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在宅時間増&高温傾向の2021年夏、例年以上に注意するべきポイントを解説 「スイッチオン!キャンペーン」でエアコンの試運転方法を紹介

ダイキン工業株式会社は、夏本番前に試運転をお勧めする「スイッチオン!キャンペーン」を今年も実施します。このキャンペーンは、毎年、本格的にエアコンを使い始める7月頃に修理のお問い合わせや買い替えのご依頼が集中し、修理対応や設置工事にお待ちいただく場合があることから、5月〜6月前半に試運転をしていただくことをご提案するものです。不具合を早期に発見して対処することで、お客様に安心で快適な夏を送っていただくために取り組んでおり、2016年にスタートし今年で6回目となります。


未だ感染拡大が収まらない新型コロナウイルス対策のため引き続き在宅時間が長くなりそうです。当社が3月に行った調査※1では、2020年12月〜2021年2月のエアコンの暖房使用時間が前年同時期と比べて平均で1.45倍、在宅勤務した方では1.8倍であったことがわかっています。長時間のエアコン使用による負荷や汚れなどの状態によっては、夏の冷房使用時に不具合が発生する可能性が例年以上に高まるおそれがあります。政府でもコロナ禍の昨年より、家庭内における熱中症を予防・防止する観点から、本格的な夏季を迎える前に、各家庭において早期にエアコンの試運転を行うことを推奨しています※2。

そこで当社は、全国の男女600人を対象に「エアコンの試運転に関する調査」を実施しました。その結果、試運転経験者は前年から若干増えて約4割となり、毎年着実に増えている実態が明らかになりました。一方で、試運転をしない人の約3割が「やり方がわからない」、2割弱が「必要と思うが忘れる」ことを理由に試運転を見送っていることも判明しました。こうした結果から、当社は不具合を早期発見し対処することでお客様に安心で快適な夏を送っていただくため、本年も「スイッチオン!キャンペーン」のもと、WEBサイトやポスター、チラシ等を通じたエアコン試運転のさらなる啓発活動や、正しい実施方法の認知向上に取り組みます。

本資料ではエアコン試運転の実態をご紹介するとともに、「試運転の方法」に加えて、これまで長時間の使用が続き、例年以上に暑くなると見込まれる「今年特に注意していただきたいチェックポイント」について解説します。早めに試運転を実施することで安心して夏を迎えられるよう、ご家庭でのご準備にお役立ていただければと思います。

※1 ダイキン工業「コロナ禍の冬のエアコン使用実態調査」
https://www.daikin.co.jp/press/2021/20210319/
※2 経済産業省「夏季を迎える前のエアコン試運転の重要性について」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/maintenance.html


◆ダイキンが5月〜6月前半のエアコン試運転をおすすめする理由は、「夏を快適に過ごしていただくため」
例年、エアコンのお問い合わせや点検のご依頼は、エアコンを使い始める6月頃から増え始め、7月、8月に集中します。混雑により暑い時期に修理対応をお待ちいただく場合があるため、本格的に暑くなる5月〜6月前半に試運転を行い、早めにエアコンの準備を済ませていただくことをご提案しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_9.jpg
2020年月別エアコンお問い合わせ件数

◆エアコン試運転の手順とチェックポイント
調査結果では、試運転をしない人の約3割が「やり方がわらからない」という理由で試運転を見送っていることが判明しました。試運転の正しい方法をご理解いただき、冷房使用開始時にトラブル無くエアコンを使用していただくためにも、試運転の正しい手順とポイントをチェックしましょう。エアコン試運転については「エアコンスイッチオン!キャンペーン」サイトでも詳しく紹介しています。
「エアコンスイッチオン!キャンペーン」 https://www.daikincc.com/campaign/switch-on/

◆2021年特に注意していただきたいエアコン試運転のポイント
「エアフィルター・熱交換器が汚れていないかチェック」
在宅時間増でエアコン暖房使用時間が長くなった2020年〜2021年の冬を経たエアコンは、ホコリなどで例年より汚れていることが考えられます。エアコン試運転で冷風が出なかったり、イヤなニオイがしたりした場合、エアフィルター・熱交換器の状態をチェックしてみましょう。


◆エアコン試運転の手順・チェックポイント

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_1.png
エアコン試運転手順

・なぜ最低温度で10分間運転するのか?
万が一エアコンに異常があった場合、検知するまでに約10分間の冷房運転が必要です。エアコンは室温が設定温度に到達すると、室内を冷やす動作を停止します。最低温度に設定することで室温が設定温度に早期に到達することを防ぎます。

・ランプが点滅した場合!
異常停止している可能性があります。リモコンでエラーコードをご確認いただき、お買い上げの販売店またはお客様相談窓口にご連絡下さい。
<エラーコード確認サイト>
https://www.daikincc.com/errorcode/
<お客様相談窓口>
https://www.daikincc.com/

・なぜ30分程度運転するのか?
エアコンは冷房運転時、室内機の中にある熱交換器が冷やされて結露水が発生します。発生した結露水はドレン配管とよばれるホースで屋外に排水されます。試運転では30分程度の運転で結露水を十分に発生させ、水漏れしないか確認する必要がありあす。屋外のドレン配管から水が出てくるところまで確認できれば安心です。

・タイマー機能を有効活用しましょう!
「30分も待っていられない」という場合には、切タイマーを有効活用してください。(注意)万が一の水漏れに備え、エアコンの下には物を置かないようにしましょう。

・異臭、異音がした場合は!
においや音の種類のより、様々な要因が考えられます。AI故障診断サイトから、においや音の種類にあわせた原因をご紹介しておりますのでご確認ください。
https://www.daikincc.com/AI_chatbot/

・ワンポイント!
エアフィルターや熱交換器の汚れが過多となっている場合、においや、振動が発生し、異音に至るケースもありますので、ぜひチェックをお願いします。


◆2021年、特に注意していただきたいポイント
・エアフィルター、熱交換器が汚れていないかチェック
在宅時間増で、今年は例年以上にホコリなどで汚れていることが考えられます。エアフィルターが汚れていると、室内の空気をエアコン内部に十分に取り込めず、エアコンの能力が低下します。また、たまったホコリをエサに菌が繁殖し、カビが発生しているおそれも。エアコン試運転で冷風が出なかったり、イヤなニオイがしたりした場合、エアフィルター・熱交換器の状態をチェックしてみましょう。エアフィルターは除菌効果のある中性洗剤で水洗い、熱交換器は家庭での掃除は故障やケガの危険があるため、プロに掃除を依頼するのがおすすめです。

<エアフィルター>
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_2.jpg
エアフィルター掃除(1)

長時間使用したエアコンのエアフィルターにはホコリがたまっています

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_3.jpg
エアフィルター掃除(2)

たまったホコリは掃除機等でキレイにしてください

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_4.jpg
エアフィルター掃除(3)

汚れがひどい場合は中性洗剤で水洗いしましょう

<熱交換器>

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_5.jpg
熱交換器の汚れイメージ

熱交換器とは、フィルターを外した奥に見えるアルミの板が並んでいる部品です。全体がこれくらい汚れていたら洗浄おすすめです。熱交換器のお掃除はプロに任せましょう。


◆「エアコン試運転」に関する調査結果
・エアコン試運転経験者は39.5%。そのうち31.3%が昨年の夏前にエアコン試運転を実施
Q. あなたは、これまで夏の冷房使用前にエアコンの試運転をしたことがありますか。(単数回答)【n=600】
Q. あなたは、2020年夏の冷房使用前にエアコンの試運転をしましたか。(単数回答)【n=600】

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_6.png
夏前にエアコン試運転をしたことがあるか

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_7.png
2020年の夏前にエアコン試運転をしたか

これまでに夏の冷房使用前にエアコン試運転経験のある方は39.5%と全体の約4割となりました。過去3年の結果から、試運転経験者の割合は着実に増えています。2020年夏の冷房使用前にエアコン試運転を行った方は31.3%でした。

・エアコン試運転をしない人の30.3%が「やり方がわからない」と回答
Q. エアコンの試運転をしない理由をお答えください。(複数回答)【n=363】※これまでにエアコン試運転をしたことがない方

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/255695/LL_img_255695_8.png
エアコン試運転をしない理由

これまでにエアコン試運転をしたことがない方にしない理由を聞くと、「必要がないと思うから」32.5%が最多、次いで「やり方がわからないから」30.3%という結果になりました。


◆調査概要
1. 調査方法 :インターネット調査
2. 調査期間 :2021年3月26日(金)〜3月29日(月)
3. 調査対象者 :全国の20代〜60代の男女、エアコン所有者
4. 有効回答数 :600サンプル


◆その他
・梅雨〜夏は「送風運転」または「内部クリーン運転」でカビを抑制
梅雨や夏場に冷房・除湿運転した後は、湿気を好むカビ菌の発生を抑えるために、すぐには電源を切らず1時間ほど送風運転して、エアコン内部を乾燥させるようにしましょう。ダイキンのエアコンなら、「内部クリーン運転機能」が搭載されている機種もあり、運転後に内部を乾燥させて、カビの発生を抑えます。ダイキンエアコンの「内部クリーン運転機能」について、詳しくは以下サイトもご覧ください。
https://n-faq.daikincc.com/faq/show/1199?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=817&page=1&site_domain=n-faq&sort=sort_access&sort_order=desc (ダイキン工業ホームページ)
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