はたらく意欲のある地域のシニアと人材不足に悩む企業をつなぎ ”地域共生”を目指すジョブマッチングサービス「アライクワーク」、 β版の提供を開始
[21/05/19]
提供元:@Press
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総合人材サービス、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長井 利仁)は、アクティブシニアと企業をつなぎ“地域共生”を目指すジョブマッチングサービス「アライクワーク」( https://www.alaic-work.jp/ ) は、5月19日よりβ版のサービス提供を開始しましたのでお知らせいたします。
画像 : https://newscast.jp/attachments/kLsEje5azy1ml4zpF7os.png
「アライクワーク」は、「空き時間」と「地域」でシニアと仕事をオンラインマッチング
「アライクワーク」は、アクティブシニア(就労意欲のある60歳以上のシニア)と人材不足に悩む企業の仕事をオンラインでマッチングするサービスです。
仕事を通じてやりがい・生きがいをもって社会とつながるシニアを増やすとともに、地域のシニアと企業が力を合わせながら地域社会を発展させていく「地域共生社会」の実現を目指しています。
シニアは2時間単位の「空き時間」と「最寄り駅」を登録し、企業は週2時間単位からの仕事を登録。シニアの空き時間に企業が応募する形で、はたらく「場所」と「時間」でのマッチングを実現します。
また、企業に対してはより効果的な業務の切り分け方や仕事の細分化方法についてのコンサルティングサービスを別途提供することで、<シニアが地域の中で安心して自身の能力を発揮できる>仕事を創出します。
第一弾として東京23区内でのマッチングを開始
この度のサービス提供開始にあたり、第一弾として「東京23区内」の介護業界の生活支援業務やマンション管理、清掃等の仕事のマッチングを開始しました。
企業内には事務処理、事前準備や仕込み、各種補助業務など、シニアが担うことのできる仕事は多くあります。一方で、そのような業務は大量であったり、主体業務を圧迫するなどの理由から、従業員の負担となりモチベーション低下につながる状況も多く発生しています。
「アライクワーク」はそういった「非専門」「資格不要」の業務において、シニアが活躍できる場を広げていきます。
パーソルグループが培ったノウハウとリソースを生かしてサービス提供エリアや業界も順次拡大し、2023年までに3万人の登録者、年間2000件のマッチングを目指してまいります。
地域のアクティブシニアの力をどう活用する?企業には業務設計からご支援
企業に対しては単にマッチングを行うだけでなく、「専門的な業務」と「非専門的な業務」の切り分けや仕事の細分化方法など、シニア人材を活用した新たな体制づくりについてのコンサルティングサービスも提供します。今後の高齢化社会における持続可能な経営を見据え、従業員の業務負荷軽減によって離職率の改善にもつながる事業運営体制の構築を、並走しながらサポートします。
シニアは登録もお仕事探しもスマホで簡単
1.シニアは完全無料のサービス
2.企業から仕事の依頼が届くので、自分で仕事を探す必要がない
3.空き時間・曜日を登録、都合に合ったはたらき方ができる
4.スマートフォンで簡単操作
登録やお問い合わせURL:https://register.alaic-work.jp
事業責任者コメント
パーソルイノベーション株式会社 アライクワーク事業責任者 戸田 一樹
画像 : https://newscast.jp/attachments/jS07b7kq1r7phPvfE6Db.png
「私なんか」「自分なんて」―。シニアの方々の話を聞く中で何度も耳にし、心に刺さった言葉です。会社のために家族のために、頑張ってはたらいてきた、自分の時間よりも子育てを優先してきた、そんなシニアの方々にはまさにこれから自分のために充実した日々を送ってほしい。しかし現状は、年齢と共に徐々に人とのつながりが薄くなり、社会から取り残されたような気持ちに悩む方が多くいます。仕事をしたくても年齢のせいで採用されない。その一方で、企業からは「人は足りないがシニア人材の活かし方が分からない」との声を多く聞きました。
日本社会は2030年には644万人の人材が不足すると言われています。この溝を埋めることができれば、「超高齢化社会」「人材不足」という大きな社会課題解決の一助になるのではないか?シニアの方々も仕事を通じて人とのつながりややりがいを見出すきっかけを創れるのではないか?そんな想いから「アライクワーク」を立ち上げました。
「アライクワーク」を通じて、1人でも多くのシニアが安心して自分の力を発揮できる場を創りたい。シニアが「支えられる側」だけになるのではなく"自分に合った「はたらく」"を通して人や社会とつながり、生きがいや役割をもち、地域企業と助け合い・支え合って暮らせる、そんな "地域共生型ワークモデル"の実現を目指します。
法人利用料金
お問い合わせください。
アライクワーク事務局 Mail:support@alaic-work.jp TEL:03-6882-3740
参考)
背景:はたらきたいのに条件が合う仕事が見つけられないシニアは約53.8%
近年、国内の労働市場における人材不足は深刻化しており、パーソル総合研究所によると2030年には644万人の人材が不足すると推計されています※1。
一方、総務省の調査※2では、65歳以上の就業希望者は207万人で、多くの就業希望者がいますが、内閣府の調査※3によると、健康上の理由以外で仕事をしていない理由は「年齢制限 26.9%」「仕事の種類 14.2%」「場所・時間などが合わない 12.7%」と、条件面で合う仕事が見つけられない人は計53.8%、つまり、はたらく意欲のあるシニアの半数以上が仕事を見つけられていません。また、「アライクワーク」が行ったアクティブシニアへのインタビューでも、「“家の近くで” “短時間で”はたら きたいが条件に合う求人を見つけられない」といった声が多く、就業意欲のあるシニア層がはたらけていない要因として、はたらく「場所」と「時間」のミスマッチがあることが分かっています。
※1 出典:パーソル総合研究所「労働市場の未来推計2030」 https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/
※2 出展:総務省「就業構造基本調査」(平成24年)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000073860.pdf
※3 内閣府 高齢者の経済生活に関する調査結果(令和元年度)
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/r01/gaiyo/pdf/sec_2_2.pdf
パーソルの新規事業創出プログラム「Drit」から誕生したサービス
「アライクワーク」は、当社が運営するイノベーション体質強化プログラム「Drit(ドリット)」( https://www.drit-i.jp/ )第1期にて採択され事業化されたものです※4。
※4 第1期「Drit」については下記のプレスリリースをご覧ください。
「イノベーション体質強化プログラム「Drit」第1期の最終審査を3件の事業アイデアが通過」
https://persol-innovation.co.jp/news/2020/0619/
画像 : https://newscast.jp/attachments/rSxgKXPqESXraXsc3fjk.jpg
パーソルイノベーション株式会社について
< https://persol-innovation.co.jp/ >
パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY(テック プレイ)」、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」、シフト管理サービス「Sync Up(シンク アップ)」をはじめとした新サービスを運営するとともに、新たな事業開発やオープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーションを推進、パーソルグループのイノベーションを加速していきます。
「PERSOL(パーソル)」について
< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
【NewsRelease】はたらく意欲のある地域のシニアと人材不足に悩む企業をつなぎ”地域共生”を目指すジョブマッチングサービス「アライクワーク」、β版の提供を開始.pdf
: https://newscast.jp/attachments/fJn78hkzTTb3if2EDcHZ.pdf