アムニモ、高信頼性で小型軽量なIoT用LTEルーター『IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10』を3月23日より販売開始
[21/03/23]
提供元:@Press
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アムニモ株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:谷口 功一、以下 アムニモ)は、様々な産業用のシステムにおいて顧客の機器からクラウドへのデータの送信を実現するために最適な機器「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」の販売を3月23日から開始します。
産業におけるIoTの普及が進むにつれて、利用者の業務プロセスの改善に成功した例が増えてきていますが、同時に「厳しい外部環境下で障害を抑制したい」、「障害が発生した場合でも現場に駆けつけることなくリモートから対処したい」という運用上の課題が見えてきています。
このような中で、IoTのシステムにおいて非常に広範に使用されているルーター型の通信機においても、同様の信頼性向上が求められています。
アムニモが開発した「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」は、ギガビットEthernetポートを2ポート実装した産業用LTEルーターであり、Ethernetのポートを経由してお客様の装置と接続することが可能です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252194/LL_img_252194_1.png
図1:IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10の外観図
【本製品の特徴】
1. 独自のノウハウによって実現される高い信頼性
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」の特長の一つは、独自のノウハウによって実現された高い信頼性です。
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」のファームウェアは二重化によるバックアップが行なわれており、メモリーのエラーに対して強い耐久性を持っています。また、外部からの電源の供給について、工場や工事現場、野外においては、瞬停や、大きな電圧降下やノイズ等が発生することがあります。「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」の電源回路はこれらの影響への耐性が強く、不安定な電源下での利用が可能です。
さらにセルラー通信ネットワークの障害への対処のため複数のSIMカードを装着することが可能で、通信中にネットワーク障害を検知すると、すぐに別のSIMカードを使って他キャリアの通信ネットワークに切り替えることにより短時間で通信を復旧することができます。
2. クラウドアプリケーションとの連動により保守運用の手間を軽減
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」はアムニモが提供するクラウドサービスであるデバイス管理システム※1との連携により、保守運用に関する様々な作業をクラウド経由で実施することができるため、運用者の負担を大幅に軽減することができます。
例えば、自動初期設定の機能を利用すれば、本体をEthernetケーブル経由でインターネットに接続された状態で電源を入れるとデバイスの設定がすべて自動で行われます。またフィールドへの設置後のファームウェア更新や設定内容の変更、トラブル解析のためのログ収集、故障交換のためのデータの引継ぎ等の作業をクラウド経由で実施することが可能になります。
3. 容易な操作性を持ちながら安全性の高いリモートアクセス方法を提供
遠隔地からのセンサー機器や接続デバイスにアクセスして情報の参照、機器類の設定などを行うためにはネットワークに関する高い知識を有するエンジニアの作業が欠かせない状況で、様々な利用形態が広まっているIoT関連ソリューションではそうした高度な知識や複雑な設定をすることなく、かつ安全性の高いリモートアクセス方法の提供が望まれています。
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」は、そうしたお客様からの要望に応えるためにremot3.it社が提供するリモート接続サービスに対応します。 remote.itはゼロトラストの思想※2に基づき設計され、信頼できるP2Pネットワークを使いSDP(Software Defined Perimeter)を実現する最新のリモートアクセスサービスです。本製品にはremote.itのクライアントアプリケーションをプレインストールしてあり、設定、利用開始までの作業が大きく短縮されます。
※1 クラウドからデバイスの死活監視やゼロキッティング、ファームウェアのスケジュールアップデートや設定の更新、ログダウンロード等1台からエンタープライズまで対応可能とするシステム
※2 従来の「社内は安全が高く、社外は安全性が低い」というような概念ではなく、すべての通信は信用できないと定義し、そのうえで安全な通信方式を考えて実装するという概念
4. セキュアな遠隔制御を実現
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」とremote.itを組み合わせて利用すると、お客様の産業用機器のセキュアな遠隔制御を容易に実現することができます。産業用機器の多くはPCや専用の制御端末をEthernet経由で接続してそこから制御することが可能になっていますが、そのような産業用機器に「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」を接続してremote.itを起動することによって、同じプロトコル、同じアプリケーションのままインターネット経由で制御を行なうことが可能になります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/252194/LL_img_252194_2.png
図2:IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10により遠隔接続する際の構成図 remote.it/デバイス管理システム
【商品概要】
商品名:IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10
価格 :オープンプライス
発売日:2021年3月23日
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」は、高い信頼性を実現しながらコストを適正なレベルに保っており、さまざまな産業用途の機器と接続することが可能であるほか、日本におけるISDNサービスの提供終了や世界各地で進行する3Gネットワークの廃止に伴う既存の3G端末の置き換えにも適した通信機です。
【アムニモ株式会社について】
アムニモは、産業用IoT(Internet of Things)サービスを提供するために、横河電機株式会社の新規事業として100%出資により2018年5月に発足しました。アムニモは業務プロセスを簡素化することで、迅速な意思決定を行い、変化の早い市場で機動力をもってビジネスを展開しています。また、IoT技術を活用してさまざまな領域のお客様、パートナー企業との連携を強化し、新たな価値共創を進めています。 http://www.amnimo.com./
本文中で使用されている会社名、団体名、商品名等は、各社又は各団体の登録商標または商標です。
産業におけるIoTの普及が進むにつれて、利用者の業務プロセスの改善に成功した例が増えてきていますが、同時に「厳しい外部環境下で障害を抑制したい」、「障害が発生した場合でも現場に駆けつけることなくリモートから対処したい」という運用上の課題が見えてきています。
このような中で、IoTのシステムにおいて非常に広範に使用されているルーター型の通信機においても、同様の信頼性向上が求められています。
アムニモが開発した「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」は、ギガビットEthernetポートを2ポート実装した産業用LTEルーターであり、Ethernetのポートを経由してお客様の装置と接続することが可能です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252194/LL_img_252194_1.png
図1:IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10の外観図
【本製品の特徴】
1. 独自のノウハウによって実現される高い信頼性
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」の特長の一つは、独自のノウハウによって実現された高い信頼性です。
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」のファームウェアは二重化によるバックアップが行なわれており、メモリーのエラーに対して強い耐久性を持っています。また、外部からの電源の供給について、工場や工事現場、野外においては、瞬停や、大きな電圧降下やノイズ等が発生することがあります。「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」の電源回路はこれらの影響への耐性が強く、不安定な電源下での利用が可能です。
さらにセルラー通信ネットワークの障害への対処のため複数のSIMカードを装着することが可能で、通信中にネットワーク障害を検知すると、すぐに別のSIMカードを使って他キャリアの通信ネットワークに切り替えることにより短時間で通信を復旧することができます。
2. クラウドアプリケーションとの連動により保守運用の手間を軽減
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」はアムニモが提供するクラウドサービスであるデバイス管理システム※1との連携により、保守運用に関する様々な作業をクラウド経由で実施することができるため、運用者の負担を大幅に軽減することができます。
例えば、自動初期設定の機能を利用すれば、本体をEthernetケーブル経由でインターネットに接続された状態で電源を入れるとデバイスの設定がすべて自動で行われます。またフィールドへの設置後のファームウェア更新や設定内容の変更、トラブル解析のためのログ収集、故障交換のためのデータの引継ぎ等の作業をクラウド経由で実施することが可能になります。
3. 容易な操作性を持ちながら安全性の高いリモートアクセス方法を提供
遠隔地からのセンサー機器や接続デバイスにアクセスして情報の参照、機器類の設定などを行うためにはネットワークに関する高い知識を有するエンジニアの作業が欠かせない状況で、様々な利用形態が広まっているIoT関連ソリューションではそうした高度な知識や複雑な設定をすることなく、かつ安全性の高いリモートアクセス方法の提供が望まれています。
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」は、そうしたお客様からの要望に応えるためにremot3.it社が提供するリモート接続サービスに対応します。 remote.itはゼロトラストの思想※2に基づき設計され、信頼できるP2Pネットワークを使いSDP(Software Defined Perimeter)を実現する最新のリモートアクセスサービスです。本製品にはremote.itのクライアントアプリケーションをプレインストールしてあり、設定、利用開始までの作業が大きく短縮されます。
※1 クラウドからデバイスの死活監視やゼロキッティング、ファームウェアのスケジュールアップデートや設定の更新、ログダウンロード等1台からエンタープライズまで対応可能とするシステム
※2 従来の「社内は安全が高く、社外は安全性が低い」というような概念ではなく、すべての通信は信用できないと定義し、そのうえで安全な通信方式を考えて実装するという概念
4. セキュアな遠隔制御を実現
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」とremote.itを組み合わせて利用すると、お客様の産業用機器のセキュアな遠隔制御を容易に実現することができます。産業用機器の多くはPCや専用の制御端末をEthernet経由で接続してそこから制御することが可能になっていますが、そのような産業用機器に「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」を接続してremote.itを起動することによって、同じプロトコル、同じアプリケーションのままインターネット経由で制御を行なうことが可能になります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/252194/LL_img_252194_2.png
図2:IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10により遠隔接続する際の構成図 remote.it/デバイス管理システム
【商品概要】
商品名:IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10
価格 :オープンプライス
発売日:2021年3月23日
「IoTルーター amnimo Rシリーズ AR10」は、高い信頼性を実現しながらコストを適正なレベルに保っており、さまざまな産業用途の機器と接続することが可能であるほか、日本におけるISDNサービスの提供終了や世界各地で進行する3Gネットワークの廃止に伴う既存の3G端末の置き換えにも適した通信機です。
【アムニモ株式会社について】
アムニモは、産業用IoT(Internet of Things)サービスを提供するために、横河電機株式会社の新規事業として100%出資により2018年5月に発足しました。アムニモは業務プロセスを簡素化することで、迅速な意思決定を行い、変化の早い市場で機動力をもってビジネスを展開しています。また、IoT技術を活用してさまざまな領域のお客様、パートナー企業との連携を強化し、新たな価値共創を進めています。 http://www.amnimo.com./
本文中で使用されている会社名、団体名、商品名等は、各社又は各団体の登録商標または商標です。