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スリランカに日本の教育要素を取り入れた学校を開校!地域交流の盛んな日本の学校教育要素を導入しスリランカの地域活性化を促進

沖縄県内で多文化共生による平和な社会を目指して活動する、特定非営利活動法人日本スリランカ次世代育成サポート(沖縄県那覇市、理事長:ディリープ・チャンドララール、以下 日本スリランカ)は、国際教育支援事業として、スリランカのクルネガ県に、日本教育要素を取り入れた学校「Kibou International College」(以下 KICきぼう学校)を開校する運びとなりました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253301/LL_img_253301_1.jpg
学校校舎

【日本スリランカ次世代育成サポートの活動】
インターネットで個と個が繋がるグローバル社会の一方で、国と国、国内間ではあらゆる分断の危機が起きています。日本国内においては外国人就労の拡大により、共生社会の課題が顕在化し始めています。スリランカ政府は、中国とインドが主導権を争うインド洋の勢力図に左右されながら、内戦後の経済発展と異民族・宗教の対立という課題に直面しており、このような社会状況に対応できる人材育成が急務となっています。これらの課題に対し、多様性を認め合い相互理解を深めるための人材育成の場と交流の機会を創造するために活動します。
そこで当法人は、国際社会で活躍できる思考力と実践力をもち、将来をリードする次世代育成に関する支援事業として、スリランカの青少年に教育を受ける機会を与えるための「KICきぼう学校」の建設に対する継続した寄付金の呼びかけや、日本とスリランカの異文化交流を通して、相互の学び合いの場を提供し、多文化共生による平和な社会づくりに寄与することを目的に設立しました。
(日本スリランカ次世代育成サポート ホームページ https://japan-srilanka-nges.studio.site/ )


【学校設立経緯と理念】
日本は国家だけでなく地域自治や教育機関など地域との関わりが手本になります。一方、スリランカでは国家としてのまとまりが手一杯で、地域に目を向いていない現状があります。そこで学校教育を通して、地域との関わりや地方創生のモデルを参考に、日本教育要素を取り入れた幼稚園部門を2021年1月に開校し、同年4月に専門学校部門をスタートします。

スリランカの教育システムは知識を覚えることに重点を置き、学力重視で問題解決能力に乏しいです。さらに、相互の学び合い、協働性、共感力、継続性の持続可能性を育む教育になっていません。この現状を踏まえ、「KICきぼう学校」の理念として、学力、実践能力、共感力のある人材を育てます。社会との有機的つながり、相互理解、連携を育てる教育環境を創り、子どもたちを包括的・調和的に育成し、「知行合一」(Vijja-Charana=実践の上で知識と行動とが一致すること)を最重要視しています。

また「JAPAN DAY」を月に1度設け、その日は日本文化を紹介します。教員は、沖縄県内にかりゆしウェア専門店MAJUN OKINAWA(以下 MAJUN)を展開する、株式会社日進商会(本社:沖縄県糸満市、代表取締役社長:大城 直也)に寄贈して頂いた、沖縄の県産品である「かりゆしウェア」を着用し、日本文化の紹介を行っています。
(「KICきぼう学校」ホームページ: https://www.kicvti.com/ )


【SDGsとの連携】
沖縄県SDGs普及パートナーに登録し多様な価値観を生み出す取り組みを推進しています。そのなかで企業×NPO、大学×NPO、地域×NPOの取り組みで『マインドフルネスで心の健康を保つ方法』ワークショップを開催しました。また交流事業として企業から提供された日本菓子を「KICきぼう学校」に送りZOOMを繋いで教員と連携を図っています。
(『マインドフルネスで心の健康を保つ方法』YouTube動画: https://www.youtube.com/watch?v=bUj6E82yr9U )


【具体的な将来像】
将来的には小学校・中学校・高等学校の一貫校にすることで人材育成のノウハウを共有し、公共性の高い社会課題の解決に向けて、日本人学生を受け入れるような制度作りと、継続的な人材育成を支援していきます。
食農教育による低学年から自然体験活動として、校内に3年かけて500本の木(在来種)を植え、直接的な体験を通した学習の機会や場を作ります。また幼稚園部と小学部において健康的な食習慣を身に付けるための給食を提供します。これはスリランカの学校において初めての食育プログラムになります。
情動・感動教育による感受性の訓練と認知的・論理的思考の訓練のバランスに配慮した教育プログラムを実施します。読み聞かせ、演劇、コンサート、展示など文化的・社会的活動を地域連携で行います。
国際教育推進による日本文化、日本語、製造技術・マーケティング等の分野を導入し日本との連携を図ることで多文化共生を促進します。


■団体概要
商号 : 特定非営利活動法人日本スリランカ次世代育成サポート
代表者 : 理事長 ディリープ・チャンドララール
所在地 : 〒900-0004 沖縄県那覇市銘苅2-3-1 なは市民協働プラザ2F
設立 : 2020年1月
活動内容: 国際教育支援事業・多文化社会理解促進事業・異文化交流事業
URL : https://japan-srilanka-nges.studio.site/
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