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日本電子:電子ビーム金属3Dプリンター「JAM-5200EBM」を販売開始 〜高品質で再現性の高い造形物の量産化を実現〜

日本電子株式会社(代表取締役社長兼COO:大井 泉、証券コード:6951)は、電子ビーム金属3DプリンターJAM-5200EBMを2021年3月26日から販売します。世界最高クラス性能の電子顕微鏡や半導体製造用電子ビーム描画装置の開発で培った技術を応用し、高出力、高速で、高密度造形ができる電子ビーム金属3Dプリンターを開発。長寿命カソード※1とヘリウムフリーによるコスト削減、高品質で再現性の高い造形物の量産化を実現しました。航空宇宙、産業用動力、医療など、高いレベルの品質が求められる分野での利用が期待されています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252817/LL_img_252817_1.jpg
電子ビーム金属3Dプリンター JAM-5200EBM

製品URL: https://www.jeol.co.jp/products/am/JAM-5200EBM.html


■主な特長
1. 世界最長クラスのカソード寿命1,500時間以上※2により、生産性が向上
カソードの寿命は1,500時間以上。カソード交換によるダウンタイムを大幅に短縮、生産性の向上を図ります。

2. ヘリウムガス不要により、低コストで造形クオリティを最後まで維持
粉末飛散防止のためのヘリウムガスが不要です。また独自の粉末飛散防止機構“e-Shield”により粉末飛散現象を回避します。ヘリウムガスが不要のため低コストかつクリーンな空間で造形できるだけでなく、カソード表面もダメージを受けにくくなるため安定した電子ビームを照射し続けることができ、造形クオリティを最後まで維持します。

3. 電子ビーム自動調節機能により、高品質かつ再現性の高い造形を実現
電子顕微鏡や半導体製造用電子ビーム描画装置で培った技術により、ビーム照射位置が変わっても電子ビームのフォーカスや形状の歪みを自動補正し、高品質かつ再現性の高い造形を実現します。

4. 遠隔監視システムにより、造形および装置状況の確認が可能
遠隔監視システムで造形状況や装置状況を24時間365日、確認することができます。

※1 電子を発生させる陰極
※2 2021年3月25日現在


■主な仕様
造形方法 :パウダーベッド方式
造形範囲 :最大φ250mm×400mm(H)
電子ビーム出力 :最大6kW
カソード寿命 :1,500h以上
チャンバー圧力(溶融時):0.01Pa以下
導入ガス(帯電防止) :不要
造形物冷却機構 :あり
粉末飛散防止機構 :e-Shield
ビーム補正 :自動調整(フォーカス・非点・位置歪)


■本体標準価格
198,000,000円(税込)


■販売予定台数
10台/年間


■会社概要
社名 : 日本電子株式会社(JEOL Ltd.)
所在地 : 〒196-8558 東京都昭島市武蔵野3-1-2
代表者 : 代表取締役社長兼COO 大井 泉
設立 : 1949年5月30日
資本金 : 100億3,774万円
事業内容: 理科学計測機器(電子光学機器・分析機器、計測検査機器)、
半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造・販売・開発研究、
およびそれに附帯する製品・部品の加工委託、保守・サービス、
周辺機器の仕入・販売
URL : https://www.jeol.co.jp/


■本件に関するお客さまからのお問い合わせ先
日本電子株式会社 産業機器営業部
お問い合わせフォーム: https://www.jeol.co.jp/support/support_system/contact_products-3dp.html
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