業界最高水準、1秒未満の低遅延ライブ配信を実現する5G時代のライブ配信プラットフォームサービス「Smart vLive(TM)」の提供開始
[21/07/19]
提供元:@Press
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NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、エンターテイメント、スポーツ、エンタープライズをはじめとしたライブ配信ニーズのある業界向けに、Webのリアルタイムコミュニケーション技術であるWebRTC(※1)を利用することで、1秒未満の低遅延ライブ配信を可能とするライブ配信プラットフォームサービス「Smart vLive(TM)」(以下、本サービス)の提供を、2021年7月19日より開始します。
また、本サービスの視聴用アプリケーションにSNS連携やマルチアングル視聴などの機能を加え、音楽イベントのライブ配信用にカスタマイズしたソリューション「Smart vLive for Music」を、結成20周年を迎えたサンボマスターのライブ「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」のライブ配信基盤として提供します。
1. 背景
近年、エンターテインメント、スポーツ、エンタープライズ領域をはじめ、リアルなイベントをオンラインで視聴可能なデジタルライブ配信に対する需要が急激に増えています。
一方、一般的なライブ配信はリアルな現地イベントに対し数十秒程度のタイムラグが発生するため、オンライン環境におけるリアルイベントとの一体感創出や、ライブ映像を視聴しながらのSNS投稿など、他メディアを連動させたコミュニケーションが難しいという課題があります。NTT Comは、本サービスの提供によってこのような課題を解消し、臨場感の高いライブ配信のニーズにお応えします。
2. 概要
本サービスは双方向通信と親和性の高いWebRTC Platform SkyWay(※2)を用いて、1秒未満という低遅延でスポーツや音楽イベントの大規模ライブ配信が可能な、5G時代に適応したライブ配信プラットフォームです。高いリアルタイム性により、他のさまざまなメディアと同期をとっての利用が可能となり、双方向コミュニケーションでも違和感のないレスポンスを実現できます。
シンプルな操作で利用でき、エンターテインメントやスポーツイベントなどにおいて、さまざまな角度からとらえたマルチアングル映像や音声と、SNSなど他のネットメディアを、リアルタイムに同期させて届けることができるプラットフォームです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_1.png
3. 利用シーン
本サービスは、1秒未満の低遅延ライブ配信が可能となる特長を生かし、次のような利用シーンでの活用が可能です。
(1) 低遅延ライブ配信
インターネット経由で1秒未満のライブ配信を実現できるため、イベント会場とオンライン参加者、あるいはオンライン参加者同士が同じタイミングで同じコンテンツを体験でき、グループビューイングやSNSなど他のネットメディアと連携したやりとりもスムーズに行うことができます。
(2) 低遅延マルチアングルライブ配信
複数のカメラアングルの映像を同時に視聴しても、ほぼ同期された映像として視聴することが可能です。この特長を生かし、オンライン視聴者が好みの視点を選択して楽しむことができるマルチアングルをライブ配信で提供することができます。
(3)低遅延双方向ライブ配信/パブリックビューイング
主会場からサテライト会場に配信するパブリックビューイングなどにおいて、リモート応援などと連携することで、会場間で双方向性がある新たなライブ視聴体験を実現することができます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_4.png
4. 提供開始日
2021年7月19日
ご利用料金(月額)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_3.png
さらに大規模な配信をご希望の場合は、NTT Com営業担当までお問い合わせください。
5. お申込み方法
NTT Com営業担当までお問い合わせください。
6. 今後の展開
ライブ配信のさまざまなニーズに応えるため、ライブ配信中の追いかけ再生やライブ映像の録画・再生機能の拡充、お客さまの配信設定の自由度を向上するCMS(Contents Management System)の提供など、サービスを強化・拡充していきます。また、5Gをはじめとする低遅延ネットワークやNTT Comの他サービスと連携し、リアルイベントのDXを実現するトータルソリューションの提供を目指します。
7. 「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」へのライブ配信基盤の提供について
「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」のライブ配信基盤として提供している、「Smart vLive for Music」は、音楽イベントにおけるより高い一体感を目指し、本サービスの視聴用アプリケーションにSNS連携やマルチアングル視聴などの機能を加えてカスタマイズしたソリューションです。
「Smart vLive for Music」は、NTT Comにおけるイノベーション創出のための取り組み(※3)の1つである新規事業コンテスト「DigiCom」(※4)で発案され、「BI Challenge」(※5)にてコロナ禍で大きな制約を受ける音楽ライブ業界を支えるサービスの提供を目指して検討を重ねてきたものです。このたび株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ所属 サンボマスターが行うライブ「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」のツアーファイナルでのライブ配信向けに「Smart vLive for Music」を提供することとなりました。
リアルタイムでのマルチアングル視聴機能により会場の臨場感や感動を会場外で楽しめる、新たなエンターテインメント体験をお届けします。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_2.png
「ライブ写真 浜野カズシ」
「Smart vLive(TM)」と「Smart vLive for Music」の位置づけ
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_5.png
*画面イメージは参考です
(※1):Web Real-Time Communicationsの略。パソコンやスマートフォンのブラウザやネイティブアプリで、サーバーを介さないPeer to Peerのリアルタイム通信(音声・データ)を実現するオープン技術。
(※2):NTT Comが提供する、WebRTC技術を活用するために開発したプラットフォーム。
・ニューノーマルにおける新しいビジネスの形「リモート〇〇」を支える「WebRTC Platform SkyWay」とは
https://www.ntt.com/bizon/newnormal-skyway.html
・アプリやWebサイトにリアルタイムコミュニケーション機能を即日実装できる「Enterprise Cloud WebRTC Platform SkyWay」の提供を開始
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2017/0907_2.html
(※3):NTT Comは、社外のスタートアップ企業などからアイデアや技術を募り、NTT Comのリソースを活用した新たな価値を共創するオープンイノベーションプログラム「ExTorch Open Innovation Program(旧プログラム名 NTT Communications OPEN INNOVATION PROGRAM)」を実施しています。また、社内発の独創的なアイデアをビジネスとして実現するためのプログラムなどを通じて、社内外、国内外を問わずイノベーションの創出に取り組んでいます。
(※4):イノベーション創出を目的に、NTT Comグループ横断で実施しているコンテスト。
ボトムアップで新規事業を創出!社内ビジネスコンテスト「DigiCom」のDemodayを開催
https://www.ntt.com/shines/posts/b-t_20210119.html
(※5):社内発の独創的なアイデアをビジネスとして実現するためのプログラム。「DigiCom」に参加したチームを中心に、社内起業家を継続的に育成支援する取り組み。
■関連リンク
・ 「Smart vLive(TM)」
https://www.ntt.com/business/services/voice-visual-communication/business-support/smartvlive.html
また、本サービスの視聴用アプリケーションにSNS連携やマルチアングル視聴などの機能を加え、音楽イベントのライブ配信用にカスタマイズしたソリューション「Smart vLive for Music」を、結成20周年を迎えたサンボマスターのライブ「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」のライブ配信基盤として提供します。
1. 背景
近年、エンターテインメント、スポーツ、エンタープライズ領域をはじめ、リアルなイベントをオンラインで視聴可能なデジタルライブ配信に対する需要が急激に増えています。
一方、一般的なライブ配信はリアルな現地イベントに対し数十秒程度のタイムラグが発生するため、オンライン環境におけるリアルイベントとの一体感創出や、ライブ映像を視聴しながらのSNS投稿など、他メディアを連動させたコミュニケーションが難しいという課題があります。NTT Comは、本サービスの提供によってこのような課題を解消し、臨場感の高いライブ配信のニーズにお応えします。
2. 概要
本サービスは双方向通信と親和性の高いWebRTC Platform SkyWay(※2)を用いて、1秒未満という低遅延でスポーツや音楽イベントの大規模ライブ配信が可能な、5G時代に適応したライブ配信プラットフォームです。高いリアルタイム性により、他のさまざまなメディアと同期をとっての利用が可能となり、双方向コミュニケーションでも違和感のないレスポンスを実現できます。
シンプルな操作で利用でき、エンターテインメントやスポーツイベントなどにおいて、さまざまな角度からとらえたマルチアングル映像や音声と、SNSなど他のネットメディアを、リアルタイムに同期させて届けることができるプラットフォームです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_1.png
3. 利用シーン
本サービスは、1秒未満の低遅延ライブ配信が可能となる特長を生かし、次のような利用シーンでの活用が可能です。
(1) 低遅延ライブ配信
インターネット経由で1秒未満のライブ配信を実現できるため、イベント会場とオンライン参加者、あるいはオンライン参加者同士が同じタイミングで同じコンテンツを体験でき、グループビューイングやSNSなど他のネットメディアと連携したやりとりもスムーズに行うことができます。
(2) 低遅延マルチアングルライブ配信
複数のカメラアングルの映像を同時に視聴しても、ほぼ同期された映像として視聴することが可能です。この特長を生かし、オンライン視聴者が好みの視点を選択して楽しむことができるマルチアングルをライブ配信で提供することができます。
(3)低遅延双方向ライブ配信/パブリックビューイング
主会場からサテライト会場に配信するパブリックビューイングなどにおいて、リモート応援などと連携することで、会場間で双方向性がある新たなライブ視聴体験を実現することができます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_4.png
4. 提供開始日
2021年7月19日
ご利用料金(月額)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_3.png
さらに大規模な配信をご希望の場合は、NTT Com営業担当までお問い合わせください。
5. お申込み方法
NTT Com営業担当までお問い合わせください。
6. 今後の展開
ライブ配信のさまざまなニーズに応えるため、ライブ配信中の追いかけ再生やライブ映像の録画・再生機能の拡充、お客さまの配信設定の自由度を向上するCMS(Contents Management System)の提供など、サービスを強化・拡充していきます。また、5Gをはじめとする低遅延ネットワークやNTT Comの他サービスと連携し、リアルイベントのDXを実現するトータルソリューションの提供を目指します。
7. 「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」へのライブ配信基盤の提供について
「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」のライブ配信基盤として提供している、「Smart vLive for Music」は、音楽イベントにおけるより高い一体感を目指し、本サービスの視聴用アプリケーションにSNS連携やマルチアングル視聴などの機能を加えてカスタマイズしたソリューションです。
「Smart vLive for Music」は、NTT Comにおけるイノベーション創出のための取り組み(※3)の1つである新規事業コンテスト「DigiCom」(※4)で発案され、「BI Challenge」(※5)にてコロナ禍で大きな制約を受ける音楽ライブ業界を支えるサービスの提供を目指して検討を重ねてきたものです。このたび株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ所属 サンボマスターが行うライブ「サンボマスター 真 感謝祭 〜ホール&レスポンス〜」のツアーファイナルでのライブ配信向けに「Smart vLive for Music」を提供することとなりました。
リアルタイムでのマルチアングル視聴機能により会場の臨場感や感動を会場外で楽しめる、新たなエンターテインメント体験をお届けします。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_2.png
「ライブ写真 浜野カズシ」
「Smart vLive(TM)」と「Smart vLive for Music」の位置づけ
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/267715/img_267715_5.png
*画面イメージは参考です
(※1):Web Real-Time Communicationsの略。パソコンやスマートフォンのブラウザやネイティブアプリで、サーバーを介さないPeer to Peerのリアルタイム通信(音声・データ)を実現するオープン技術。
(※2):NTT Comが提供する、WebRTC技術を活用するために開発したプラットフォーム。
・ニューノーマルにおける新しいビジネスの形「リモート〇〇」を支える「WebRTC Platform SkyWay」とは
https://www.ntt.com/bizon/newnormal-skyway.html
・アプリやWebサイトにリアルタイムコミュニケーション機能を即日実装できる「Enterprise Cloud WebRTC Platform SkyWay」の提供を開始
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2017/0907_2.html
(※3):NTT Comは、社外のスタートアップ企業などからアイデアや技術を募り、NTT Comのリソースを活用した新たな価値を共創するオープンイノベーションプログラム「ExTorch Open Innovation Program(旧プログラム名 NTT Communications OPEN INNOVATION PROGRAM)」を実施しています。また、社内発の独創的なアイデアをビジネスとして実現するためのプログラムなどを通じて、社内外、国内外を問わずイノベーションの創出に取り組んでいます。
(※4):イノベーション創出を目的に、NTT Comグループ横断で実施しているコンテスト。
ボトムアップで新規事業を創出!社内ビジネスコンテスト「DigiCom」のDemodayを開催
https://www.ntt.com/shines/posts/b-t_20210119.html
(※5):社内発の独創的なアイデアをビジネスとして実現するためのプログラム。「DigiCom」に参加したチームを中心に、社内起業家を継続的に育成支援する取り組み。
■関連リンク
・ 「Smart vLive(TM)」
https://www.ntt.com/business/services/voice-visual-communication/business-support/smartvlive.html