ハネウェルの不燃性新冷媒「ソルスティス(R) N41(R-466A)」、国内評価にて不活性ガスと判定
[21/04/20]
提供元:@Press
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[東京] 2021年4月20日 -- ハネウェル(日本法人:日本ハネウェル株式会社、本社:東京都港区)は、当社の低GWP(地球温暖化係数)冷媒「ソルスティス(R) N41(R-466A)」が日本冷凍空調学会(JSRAE)の新冷媒評価委員会にて不活性ガスの条件を満足するとの判定を受けたことを発表します。ソルスティスN41は、据付型空調システム(VRF)用途向けのR-410A代替として空調業界初の不燃性冷媒です。この判定結果により、今後ソルスティスN41に対して国内保安規則の適用が可能になります。
<ソルスティスN41(R-466A)製品ページ>
https://www.fluorineproducts-honeywell.com/refrigerants-japan/products/solstice-n41/
ソルスティスN41は、2019年に国際的な冷媒評価機関であるASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)よりA1クラス(不燃性/火炎伝播を起こさず、低毒性)冷媒であることが認められました。この度のJSRAEによる判定は、ソルスティスN41の採用や使用をさらに後押しするものです。ソルスティスN41は、空調産業が直面する重要な課題を解決するため、ハネウェルが数年にわたる研究開発の結果実現しました。従来のR-410Aと同等もしくはより優れた性能を発揮するソルスティス N41は、R-410Aを安全、エネルギー効率良く、かつ低GWPに置き換えることで、高GWPガスの段階的削減規制への準拠を可能にします。
R-410Aに比べてGWPが65%低く、100%合致する性能(冷凍能力およびエネルギー効率性)を持つソルスティスN41は、R-410A代替冷媒に求められる低GWP、性能、不燃性の3つの要件を満たす初めての冷媒で、設備取扱者や利用者に対してもR-410Aと同等の安全性を提供します。これまでのR-410A代替冷媒は燃焼性を有すため、エンドユーザーや設備取扱者のリスクを高める可能性があり、また燃焼性冷媒への変更に伴い建物や安全関連規制にかかる変更届出手続や機器生産ライン等の設備変更が必要でした。
ハネウェル、空調用途向け冷媒担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのクリス・ラピエトラは、「ソルスティスN41は、R-410Aの性能を損なうことなく環境に配慮しエネルギー効率良く置き換えるという日本や世界の冷熱機器メーカーのニーズに応える安全で経済的な代替冷媒です。空調産業が直面する多くの法規制や安全上の課題解決に特化しハネウェルが開発したソルスティスN41は、現在商業化に向け準備中です。この度JSRAEの不活性ガス判定を受けたことは、世界中で行われている評価開発を前進させるでしょう」とコメントしました。
ソルスティスN41は既に15社以上の日系を含む大手空調機器メーカーにて、業務用空調(VRFおよびルーフトップ空調)、住宅用空調(米国パッケージエアコン)などの用途で累計100,000時間を超える広範な検証が実施されています。日本国内では、主に据付型空調システム(VRF)用途の低GWP化に寄与することが期待されています。
公益社団法人日本冷凍空調学会(JSRAE https://www.jsrae.or.jp/ )は、1925年に設立された日本冷凍協会を前身とする冷凍冷蔵に関連する技術発展と普及を目的とする非営利の学術団体で、80年以上にわたり国内の冷蔵、空調、食品冷蔵や周辺技術の振興を目指し幅広く事業を展開しています。
ハネウェルは、「ソルスティス(R)」および「ゼネトロン」ブランドにて、世界中で冷凍冷蔵、ビル冷暖房、カーエアコン向けなどの幅広い冷媒を開発、製造、供給しています。ハネウェルおよびサプライヤーパートナーは、ハネウェルのハイドロフルオロオレフィン(HFO)技術に基づく次世代製品の研究開発および製造供給体制の整備に向け、10億ドルの投資プログラム を実施しました。これまでソルスティス製品の採用によって、世界中で2億トンを超える温室効果ガスの削減に貢献しました。この量は、自動車4千2百万台の削減に相当します。ハネウェルの冷媒について詳しくは、日本語ウェブサイト https://www.fluorineproducts-honeywell.com/refrigerants-japan/ をご覧ください。
ハネウェル( www.honeywell.com )は、フォーチュン(Fortune)100社にノミネートされた、技術に根ざした産業ソリューションを提供する複合企業で、航空宇宙分野の製品およびサービス、ビル・産業向け制御テクノロジー、パフォーマンスマテリアルズなどを世界中のお客様に提供しています。当社は、テクノロジーの力で航空機、ビル、工場、物流、作業者など、あらゆるヒトやものを「つなぎ」、よりスマートで、より安全で、より持続可能な世界を目指します。ニュースや詳しい情報は、 www.honeywell.com/newsroom をご覧ください。
<ソルスティスN41(R-466A)製品ページ>
https://www.fluorineproducts-honeywell.com/refrigerants-japan/products/solstice-n41/
ソルスティスN41は、2019年に国際的な冷媒評価機関であるASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)よりA1クラス(不燃性/火炎伝播を起こさず、低毒性)冷媒であることが認められました。この度のJSRAEによる判定は、ソルスティスN41の採用や使用をさらに後押しするものです。ソルスティスN41は、空調産業が直面する重要な課題を解決するため、ハネウェルが数年にわたる研究開発の結果実現しました。従来のR-410Aと同等もしくはより優れた性能を発揮するソルスティス N41は、R-410Aを安全、エネルギー効率良く、かつ低GWPに置き換えることで、高GWPガスの段階的削減規制への準拠を可能にします。
R-410Aに比べてGWPが65%低く、100%合致する性能(冷凍能力およびエネルギー効率性)を持つソルスティスN41は、R-410A代替冷媒に求められる低GWP、性能、不燃性の3つの要件を満たす初めての冷媒で、設備取扱者や利用者に対してもR-410Aと同等の安全性を提供します。これまでのR-410A代替冷媒は燃焼性を有すため、エンドユーザーや設備取扱者のリスクを高める可能性があり、また燃焼性冷媒への変更に伴い建物や安全関連規制にかかる変更届出手続や機器生産ライン等の設備変更が必要でした。
ハネウェル、空調用途向け冷媒担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのクリス・ラピエトラは、「ソルスティスN41は、R-410Aの性能を損なうことなく環境に配慮しエネルギー効率良く置き換えるという日本や世界の冷熱機器メーカーのニーズに応える安全で経済的な代替冷媒です。空調産業が直面する多くの法規制や安全上の課題解決に特化しハネウェルが開発したソルスティスN41は、現在商業化に向け準備中です。この度JSRAEの不活性ガス判定を受けたことは、世界中で行われている評価開発を前進させるでしょう」とコメントしました。
ソルスティスN41は既に15社以上の日系を含む大手空調機器メーカーにて、業務用空調(VRFおよびルーフトップ空調)、住宅用空調(米国パッケージエアコン)などの用途で累計100,000時間を超える広範な検証が実施されています。日本国内では、主に据付型空調システム(VRF)用途の低GWP化に寄与することが期待されています。
公益社団法人日本冷凍空調学会(JSRAE https://www.jsrae.or.jp/ )は、1925年に設立された日本冷凍協会を前身とする冷凍冷蔵に関連する技術発展と普及を目的とする非営利の学術団体で、80年以上にわたり国内の冷蔵、空調、食品冷蔵や周辺技術の振興を目指し幅広く事業を展開しています。
ハネウェルは、「ソルスティス(R)」および「ゼネトロン」ブランドにて、世界中で冷凍冷蔵、ビル冷暖房、カーエアコン向けなどの幅広い冷媒を開発、製造、供給しています。ハネウェルおよびサプライヤーパートナーは、ハネウェルのハイドロフルオロオレフィン(HFO)技術に基づく次世代製品の研究開発および製造供給体制の整備に向け、10億ドルの投資プログラム を実施しました。これまでソルスティス製品の採用によって、世界中で2億トンを超える温室効果ガスの削減に貢献しました。この量は、自動車4千2百万台の削減に相当します。ハネウェルの冷媒について詳しくは、日本語ウェブサイト https://www.fluorineproducts-honeywell.com/refrigerants-japan/ をご覧ください。
ハネウェル( www.honeywell.com )は、フォーチュン(Fortune)100社にノミネートされた、技術に根ざした産業ソリューションを提供する複合企業で、航空宇宙分野の製品およびサービス、ビル・産業向け制御テクノロジー、パフォーマンスマテリアルズなどを世界中のお客様に提供しています。当社は、テクノロジーの力で航空機、ビル、工場、物流、作業者など、あらゆるヒトやものを「つなぎ」、よりスマートで、より安全で、より持続可能な世界を目指します。ニュースや詳しい情報は、 www.honeywell.com/newsroom をご覧ください。