I-PEXとヘッドウォータース、匂いセンシング事業で協業 嗅覚のデジタル化とAIによるデジタルオルファクションサービス開始
[21/04/22]
提供元:@Press
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I-PEX株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:土山 隆治、東証第一部 コード番号:6640、以下 I-PEX)は、AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、東証マザーズ コード番号:4011、以下 ヘッドウォータース)と、匂いセンシング事業において協業し、匂いデータ解析AIサービス「デジタルオルファクションサービス」を開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_1.jpg
I-PEX・Headwatersロゴ
■匂いセンシング事業協業の背景と概要
I-PEXはかねてよりMEMS技術を活用した匂いセンサの具現化に取り組み、これまでに匂いセンサ「nose@MEMS(ノーズメムス)」および「noseStick(ノーズスティック)」を発表、幅広い業種・業界から数多くの反響をいただいています。
ヘッドウォータースはコミュニケーションロボットからAIソリューション事業に発展した経緯から、センシングデバイスの取得データを利用し、人間の五感をデジタル化するマルチモーダルインターフェースの実現に取り組んでいます。
両社はI-PEXが開発、製造する匂いセンサ「nose@MEMS」と、ヘッドウォータースによるAIソリューション技術を活用することで、「嗅覚」のデータを集め、機械学習と統合した臭気アナリティクスと嗅覚AIによるデジタルオルファクション ソリューションを展開していきます。
匂いセンシング事業の第一弾として、スマートストアに「nose@MEMS」を置き、匂いの分子パターン解析とストア売上の相関関係を導き出し、スマートストア向け売上予測ソリューションを提供していきます。本ソリューションを導入することで、スマートストアは売上に一番効果的な「匂いによる集客」を実施可能となります。
■今後の取り組みについて
I-PEXは自社のMEMS技術を活かした匂いセンサの開発および改良を行い、デバイスの提供および販売活動を行います。ヘッドウォータースはセンサの販売活動を行うとともに、顧客の匂い課題に対応したAIコンポーネントの開発、データプラットフォーム構築、クラウドネイティブアプリケーションとの統合を提供します。
今後両社は、医療・ヘルスケア領域における呼気、尿、血液などの体液中の揮発性有機化合物の分析をはじめ、物流業や製造業における機械故障の匂い検知アラートと労働者の最適配置や、スマートシティにおける地域の悪臭に対処する一環として臭気環境をデータ化するアナリティクス、複数のセンサからなるハイブリッドコネクテッドデータプラットフォームの構築を行っていきます。
■匂いセンサ「nose@MEMS」の概要
I-PEXが開発した、複数の検知素子が検出する「匂い分子のパターン」を認識し、識別する匂いセンサです。チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電薄膜に異なる感応膜を塗布した検知素子20種類を1枚のセンサチップ上に搭載しています。電圧をかけて共振している感応膜に匂い分子を付着させ、共振周波数の変化から数値データを取得、パターンを照合することにより匂いを識別します。PZTの圧電薄膜を用いたMEMSの活用により小型・低コスト化が見込めるとともに、検知素子の数を増やすことでより多くの匂いを識別可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_2.jpg
nose@MEMS
■I-PEXの匂いセンシングへの取り組みについて
I-PEXは、2017年にMEMS技術を活用した匂いセンサ「nose@MEMS」を発表、2020年4月よりCS(Commercial Sample)品の販売を開始し、一般販売の開始に向けた開発を継続しています。
また5月30日までの期間限定で、スマートフォンに挿すだけで匂いを計測できるデバイス「noseStick」を、福岡市内3拠点で開催するポップアップストア「b8ta Pop-Up Store Fukuoka 2021」および東京・新宿の「b8ta Tokyo - Shinjuku Marui」で出展しています。
あわせて、2019年より、センサやAIを組み合わせ食品の品質管理や空間上の臭気検知などの課題を解決する匂いセンシング事業を、凸版印刷株式会社とアライアンスを締結し、推進しています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_3.jpg
noseStick
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_4.jpg
noseStick
【I-PEX株式会社について】
I-PEXは、グローバル市場で閃きや驚きという価値を提供する「ものづくりソリューションエキスパート」を意味します。1963年、精密金型メーカーの「第一精工」として誕生。以来、数々の世界初や独自の製品、ソリューションを産み出してきました。現在は「コネクタ及びエレクトロニクス機構部品」「自動車電装・関連部品」「半導体設備及びその他」の3つの事業分野を展開。「最・尖端を、世界へ」拡げることで、次代を切り拓く世界のあらゆるお客様とともに、デジタル社会の心躍る価値創造に貢献します。
※2020年8月、I-PEX株式会社は第一精工株式会社から社名を変更しました。
商号 : I-PEX株式会社
代表者 : 代表取締役社長 土山 隆治
所在地 : 〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4
設立 : 1963年7月10日
資本金 : 109億6千8百万円
事業内容: ・コネクタ及びエレクトロニクス機構部品事業
・自動車電装・関連部品事業
・半導体設備及びその他の事業
URL : https://www.corp.i-pex.com/
【株式会社ヘッドウォータースについて】
商号 : 株式会社ヘッドウォータース
代表者 : 代表取締役 篠田 庸介
所在地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル7階
設立 : 2005年11月1日
資本金 : 3億5,426万円
事業内容: AIソリューション事業
URL : https://www.headwaters.co.jp
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_1.jpg
I-PEX・Headwatersロゴ
■匂いセンシング事業協業の背景と概要
I-PEXはかねてよりMEMS技術を活用した匂いセンサの具現化に取り組み、これまでに匂いセンサ「nose@MEMS(ノーズメムス)」および「noseStick(ノーズスティック)」を発表、幅広い業種・業界から数多くの反響をいただいています。
ヘッドウォータースはコミュニケーションロボットからAIソリューション事業に発展した経緯から、センシングデバイスの取得データを利用し、人間の五感をデジタル化するマルチモーダルインターフェースの実現に取り組んでいます。
両社はI-PEXが開発、製造する匂いセンサ「nose@MEMS」と、ヘッドウォータースによるAIソリューション技術を活用することで、「嗅覚」のデータを集め、機械学習と統合した臭気アナリティクスと嗅覚AIによるデジタルオルファクション ソリューションを展開していきます。
匂いセンシング事業の第一弾として、スマートストアに「nose@MEMS」を置き、匂いの分子パターン解析とストア売上の相関関係を導き出し、スマートストア向け売上予測ソリューションを提供していきます。本ソリューションを導入することで、スマートストアは売上に一番効果的な「匂いによる集客」を実施可能となります。
■今後の取り組みについて
I-PEXは自社のMEMS技術を活かした匂いセンサの開発および改良を行い、デバイスの提供および販売活動を行います。ヘッドウォータースはセンサの販売活動を行うとともに、顧客の匂い課題に対応したAIコンポーネントの開発、データプラットフォーム構築、クラウドネイティブアプリケーションとの統合を提供します。
今後両社は、医療・ヘルスケア領域における呼気、尿、血液などの体液中の揮発性有機化合物の分析をはじめ、物流業や製造業における機械故障の匂い検知アラートと労働者の最適配置や、スマートシティにおける地域の悪臭に対処する一環として臭気環境をデータ化するアナリティクス、複数のセンサからなるハイブリッドコネクテッドデータプラットフォームの構築を行っていきます。
■匂いセンサ「nose@MEMS」の概要
I-PEXが開発した、複数の検知素子が検出する「匂い分子のパターン」を認識し、識別する匂いセンサです。チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電薄膜に異なる感応膜を塗布した検知素子20種類を1枚のセンサチップ上に搭載しています。電圧をかけて共振している感応膜に匂い分子を付着させ、共振周波数の変化から数値データを取得、パターンを照合することにより匂いを識別します。PZTの圧電薄膜を用いたMEMSの活用により小型・低コスト化が見込めるとともに、検知素子の数を増やすことでより多くの匂いを識別可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_2.jpg
nose@MEMS
■I-PEXの匂いセンシングへの取り組みについて
I-PEXは、2017年にMEMS技術を活用した匂いセンサ「nose@MEMS」を発表、2020年4月よりCS(Commercial Sample)品の販売を開始し、一般販売の開始に向けた開発を継続しています。
また5月30日までの期間限定で、スマートフォンに挿すだけで匂いを計測できるデバイス「noseStick」を、福岡市内3拠点で開催するポップアップストア「b8ta Pop-Up Store Fukuoka 2021」および東京・新宿の「b8ta Tokyo - Shinjuku Marui」で出展しています。
あわせて、2019年より、センサやAIを組み合わせ食品の品質管理や空間上の臭気検知などの課題を解決する匂いセンシング事業を、凸版印刷株式会社とアライアンスを締結し、推進しています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_3.jpg
noseStick
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/256259/LL_img_256259_4.jpg
noseStick
【I-PEX株式会社について】
I-PEXは、グローバル市場で閃きや驚きという価値を提供する「ものづくりソリューションエキスパート」を意味します。1963年、精密金型メーカーの「第一精工」として誕生。以来、数々の世界初や独自の製品、ソリューションを産み出してきました。現在は「コネクタ及びエレクトロニクス機構部品」「自動車電装・関連部品」「半導体設備及びその他」の3つの事業分野を展開。「最・尖端を、世界へ」拡げることで、次代を切り拓く世界のあらゆるお客様とともに、デジタル社会の心躍る価値創造に貢献します。
※2020年8月、I-PEX株式会社は第一精工株式会社から社名を変更しました。
商号 : I-PEX株式会社
代表者 : 代表取締役社長 土山 隆治
所在地 : 〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4
設立 : 1963年7月10日
資本金 : 109億6千8百万円
事業内容: ・コネクタ及びエレクトロニクス機構部品事業
・自動車電装・関連部品事業
・半導体設備及びその他の事業
URL : https://www.corp.i-pex.com/
【株式会社ヘッドウォータースについて】
商号 : 株式会社ヘッドウォータース
代表者 : 代表取締役 篠田 庸介
所在地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル7階
設立 : 2005年11月1日
資本金 : 3億5,426万円
事業内容: AIソリューション事業
URL : https://www.headwaters.co.jp