高経年マンション再生プロジェクト・第1号物件の大規模改修工事の完成 および、高経年マンション問題に悩む方の相談窓口設置の件
[21/09/09]
提供元:@Press
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株式会社Good不動産(本社:福岡市中央区、代表取締役:牧野 修司、以下「当社」)は、同じく福岡市内に本社を置く事業パートナー3社(株式会社明治産業、株式会社ドーガン、株式会社ラプロス)とともに、2020年年初から「地域において高経年化したマンションを再生させるプロジェクト」に取り組んでまいりました。この度、2021年8月末をもって、本プロジェクトの第1号物件「桜坂コーポ」の大規模改修工事が完了したことをご報告いたします。
また、本件を契機に、社会問題化している高経年マンションの対応に悩む九州・福岡エリアにお住まいの方のための相談窓口(電話とメールにて受付)を設置いたします。
<高経年マンションの現状>
国土交通省によると、日本全国には旧耐震基準の分譲マンションが100万戸以上(※1)あり、その中には高経年化したまま適切な改修・修繕等を実施できていない、あるいは管理組合運営が困難なものも多くあり、社会問題化しております。特に築40年を超えるような高経年マンションでは、ハード面において生命・身体・財産に影響する問題を抱えるものが多く、ソフト面においても、区分所有者の高齢化・非居住化(賃貸・空き住戸化)が進行し、管理組合の役員の担い手不足や、総会運営や集会の議決が困難などの課題を抱えているものが多くあります。
そうした管理組合においては、一部の管理組合員や周辺住民からはマンションの再生(建替えや大規模修繕)を強く望まれながらも、当事者だけでは再生に向けた合意形成を進めることが困難な状況にあります。特に、総戸数が100戸以下の小規模な分譲マンションにおいては、再開発事業者の開発対象となりにくく、外部の力を借りた合意形成も難しくなっております。また、事業者にとっては、法定耐用年数以上の物件に対しては銀行からの融資が出にくい場合があることも、こうした高経年マンションの取得・再生を積極的に進めることができない理由の一つとなっています。
※1 2019年10月18日に国土交通省にて行われた「第1回マンション政策小委員会」資料による。
<本プロジェクトにおける当社の取組>
当社は福岡市を中心に約15,000戸の賃貸マンション管理を行う総合不動産企業であり、売買、管理、賃貸仲介、リノベーション等の事業を通して、オーナー様の賃貸経営をご支援して参りました。
本プロジェクトにおいて当社は、再生計画の障壁となっていた資金面の解消を図るべく、売却を希望される所有者様からは区分所有建物を購入させて頂き、その購入代金と当社の資金を用いることで、再生を希望される所有者様と共に大規模改修工事を実施致しました。取得した住戸は入居者様に賃貸し、収益不動産として当社が管理運営を行います。また、稼働後は当社が保有する不動産特定共同事業許可(1号・2号)を活用して、所有不動産を小口商品化(商品名:アセットリーフ桜坂)し、投資家様より出資を募る予定です。
今後、当社と事業パートナーは、第1号物件「桜坂コーポ」で培ったノウハウを他の物件にも応用し、より多くの高経年マンションの問題を解決していく所存です。九州・福岡において、高経年化したマンションの再生にお悩みの管理組合の皆様、区分所有者様からのご連絡をお待ちしております。
<第1号物件「桜坂コーポ」プロジェクト詳細>
【住所】福岡市中央区桜坂3丁目13-30
【大規模改修前の課題】
(1)管理組合の機能不全:国より「マンション標準管理規約」が定められて以降も管理規約の策定ができていなかったため、管理組合が実質的に機能していませんでした。
(2)共用部分の劣化が進行:管理組合が機能していないことから、修繕が計画的に行われておらず、雨漏りをはじめ、モルタル剥離、鉄部錆などの共用部分の劣化が相当程度進んでいました。
(3)居住環境・周辺環境への悪影響:その結果、居住環境の悪化につながり、隣地に外壁剥落等による被害を与える可能性も否定できず、法的に管理組合の管理者責任を問われかねないリスクを抱えていました。
【当社と事業パートナーによる解決策とその結果】
(1)新管理組合の設立:当社と事業パートナーが主体となって管理組合運営に参画し、「マンション標準管理規約」に則った管理規約を策定し、新たな管理組合を設立しました。建物全体の価値低下により、区分建物を売りたくても売れていなかったオーナー様から、Good不動産等が適正価格で買い取りをさせて頂きました。
(2)大規模改修の実施:管理組合総会での決議を経て、モルタル剥離、鉄部錆等の共用部分の劣化に関して、全面的に改修を行う大規模改修を行いました。これまで使われていなかったスペースの有効活用を行って新たに駐車場スペースを2台分整備したところ、早速、居住者のお一人から利用申請がありました。
(3)居住環境の改善:大規模改修の結果、居住環境の劇的な改善を実現し、上記の駐車場利用など、従来から居住する方にとっても良い結果をもたらせたものと考えております。また、外壁部分も全面的に補修を行うことにより、外壁剥落等により周辺住民の方に危険を与える可能性も大幅に低減することができました。
【これまでの経緯と今後の予定】
2020年3-9月 :事業パートナーと当社による管理組合内合意形成、
新管理組合の設立
2020年9月 :第1回管理組合臨時総会(18日)にて、出席者全員の同意を得て
管理規約の策定を決議
2021年1月 :第2回管理組合臨時総会(15日)にて、出席者全員の同意を得て
大規模改修実施等を決議
2021年2-8月 :Good不動産グループ会社(株式会社Goodホームデザイン)による
大規模改修の実施
2022年1月以降:Good不動産にて、不動産特定共同事業許可(1号・2号)を
活用した投資家募集開始(予定)
■本件に関するお問い合わせ先(相談窓口)
株式会社ドーガン
〒810-0041 福岡市中央区大名2丁目4番22号 新日本ビル2階
担当 : 二宮
電話番号 : 092-739-2311
メールアドレス: info@dogan.jp
<会社の概要>
社名 :株式会社Good不動産
本社 :福岡市中央区大名1丁目14番45号 Qiz TENJIN 9F
設立 :2009年3月
資本金 :1憶円
代表者 :代表取締役 牧野 修司
従業員数:101名(2021年1月時点)(全グループ)
管理戸数:1万5,436戸
事業内容:賃貸管理事業、賃貸仲介事業、売買仲介事業、
リノベーション・大規模改修事業、企画コンサル事業
また、本件を契機に、社会問題化している高経年マンションの対応に悩む九州・福岡エリアにお住まいの方のための相談窓口(電話とメールにて受付)を設置いたします。
<高経年マンションの現状>
国土交通省によると、日本全国には旧耐震基準の分譲マンションが100万戸以上(※1)あり、その中には高経年化したまま適切な改修・修繕等を実施できていない、あるいは管理組合運営が困難なものも多くあり、社会問題化しております。特に築40年を超えるような高経年マンションでは、ハード面において生命・身体・財産に影響する問題を抱えるものが多く、ソフト面においても、区分所有者の高齢化・非居住化(賃貸・空き住戸化)が進行し、管理組合の役員の担い手不足や、総会運営や集会の議決が困難などの課題を抱えているものが多くあります。
そうした管理組合においては、一部の管理組合員や周辺住民からはマンションの再生(建替えや大規模修繕)を強く望まれながらも、当事者だけでは再生に向けた合意形成を進めることが困難な状況にあります。特に、総戸数が100戸以下の小規模な分譲マンションにおいては、再開発事業者の開発対象となりにくく、外部の力を借りた合意形成も難しくなっております。また、事業者にとっては、法定耐用年数以上の物件に対しては銀行からの融資が出にくい場合があることも、こうした高経年マンションの取得・再生を積極的に進めることができない理由の一つとなっています。
※1 2019年10月18日に国土交通省にて行われた「第1回マンション政策小委員会」資料による。
<本プロジェクトにおける当社の取組>
当社は福岡市を中心に約15,000戸の賃貸マンション管理を行う総合不動産企業であり、売買、管理、賃貸仲介、リノベーション等の事業を通して、オーナー様の賃貸経営をご支援して参りました。
本プロジェクトにおいて当社は、再生計画の障壁となっていた資金面の解消を図るべく、売却を希望される所有者様からは区分所有建物を購入させて頂き、その購入代金と当社の資金を用いることで、再生を希望される所有者様と共に大規模改修工事を実施致しました。取得した住戸は入居者様に賃貸し、収益不動産として当社が管理運営を行います。また、稼働後は当社が保有する不動産特定共同事業許可(1号・2号)を活用して、所有不動産を小口商品化(商品名:アセットリーフ桜坂)し、投資家様より出資を募る予定です。
今後、当社と事業パートナーは、第1号物件「桜坂コーポ」で培ったノウハウを他の物件にも応用し、より多くの高経年マンションの問題を解決していく所存です。九州・福岡において、高経年化したマンションの再生にお悩みの管理組合の皆様、区分所有者様からのご連絡をお待ちしております。
<第1号物件「桜坂コーポ」プロジェクト詳細>
【住所】福岡市中央区桜坂3丁目13-30
【大規模改修前の課題】
(1)管理組合の機能不全:国より「マンション標準管理規約」が定められて以降も管理規約の策定ができていなかったため、管理組合が実質的に機能していませんでした。
(2)共用部分の劣化が進行:管理組合が機能していないことから、修繕が計画的に行われておらず、雨漏りをはじめ、モルタル剥離、鉄部錆などの共用部分の劣化が相当程度進んでいました。
(3)居住環境・周辺環境への悪影響:その結果、居住環境の悪化につながり、隣地に外壁剥落等による被害を与える可能性も否定できず、法的に管理組合の管理者責任を問われかねないリスクを抱えていました。
【当社と事業パートナーによる解決策とその結果】
(1)新管理組合の設立:当社と事業パートナーが主体となって管理組合運営に参画し、「マンション標準管理規約」に則った管理規約を策定し、新たな管理組合を設立しました。建物全体の価値低下により、区分建物を売りたくても売れていなかったオーナー様から、Good不動産等が適正価格で買い取りをさせて頂きました。
(2)大規模改修の実施:管理組合総会での決議を経て、モルタル剥離、鉄部錆等の共用部分の劣化に関して、全面的に改修を行う大規模改修を行いました。これまで使われていなかったスペースの有効活用を行って新たに駐車場スペースを2台分整備したところ、早速、居住者のお一人から利用申請がありました。
(3)居住環境の改善:大規模改修の結果、居住環境の劇的な改善を実現し、上記の駐車場利用など、従来から居住する方にとっても良い結果をもたらせたものと考えております。また、外壁部分も全面的に補修を行うことにより、外壁剥落等により周辺住民の方に危険を与える可能性も大幅に低減することができました。
【これまでの経緯と今後の予定】
2020年3-9月 :事業パートナーと当社による管理組合内合意形成、
新管理組合の設立
2020年9月 :第1回管理組合臨時総会(18日)にて、出席者全員の同意を得て
管理規約の策定を決議
2021年1月 :第2回管理組合臨時総会(15日)にて、出席者全員の同意を得て
大規模改修実施等を決議
2021年2-8月 :Good不動産グループ会社(株式会社Goodホームデザイン)による
大規模改修の実施
2022年1月以降:Good不動産にて、不動産特定共同事業許可(1号・2号)を
活用した投資家募集開始(予定)
■本件に関するお問い合わせ先(相談窓口)
株式会社ドーガン
〒810-0041 福岡市中央区大名2丁目4番22号 新日本ビル2階
担当 : 二宮
電話番号 : 092-739-2311
メールアドレス: info@dogan.jp
<会社の概要>
社名 :株式会社Good不動産
本社 :福岡市中央区大名1丁目14番45号 Qiz TENJIN 9F
設立 :2009年3月
資本金 :1憶円
代表者 :代表取締役 牧野 修司
従業員数:101名(2021年1月時点)(全グループ)
管理戸数:1万5,436戸
事業内容:賃貸管理事業、賃貸仲介事業、売買仲介事業、
リノベーション・大規模改修事業、企画コンサル事業