アルファ・ラバル、再生可能なクリーン燃料を生産するLiquid Windとパートナー契約を締結 ユニークなPower-to-Xコンソーシアムに参画
[21/04/27]
提供元:@Press
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熱交換、遠心分離、流体搬送の世界的リーダーであるアルファ・ラバルは、再生可能なクリーン燃料を生産するelectro-fuel技術を開発するスウェーデン企業、Liquid Windとのパートナー契約を2021年3月15日に締結しました。
アルファ・ラバルはLiquid Windの取締役会の一員となり、熱交換に関する専門知識を生かして、施設のプロセス効率や熱・エネルギーの統合に貢献します。
Liquid Windは、商業規模のeメタノール施設の開発と融資を行うPower-to-Fuel開発会社です。この施設では、産業界から排出される生物起源の二酸化炭素を回収・濃縮し、再生可能な電力と水から作られる水素を組み合わせて、グリーンメタノールを生産します。アルファ・ラバルは同社の株式を取得し、カーボン・クリーン社、シーメンス・エナジー社、ハルダー・トプソー社と共にコンソーシアムに参加します。アルファ・ラバルは取締役会の一員となり、エネルギー効率と最適化に関する専門知識を基に、グリーン水素、二酸化炭素回収、メタノール合成の各工程およびメインシステムにおいて、熱交換器が重要なコンポーネントとして設置されるeメタノール施設の設計に参加します。
World Energy Council(世界エネルギー会議)によると、カーボンニュートラルな合成燃料、いわゆるP2X市場(xはメタノール、水素、メタンなどを表す)の世界的な需要は、2050年までに最大20,000TWhに達すると推定されており、これは現在の化石燃料消費量の50%に相当します。
エネルギー部門を率いるSusanne Pahlen Aklundhは以下の様に述べています。
「今回の提携は、他の大手企業とともに、成長するPower-to-X市場の一翼を担い、将来の燃料の選択肢に影響を与える技術とソリューションの開発を推進するという意味で重要なものです。このようなコラボレーションにより、私たちは技術的な境界線を広げ、より持続可能な社会の実現に貢献します。」
「我々は、他に類を見ない経験を持つスウェーデンの世界的な産業プレーヤーを迎えて、Liquid Windコンソーシアムを強化できることを大変嬉しく思います。彼らの貴重な知識は、さらなる効率化と業界への価値をもたらしてくれるでしょう」と、Liquid WindのCEO兼創設者のClaes Fredrikssonは語っています。
◆グリーンメタノールとは
カーボンニュートラルな海運を実現する上で重要な役割を果たすと予測されている商業利用可能な液体燃料であり、メタノールを燃料とする最初の船舶が2016年にはすでに上市されています。
◆Liquid Windについて
Liquid Windは、二酸化炭素排出量の削減に取り組むPower-to-Fuel開発会社です。同社は、カーボンニュートラルな海運・輸送への移行を加速するために、eMethanolを製造するための複製可能な施設の開発、資金調達、建設、管理を行っています。この施設では再生可能な液体燃料が生産されるため、Liquid Windは迅速に顧客の持続可能な目標達成を実現します。
◆アルファ・ラバルについて
アルファ・ラバルは、エネルギー、海洋、食品・水の分野において、その専門知識、製品、サー ビスを通じて約100か国で幅広い業界を支えています。プロセスの最適化、環境への責任を果たしながらの成長、進歩の促進に取り組み、お客様がビジネス目標とサステナビリティ目標を達成するためのサポートに常に全力を尽くします。
アルファ・ラバルの革新的なテクノロジーは、エネルギー効率と熱回収の改善、より良い水処理、温室効果ガスや排ガスの排出削減に特化し、資源の浄化、精製、再利用を通じて、限りある天然資源の有効な使用に貢献します。これらを通じてアルファ・ラバルは、お客様、人々、地球のために、その成功を加速させることで、日々世界をより良くしていきます。
アルファ・ラバルの従業員数は約16,700人、2020年の年間売上は415億スウェーデンクローネ(約40億ユーロ)でした。同社はNASDAQ OMXに上場しています。
グローバルサイト: https://www.alfalaval.com
日本語サイト : https://www.alfalaval.jp
本リリースは以下URLでも公開しております。
https://www.alfalaval.jp/media/news/investors/2021/alfa-laval-becomes-partner-in-unique-power-to-x-consortium-to-produce-renewable-clean-fuels
アルファ・ラバルはLiquid Windの取締役会の一員となり、熱交換に関する専門知識を生かして、施設のプロセス効率や熱・エネルギーの統合に貢献します。
Liquid Windは、商業規模のeメタノール施設の開発と融資を行うPower-to-Fuel開発会社です。この施設では、産業界から排出される生物起源の二酸化炭素を回収・濃縮し、再生可能な電力と水から作られる水素を組み合わせて、グリーンメタノールを生産します。アルファ・ラバルは同社の株式を取得し、カーボン・クリーン社、シーメンス・エナジー社、ハルダー・トプソー社と共にコンソーシアムに参加します。アルファ・ラバルは取締役会の一員となり、エネルギー効率と最適化に関する専門知識を基に、グリーン水素、二酸化炭素回収、メタノール合成の各工程およびメインシステムにおいて、熱交換器が重要なコンポーネントとして設置されるeメタノール施設の設計に参加します。
World Energy Council(世界エネルギー会議)によると、カーボンニュートラルな合成燃料、いわゆるP2X市場(xはメタノール、水素、メタンなどを表す)の世界的な需要は、2050年までに最大20,000TWhに達すると推定されており、これは現在の化石燃料消費量の50%に相当します。
エネルギー部門を率いるSusanne Pahlen Aklundhは以下の様に述べています。
「今回の提携は、他の大手企業とともに、成長するPower-to-X市場の一翼を担い、将来の燃料の選択肢に影響を与える技術とソリューションの開発を推進するという意味で重要なものです。このようなコラボレーションにより、私たちは技術的な境界線を広げ、より持続可能な社会の実現に貢献します。」
「我々は、他に類を見ない経験を持つスウェーデンの世界的な産業プレーヤーを迎えて、Liquid Windコンソーシアムを強化できることを大変嬉しく思います。彼らの貴重な知識は、さらなる効率化と業界への価値をもたらしてくれるでしょう」と、Liquid WindのCEO兼創設者のClaes Fredrikssonは語っています。
◆グリーンメタノールとは
カーボンニュートラルな海運を実現する上で重要な役割を果たすと予測されている商業利用可能な液体燃料であり、メタノールを燃料とする最初の船舶が2016年にはすでに上市されています。
◆Liquid Windについて
Liquid Windは、二酸化炭素排出量の削減に取り組むPower-to-Fuel開発会社です。同社は、カーボンニュートラルな海運・輸送への移行を加速するために、eMethanolを製造するための複製可能な施設の開発、資金調達、建設、管理を行っています。この施設では再生可能な液体燃料が生産されるため、Liquid Windは迅速に顧客の持続可能な目標達成を実現します。
◆アルファ・ラバルについて
アルファ・ラバルは、エネルギー、海洋、食品・水の分野において、その専門知識、製品、サー ビスを通じて約100か国で幅広い業界を支えています。プロセスの最適化、環境への責任を果たしながらの成長、進歩の促進に取り組み、お客様がビジネス目標とサステナビリティ目標を達成するためのサポートに常に全力を尽くします。
アルファ・ラバルの革新的なテクノロジーは、エネルギー効率と熱回収の改善、より良い水処理、温室効果ガスや排ガスの排出削減に特化し、資源の浄化、精製、再利用を通じて、限りある天然資源の有効な使用に貢献します。これらを通じてアルファ・ラバルは、お客様、人々、地球のために、その成功を加速させることで、日々世界をより良くしていきます。
アルファ・ラバルの従業員数は約16,700人、2020年の年間売上は415億スウェーデンクローネ(約40億ユーロ)でした。同社はNASDAQ OMXに上場しています。
グローバルサイト: https://www.alfalaval.com
日本語サイト : https://www.alfalaval.jp
本リリースは以下URLでも公開しております。
https://www.alfalaval.jp/media/news/investors/2021/alfa-laval-becomes-partner-in-unique-power-to-x-consortium-to-produce-renewable-clean-fuels