【第5回】新型コロナウイルス感染症に関する調査 東京都民アンケート 〜 東京都での感染拡大に都民がどのように考えるか! 〜
[21/08/24]
提供元:@Press
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株式会社サーベイリサーチセンターは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年3月以降、様々なテーマで自主調査研究を行ってきました。
2021年8月の東京都での感染再拡大の局面で、8月13日〜8月16日にかけて東京都民アンケートを実施し、感染防止の意識・行動や感染症関連で公表されてる指標の理解、ワクチン接種の動向、今後の将来的なデフォルトへの意向やインセンティブについて調査しまとめました。
なお、この調査は、15歳以上のインターネットリサーチモニターから1,008人(10代から70代の性別14区分について各72サンプル割付)の回答を得たもので、集計は性年代人口で補正しています。
【調査結果の利用にあたって】
●調査結果の引用にあたっては、調査主体名として
「株式会社サーベイリサーチセンター」を必ず明記して利用してください。
●調査結果の無断転載・複製を禁じます。
●本紙に記載している情報は、発表日時点のものです。
【調査結果のポイント】
※【 】内は、調査結果報告書(レポート)の該当ページです。
添付ファイルを併せてご覧ください。
1. 感染への不安度
●「とても不安を感じる」と「やや不安を感じる」を合わせた《不安度》は77.7%【P2】
●当社過去の全国調査(2020年 3月、4月、6月、11月)と比較すると、東京都で感染拡大している中でも不安度には時系列的に変化はない。但し、過去の調査時点と異なるのは「ワクチン接種の普及」であり、不安度が極端に増加していない理由として「ワクチン接種したから」という考えもある。
2. 新型コロナウイルスに関して不安を感じる理由また不安を感じない理由
●不安理由は、「感染者数」が70.7%、「デルタ株による感染確率の高まり」65.0%、「医療現場がひっ迫している」57.3%等が主な不安要素【P3】
●非不安理由は、「心配しても仕方がない」が43.8%と諦め感がある一方で、「ワクチンを接種したから」が42.1%を主として対策を講じているという感覚もある【P4】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_1.png
自分自身の感染への不安理由
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_2.png
自分自身の感染への非不安理由
3. コロナウイルス感染関連で公表する数値指標への理解と危機感
●日々公表される数値指標からの危機感は、「1日の重症者数」では54.4%が危機感を持ち、「1日の入院者数」では62.7%、「陽性率」では51.0%、「病床ひっ迫・医療崩壊」のキーワードでは60.5%であった。【P5〜9】
●但し、それぞれの指標に対して「理解・イメージしづらい」との回答も多く、わかり易くするためには、公表指標と医療現場の状況や救急体制との連関等を示して訴求するなどの変化が望まれている。【P5〜9】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_3.png
感染者数からの危機感
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_4.png
重症者数からの危機感
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_5.png
入院者数からの危機感
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_6.png
陽性率からの危機感
4. 自らができる感染抑制対策
●「他人との接触の5割以上の削減」は49.5%ができるとしているものの、「4割以下」や「できない」としている人が33.1%となり、50代以下と60代以上では自身の感染抑制対策に大きな差がある。【P11】
●「他人とのマスク無しの会話・接触を「0」にできる」と考える人は36.1%で、10代から30代では他の年代より低くなる。【P11】
5. ワクチン接種効果と自身の接種状況及び非接種者のインセンティブニーズ
●現時点の年代別感染状況をみて「ワクチンの効果」を感じている人は63.2%と3人に2人は効果を認識。【P12】
●自身のワクチン接種の状況は「1回目以上の接種が完了」している人は58.7%、「2回目まで完了」している人41.2%。【P13】
●現時点でのワクチン非接種者の今後の意向は「接種するつもりはない・わからない」との回答が41.6%となり、どの年代でも4割程度は存在する。また、非接種者の接種に向けてのインセンティブでは、「商品購入ポイント」(16.5%)や「商品券や図書券」(16.3%)でニーズが多い。 【P14】
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_8.png
ワクチン接種効果
6. 感染症拡大の抑制行動(接種券・陰性証明等のデフォルト設定及びインセンティブニーズと今後の拡大防止策)
●海外諸国での「接種証明や陰性証明」提示の政策については、「良いと思う」(37.1%)と「まあ良いと思う」(27.9%)を加えると65.0%が肯定的【P15】
●「接種証明や陰性証明」提示をデフォルトとして設定した場合のインセンティブでは、「国内外の旅行や移動が自由にできる」が39.1%、次いで「飲食店に入店できる」(35.5%)、「レジャー施設や遊戯施設に入場できる」(29.8%)が上位となっている。【P15】
●今後の感染拡大抑制対策としては「ワクチン接種を急ぐ」が53.0%、「短期的なロックダウン」が52.6%、「公園や路上等での外のみの厳罰化」が43.6%、「入院できる病床の拡大」が40.3%等が主な対策ニーズとなる。【P16】
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_10.png
ワクチン接種証明について
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_11.png
接種証明のインセンティブ
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_12.png
都の効果的な感染拡大防止策
2021年8月の東京都での感染再拡大の局面で、8月13日〜8月16日にかけて東京都民アンケートを実施し、感染防止の意識・行動や感染症関連で公表されてる指標の理解、ワクチン接種の動向、今後の将来的なデフォルトへの意向やインセンティブについて調査しまとめました。
なお、この調査は、15歳以上のインターネットリサーチモニターから1,008人(10代から70代の性別14区分について各72サンプル割付)の回答を得たもので、集計は性年代人口で補正しています。
【調査結果の利用にあたって】
●調査結果の引用にあたっては、調査主体名として
「株式会社サーベイリサーチセンター」を必ず明記して利用してください。
●調査結果の無断転載・複製を禁じます。
●本紙に記載している情報は、発表日時点のものです。
【調査結果のポイント】
※【 】内は、調査結果報告書(レポート)の該当ページです。
添付ファイルを併せてご覧ください。
1. 感染への不安度
●「とても不安を感じる」と「やや不安を感じる」を合わせた《不安度》は77.7%【P2】
●当社過去の全国調査(2020年 3月、4月、6月、11月)と比較すると、東京都で感染拡大している中でも不安度には時系列的に変化はない。但し、過去の調査時点と異なるのは「ワクチン接種の普及」であり、不安度が極端に増加していない理由として「ワクチン接種したから」という考えもある。
2. 新型コロナウイルスに関して不安を感じる理由また不安を感じない理由
●不安理由は、「感染者数」が70.7%、「デルタ株による感染確率の高まり」65.0%、「医療現場がひっ迫している」57.3%等が主な不安要素【P3】
●非不安理由は、「心配しても仕方がない」が43.8%と諦め感がある一方で、「ワクチンを接種したから」が42.1%を主として対策を講じているという感覚もある【P4】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_1.png
自分自身の感染への不安理由
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_2.png
自分自身の感染への非不安理由
3. コロナウイルス感染関連で公表する数値指標への理解と危機感
●日々公表される数値指標からの危機感は、「1日の重症者数」では54.4%が危機感を持ち、「1日の入院者数」では62.7%、「陽性率」では51.0%、「病床ひっ迫・医療崩壊」のキーワードでは60.5%であった。【P5〜9】
●但し、それぞれの指標に対して「理解・イメージしづらい」との回答も多く、わかり易くするためには、公表指標と医療現場の状況や救急体制との連関等を示して訴求するなどの変化が望まれている。【P5〜9】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_3.png
感染者数からの危機感
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_4.png
重症者数からの危機感
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_5.png
入院者数からの危機感
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_6.png
陽性率からの危機感
4. 自らができる感染抑制対策
●「他人との接触の5割以上の削減」は49.5%ができるとしているものの、「4割以下」や「できない」としている人が33.1%となり、50代以下と60代以上では自身の感染抑制対策に大きな差がある。【P11】
●「他人とのマスク無しの会話・接触を「0」にできる」と考える人は36.1%で、10代から30代では他の年代より低くなる。【P11】
5. ワクチン接種効果と自身の接種状況及び非接種者のインセンティブニーズ
●現時点の年代別感染状況をみて「ワクチンの効果」を感じている人は63.2%と3人に2人は効果を認識。【P12】
●自身のワクチン接種の状況は「1回目以上の接種が完了」している人は58.7%、「2回目まで完了」している人41.2%。【P13】
●現時点でのワクチン非接種者の今後の意向は「接種するつもりはない・わからない」との回答が41.6%となり、どの年代でも4割程度は存在する。また、非接種者の接種に向けてのインセンティブでは、「商品購入ポイント」(16.5%)や「商品券や図書券」(16.3%)でニーズが多い。 【P14】
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_8.png
ワクチン接種効果
6. 感染症拡大の抑制行動(接種券・陰性証明等のデフォルト設定及びインセンティブニーズと今後の拡大防止策)
●海外諸国での「接種証明や陰性証明」提示の政策については、「良いと思う」(37.1%)と「まあ良いと思う」(27.9%)を加えると65.0%が肯定的【P15】
●「接種証明や陰性証明」提示をデフォルトとして設定した場合のインセンティブでは、「国内外の旅行や移動が自由にできる」が39.1%、次いで「飲食店に入店できる」(35.5%)、「レジャー施設や遊戯施設に入場できる」(29.8%)が上位となっている。【P15】
●今後の感染拡大抑制対策としては「ワクチン接種を急ぐ」が53.0%、「短期的なロックダウン」が52.6%、「公園や路上等での外のみの厳罰化」が43.6%、「入院できる病床の拡大」が40.3%等が主な対策ニーズとなる。【P16】
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_10.png
ワクチン接種証明について
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_11.png
接種証明のインセンティブ
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/272310/LL_img_272310_12.png
都の効果的な感染拡大防止策