脳科学×デジタルによる医療・ヘルスケア分野の最新応用動向調査を実施
[21/11/30]
提供元:@Press
提供元:@Press
株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳 圭一郎、以下 NTTデータ経営研究所)および、一般社団法人応用脳科学コンソーシアム(代表理事・会長:柳田 敏雄、代表理事・理事長:岩本 敏男、所在地:東京都千代田区、以下 応用脳科学コンソーシアム)は、目まぐるしく進化を続ける脳科学とその応用動向について調査を行い「応用脳科学リサーチプロジェクト2021 医療・ヘルスケア分野のニューロテクノロジー」としてとりまとめ、このたび発表いたしました。
これまでも応用脳科学コンソーシアムの活動として様々な分野のレポートを発表してきましたが、2021年版のリサーチプロジェクトでは、世界的に、かつ社会的にも注目を集めてきている脳の医療・ヘルスケア分野に絞り、精神・神経関連の疾患などを主とした幅広い分野の脳科学技術の応用可能性について調査いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/287306/LL_img_287306_1.png
「応用脳科学リサーチプロジェクト2021」報告書
【最新の動向のポイント】
(1) 脳計測×機械学習技術による評価・診断技術の進捗
精神・神経関連の疾患や障害は、その診断・評価に客観・定量的なバイオマーカーが得られにくいという課題がありました。各種脳計測と最新の機械学習技術を組み合わせて利用することにより、障害の分類・重症度の評価などの実現を期待させる有望な研究が多く報告されていました。
(2) ニューロフィードバックやニューロモジュレーションによる介入技術の進捗
同様に、治療や介入技術についても既存の薬剤や、行動療法ではその有効性について限界が指摘されているのが、脳関連の疾患・障害の特徴でもあります。最新の研究では、脳の情報処理を自発的に変えるトレーニングを行うニューロフィードバックという全く新しいアプローチが、様々な障害の寛解に貢献することが報告されています。また、外部から電気・磁気などの刺激を行うことで脳機能を調整するニューロモジュレーション技術についても同様に幅広い領域での応用可能性が見出されていました。
脳の障害を神経情報処理の障害と捉え、様々なセンシングや機械学習と組み合わせてその評価・介入を行おうとするニューロテクノロジーの利用は、DTx(デジタルセラピューティクス)の一環としても捉えられ、既存の計測機械や薬剤の限界を超えうる技術として今後ますますの発展が期待されます。
※本調査結果の詳細を、調査レポート「応用脳科学リサーチプロジェクト2021 調査報告書」として販売いたします。
【調査方法・範囲】
アメリカ精神医学会による「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)」に定義される精神・神経関連障害を中心に、その他の医療・ヘルスケア応用領域におけるニューロテクノロジー※を利用している学術論文を調査し、障害ごとにとりまとめました。各項目では、障害の全体概要と、評価・診断技術に関する内容/治療・介入に関わる内容を代表的な研究論文(レビュー論文など)の紹介という形式でまとめています。なお本レポートは、バイアスを排除するための手続きを踏んだ厳正なシステマティックレビューではなく、広範な範囲で技術的可能性を探索するナラティブなレビューとなります。
※ニューロテクノロジー
脳の計測や介入を行う技術。脳波やMRIなどの各種脳計測技術や、リアルタイムで計測した脳活動の情報を本人にフィードバックし特定の脳状態に自ら誘導することをトレーニングするニューロフィードバック技術、電気・磁気刺激などのニューロモジュレーション技術などが含まれる。
【調査報告書について】
調査結果の詳細は、『応用脳科学リサーチプロジェクト2021 報告書』として販売します。
■「応用脳科学リサーチプロジェクト2021」報告書の概要
<内容>
冊子(A4版 フルカラー300p)+本文電子ファイル閲覧権(1ユーザー)
<価格>
198,000円(税込)
<申し込み・問い合わせ>
一般社団法人応用脳科学コンソーシアム 事務局(株式会社NTTデータ経営研究所内)
E-mail: can@can-neuro.org
※メールタイトルに『「応用脳科学リサーチプロジェクト2021」報告書申し込み』と入力ください。
<発行日>
2021年11月30日
<納品時期>
申込書受領後、1週間程度
<目次>
ニューロテクノロジー全般の技術紹介
-脳情報の計測・解読技術
-脳情報に介入・編集する技術
-市場展望
ニューロテクノロジーによる精神・神経疾患の診断/評価補助および治療/介入
-神経発達障害関連(自閉症スペクトラム・ADHD 等)
-統合失調症スペクトラム障害関連
-双極性障害関連
-抑うつ障害関連
-不安障害関連(恐怖症・パニック障害・社交不安障害等)
-強迫性障害関連
-心的外傷・ストレス関連障害(PTSD・ストレス障害等強迫)
-摂食障害
-睡眠・覚醒障害(不眠障害)
-性機能不全・性ホルモン障害関連
-物質関連障害(嗜好・中毒)関連
-神経認知症関連(認知症・MCIなど)
-パーソナリティ障害関連(反社会性パーソナリティなど)
-てんかん
-脳卒中
-パーキンソン病
-疼痛・頭痛
その他の領域における診断/評価補助および治療/介入
-脳腫瘍
-脊髄の圧迫
-生活習慣病
-老眼
-耳鳴り
-動揺病
-外傷性脳損傷
-脳震盪
-多発性硬化症
-肝性脳症
-麻酔鎮静モニタリング
これまでも応用脳科学コンソーシアムの活動として様々な分野のレポートを発表してきましたが、2021年版のリサーチプロジェクトでは、世界的に、かつ社会的にも注目を集めてきている脳の医療・ヘルスケア分野に絞り、精神・神経関連の疾患などを主とした幅広い分野の脳科学技術の応用可能性について調査いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/287306/LL_img_287306_1.png
「応用脳科学リサーチプロジェクト2021」報告書
【最新の動向のポイント】
(1) 脳計測×機械学習技術による評価・診断技術の進捗
精神・神経関連の疾患や障害は、その診断・評価に客観・定量的なバイオマーカーが得られにくいという課題がありました。各種脳計測と最新の機械学習技術を組み合わせて利用することにより、障害の分類・重症度の評価などの実現を期待させる有望な研究が多く報告されていました。
(2) ニューロフィードバックやニューロモジュレーションによる介入技術の進捗
同様に、治療や介入技術についても既存の薬剤や、行動療法ではその有効性について限界が指摘されているのが、脳関連の疾患・障害の特徴でもあります。最新の研究では、脳の情報処理を自発的に変えるトレーニングを行うニューロフィードバックという全く新しいアプローチが、様々な障害の寛解に貢献することが報告されています。また、外部から電気・磁気などの刺激を行うことで脳機能を調整するニューロモジュレーション技術についても同様に幅広い領域での応用可能性が見出されていました。
脳の障害を神経情報処理の障害と捉え、様々なセンシングや機械学習と組み合わせてその評価・介入を行おうとするニューロテクノロジーの利用は、DTx(デジタルセラピューティクス)の一環としても捉えられ、既存の計測機械や薬剤の限界を超えうる技術として今後ますますの発展が期待されます。
※本調査結果の詳細を、調査レポート「応用脳科学リサーチプロジェクト2021 調査報告書」として販売いたします。
【調査方法・範囲】
アメリカ精神医学会による「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)」に定義される精神・神経関連障害を中心に、その他の医療・ヘルスケア応用領域におけるニューロテクノロジー※を利用している学術論文を調査し、障害ごとにとりまとめました。各項目では、障害の全体概要と、評価・診断技術に関する内容/治療・介入に関わる内容を代表的な研究論文(レビュー論文など)の紹介という形式でまとめています。なお本レポートは、バイアスを排除するための手続きを踏んだ厳正なシステマティックレビューではなく、広範な範囲で技術的可能性を探索するナラティブなレビューとなります。
※ニューロテクノロジー
脳の計測や介入を行う技術。脳波やMRIなどの各種脳計測技術や、リアルタイムで計測した脳活動の情報を本人にフィードバックし特定の脳状態に自ら誘導することをトレーニングするニューロフィードバック技術、電気・磁気刺激などのニューロモジュレーション技術などが含まれる。
【調査報告書について】
調査結果の詳細は、『応用脳科学リサーチプロジェクト2021 報告書』として販売します。
■「応用脳科学リサーチプロジェクト2021」報告書の概要
<内容>
冊子(A4版 フルカラー300p)+本文電子ファイル閲覧権(1ユーザー)
<価格>
198,000円(税込)
<申し込み・問い合わせ>
一般社団法人応用脳科学コンソーシアム 事務局(株式会社NTTデータ経営研究所内)
E-mail: can@can-neuro.org
※メールタイトルに『「応用脳科学リサーチプロジェクト2021」報告書申し込み』と入力ください。
<発行日>
2021年11月30日
<納品時期>
申込書受領後、1週間程度
<目次>
ニューロテクノロジー全般の技術紹介
-脳情報の計測・解読技術
-脳情報に介入・編集する技術
-市場展望
ニューロテクノロジーによる精神・神経疾患の診断/評価補助および治療/介入
-神経発達障害関連(自閉症スペクトラム・ADHD 等)
-統合失調症スペクトラム障害関連
-双極性障害関連
-抑うつ障害関連
-不安障害関連(恐怖症・パニック障害・社交不安障害等)
-強迫性障害関連
-心的外傷・ストレス関連障害(PTSD・ストレス障害等強迫)
-摂食障害
-睡眠・覚醒障害(不眠障害)
-性機能不全・性ホルモン障害関連
-物質関連障害(嗜好・中毒)関連
-神経認知症関連(認知症・MCIなど)
-パーソナリティ障害関連(反社会性パーソナリティなど)
-てんかん
-脳卒中
-パーキンソン病
-疼痛・頭痛
その他の領域における診断/評価補助および治療/介入
-脳腫瘍
-脊髄の圧迫
-生活習慣病
-老眼
-耳鳴り
-動揺病
-外傷性脳損傷
-脳震盪
-多発性硬化症
-肝性脳症
-麻酔鎮静モニタリング