世界トップ経営者が注目!イタリアの小さな村に本社を置くファッションブランド「Brunello Cucinelli」創業者が「未来の経営モデル」を語る、『人間主義的経営』3月26日発売!
[21/03/26]
提供元:@Press
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株式会社クロスメディア・パブリッシング(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷、代表取締役:小早川幸一郎)は、イタリアのファッションブランド「Brunello Cucinelli」の創業者、ブルネロ・クチネリ著『人間主義的経営』を2021年3月26日に出版しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_1.jpg
『人間主義的経営』カバー画像
■SDGs時代に問われる「企業のあり方」
近年、「SDGs」という言葉を目にする機会が増えたと感じる方は多いのではないでしょうか。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことです。
このような背景には、「社会・経済・環境間のバランスを取りながら社会全体で持続可能(サステナブル)な世界を目指そう」という機運の高まりがあります。
従来のような、短期的に目先の利益ばかりを追求する経営スタイルや、社会的価値や社員の働き方をないがしろにする企業は、そのあり方が問われています。
■シリコンバレーのCEOも注目する、未来の経営モデル「人間主義的経営」
SDGs時代に先駆けて、「自然の調和を保ちながら人間の尊厳を守り、事業を未来の世代につなぐこと」を経営の目標に掲げている人物がいます。イタリアのファッション・ブランド「Brunello Cucinelli」の創業者ブルネロ・クチネリ氏です。
クチネリ氏は、1978年に小さな会社を設立。鮮やかな色のカシミヤを開発して市場を驚かせます。1980年代に妻フェデリカの出身地ソロメオ村に移り住み、そこで14世紀に建てられた古城を購入。そこに本社を置きます。
社員にはブルーカラーとホワイトカラーの区別なく世間水準を上回る給与を支給。
さらに、会社の収益は、若者に技術を身に付けさせるための有給で無償の職人学校の運営、本社に隣接する劇場・図書館・公園・ワイン農場などの整備に投資しています。
クチネリ氏の考える経営とは、物を作って、売って、お金を稼ぐことではなく、人間と自然と過去から授かり未来に引き継ぐべき資産を大切に保護し管理することです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_2.jpg
劇場 画像
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_3.jpg
ワイン農場 画像
このような経営モデルは、Amazon.comのジェフ・ベゾス氏やSalesforceのマーク・ベニオフ氏といったシリコンバレーの名だたるIT企業のCEOからも注目をされています。
2019年5月には、ジェフ・ベゾス氏やLinkedIn創業者のリード・ホフマン氏などシリコンバレーのトップ経営者16名が「ブルネロ・クチネリ」の本社のあるソロメオ村を訪れました。
本書は、クチネリ氏が自身の人生を振り返りながら、未来の経営モデルと言われる「人間主義的経営」について語った一冊です。
一見すると、成功した経営者の回顧録ですが、格差の拡大や差別、環境問題など、現代社会の根深い歪を是正するヒントや社会を良くするために企業や経営者が果たすべき責任について、多くの気づきがちりばめられています。
ビジネス書でありながらも、哲学者のソクラテスや作家のゲーテの引用、14世紀の細密画が挿入され、まるで詩集を読んでいるような美しい感情を読者に与えます。
■一橋ビジネススクール教授・楠木建氏、推薦!
「思想を紡いで服をつくる。
服に託して哲学を売る。
完璧なスタイルがここにある。」
■本書の構成(抜粋)
第1章 ソロメオ、精神の宿る村
第2章 幼年時代
第3章 私の心の大学
第4章 カシミヤの彩り
第5章 世界へ
第6章 親愛なる匠たち
第7章 輝く未来
第8章 創造物との対話
第9章 心の中の揺るぎないもの
第10章 日々の印象
■書籍情報
書名 :人間主義的経営
体裁 :四六判/288ページ
定価 :1,848円(税込)
ISBN :978-4-295-40529-0
発行 :株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売 :インプレス
発売日:2021年3月26日
https://www.amazon.co.jp/dp/4295405299
■著者略歴
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_4.jpg
著者 画像
ブルネロ・クチネリ
1953年カステル・リゴーネ(ペルージャ市)の農家に生まれる。1978年カシミヤを染める小さな会社を設立し、当初から「経済的倫理的な側面における人間の尊厳」を守る労働という理想を掲げる。1982年以来、ソロメオ村は彼の夢を実現する場所となり、人文主義者として、また企業家として、数多くの成功を生みだす工房となる。3年後、村の崩れかけた城を買取り、そこに彼の会社を置く。2000年会社の成長に伴う生産施設増設のためにソロメオ村近郊の工場を買い取り、改修。情熱を持ってソロメオ村の修復に取り組み、文化と美と出会い捧げる「学芸の広場」を建設する。2012年ミラノ証券取引所に上場。同年ソロメオ村に「職人工芸学校」創設。
その「人間主義的資本主義」によりイタリア国内外から数々の勲章や権威ある賞を受けている。イタリア共和国労働騎士勲章、ペルージャ大学哲学・人間関係倫理学名誉学位、キール世界経済研究所経済賞、イタリア共和国大十字騎士勲章など。
[訳者]
岩崎春夫(いわさき・はるお)
HOP株式会社 代表取締役COO
1979年三井物産に入社。35年にわたり、繊維製品の輸入・国内営業、事業投資、大型投資案件の審査、内部監査等の業務に従事。この間、香港子会社社長、イタリア三井物産社長、在イタリア日本商工会議所会頭、内部監査部検査役等を歴任。2014年、老舗の中堅企業寺田倉庫に移り、常務取締役COOとして同社の変革に当たった後、2018年に元同僚の畑とHOP株式会社を設立。「強く美しい会社を創る」を目標にベンチャー企業や世代交代期を迎えた企業を対象とする人と組織の基盤作りを行う他、人事と経営の本質を学ぶ学校「人事の寺子屋」を運営するなど、これからの社会に相応しい価値を提供する企業と人材作りに取り組んでいる。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_1.jpg
『人間主義的経営』カバー画像
■SDGs時代に問われる「企業のあり方」
近年、「SDGs」という言葉を目にする機会が増えたと感じる方は多いのではないでしょうか。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことです。
このような背景には、「社会・経済・環境間のバランスを取りながら社会全体で持続可能(サステナブル)な世界を目指そう」という機運の高まりがあります。
従来のような、短期的に目先の利益ばかりを追求する経営スタイルや、社会的価値や社員の働き方をないがしろにする企業は、そのあり方が問われています。
■シリコンバレーのCEOも注目する、未来の経営モデル「人間主義的経営」
SDGs時代に先駆けて、「自然の調和を保ちながら人間の尊厳を守り、事業を未来の世代につなぐこと」を経営の目標に掲げている人物がいます。イタリアのファッション・ブランド「Brunello Cucinelli」の創業者ブルネロ・クチネリ氏です。
クチネリ氏は、1978年に小さな会社を設立。鮮やかな色のカシミヤを開発して市場を驚かせます。1980年代に妻フェデリカの出身地ソロメオ村に移り住み、そこで14世紀に建てられた古城を購入。そこに本社を置きます。
社員にはブルーカラーとホワイトカラーの区別なく世間水準を上回る給与を支給。
さらに、会社の収益は、若者に技術を身に付けさせるための有給で無償の職人学校の運営、本社に隣接する劇場・図書館・公園・ワイン農場などの整備に投資しています。
クチネリ氏の考える経営とは、物を作って、売って、お金を稼ぐことではなく、人間と自然と過去から授かり未来に引き継ぐべき資産を大切に保護し管理することです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_2.jpg
劇場 画像
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_3.jpg
ワイン農場 画像
このような経営モデルは、Amazon.comのジェフ・ベゾス氏やSalesforceのマーク・ベニオフ氏といったシリコンバレーの名だたるIT企業のCEOからも注目をされています。
2019年5月には、ジェフ・ベゾス氏やLinkedIn創業者のリード・ホフマン氏などシリコンバレーのトップ経営者16名が「ブルネロ・クチネリ」の本社のあるソロメオ村を訪れました。
本書は、クチネリ氏が自身の人生を振り返りながら、未来の経営モデルと言われる「人間主義的経営」について語った一冊です。
一見すると、成功した経営者の回顧録ですが、格差の拡大や差別、環境問題など、現代社会の根深い歪を是正するヒントや社会を良くするために企業や経営者が果たすべき責任について、多くの気づきがちりばめられています。
ビジネス書でありながらも、哲学者のソクラテスや作家のゲーテの引用、14世紀の細密画が挿入され、まるで詩集を読んでいるような美しい感情を読者に与えます。
■一橋ビジネススクール教授・楠木建氏、推薦!
「思想を紡いで服をつくる。
服に託して哲学を売る。
完璧なスタイルがここにある。」
■本書の構成(抜粋)
第1章 ソロメオ、精神の宿る村
第2章 幼年時代
第3章 私の心の大学
第4章 カシミヤの彩り
第5章 世界へ
第6章 親愛なる匠たち
第7章 輝く未来
第8章 創造物との対話
第9章 心の中の揺るぎないもの
第10章 日々の印象
■書籍情報
書名 :人間主義的経営
体裁 :四六判/288ページ
定価 :1,848円(税込)
ISBN :978-4-295-40529-0
発行 :株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売 :インプレス
発売日:2021年3月26日
https://www.amazon.co.jp/dp/4295405299
■著者略歴
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/252838/LL_img_252838_4.jpg
著者 画像
ブルネロ・クチネリ
1953年カステル・リゴーネ(ペルージャ市)の農家に生まれる。1978年カシミヤを染める小さな会社を設立し、当初から「経済的倫理的な側面における人間の尊厳」を守る労働という理想を掲げる。1982年以来、ソロメオ村は彼の夢を実現する場所となり、人文主義者として、また企業家として、数多くの成功を生みだす工房となる。3年後、村の崩れかけた城を買取り、そこに彼の会社を置く。2000年会社の成長に伴う生産施設増設のためにソロメオ村近郊の工場を買い取り、改修。情熱を持ってソロメオ村の修復に取り組み、文化と美と出会い捧げる「学芸の広場」を建設する。2012年ミラノ証券取引所に上場。同年ソロメオ村に「職人工芸学校」創設。
その「人間主義的資本主義」によりイタリア国内外から数々の勲章や権威ある賞を受けている。イタリア共和国労働騎士勲章、ペルージャ大学哲学・人間関係倫理学名誉学位、キール世界経済研究所経済賞、イタリア共和国大十字騎士勲章など。
[訳者]
岩崎春夫(いわさき・はるお)
HOP株式会社 代表取締役COO
1979年三井物産に入社。35年にわたり、繊維製品の輸入・国内営業、事業投資、大型投資案件の審査、内部監査等の業務に従事。この間、香港子会社社長、イタリア三井物産社長、在イタリア日本商工会議所会頭、内部監査部検査役等を歴任。2014年、老舗の中堅企業寺田倉庫に移り、常務取締役COOとして同社の変革に当たった後、2018年に元同僚の畑とHOP株式会社を設立。「強く美しい会社を創る」を目標にベンチャー企業や世代交代期を迎えた企業を対象とする人と組織の基盤作りを行う他、人事と経営の本質を学ぶ学校「人事の寺子屋」を運営するなど、これからの社会に相応しい価値を提供する企業と人材作りに取り組んでいる。