・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム液で消毒を行った場合の耐性を一覧表でまとめています。
木部塗装の中でも最も一般的で耐久性の高い「ウレタン塗装」や表面仕上げ材である「メラミン化粧板」「ポリ合板」、チェアの上部やアーム部分で使われる「ポリプロピレン・ポリエチレン」は比較的耐性が高いですが、多くの素材は細かな注意が必要です。
テーブルや椅子などに広く用いられる木部塗装の消毒耐性について抜粋して紹介すると、塗装の種類は大きく分けて、(1)ウレタン塗装 (2)ラッカー塗装 (3)水性塗料 (4)オイルフィニッシュの4種類が一般的です。
(1)ウレタン塗装
いずれもすぐに症状が発生することは少ないようですが、消毒液の濃度、頻度、拭き取り時の圧力によっては、塗膜の融解、軟化等の症状が発生する恐れがあります。
(2)ラッカー塗装
早期段階で、塗膜の融解・軟化等の症状が発生するので注意が必要です。
(3)水性塗料
消毒耐性についてはウレタン塗料と同様ですが、塗膜の劣化進行速度はウレタン塗装よりも早期に症状が出てきます。
(4)オイルフィニッシュ
塗膜を形成する塗装ではないため、見た目の影響はそれほどないようですが、自然塗料特有の、浸透保護層を徐々に消失させ、塗装としての耐久性は劣化していく可能性があります。
■コロナ禍においても基本的に中性洗剤を推奨
イス1つとっても張地や木材、金属など様々な素材・塗料が使われています。
また、塗装の種類などは専門的知識がない場合は判断が難しいです。
当社の見解としては、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)で市販の家庭用洗剤の主成分でもある「界面活性剤」も一部有効である( https://www.nite.go.jp/information/koronataisaku20200522.html )と報告されているように、「中性」の家具用洗剤を推奨しております。
■アダルとは
カフェ、レストラン、ホテル、オフィスなど商空間で使われる業務用家具の製造メーカー。創業68年、福岡本社をはじめとし全国14か所の拠点を構える。福岡県には業務用家具の製造工場として国内最大級の規模、100名以上の職人が勤務する総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し、全国の顧客ニーズに応える。
■会社概要
商号 ： 株式会社アダル
代表取締役社長： 武野 龍
所在地 ： 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立 ： 1968年4月
事業内容 ： 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、
家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金 ： 1億8,225万円
URL ： https://www.adal.co.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/246991/LL_img_246991_1.jpg
家具に使用される素材別 消毒耐性一覧表
■背景
家具のお手入れには基本的に中性洗剤を推奨しておりますが、「より強力な消毒液で除菌したい」というニーズは多いです。
しかし、強力な消毒液により一度変色や劣化を起こすと素材を修復することは難しい為注意が必要です。当社の家具で採用している主な素材・塗料メーカー10社以上の見解を基に、各素材・塗装別の消毒耐性についてまとめました。
自社サイトでの詳しい解説はこちら▽
https://www.adal.co.jp/column/knowledge/knowledge-sanitise/
■コロナ禍で多様される3つの消毒方法
中性洗剤の他に、コロナ禍において一般的になった消毒方法は主に3種類あります。
A.アルコール(エタノール)
B.次亜塩素酸水
C.次亜塩素酸ナトリウム液
エタノールとよく混同されるメタノールは人体に有害な物質の為注意が必要です。
また、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」は名前が似ていますが、異なる物質ですので混同しないように注意が必要です。
■家具に使用される素材別消毒耐性
当社で家具に使われている6種類の素材・塗料をさらに15種類に分類し、アルコール(エタノール)・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム液で消毒を行った場合の耐性を一覧表でまとめています。
木部塗装の中でも最も一般的で耐久性の高い「ウレタン塗装」や表面仕上げ材である「メラミン化粧板」「ポリ合板」、チェアの上部やアーム部分で使われる「ポリプロピレン・ポリエチレン」は比較的耐性が高いですが、多くの素材は細かな注意が必要です。
テーブルや椅子などに広く用いられる木部塗装の消毒耐性について抜粋して紹介すると、塗装の種類は大きく分けて、(1)ウレタン塗装 (2)ラッカー塗装 (3)水性塗料 (4)オイルフィニッシュの4種類が一般的です。
(1)ウレタン塗装
いずれもすぐに症状が発生することは少ないようですが、消毒液の濃度、頻度、拭き取り時の圧力によっては、塗膜の融解、軟化等の症状が発生する恐れがあります。
(2)ラッカー塗装
早期段階で、塗膜の融解・軟化等の症状が発生するので注意が必要です。
(3)水性塗料
消毒耐性についてはウレタン塗料と同様ですが、塗膜の劣化進行速度はウレタン塗装よりも早期に症状が出てきます。
(4)オイルフィニッシュ
塗膜を形成する塗装ではないため、見た目の影響はそれほどないようですが、自然塗料特有の、浸透保護層を徐々に消失させ、塗装としての耐久性は劣化していく可能性があります。
■コロナ禍においても基本的に中性洗剤を推奨
イス1つとっても張地や木材、金属など様々な素材・塗料が使われています。
また、塗装の種類などは専門的知識がない場合は判断が難しいです。
当社の見解としては、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)で市販の家庭用洗剤の主成分でもある「界面活性剤」も一部有効である( https://www.nite.go.jp/information/koronataisaku20200522.html )と報告されているように、「中性」の家具用洗剤を推奨しております。
■アダルとは
カフェ、レストラン、ホテル、オフィスなど商空間で使われる業務用家具の製造メーカー。創業68年、福岡本社をはじめとし全国14か所の拠点を構える。福岡県には業務用家具の製造工場として国内最大級の規模、100名以上の職人が勤務する総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し、全国の顧客ニーズに応える。
■会社概要
商号 ： 株式会社アダル
代表取締役社長： 武野 龍
所在地 ： 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立 ： 1968年4月
事業内容 ： 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、
家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金 ： 1億8,225万円
URL ： https://www.adal.co.jp/
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