直行便が4月22日に開設、今話題の「ボストン」徹底調査! ボストン旅行の満足度は95% 人気スポットNo.1は「ボストン美術館」 「ボストン」を日本の都道府県に例えると・・・「京都」が1位 その理由とは
[12/04/17]
提供元:@Press
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生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、3年以内に、観光目的でアメリカの都市「ボストン」への旅行経験がある男女100名(男性50名、女性50名)に対して「ボストンに関する意識調査」を実施いたしました。
■ボストン旅行経験者の95%が満足
日本航空(JAL)は、2012年4月22日(日)より成田―ボストン線を開設し、最新鋭のボーイング787型機で運航することを決定。この成田―ボストン線は、日本航空として最初のボーイング787による運航路線となる予定で、今大きな話題となっています。そこで、トレンド総研では観光地としてのボストンの評価を調べるべく、3年以内にボストン旅行の経験がある男女100名に「ボストンに関する意識調査」を実施いたしました。
まず、「これまでにボストンへ旅行に行った回数」を聞いたところ、平均は「2.7回」。最高では「15回」と答えた人もおり、ボストン旅行をリピートしている人は多いようです。
次に、ボストンへの旅行の目的について聞くと、「観光名所を訪れるため」が最も多く65%。次いで、「町並みを楽しむため」(50%)、「名産品を購入するため」(41%)と続きました。また、「前回のボストン旅行に満足していますか?」という質問には、95%が「満足している」と回答。さらに、91%が「またボストンに行きたいと思う」と答え、ボストン旅行の満足度は非常に高いことがわかりました。
■ボストンを日本の都道府県に例えると・・・1位は「京都」
旅行先として満足度の高い「ボストン」ですが、旅行経験者がおすすめするスポットはどこなのでしょうか。「ボストンで、最もおすすめのスポットはどこですか?」と聞いたところ、1位となったのは「ボストン美術館」で35%。その理由としては、「古い美術館でアメリカの歴史がよくわかるし、日本の美術品も多い。(60歳・男性)」、「印象派の名画が充実しており、浮世絵の展示もよかった。(30歳・女性)」などの意見があがりました。以下、「ハーバード大学」が18%で2位となり、MLBボストン・レッドソックスの本拠地球場である「フェンウェイ・パーク」が12%で3位となりました。
ちなみに、「ボストンを日本の都道府県で例えるとどの都道府県だと思いますか?」と聞いたところ、最も多かったのが「京都府」(34%)。以下、「神奈川県」(18%)、「北海道」(8%)という結果に。最も多かった「京都府」の回答理由としては、「歴史的に古い都市で、遺跡がたくさんあり、風光明媚である。(65歳・男性)」、「歴史のある落ち着いた観光学園都市だから。(63歳・女性)」、「自然が豊富。産業もあり、大学も揃っている。(62歳・男性)」などの意見があがりました。美術、歴史、大学、自然などが漏れなく揃った都市「ボストン」は、日本でいうとまさに「京都」であると感じる人が多いようです。
■作家 井上 篤夫が語る、「ボストンの魅力」とは!?
また今回、『アメリカの原点、ボストンをゆく』(ソフトバンク新書)などの著書を出版され、ボストンは「第2の故郷」と語る、作家の井上 篤夫氏に「ボストンの魅力」についてお話をお伺いしました。
*「ボストン」の魅力
「ボストンの魅力は大きく4つあります。まず1番目に、『コンパクトにまとまっている街であること』。他のアメリカの都市は施設が点在しているところが多いですが、ボストンは、野球場や美術館、コンサートホールなど、車を利用しないでアクセスできる距離にまとまっています。私は約40年間、様々なアメリカの都市をまわりましたが、自分にとって1番心地よいと思える街でしたね。
2番目は、『四季があること』。4月のボストンマラソンが開催される頃には、マグノリアが一斉に大きな花を咲かせ、その花を見ると春の訪れを実感できます。夏になると街の至るところでコンサートがおこなわれ、July 4th(独立記念日)にはチャールズ川で花火が上がります。秋は紅葉がとても美しく、冬は街でスケートを楽しむ人々の姿を見ることができ、春夏秋冬、四季折々のボストンを楽しむことができます。
3番目は、『古いけれど新しいこと』。ボストンはヨーロッパの面影が残る歴史ある古い都市ですが、先鋭的なアメリカの都市でもあります。サウスエンドにはステンドグラスのある古い街並みに多くのクリエイターが暮らし、創作活動をするなど、古いものを活かしながら新しいものを調和させようとしています。またボストンのあるマサチューセッツ州はアメリカで初めて同性結婚を認めた州であり、こういったことからも古い歴史を残しつつ先進的な取り組みをしている都市であると言えますね。
4番目は、『人に優しいこと』。大学などの教育機関は、性別、年齢、人種に関係なく開かれています。また、例えばパーティーやコンサートに女性がひとりで来ていても全く違和感がない雰囲気があります。さらに、犯罪率の統計数字で見る以上に、私が住んだ実感として安心・安全を感じることができた街で、女性がひとりでも訪れやすいところだと言えるでしょう。つまり、人に優しい街なのです」
*「ボストン」の食
「ボストンを訪れた際に、ぜひ食べていただきたいのは『ベーグル』ですね。ボストンの街にはベーグルのお店が至る所にあり、ベーグルが袋詰めにされて、お買い得な価格で売られていることもあります。ベーグルは、そのまま食べてもいいけれど、サンドウィッチのように具材を色々挟んでアレンジして食べるのが一般的。日本に帰ってきて、ボストンのベーグルほど美味しいベーグルには未だ出会っていませんね。さらに、ボストンはボストンマグロやクラムチャウダーなどのシーフードも非常に美味しく、日本人の口に合います。お酒では『サム・アダムス』という苦みのある地ビールがおすすめです」
*おすすめの「ボストン」滞在方法
「ボストンでは学会やボストンマラソンなど行事がたくさんあり、一般的なホテルを取ることが困難な時期もあります。そこでおすすめなのが、民家のような雰囲気の建物で朝食が付く『B&B(Bed and Breakfast)』。あるいは、食事はなしで家具付きの部屋を提供してくれるホテルですね。
滞在期間は最低でも1週間はほしい。1日は予定を入れずに、公園などでゆっくりと過ごす時間をぜひ作っていただき、ボストンの魅力を肌で感じると、思いがけない発見があるはずです」
日本航空(JAL)の直行便が4月22日(日)より開設され、より訪れやすくなったアメリカの都市「ボストン」。今回の意識調査からはボストン旅行経験者の満足度は非常に高いことがわかり、これからますます「ボストン」に注目が集まりそうです。
[調査概要]
調査期間:2012年3月23日(金)〜3月27日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:3年以内に、観光目的でアメリカの都市「ボストン」への旅行経験がある男女 100名(21〜68歳/男性50名 女性50名)
■ボストン旅行経験者の95%が満足
日本航空(JAL)は、2012年4月22日(日)より成田―ボストン線を開設し、最新鋭のボーイング787型機で運航することを決定。この成田―ボストン線は、日本航空として最初のボーイング787による運航路線となる予定で、今大きな話題となっています。そこで、トレンド総研では観光地としてのボストンの評価を調べるべく、3年以内にボストン旅行の経験がある男女100名に「ボストンに関する意識調査」を実施いたしました。
まず、「これまでにボストンへ旅行に行った回数」を聞いたところ、平均は「2.7回」。最高では「15回」と答えた人もおり、ボストン旅行をリピートしている人は多いようです。
次に、ボストンへの旅行の目的について聞くと、「観光名所を訪れるため」が最も多く65%。次いで、「町並みを楽しむため」(50%)、「名産品を購入するため」(41%)と続きました。また、「前回のボストン旅行に満足していますか?」という質問には、95%が「満足している」と回答。さらに、91%が「またボストンに行きたいと思う」と答え、ボストン旅行の満足度は非常に高いことがわかりました。
■ボストンを日本の都道府県に例えると・・・1位は「京都」
旅行先として満足度の高い「ボストン」ですが、旅行経験者がおすすめするスポットはどこなのでしょうか。「ボストンで、最もおすすめのスポットはどこですか?」と聞いたところ、1位となったのは「ボストン美術館」で35%。その理由としては、「古い美術館でアメリカの歴史がよくわかるし、日本の美術品も多い。(60歳・男性)」、「印象派の名画が充実しており、浮世絵の展示もよかった。(30歳・女性)」などの意見があがりました。以下、「ハーバード大学」が18%で2位となり、MLBボストン・レッドソックスの本拠地球場である「フェンウェイ・パーク」が12%で3位となりました。
ちなみに、「ボストンを日本の都道府県で例えるとどの都道府県だと思いますか?」と聞いたところ、最も多かったのが「京都府」(34%)。以下、「神奈川県」(18%)、「北海道」(8%)という結果に。最も多かった「京都府」の回答理由としては、「歴史的に古い都市で、遺跡がたくさんあり、風光明媚である。(65歳・男性)」、「歴史のある落ち着いた観光学園都市だから。(63歳・女性)」、「自然が豊富。産業もあり、大学も揃っている。(62歳・男性)」などの意見があがりました。美術、歴史、大学、自然などが漏れなく揃った都市「ボストン」は、日本でいうとまさに「京都」であると感じる人が多いようです。
■作家 井上 篤夫が語る、「ボストンの魅力」とは!?
また今回、『アメリカの原点、ボストンをゆく』(ソフトバンク新書)などの著書を出版され、ボストンは「第2の故郷」と語る、作家の井上 篤夫氏に「ボストンの魅力」についてお話をお伺いしました。
*「ボストン」の魅力
「ボストンの魅力は大きく4つあります。まず1番目に、『コンパクトにまとまっている街であること』。他のアメリカの都市は施設が点在しているところが多いですが、ボストンは、野球場や美術館、コンサートホールなど、車を利用しないでアクセスできる距離にまとまっています。私は約40年間、様々なアメリカの都市をまわりましたが、自分にとって1番心地よいと思える街でしたね。
2番目は、『四季があること』。4月のボストンマラソンが開催される頃には、マグノリアが一斉に大きな花を咲かせ、その花を見ると春の訪れを実感できます。夏になると街の至るところでコンサートがおこなわれ、July 4th(独立記念日)にはチャールズ川で花火が上がります。秋は紅葉がとても美しく、冬は街でスケートを楽しむ人々の姿を見ることができ、春夏秋冬、四季折々のボストンを楽しむことができます。
3番目は、『古いけれど新しいこと』。ボストンはヨーロッパの面影が残る歴史ある古い都市ですが、先鋭的なアメリカの都市でもあります。サウスエンドにはステンドグラスのある古い街並みに多くのクリエイターが暮らし、創作活動をするなど、古いものを活かしながら新しいものを調和させようとしています。またボストンのあるマサチューセッツ州はアメリカで初めて同性結婚を認めた州であり、こういったことからも古い歴史を残しつつ先進的な取り組みをしている都市であると言えますね。
4番目は、『人に優しいこと』。大学などの教育機関は、性別、年齢、人種に関係なく開かれています。また、例えばパーティーやコンサートに女性がひとりで来ていても全く違和感がない雰囲気があります。さらに、犯罪率の統計数字で見る以上に、私が住んだ実感として安心・安全を感じることができた街で、女性がひとりでも訪れやすいところだと言えるでしょう。つまり、人に優しい街なのです」
*「ボストン」の食
「ボストンを訪れた際に、ぜひ食べていただきたいのは『ベーグル』ですね。ボストンの街にはベーグルのお店が至る所にあり、ベーグルが袋詰めにされて、お買い得な価格で売られていることもあります。ベーグルは、そのまま食べてもいいけれど、サンドウィッチのように具材を色々挟んでアレンジして食べるのが一般的。日本に帰ってきて、ボストンのベーグルほど美味しいベーグルには未だ出会っていませんね。さらに、ボストンはボストンマグロやクラムチャウダーなどのシーフードも非常に美味しく、日本人の口に合います。お酒では『サム・アダムス』という苦みのある地ビールがおすすめです」
*おすすめの「ボストン」滞在方法
「ボストンでは学会やボストンマラソンなど行事がたくさんあり、一般的なホテルを取ることが困難な時期もあります。そこでおすすめなのが、民家のような雰囲気の建物で朝食が付く『B&B(Bed and Breakfast)』。あるいは、食事はなしで家具付きの部屋を提供してくれるホテルですね。
滞在期間は最低でも1週間はほしい。1日は予定を入れずに、公園などでゆっくりと過ごす時間をぜひ作っていただき、ボストンの魅力を肌で感じると、思いがけない発見があるはずです」
日本航空(JAL)の直行便が4月22日(日)より開設され、より訪れやすくなったアメリカの都市「ボストン」。今回の意識調査からはボストン旅行経験者の満足度は非常に高いことがわかり、これからますます「ボストン」に注目が集まりそうです。
[調査概要]
調査期間:2012年3月23日(金)〜3月27日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:3年以内に、観光目的でアメリカの都市「ボストン」への旅行経験がある男女 100名(21〜68歳/男性50名 女性50名)