国連「世界幸福度ランキング」調査、コロナ禍でも「幸福度」は低下せず。しかし、「幸福度格差」が広がっていると発表 その結果を受け、「世界56位」日本が幸福度ランキングで世界との幸福度格差を埋めるための日本人特有課題と対策を発表
[21/03/30]
提供元:@Press
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国連が3月19日に発表した「世界幸福度ランキング」2021年版では、幸福度の高い国1位が4年連続でフィンランド。日本は前年から4つ順位を上げたものの56位にとどまりました。
また、新型コロナウイルス感染症により、多くの人が日常生活にさまざまな制約を強いられているコロナ禍で「幸福度が下がるのではないか」と広く予想されました。しかし、平均値として「幸福度」は低下していないということ、しかし、「幸福度格差」は進んでいるという2つの事実が明らかになりました。
尚、本調査1位のフィンランドは「パンデミックの最中、人命と生活を守るのに役立つ、他者との相互の信頼関係に関する複数の指標で非常に高い順位を示した」と指摘しています。このデータから、新型コロナウイルスの幸福度への悪影響より、コロナ禍で得た「他者との連帯感や仲間意識、つながり」のほうが、幸福度に大きなプラスの影響を与えました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253312/LL_img_253312_1.png
「幸福学」に関する著書 『99.9%は幸せの素人』
これらの調査結果を受け、株式会社Rising Star(本社:東京都港区)の代表を務め、『神メンタル』シリーズや『99.9%は幸せの素人』を累計34万部の作家 星渉は、世界54位の日本、日本人が「幸福度」を上げるための方法を分析し、発表しました。
※2021年3月19日 国連発表:「World Happiness Report 2021」
【私たち日本人の幸福度に大きく影響を与えるもの】
●人生で何をするかを選択できる「自由度」
●相手を受け入れて人とのつながりを作る「寛容さ」
これらは、本調査を見ても、心理学や幸福学などのさまざまな研究からも、科学的に日本に必要なポイントとなり、世界と幸福度格差を埋めるために必要要素あると分析できます。
昨今、日本では度々「女性を軽視する発言」や「女性の社会活躍」が課題として取り上げられていますが、また、貧富の格差から学業や就業において選択の幅が限られるなどの現象も起きています。「人生で選択できる自由度」は、世界と比較するとまだまだ低いことがうかがえます。
【幸福度格差について】
『99.9%は幸せの素人』の共著者である前野隆司慶應義塾大学教授が、1回目の緊急事態宣言が出されていた2020年のゴールデンウィーク前後に473人のビジネスパーソンを対象に実施した「幸福度」に関するアンケートではコロナ禍において「幸福度は上がりましたか?」という質問に42.5%の人が「上がった」と回答しているのに対し、「変わらない(39.1%)」「下がった(18.4%)」を合わせると57.5%。まさに幸福度の分断が始まっていました。
「幸福度が高まった」とする人が挙げたその要因は、テレワークになって家族との時間が増えたとか、人とのつながりを実感したというものでした。一方、幸福度が下がった人たちは、その要因として、「孤独感を感じる」など、人とのつながりを実感できなくなったことを挙げています。
やはりここでも、幸福度を高めるキーワードに「人とのつながり」が出てきます。
※前野隆司慶應義塾大学教授主宰、「みんなで幸せでい続ける経営研究会」調査
【課題:「人とのつながり」を実感できる2021年の日本へ】
75年という長期にわたり「人の幸福度」について研究した「ハーバードメン研究」(ハーバード大学)においても、人の幸福度に最も影響を与えるのは「温かい人間関係」だと結論づけており、この温かい人間関係=良好な人間関係は、科学的に作れることが明らかになっています。
温かい人間関係を築くには、科学的に「人を愛する力」が最も大きな影響を与えます。
《「人を愛する力」を持つと》
相手に興味を持ち、相手の話を聞くようになり、相手を受け入れやすくなります。
《「人を愛する力」の磨き方》
これも科学的に明らかになっています。人を愛する力は「幸せホルモン」といわれる「オキシトシン」の影響を受けるので、「オキシトシン」が分泌される行動を取ると自然に人を愛する力が身につき、最終的に寛容さも持てるようになって、良好な人間関係が築かれます。
良好な人間関係を作る【オキシトシンが分泌する3アクション】
(1)スキンシップ
人と直接触れ合うことでオキシトシンが分泌されることがわかっていますので、家族などとハグをしたり、マッサージをしたりすることはオキシトシンの分泌に効果的です。
ペットとのスキンシップでもオキシトシンが分泌されるので、ペットを飼うことも幸福度が高まるといえるでしょう。
(2)心が温まる映画を観る
人間の脳には「ミラーニューロン」という神経細胞があります。視覚から得た情報を体験するので、心温まる映画を観ることでオキシトシンが分泌されることがわかっています。
(3)1日5善をする(1日1善は効果がない)
人に親切な行為をするとオキシトシンが分泌されることがわかっています。しかし、1日1回程度の親切では脳に記憶が残らず、幸福度に影響がないことがわかっています(米カリフォルニア大学の研究)。1日1善よりも1週間に1回の1日5善が科学的に有効です。
■活動
2019年12月12日から、オンラインと会場を同時に1つに繋ぐハイブリット開催セミナーを主宰し、1,360人動員。
「幸福学」を身近に感じ、日常生活に取り入れられるよう、またどのような世の中の状態においても、「自分で自分を今以上に幸せにする知識」を自ら持ち、自分自身で積極的に生活を変化させて行ける人を1人でも多く増やす活動を継続している。
共著者である前野隆司慶應義塾大学教授と書いた「99.9%は幸せの素人」は、一時店頭から在庫がなくなる状態になるも、増刷を繰り返し、4万冊発売。現在も売れ続けている。
■プロフィール
星渉 1983年仙台市生まれ。大手企業で働いていたが東日本大震災を岩手県で被災。
生死を問われる経験を経て「自分の人生の時間はすべて好きなことに費やす」と決め独立起業し、心理療法やNLP、認知心理学、脳科学を学ぶ。それが原点となり、個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた独自のビジネス手法を構築。コンサルティングの申込倍率92.1倍を誇る個人起業の第一人者となる。数千人規模の講演会を実施し、日本だけではなく、ニューヨークなど海外でも、グローバルに「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」ための活動をしている。前作の『神メンタル』は14万部突破のベストセラーに。
また、新型コロナウイルス感染症により、多くの人が日常生活にさまざまな制約を強いられているコロナ禍で「幸福度が下がるのではないか」と広く予想されました。しかし、平均値として「幸福度」は低下していないということ、しかし、「幸福度格差」は進んでいるという2つの事実が明らかになりました。
尚、本調査1位のフィンランドは「パンデミックの最中、人命と生活を守るのに役立つ、他者との相互の信頼関係に関する複数の指標で非常に高い順位を示した」と指摘しています。このデータから、新型コロナウイルスの幸福度への悪影響より、コロナ禍で得た「他者との連帯感や仲間意識、つながり」のほうが、幸福度に大きなプラスの影響を与えました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253312/LL_img_253312_1.png
「幸福学」に関する著書 『99.9%は幸せの素人』
これらの調査結果を受け、株式会社Rising Star(本社:東京都港区)の代表を務め、『神メンタル』シリーズや『99.9%は幸せの素人』を累計34万部の作家 星渉は、世界54位の日本、日本人が「幸福度」を上げるための方法を分析し、発表しました。
※2021年3月19日 国連発表:「World Happiness Report 2021」
【私たち日本人の幸福度に大きく影響を与えるもの】
●人生で何をするかを選択できる「自由度」
●相手を受け入れて人とのつながりを作る「寛容さ」
これらは、本調査を見ても、心理学や幸福学などのさまざまな研究からも、科学的に日本に必要なポイントとなり、世界と幸福度格差を埋めるために必要要素あると分析できます。
昨今、日本では度々「女性を軽視する発言」や「女性の社会活躍」が課題として取り上げられていますが、また、貧富の格差から学業や就業において選択の幅が限られるなどの現象も起きています。「人生で選択できる自由度」は、世界と比較するとまだまだ低いことがうかがえます。
【幸福度格差について】
『99.9%は幸せの素人』の共著者である前野隆司慶應義塾大学教授が、1回目の緊急事態宣言が出されていた2020年のゴールデンウィーク前後に473人のビジネスパーソンを対象に実施した「幸福度」に関するアンケートではコロナ禍において「幸福度は上がりましたか?」という質問に42.5%の人が「上がった」と回答しているのに対し、「変わらない(39.1%)」「下がった(18.4%)」を合わせると57.5%。まさに幸福度の分断が始まっていました。
「幸福度が高まった」とする人が挙げたその要因は、テレワークになって家族との時間が増えたとか、人とのつながりを実感したというものでした。一方、幸福度が下がった人たちは、その要因として、「孤独感を感じる」など、人とのつながりを実感できなくなったことを挙げています。
やはりここでも、幸福度を高めるキーワードに「人とのつながり」が出てきます。
※前野隆司慶應義塾大学教授主宰、「みんなで幸せでい続ける経営研究会」調査
【課題:「人とのつながり」を実感できる2021年の日本へ】
75年という長期にわたり「人の幸福度」について研究した「ハーバードメン研究」(ハーバード大学)においても、人の幸福度に最も影響を与えるのは「温かい人間関係」だと結論づけており、この温かい人間関係=良好な人間関係は、科学的に作れることが明らかになっています。
温かい人間関係を築くには、科学的に「人を愛する力」が最も大きな影響を与えます。
《「人を愛する力」を持つと》
相手に興味を持ち、相手の話を聞くようになり、相手を受け入れやすくなります。
《「人を愛する力」の磨き方》
これも科学的に明らかになっています。人を愛する力は「幸せホルモン」といわれる「オキシトシン」の影響を受けるので、「オキシトシン」が分泌される行動を取ると自然に人を愛する力が身につき、最終的に寛容さも持てるようになって、良好な人間関係が築かれます。
良好な人間関係を作る【オキシトシンが分泌する3アクション】
(1)スキンシップ
人と直接触れ合うことでオキシトシンが分泌されることがわかっていますので、家族などとハグをしたり、マッサージをしたりすることはオキシトシンの分泌に効果的です。
ペットとのスキンシップでもオキシトシンが分泌されるので、ペットを飼うことも幸福度が高まるといえるでしょう。
(2)心が温まる映画を観る
人間の脳には「ミラーニューロン」という神経細胞があります。視覚から得た情報を体験するので、心温まる映画を観ることでオキシトシンが分泌されることがわかっています。
(3)1日5善をする(1日1善は効果がない)
人に親切な行為をするとオキシトシンが分泌されることがわかっています。しかし、1日1回程度の親切では脳に記憶が残らず、幸福度に影響がないことがわかっています(米カリフォルニア大学の研究)。1日1善よりも1週間に1回の1日5善が科学的に有効です。
■活動
2019年12月12日から、オンラインと会場を同時に1つに繋ぐハイブリット開催セミナーを主宰し、1,360人動員。
「幸福学」を身近に感じ、日常生活に取り入れられるよう、またどのような世の中の状態においても、「自分で自分を今以上に幸せにする知識」を自ら持ち、自分自身で積極的に生活を変化させて行ける人を1人でも多く増やす活動を継続している。
共著者である前野隆司慶應義塾大学教授と書いた「99.9%は幸せの素人」は、一時店頭から在庫がなくなる状態になるも、増刷を繰り返し、4万冊発売。現在も売れ続けている。
■プロフィール
星渉 1983年仙台市生まれ。大手企業で働いていたが東日本大震災を岩手県で被災。
生死を問われる経験を経て「自分の人生の時間はすべて好きなことに費やす」と決め独立起業し、心理療法やNLP、認知心理学、脳科学を学ぶ。それが原点となり、個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた独自のビジネス手法を構築。コンサルティングの申込倍率92.1倍を誇る個人起業の第一人者となる。数千人規模の講演会を実施し、日本だけではなく、ニューヨークなど海外でも、グローバルに「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」ための活動をしている。前作の『神メンタル』は14万部突破のベストセラーに。