「ナノドッツSTEAMスクール」この秋に開校
[21/08/11]
提供元:@Press
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一般社団法人日本nanodots協会(本部:山口県光市三井5-2-12,代表理事 藤田順治)はナノドッツを使ったSTEAM教育のスクールを開校することになった。対象は小学校1年生から3年生。オンライン形式で月1回全6回コース。
STEAM教育はまだ日本ではなじみが薄いかもしれませんが、AI時代に必要な教育として考案されたSTEM教育にArtsのAを加えSTEAM教育として注目されはじめています。
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字をとったSTEAM教育は理系と文系の垣根を取り除いた総合的なアプローチで未知なる問題の答えを見つけ出すだすことを目的とした教育です。
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教育の本来の目的は「わからない」ことを「わかりあう」状態になる過程を自分の体験を通して体得することにあります。今までの決まった答えを効率よく伝えていく教育ではなくてこれからは答えの出し方を自ら学んでいく教育が必要となります。場合によってはその答えも一つではなくて、いろんな答えが出てくるかもしれません。検索すれば出てくるような答えは、検索する方法がわかれば良い訳です。人間本来が持っている創造性を引き出し、自分らしく生きていける生きる力をSTEAM教育は目指しています。
わからなかったことを実際に自分の頭で考え、試してみて、作ってみて、プレゼンして、わかりあえる過程を実践することがSTEAM教育なのです。
ナノドッツとは
ハンガリーの数学者が考案してカナダのメーカーが開発したナノドッツは目に見えない原子をモデルにしてつくられました。目に見えることができしかも手で扱えることのできる直径5?の球体磁石です。小さな原子で世の中の様々なものが出来ているように、このシンプルな球体磁石だけで、様々なものを創造することができます。
小さな「つぶつぶ」の一つ一つにN極S極があり、引き合ったり反発しあったりします。目に見えない磁力の組み合わせを考えながら作っていきます。また、形と数の関係を遊びながら習得していきます。例えば、三角形は3の倍数でなければ作れません。ナノドッツで遊んでいると、自然と数をたくさん数え、手を使うことで脳に刺激を与えながら物事の成り立ちを自然に理解できるようになります。
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ナノドッツとSTEAM教育
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STEAMのそれぞれの分野である Science(科学)、Technology(技術)、Engineering
(工学)、Arts(リベラルアーツ)、Mathematics(数学)とナノドッツは非常に相性が良いことがわかっています。何故なら、原子イメージで作られているからです。
子供たちはナノドッツで遊んでいるとよく「あ、そうか!」と言います。そして、「もしかして」こうすれば上手くいくかもしれないと思います。そこで「ためして」みます。何度も、何度もトライ&エラーをしながら「できた」といいます。これは科学者が仮説を立てて、何度も実験をして結論を導きだすのと同じ体験をしていることになります。
そうしなさいと言われた訳ではないのに、子供たちは「できた」ら「みてみて」といいます。研究結果を発表するのと同じことです。また、商品開発の企画をプレゼンして多くの人々に理解してもらおうとするのと同じことを体験しています。
STEAM教育で目指している、理系文系の垣根をなくして答えを見つけ出すことのできる創造的な教育の根本はすべてシンプルなナノドッツで遊んでいるうちに身に付きます。
「わからない」から「わかりあう」喜びを体験する一連の過程をやらされているのではなくて楽しみながらできるのがナノドッツを通したSTEAM教育です。
今秋開校予定
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