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キャッシュレス決済駐車場ETCパーキングの新しいコンセプト「Drive Node」を発表!駐車場のDX化でまちづくりや地域課題解決に貢献

ETCマネジメントサービス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:森 克実)は、本日、ETC技術とFinTech等のネットワーク技術を活用したETCキャッシュレス決済駐車場「ETCパーキング」の新しいコンセプト「Drive Node」を発表しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_1.png
ETCによるDrive Node駐車場

「Drive Node」とは、駐車場を車での移動ネットワークにおける結節点(Node)と捉え、当社が保有するETC技術とネットワーク技術により、駐車場(Node)相互間を連携させた新しい駐車場サービスを目指すコンセプトです。当社が2022年から順次提供を開始する予定のETCパーキングには、このDrive Nodeの機能を組み込み、相互に連携した新しいサービスを提供していく予定です。また、このDrive Nodeに関する当社の技術を他の駐車場事業者にも提供し、Drive Nodeを採用する駐車場事業者相互間でも連携できるようにしていく予定です。こうして、Drive Nodeの拡大を図りつつ、ウォーカブルなまちづくりを目指す地域社会に対し、駐車場サービスの観点から貢献してまいります。


<都市計画に詳しい日本大学理工学部土木工学科 大沢昌玄教授*のコメント>
計画的に整備された都市において、土地利用全体の概ね2割は駐車場であると言われています。これからは単に自動車を停めるという機能だけでなく、駐車場を通じて都市、そして人々にどのような貢献ができるのかを考える時代になってきています。「Drive Node」は、まちづくりや地域課題解決に貢献し、きめ細やかな「Drive Node」のシステムがこれまで駐車場が抱えていた問題を解決するツールとして大いに期待できます。

*大沢昌玄教授のプロフィール
1997年日本大学理工学部土木工学科卒業後、住宅・都市整備公団入社。都市開発業務に従事後、2003年日本大学助手、2016年より現職。専門は、都市計画、都市交通計画、土木史。各都市の駐車場計画に携わる。著書として、「駐車場からのまちづくり」(共著、学芸出版社)など。


【Drive Nodeの仕組み】
Drive Nodeにおいては、各駐車場の出入口や車室にETCアンテナが設置され、車両に搭載されたETC車載器と無線通信することで、駐車場に入庫したり出庫したりする車両を確認・認証します。

また、連携する商業施設や公共交通機関にはスマホのQRコード等を読み取る装置を設置し、ドライバーのスマホのQRコード等を読み取ることにより、Drive Nodeに入庫した車両のドライバーと関連付けます。

こうして、駐車場をDX化し、車両、ドライバー、さらにはドライバーが訪問する各施設等を当社が設置するDrive Nodeサーバーを通じて相互に連携させることで、駐車場を利用される方々に新しい価値やサービスを提供することができるようになるという画期的な仕組みです。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_2.png
Drive Nodeの仕組み

【Drive Nodeの駐車場サービスのイメージ】
Drive Node駐車場においては、駐車場単体として以下のようなサービスを提供することが可能になります。

■キャッシュレスサービス
駐車料金は、現金精算機ではなくスマホからキャッシュレスでお支払いいただきます。特に、雨の日や夏の暑い日などには大変便利にお使いいただけます。
また、キャッシュレスなので、例えば「1分5円」など、1分刻みや1円単位の駐車料金とすることも可能になります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_3.png
キャシュレスサービス

■自動支払いサービス
2回目からの利用では、駐車料金を自動で支払うことができます。スマホでの操作も不要になります。お客様は、車に戻ってそのまま出庫するだけ。領収証は後でメールで送付します。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_4.png
自動支払いサービス

■障害者駐車スペースの確保
来客用駐車場等においては、障害者用の駐車スペースに通常の車両が駐車しているケースも見受けられます。Drive NodeではETC認証機能の活用により、障害者車両だけを判別して駐車を許可する仕組みを構築することができます。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_5.png
障害者駐車スペースの確保

【Drive Nodeが連携して提供するサービスのイメージ】
Drive Nodeの単体での駐車場サービスに加え、Drive Nodeが相互に連携することで以下のようなサービスも実現可能になります。

■駐車場の周遊サービス
観光地周辺の複数のDrive Nodeが連携して、例えば、「1日どのDrive Nodeを何度利用しても定額」といったサービスを提供することができます。コロナ禍において、車で旅行する機会が増えつつありますので、こうしたドライブ旅行者向けの駐車場サービスを充実させることで、地域の観光を盛り上げていく効果が期待できます。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_6.png
駐車場の周遊サービス

■商業施設の来客駐車場化
これまで小規模なコインパーキング等が商業施設や商店街の来客駐車場となることは困難でしたが、Drive Nodeになることで駐車した車両が特定できますので、スマホ等を使って商業施設との連携を構築することで、小規模駐車場でも来客駐車場として活用することが可能になります。近年、ウォーカブルなまちづくりの観点から附置義務駐車場の隔地への移設などが進められつつありますが、Drive Nodeは現在点在するコインパーキングを活用しつつ、附置義務駐車場の隔地化を図る施策としても有効な取り組みが期待できます。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_7.png
商業施設の来客駐車場化

■パークアンドライドの促進
様々な自治体で、中心市街地への交通規制として「パークアンドライド」の施策を導入する動きがありますが、公共交通機関への乗り継ぎができる大規模な駐車場用地の確保や施策の効果的な展開に苦労されているのではないでしょうか。Drive Nodeでは一般の小規模コインパーキングをパークアンドライドの拠点にすることができます。また、特定日には、中心市街地のDrive Nodeを閉鎖し、代わりに周辺地のパークアンドライド用Drive Nodeの料金を高く設定し、収益を施策に参加したDrive Node全体で分配するといった施策も可能です。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/258667/LL_img_258667_8.png
パークアンドライドの促進

【ETCマネジメントサービス株式会社について】
2018年4月に設立されたベンチャー企業です。ETC技術とFinTechを保有し、それらを活用したETCキャッシュレス決済駐車場ETCパーキングとそれらを連携させたDrive Nodeの提供を通じて、これからのまちづくりへの貢献や新しい交通サービスの実現を目指しています。
会社名 : ETCマネジメントサービス株式会社
本社所在地: 東京都中央区京橋1-6-14 YKビル14階
代表者 : 代表取締役CEO 森 克実
資本金 : 355,000,000円(資本準備金含む)
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