明治学院大学が「コロナ禍でのオンライン国際交流」を紹介するWebページを公開
[21/03/09]
提供元:@Press
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新型コロナウイルス感染症の影響で海外渡航が制限される中、明治学院大学ではオンラインを活用した「コロナ禍でのオンライン国際交流」の取り組みをまとめたWebページを公開しました。
こちらのページでは、各ゼミナールや授業で行っているオンライン授業の一部を紹介しています。コロナ禍でも歩みを止めない明治学院大学の国際交流の今をお届けします。
明治学院大学Web コロナ禍でのオンライン国際交流ページ
URL: https://www.meijigakuin.ac.jp/international/about/index.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_1.jpg
「コロナ禍でのオンライン国際交流」
【明治学院大学副学長 中野 聡子(経済学部教授)コメント】
「明治学院大学では、明治初期の近代日本の黎明期より、国際交流、異文化理解、語学教育といった努力を積み重ねてきました。新しい社会が生まれる激動期には、より一層、国際教育が重要な意味を持ちます。現在、海外への渡航が困難を極めていますが、同時に社会は新しいあり方を模索しています。このような時こそ、国際的視点で学ぶことが重要です。そして、何時でも、国際化の努力の歩を止めるべきではありません。
そこで、明治学院大学ではICT(情報通信技術)などを使った教育技法を導入し、国内にいながらにして海外との教育提携を推進しています。国内外の協定校やその他の機関と協力体制を強化し、COIL(Collaborative Online International Learning)等の実践により、国境を超えた学習と異文化コミュニケーションの機会を作り出しています。また、MOOCs(Massive Open Online Courses)などオンライン教材を取り入れた授業を展開していきます。」
【主なオンライン国際交流】
・ハワイ大学マノア校との協同開講(コードシェア)科目 担当教員:田中 桂子(国際学部国際学科 教授)
この授業では本学の学生がハワイ大学の学生と同じ授業を履修しています。Zoomでハワイ大学の先生の講義を聞き、Web上で本学学生とハワイ大学の学生が共にディスカッションするなど、グループ協同プロジェクトを実施しました。本学側の先輩がティーチング・アシスタントとして授業の予習や復習をリードして、相談にも乗ってくれるので、安心して、日本にいながらアメリカの大学の授業に参加をすることができます。ハワイ大学はアメリカでもトップクラスの大学なので、チャレンジすることで英語力と国際コミュニケーション能力をアップさせる素晴らしいチャンスがあります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_2.jpg
ハワイ大学マノア校との協同開講(コードシェア)科目
・オンラインを通じたタイ学生との文化交流 担当教員:重冨 真一(国際学部国際学科 教授)
マハーサーラカーム大学(MSU)の学生と、オンラインで交流し、日タイの学生がそれぞれの文化や日常生活を共有し合います。タイ側はキャンパス内の巨大な食堂やそこで出されるタイ料理の数々を紹介し、日本側は日本の食文化をスライドにしたり、「明学生の一日」をビデオクリップにして見せたりします。映像や文字資料を使い、相互の学生生活を見せ合うことが出来るのはオンラインならではの利点です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_3.jpg
オンラインを通じたタイ学生との文化交流
・社会学部社会学科多文化交流ゼミナール 担当教員:岩永 真治(社会学部社会学科 教授)
「グローバル社会学」のゼミでは、「多文化共生のまちづくり」をテーマに、様々な国や地域と多文化交流を実施・実践しています。2020年度は台湾の私立東呉大学、ウクライーナのオデッサ国立大学などとグローバルな交流をオンラインで実施しています。「親密度の高い」国際交流を通じて、グローバルで多文化的な雑種文化への関心を深めます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_4.jpg
社会学部社会学科多文化交流ゼミナール
・コロナ禍の国際福祉:カンボジアの子どもたちへのオンライン学習支援
担当教員:明石 留美子(社会学部社会福祉学科 教授)
明石ゼミでは、毎年学生たちとカンボジアを訪れ、フィールドワークを行なっています。カンボジアでは、低所得家庭の子どもたちに教育機会と給食を提供するひろしまハウスで、学生たちは学習支援を行います。2020年度はオンラインでの学習支援をしています。低所得家庭の子どもたちにはディバイスもWi-Fiもありません。そのため子どもたちはひろしまハウスの教室に集まり、ゼミ生たちが福祉開発のスキルを使って立ち上げたオンライン授業を受けます。
Think globally, act locally!コロナ禍でも国境を超えた活動は可能です。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_5.jpg
カンボジアの子どもたちへのオンライン学習支援
・英語オーラルコミュニケーションA/B(国際交流型恊働クラス) 担当教員:関口 幸代(文学部英文学科 准教授)
2020年度の履修者はオーストラリア・スイス・オランダ・アメリカの4カ国140名の学生と少人数の国際恊働チームを作り、海外にいるチームメンバーとWeb会議やチャットなどでプロジェクトを行いました。日本にいながらバーチャル空間で様々な国の学生・教員と一緒にSDGs(持続可能な開発目標)について学び、食糧問題に関する問題解決型の協働課題に取り組みました。英語力向上はもちろん、グローバル人材としてスキルアップを目指し、留学しているような体験ができるこの科目はchallengingですが、クラスメイトと一緒に先生、TAのサポートも受けながら取り組むことができます。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_6.jpg
英語オーラルコミュニケーションA/B(国際交流型恊働クラス)
こちらのページでは、各ゼミナールや授業で行っているオンライン授業の一部を紹介しています。コロナ禍でも歩みを止めない明治学院大学の国際交流の今をお届けします。
明治学院大学Web コロナ禍でのオンライン国際交流ページ
URL: https://www.meijigakuin.ac.jp/international/about/index.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_1.jpg
「コロナ禍でのオンライン国際交流」
【明治学院大学副学長 中野 聡子(経済学部教授)コメント】
「明治学院大学では、明治初期の近代日本の黎明期より、国際交流、異文化理解、語学教育といった努力を積み重ねてきました。新しい社会が生まれる激動期には、より一層、国際教育が重要な意味を持ちます。現在、海外への渡航が困難を極めていますが、同時に社会は新しいあり方を模索しています。このような時こそ、国際的視点で学ぶことが重要です。そして、何時でも、国際化の努力の歩を止めるべきではありません。
そこで、明治学院大学ではICT(情報通信技術)などを使った教育技法を導入し、国内にいながらにして海外との教育提携を推進しています。国内外の協定校やその他の機関と協力体制を強化し、COIL(Collaborative Online International Learning)等の実践により、国境を超えた学習と異文化コミュニケーションの機会を作り出しています。また、MOOCs(Massive Open Online Courses)などオンライン教材を取り入れた授業を展開していきます。」
【主なオンライン国際交流】
・ハワイ大学マノア校との協同開講(コードシェア)科目 担当教員:田中 桂子(国際学部国際学科 教授)
この授業では本学の学生がハワイ大学の学生と同じ授業を履修しています。Zoomでハワイ大学の先生の講義を聞き、Web上で本学学生とハワイ大学の学生が共にディスカッションするなど、グループ協同プロジェクトを実施しました。本学側の先輩がティーチング・アシスタントとして授業の予習や復習をリードして、相談にも乗ってくれるので、安心して、日本にいながらアメリカの大学の授業に参加をすることができます。ハワイ大学はアメリカでもトップクラスの大学なので、チャレンジすることで英語力と国際コミュニケーション能力をアップさせる素晴らしいチャンスがあります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_2.jpg
ハワイ大学マノア校との協同開講(コードシェア)科目
・オンラインを通じたタイ学生との文化交流 担当教員:重冨 真一(国際学部国際学科 教授)
マハーサーラカーム大学(MSU)の学生と、オンラインで交流し、日タイの学生がそれぞれの文化や日常生活を共有し合います。タイ側はキャンパス内の巨大な食堂やそこで出されるタイ料理の数々を紹介し、日本側は日本の食文化をスライドにしたり、「明学生の一日」をビデオクリップにして見せたりします。映像や文字資料を使い、相互の学生生活を見せ合うことが出来るのはオンラインならではの利点です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_3.jpg
オンラインを通じたタイ学生との文化交流
・社会学部社会学科多文化交流ゼミナール 担当教員:岩永 真治(社会学部社会学科 教授)
「グローバル社会学」のゼミでは、「多文化共生のまちづくり」をテーマに、様々な国や地域と多文化交流を実施・実践しています。2020年度は台湾の私立東呉大学、ウクライーナのオデッサ国立大学などとグローバルな交流をオンラインで実施しています。「親密度の高い」国際交流を通じて、グローバルで多文化的な雑種文化への関心を深めます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_4.jpg
社会学部社会学科多文化交流ゼミナール
・コロナ禍の国際福祉:カンボジアの子どもたちへのオンライン学習支援
担当教員:明石 留美子(社会学部社会福祉学科 教授)
明石ゼミでは、毎年学生たちとカンボジアを訪れ、フィールドワークを行なっています。カンボジアでは、低所得家庭の子どもたちに教育機会と給食を提供するひろしまハウスで、学生たちは学習支援を行います。2020年度はオンラインでの学習支援をしています。低所得家庭の子どもたちにはディバイスもWi-Fiもありません。そのため子どもたちはひろしまハウスの教室に集まり、ゼミ生たちが福祉開発のスキルを使って立ち上げたオンライン授業を受けます。
Think globally, act locally!コロナ禍でも国境を超えた活動は可能です。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_5.jpg
カンボジアの子どもたちへのオンライン学習支援
・英語オーラルコミュニケーションA/B(国際交流型恊働クラス) 担当教員:関口 幸代(文学部英文学科 准教授)
2020年度の履修者はオーストラリア・スイス・オランダ・アメリカの4カ国140名の学生と少人数の国際恊働チームを作り、海外にいるチームメンバーとWeb会議やチャットなどでプロジェクトを行いました。日本にいながらバーチャル空間で様々な国の学生・教員と一緒にSDGs(持続可能な開発目標)について学び、食糧問題に関する問題解決型の協働課題に取り組みました。英語力向上はもちろん、グローバル人材としてスキルアップを目指し、留学しているような体験ができるこの科目はchallengingですが、クラスメイトと一緒に先生、TAのサポートも受けながら取り組むことができます。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/249412/LL_img_249412_6.jpg
英語オーラルコミュニケーションA/B(国際交流型恊働クラス)