宇宙人に声を届けたい!THE宇宙少年ズ×TOA 成層圏での拡声に成功
[21/03/31]
提供元:@Press
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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内 一弘)が協賛するプロジェクト「THE宇宙少年ズ」が、この度、成層圏での拡声に成功いたしました。
上空25,000mで拡声した様子は、THE宇宙少年ズ公式YouTubeにて公開されています。
THE宇宙少年ズ公式YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=qZUn9QYHmBk
同プロジェクトは「宇宙人と仲良くなりたい」という小学生たちの思いから発足しました。宇宙人にメッセージを届けるために、スペースバルーン(※)に電気メガホンと音声入力用のiPadを搭載し、成層圏で音声を拡声するというもので、企画から実施に至るまで小学生たちが主体となって活動しています。
(※)成層圏から中間圏までの飛行が可能な高高度気球。宇宙での映像撮影の他、科学実験等も行う。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253463/LL_img_253463_1.jpg
小学生たちによる事前実験の様子
当社は、異業種との共創に向けた活動を進める中で、小学生たちが所属する「studioあお」を運営する株式会社COLEYO(本社:京都市、代表取締役:川村 哲也)と接点を持ち、同プロジェクトに賛同いたしました。成層圏で拡声するための電気メガホンの提供および、打ち上げに向けた事前実験にも技術的なアドバイスを行ってまいりました。
株式会社COLEYO Webサイト https://www.coleyo.info/
電気メガホンは1954年に当社が世界で初めて開発して以来、世界中のあらゆる環境下で活用されてまいりましたが、成層圏での拡声は当社としても初の試みです。
地上には存在しない過酷な環境条件下での拡声は、同プロジェクトの課題であると同時に、当社にとってもチャレンジとなりました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/253463/LL_img_253463_2.jpg
成層圏での拡声の様子
音は、大気中では空気等を媒体として伝わります。しかし成層圏の空気圧は地上の1/10〜1/1000しかなく、空気が極端に薄いため音が非常に減衰しやすい環境です。さらに、気温はマイナス70度と極低温です。氷点下を下回るとバッテリー内の電解液の動きが遅くなり、機能しなくなるため、電気メガホンを稼働させることすら困難な環境です。
これらの環境条件に対応するため、同プロジェクトで採用したのは当社の電気メガホンER-1115です。本来は街中で活用される一般的な製品ですが、軽量かつ大出力という特徴からスペースバルーンにも難なく搭載でき、音の減衰しやすい成層圏でも聴き取ることのできる音声を実現しました。また、バッテリーには通常のマンガン乾電池に代わり、耐冷性の高いリチウム乾電池を使用。バッテリーと回路部分を発泡スチロールとアルミホイルで保温することで、マイナス70度という極低温下でも稼働させることに成功しました。
同プロジェクトを通じて、小学生たちと共に成層圏という未知なる環境での拡声に挑戦できたこと、そして小学生たちの夢の実現に協力できたことは、大変意義深いことと認識しています。当社は今後も、あらゆる環境下で拡声できる技術とノウハウを活かし、多種多様な企業や専門機関と連携しながら音の可能性を探求し、社会に貢献してまいります。
■会社概要
設立 :1949年4月20日(創業:1934年9月1日)
資本金 :52億79百万円
従業員数 :3,312名(連結) 820名(単体)
代表者 :代表取締役社長 竹内 一弘
本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島中町七丁目2番1号
事業内容 :・拡声放送機器、通信機器、その他情報伝達機械器具の製造販売
・音響機器、映像機器、その他電子・電気機械器具の製造販売
・上記機器の賃貸ならびに工事の設計施工
・音響・映像に関するソフトウェアの企画・制作ならびに販売
・電気通信を利用した各種サービスの提供
・電気通信事業
・ホール・スタジオの賃貸経営ならびに音楽等のイベント
・催し物の企画運営
上空25,000mで拡声した様子は、THE宇宙少年ズ公式YouTubeにて公開されています。
THE宇宙少年ズ公式YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=qZUn9QYHmBk
同プロジェクトは「宇宙人と仲良くなりたい」という小学生たちの思いから発足しました。宇宙人にメッセージを届けるために、スペースバルーン(※)に電気メガホンと音声入力用のiPadを搭載し、成層圏で音声を拡声するというもので、企画から実施に至るまで小学生たちが主体となって活動しています。
(※)成層圏から中間圏までの飛行が可能な高高度気球。宇宙での映像撮影の他、科学実験等も行う。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253463/LL_img_253463_1.jpg
小学生たちによる事前実験の様子
当社は、異業種との共創に向けた活動を進める中で、小学生たちが所属する「studioあお」を運営する株式会社COLEYO(本社:京都市、代表取締役:川村 哲也)と接点を持ち、同プロジェクトに賛同いたしました。成層圏で拡声するための電気メガホンの提供および、打ち上げに向けた事前実験にも技術的なアドバイスを行ってまいりました。
株式会社COLEYO Webサイト https://www.coleyo.info/
電気メガホンは1954年に当社が世界で初めて開発して以来、世界中のあらゆる環境下で活用されてまいりましたが、成層圏での拡声は当社としても初の試みです。
地上には存在しない過酷な環境条件下での拡声は、同プロジェクトの課題であると同時に、当社にとってもチャレンジとなりました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/253463/LL_img_253463_2.jpg
成層圏での拡声の様子
音は、大気中では空気等を媒体として伝わります。しかし成層圏の空気圧は地上の1/10〜1/1000しかなく、空気が極端に薄いため音が非常に減衰しやすい環境です。さらに、気温はマイナス70度と極低温です。氷点下を下回るとバッテリー内の電解液の動きが遅くなり、機能しなくなるため、電気メガホンを稼働させることすら困難な環境です。
これらの環境条件に対応するため、同プロジェクトで採用したのは当社の電気メガホンER-1115です。本来は街中で活用される一般的な製品ですが、軽量かつ大出力という特徴からスペースバルーンにも難なく搭載でき、音の減衰しやすい成層圏でも聴き取ることのできる音声を実現しました。また、バッテリーには通常のマンガン乾電池に代わり、耐冷性の高いリチウム乾電池を使用。バッテリーと回路部分を発泡スチロールとアルミホイルで保温することで、マイナス70度という極低温下でも稼働させることに成功しました。
同プロジェクトを通じて、小学生たちと共に成層圏という未知なる環境での拡声に挑戦できたこと、そして小学生たちの夢の実現に協力できたことは、大変意義深いことと認識しています。当社は今後も、あらゆる環境下で拡声できる技術とノウハウを活かし、多種多様な企業や専門機関と連携しながら音の可能性を探求し、社会に貢献してまいります。
■会社概要
設立 :1949年4月20日(創業:1934年9月1日)
資本金 :52億79百万円
従業員数 :3,312名(連結) 820名(単体)
代表者 :代表取締役社長 竹内 一弘
本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島中町七丁目2番1号
事業内容 :・拡声放送機器、通信機器、その他情報伝達機械器具の製造販売
・音響機器、映像機器、その他電子・電気機械器具の製造販売
・上記機器の賃貸ならびに工事の設計施工
・音響・映像に関するソフトウェアの企画・制作ならびに販売
・電気通信を利用した各種サービスの提供
・電気通信事業
・ホール・スタジオの賃貸経営ならびに音楽等のイベント
・催し物の企画運営