“男は「家庭」、女は「自分」?”16,000人の「プチぜいたく」事情 クチコミプラットフォーム「buzzLife」アンケートレポート
[11/12/28]
提供元:@Press
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インタラクティブ・マーケティングをワンストップで手がける株式会社イーライフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤原 誠一郎)は、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」(バズライフ、 http://www.buzzlife.jp/ )の会員約16万人に対して、「プチぜいたく」(「少しだけぜいたくな事をする」行為)に関するアンケート調査を行いました。
「buzzLife」会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回のアンケートテーマ「プチぜいたく」は、「アンケートで取り上げてほしい話題」として会員から多く寄せられた意見に基づき設定された、いわば会員によって作り上げられたアンケートで、実に約16,000名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
■誰とでもいろんなプチぜいたくを楽しむ女性、もっぱら家族と楽しみたい男性
まずはプチぜいたくの実態。普段しているプチぜいたくを複数回答で答えてもらったところ、男女共に「家族で外食」が1位。しかし2位以下は男女で大きく差が出ました。
女性は「友人・知人と、外食をする」「一人で、ふだん買わない食品(お菓子、お酒、他食品)を買って食べる」と、家族以外とのプチぜいたくも多く、さまざまなプチぜいたくをその時々に応じて積極的に楽しんでいる様子がうかがえます。
対して男性は、「家族で、旅行やレジャーを楽しむ」「家族で、ふだん買わない食品(お菓子、お酒、他食品)を買って食べる」と、いずれも家族とのプチぜいたく。家族と楽しみ絆を深めたい、そのためのプチぜいたくという傾向が見られました。また、男性は女性に比べてプチぜいたくの選択個数自体が少なく、そもそもプチぜいたくに慣れていない様子も。
【問】あなたがしているプチぜいたくの内容について、当てはまるものをすべてお選びください。(N=15,963)
調査結果グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/24710/1_1.jpg
■ライフステージで変化していくプチぜいたく、時間的余裕もカギ
年代別では、一人でするプチぜいたくが年代が高くなるにつれて減少していく傾向が見られました。対して家族でするプチぜいたくは、年代による変化はほとんど見られません。若いうちは一人・家族の両方でプチぜいたくを楽しむが、年代が上がるにつれて家族中心へシフトする様子が見られます。
ただし、年代をさらに男女別に見ると、男性の場合、20代では一人でするプチぜいたくがやや多いものの、30代以降では「家族で出来るだけすごそうと考えるようになったからかな。」「子供たちが成長してきて、いずれ結婚し出て行くんだと気がついたから。」と家族へのシフト傾向が顕著。一方女性は、「年齢が高くなり、少し上のランクのお化粧品を買うようになったので。」「友人達も子育てが終わって時間が取れるようになったから!」と、老後も一人や友人とのプチぜいたくを忘れていないようです。
また、旅行・レジャーは、相手を問わず年代が高くなるにつれて増えています。子どもの自立や定年退職で時間的余裕ができ、(いままでしたくてもできなかった)旅行のような時間消費型のプチぜいたくが可能になる、という背景もあるようです。
■増えているのは、やはり手軽にできるプチぜいたく
次に、最近回数が増えたプチぜいたくについて。男女共に「外食」や「普段買わない食品を買って食べる」が上位で、手軽にできるものが選ばれています。また、女性では「自分の美容に投資」、男性では「一人で趣味関連」も上位にあり、自分への投資や楽しみも忘れない様子が伺えます。
■プチぜいたくが増えた理由は? 女性はストレス、男性は家族
プチぜいたくの回数が増えた理由をFAで答えてもらったところ、ここでは男女で大きな差が見られました。
女性は「ストレス」のワードが年代を問わず頻出。「仕事が忙しくなりストレスがたまっているため。」「結婚、出産してストレスが増えた。」「子育てでストレスがたまるので、その発散に…」など、仕事・家庭・育児等々さまざまな場面でストレスを感じ、その解消にプチぜいたくを利用している様子がはっきりと出ました。
女性を年代別に見ると、「子どもが大きくなり、一人の時間が持てるようになったから。」「子どもなどにお金がかからなくなったから。」など、やはり子どもが中心。20〜30代では「知人との外食」の増加が目立ちます。これは、「子供が幼稚園に入園したので、ママ達で外食する機会が増えた。」など子どもを通じた交友の広がり、また「職場に復帰したので、時々、同僚とランチをしに社外に出ることが多くなりました。」など、仕事復帰による職場での交友が増えることが背景にあるようです。
対して男性は、ここでも家族中心。家族と過ごす時間を大事に、という意向の一部には、家族サービスの面もあるようです。また、「一人で趣味関連」も増えていますが、その理由ははっきりせず、趣味の追求や時間的余裕が背景にある模様。
年代別では、20代は「今年から大学院なので、環境が変わり、以前より学食が多くなったので。」「仕事が忙しくなって外食が増えた。」など進学・就職による外食の増加。30〜50代は「家族が増えて、お祝い事等の回数も増えました。」など家族・子どもが増えることによる家族のプチぜいたく増加。そして50代以降は「仕事を退職したため余暇時間がたっぷりある。」と、定年退職で余暇が増えることによる旅行・レジャーの増加――と、ライフステージにぴったり沿った変化が見られました。ここでも、女性ほど主体的にプチぜいたくを楽しんでいる感じではなく、家族や状況の変化に影響されている様子がうかがえます。
■増やすなら金額より回数
「最近1回あたりの金額が増えたプチぜいたく」についても聞いてみましたが、回数に比べて全体の回答率は低く、金額よりは回数を増やすことで、よりプチぜいたくを楽しんでいるようです。
全体的には、男女・年代問わずやはり「家族」が一番のキーワード。そこには震災の影響も見られ、「地震などで家族の絆を痛感したので。」「3月の地震後から「家族」との時間というものを考えるようになり、自然と家族との時間が増えていった。」と、プチぜいたくで家族の時間を楽しみ、絆を大切にしようとする様子がうかがえます。
しかし、女性がストレス解消などのために(家族だけでなく)一人や友人ともプチぜいたくを積極的に楽しむ反面、男性はもっぱら家族のため、時には受け身的にプチぜいたくを消費する様子が見られます。年代による変化でも、プチぜいたくに受け身な男性はダイレクトに年代の影響を受けるのに対して、主体的にプチぜいたくを楽しんでいる女性はその度合いが低いといえます。プチぜいたくは、女性ならではの楽しみ方なのかもしれません。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2011年10月25日(火)〜28日(金)
有効回答者数:15,963名
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9 日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/
「buzzLife」会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回のアンケートテーマ「プチぜいたく」は、「アンケートで取り上げてほしい話題」として会員から多く寄せられた意見に基づき設定された、いわば会員によって作り上げられたアンケートで、実に約16,000名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
■誰とでもいろんなプチぜいたくを楽しむ女性、もっぱら家族と楽しみたい男性
まずはプチぜいたくの実態。普段しているプチぜいたくを複数回答で答えてもらったところ、男女共に「家族で外食」が1位。しかし2位以下は男女で大きく差が出ました。
女性は「友人・知人と、外食をする」「一人で、ふだん買わない食品(お菓子、お酒、他食品)を買って食べる」と、家族以外とのプチぜいたくも多く、さまざまなプチぜいたくをその時々に応じて積極的に楽しんでいる様子がうかがえます。
対して男性は、「家族で、旅行やレジャーを楽しむ」「家族で、ふだん買わない食品(お菓子、お酒、他食品)を買って食べる」と、いずれも家族とのプチぜいたく。家族と楽しみ絆を深めたい、そのためのプチぜいたくという傾向が見られました。また、男性は女性に比べてプチぜいたくの選択個数自体が少なく、そもそもプチぜいたくに慣れていない様子も。
【問】あなたがしているプチぜいたくの内容について、当てはまるものをすべてお選びください。(N=15,963)
調査結果グラフ: http://www.atpress.ne.jp/releases/24710/1_1.jpg
■ライフステージで変化していくプチぜいたく、時間的余裕もカギ
年代別では、一人でするプチぜいたくが年代が高くなるにつれて減少していく傾向が見られました。対して家族でするプチぜいたくは、年代による変化はほとんど見られません。若いうちは一人・家族の両方でプチぜいたくを楽しむが、年代が上がるにつれて家族中心へシフトする様子が見られます。
ただし、年代をさらに男女別に見ると、男性の場合、20代では一人でするプチぜいたくがやや多いものの、30代以降では「家族で出来るだけすごそうと考えるようになったからかな。」「子供たちが成長してきて、いずれ結婚し出て行くんだと気がついたから。」と家族へのシフト傾向が顕著。一方女性は、「年齢が高くなり、少し上のランクのお化粧品を買うようになったので。」「友人達も子育てが終わって時間が取れるようになったから!」と、老後も一人や友人とのプチぜいたくを忘れていないようです。
また、旅行・レジャーは、相手を問わず年代が高くなるにつれて増えています。子どもの自立や定年退職で時間的余裕ができ、(いままでしたくてもできなかった)旅行のような時間消費型のプチぜいたくが可能になる、という背景もあるようです。
■増えているのは、やはり手軽にできるプチぜいたく
次に、最近回数が増えたプチぜいたくについて。男女共に「外食」や「普段買わない食品を買って食べる」が上位で、手軽にできるものが選ばれています。また、女性では「自分の美容に投資」、男性では「一人で趣味関連」も上位にあり、自分への投資や楽しみも忘れない様子が伺えます。
■プチぜいたくが増えた理由は? 女性はストレス、男性は家族
プチぜいたくの回数が増えた理由をFAで答えてもらったところ、ここでは男女で大きな差が見られました。
女性は「ストレス」のワードが年代を問わず頻出。「仕事が忙しくなりストレスがたまっているため。」「結婚、出産してストレスが増えた。」「子育てでストレスがたまるので、その発散に…」など、仕事・家庭・育児等々さまざまな場面でストレスを感じ、その解消にプチぜいたくを利用している様子がはっきりと出ました。
女性を年代別に見ると、「子どもが大きくなり、一人の時間が持てるようになったから。」「子どもなどにお金がかからなくなったから。」など、やはり子どもが中心。20〜30代では「知人との外食」の増加が目立ちます。これは、「子供が幼稚園に入園したので、ママ達で外食する機会が増えた。」など子どもを通じた交友の広がり、また「職場に復帰したので、時々、同僚とランチをしに社外に出ることが多くなりました。」など、仕事復帰による職場での交友が増えることが背景にあるようです。
対して男性は、ここでも家族中心。家族と過ごす時間を大事に、という意向の一部には、家族サービスの面もあるようです。また、「一人で趣味関連」も増えていますが、その理由ははっきりせず、趣味の追求や時間的余裕が背景にある模様。
年代別では、20代は「今年から大学院なので、環境が変わり、以前より学食が多くなったので。」「仕事が忙しくなって外食が増えた。」など進学・就職による外食の増加。30〜50代は「家族が増えて、お祝い事等の回数も増えました。」など家族・子どもが増えることによる家族のプチぜいたく増加。そして50代以降は「仕事を退職したため余暇時間がたっぷりある。」と、定年退職で余暇が増えることによる旅行・レジャーの増加――と、ライフステージにぴったり沿った変化が見られました。ここでも、女性ほど主体的にプチぜいたくを楽しんでいる感じではなく、家族や状況の変化に影響されている様子がうかがえます。
■増やすなら金額より回数
「最近1回あたりの金額が増えたプチぜいたく」についても聞いてみましたが、回数に比べて全体の回答率は低く、金額よりは回数を増やすことで、よりプチぜいたくを楽しんでいるようです。
全体的には、男女・年代問わずやはり「家族」が一番のキーワード。そこには震災の影響も見られ、「地震などで家族の絆を痛感したので。」「3月の地震後から「家族」との時間というものを考えるようになり、自然と家族との時間が増えていった。」と、プチぜいたくで家族の時間を楽しみ、絆を大切にしようとする様子がうかがえます。
しかし、女性がストレス解消などのために(家族だけでなく)一人や友人ともプチぜいたくを積極的に楽しむ反面、男性はもっぱら家族のため、時には受け身的にプチぜいたくを消費する様子が見られます。年代による変化でも、プチぜいたくに受け身な男性はダイレクトに年代の影響を受けるのに対して、主体的にプチぜいたくを楽しんでいる女性はその度合いが低いといえます。プチぜいたくは、女性ならではの楽しみ方なのかもしれません。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2011年10月25日(火)〜28日(金)
有効回答者数:15,963名
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9 日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/