オンラインによるオーラルケア社内研修プログラムを実施 当社新入社員の1日3回の歯みがき実施率1.6倍、洗口液使用率2.3倍に!
[21/07/13]
提供元:@Press
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ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、お口から全身健康やQOL(生活の質)を支えるオーラルヘルスケアを提案しています。当社はこれまで、「全国小学生歯みがき大会」の開催(※1)や「山口県健口スマイル推進事業」への協力(※2)など、オーラルケアに関する講習会を学校や地域の方々に向けて実施しているほか、従業員に対しても定期的にオーラルケアに関する研修や実践の働きかけを行っています。新しい生活様式が広まりテレワークも増えたことを背景に、毎年4月に実施している新入社員向けオーラルケア研修プログラムを、今回オンラインによる研修として再考し、実施しました。
研修の前後でオーラルケア行動や意識を比較した結果、1日3回歯みがきを行う人の割合が1.6倍、洗口液を使用する人の割合が2.3倍になり、オーラルケアの知識や健康にかかわるリテラシーも高まっていました。当社社員を対象にした結果ですが、オンラインでも健康にかかわる行動変容を促すことができるプログラムを作ることができました。
当社は、このプログラムの内容をさらに改善して社員の健康増進を図っていくとともに、得られた知見を活用して、さらなるオーラルヘルスケアの実現に向けた活動に繋げてまいります。
※1 小学生に歯と口の健康に関する「気づき」を与え健康意識を育てることを目的に、1932年から毎年実施しています。 https://www.lion.co.jp/ja/life-love/ldh-event/
※2 2021年3月29日リリース資料
■研修プログラムの概要
研修は、2部構成で約1時間、オンラインで実施しました。第1部は「今日から始める予防歯科」というテーマで、歯科衛生士が歯垢の正体や基本的な歯のみがき方などオーラルケアの基礎的な内容を説明しました。第2部は「オーラルケア製品」について、歯みがき習慣の歴史や、日本人のオーラルケア製品使用実態などを交えて説明し、現在の歯みがき行動に関する簡単なアンケートを行いました。
研修後、説明したオーラルケア製品(ハミガキ、ハブラシ、携帯用歯みがきセット、洗口液、デンタルフロス)を配布し、1か月後に再度アンケートを実施しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/LL_img_266695_1.png
公益財団法人ライオン歯科衛生研究所による「今日から始める予防歯科」の内容
オーラルケア製品に関する内容
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_2.png
オンライン研修の様子
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_3.png
研修に際しては、オンラインでも集中して受講しやすいよう、「要所で動画を活用する」「双方向性を意識して声掛けしながら進める」ということを意識しました。また、「自分事化しやすいように同年代のデータを紹介する」「歯みがきの歴史など今まで知らなかった話題を盛り込む」ことなども工夫しました。さらに今回、研修後に製品の配布を行いましたが、配布する製品の「開発背景」を事前に紹介するなど、興味関心や期待感も高められるようにしました。
■新入社員を対象にした研修実施結果
研修実施前後で行ったアンケート結果は以下の通りです。
(1)1日3回以上歯みがき実施者は、平日49%→76%(平日1.6倍、休日1.2倍に)
表1 歯みがき回数の変化(n=84)
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_4.png
(2)デンタルフロス週1回以上 使用率37%→62%と1.7倍、洗口液使用率27%→63%と2.3倍に
研修後に配布したデンタルフロスや洗口液の使用率が高まっており、情報を得た後ですぐに実践できる環境を整えたことが、新しいオーラルケア行動の習慣作りにつながったと考えられます。また歯間ブラシの使用率も若干増えたことから、オーラルケア全般への意識が高まることで、他のオーラルケア製品への関心も高まったと推察されます。
表2 歯みがきの際に加えたケアアイテム数の変化(n=84)
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_5.png
(3)オーラルケアに関する知識が身につき、口腔内を健康に保とうとする意欲が向上
自由回答から、「鏡でたくさん自分の歯を見るようになった」「かかりつけの歯医者をつくり、定期的にプロケア(※3)を受けようと思った」など、新入社員の間で口腔内を健康に保とうとする意欲が高まったことがわかりました。
※3 歯科医や歯科衛生士に、お口の状態のチェックや歯みがき指導を受けること
コメント一部抜粋
●入社前は一日で2回だったが、一日3回歯磨きをするようになった。
●歯みがきの回数及び時間が増えました(7分程度で一日当たり3回以上)。
●もともとフロスは購入していたが、サンプルが配られたことでさらに意識して使用するようになった。
●自分の歯への健康意識が高まりました。在宅の際に昼も歯磨きをするようになり、また3か月に一回はプロケアを受けようと考えています。
●毎日デンタルフロスをしたほうがいいという話を聞き、毎日するようになりました。歯ブラシも1か月ごとに交換したほうがよいという話を聞き、その場ですぐに交換しました。
●かかりつけの歯医者をつくり、定期的にプロケアを受けようと思いました。
●鏡でたくさん自分の歯を見るようになった。
■今後の予定
オンライン研修で用いるコンテンツの内容や、研修後にすぐに使えるオーラルケア製品の配布などを工夫したことにより、オンラインでも行動や意識の変化を促すことができる研修プログラムを開発することができました。今後は、行動変容の経時変化についても、引き続き確認をし、コンテンツの内容や方法について、さらなる改善を図ってまいります。
新しい働き方、新しい生活様式の中で、新型コロナウイルスへの感染防止を呼び掛けながら、当社は引き続きオーラルヘルスを実現するための様々な活動を行ってまいります。
研修の前後でオーラルケア行動や意識を比較した結果、1日3回歯みがきを行う人の割合が1.6倍、洗口液を使用する人の割合が2.3倍になり、オーラルケアの知識や健康にかかわるリテラシーも高まっていました。当社社員を対象にした結果ですが、オンラインでも健康にかかわる行動変容を促すことができるプログラムを作ることができました。
当社は、このプログラムの内容をさらに改善して社員の健康増進を図っていくとともに、得られた知見を活用して、さらなるオーラルヘルスケアの実現に向けた活動に繋げてまいります。
※1 小学生に歯と口の健康に関する「気づき」を与え健康意識を育てることを目的に、1932年から毎年実施しています。 https://www.lion.co.jp/ja/life-love/ldh-event/
※2 2021年3月29日リリース資料
■研修プログラムの概要
研修は、2部構成で約1時間、オンラインで実施しました。第1部は「今日から始める予防歯科」というテーマで、歯科衛生士が歯垢の正体や基本的な歯のみがき方などオーラルケアの基礎的な内容を説明しました。第2部は「オーラルケア製品」について、歯みがき習慣の歴史や、日本人のオーラルケア製品使用実態などを交えて説明し、現在の歯みがき行動に関する簡単なアンケートを行いました。
研修後、説明したオーラルケア製品(ハミガキ、ハブラシ、携帯用歯みがきセット、洗口液、デンタルフロス)を配布し、1か月後に再度アンケートを実施しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/LL_img_266695_1.png
公益財団法人ライオン歯科衛生研究所による「今日から始める予防歯科」の内容
オーラルケア製品に関する内容
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_2.png
オンライン研修の様子
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_3.png
研修に際しては、オンラインでも集中して受講しやすいよう、「要所で動画を活用する」「双方向性を意識して声掛けしながら進める」ということを意識しました。また、「自分事化しやすいように同年代のデータを紹介する」「歯みがきの歴史など今まで知らなかった話題を盛り込む」ことなども工夫しました。さらに今回、研修後に製品の配布を行いましたが、配布する製品の「開発背景」を事前に紹介するなど、興味関心や期待感も高められるようにしました。
■新入社員を対象にした研修実施結果
研修実施前後で行ったアンケート結果は以下の通りです。
(1)1日3回以上歯みがき実施者は、平日49%→76%(平日1.6倍、休日1.2倍に)
表1 歯みがき回数の変化(n=84)
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_4.png
(2)デンタルフロス週1回以上 使用率37%→62%と1.7倍、洗口液使用率27%→63%と2.3倍に
研修後に配布したデンタルフロスや洗口液の使用率が高まっており、情報を得た後ですぐに実践できる環境を整えたことが、新しいオーラルケア行動の習慣作りにつながったと考えられます。また歯間ブラシの使用率も若干増えたことから、オーラルケア全般への意識が高まることで、他のオーラルケア製品への関心も高まったと推察されます。
表2 歯みがきの際に加えたケアアイテム数の変化(n=84)
https://www.atpress.ne.jp/releases/266695/img_266695_5.png
(3)オーラルケアに関する知識が身につき、口腔内を健康に保とうとする意欲が向上
自由回答から、「鏡でたくさん自分の歯を見るようになった」「かかりつけの歯医者をつくり、定期的にプロケア(※3)を受けようと思った」など、新入社員の間で口腔内を健康に保とうとする意欲が高まったことがわかりました。
※3 歯科医や歯科衛生士に、お口の状態のチェックや歯みがき指導を受けること
コメント一部抜粋
●入社前は一日で2回だったが、一日3回歯磨きをするようになった。
●歯みがきの回数及び時間が増えました(7分程度で一日当たり3回以上)。
●もともとフロスは購入していたが、サンプルが配られたことでさらに意識して使用するようになった。
●自分の歯への健康意識が高まりました。在宅の際に昼も歯磨きをするようになり、また3か月に一回はプロケアを受けようと考えています。
●毎日デンタルフロスをしたほうがいいという話を聞き、毎日するようになりました。歯ブラシも1か月ごとに交換したほうがよいという話を聞き、その場ですぐに交換しました。
●かかりつけの歯医者をつくり、定期的にプロケアを受けようと思いました。
●鏡でたくさん自分の歯を見るようになった。
■今後の予定
オンライン研修で用いるコンテンツの内容や、研修後にすぐに使えるオーラルケア製品の配布などを工夫したことにより、オンラインでも行動や意識の変化を促すことができる研修プログラムを開発することができました。今後は、行動変容の経時変化についても、引き続き確認をし、コンテンツの内容や方法について、さらなる改善を図ってまいります。
新しい働き方、新しい生活様式の中で、新型コロナウイルスへの感染防止を呼び掛けながら、当社は引き続きオーラルヘルスを実現するための様々な活動を行ってまいります。