【ピッキオ】クマの専門家と冬眠明けのクマを探索するトレッキングツアー 「ツキノワグマウォッチング」を開催|実施日:2022年4月21日〜28日
[22/01/28]
提供元:@Press
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人とクマとの共存に取り組む「ピッキオ」は、2022年4月21日から28日まで、クマの専門家と冬眠明けのクマを探索するトレッキングツアー「ツキノワグマウォッチング」を開催します。森の中でツキノワグマ(以降、クマ)を観察することは難しいですが、葉が出る前の見通しのよいこの時期は、遠くから安全にクマを探すことができます。近年、人の居住地域に出没するクマの問題に関心が集まっています。野生のクマと森に残されたクマの痕跡を観察する体験を通して、人とクマとの共存について考えるきっかけとなるツアーです。
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背景
近年、全国でクマの出没が相次ぎ、クマとの共存に関心が高まっています(環境省ホームページ参照[https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs4/index.html]{https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs4/index.html})。ピッキオは人とクマとの共存を目指し、1998年より調査研究に基づき被害防除や生息環境調査などの活動を行っています。20年以上にわたる活動から、クマには個性があり、一頭一頭の暮らし方に違いがあることが分かりました。市街地に現れて問題になるクマもいますが、ほとんどのクマは、人を避けるようにして森の中でひっそりと暮らしています。そのような森に暮らすクマを探すことを通じて、クマとの共存を考えるきっかけになることを願い、本ツアーを企画しました。
特徴1 クマの専門家と一緒にクマが暮らす森に入る
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本ツアーでは、ピッキオのクマの専門家と一緒に森に入り、野生のクマやその痕跡を探します。広い森をやみくもに歩いても、クマを見つけることはできません。しかし、ピッキオは、長年の調査により軽井沢のクマの生態を熟知しているため、彼らがよく利用している場所を特定することができます。道なき道を進み、クマの爪跡や食事の痕跡、糞などを探す過程で、クマが本当に暮らしていることを実感できます。
特徴2 最も観察しやすい8日間限定の開催
画像 : https://newscast.jp/attachments/ISbTAG7yjjyudZjthJZm.jpg500メートル先の対岸にいるクマ
クマを最も観察しやすいのは、クマが冬眠から目覚める早春のわずかな期間です。木々の葉が茂る前なので、森の中の見通しがよく、新芽や地面に落ちたドングリを探して食べる様子を観察しやすいのです。人が近づけない斜面にいるクマを、谷を挟んだ対岸から双眼鏡や望遠鏡を使って探します。クマと十分に距離をとるため、クマの自然な行動をじっくりと観察することができ、なおかつ、安全も確保することができます。
特徴3 人とクマとの共存をめざす取り組みを紹介
クマが暮らす森を歩きながら、軽井沢における人とクマとの共存をめざす取り組みについても紹介します。クマには絶対に開けられない「野生動物対策ゴミ箱」の開発など、クマを殺さずに共存する取り組みが成果を上げています。1組限定のため、気になることを気兼ねなく専門家に質問をすることができます。森から戻った後は、ピッキオが日本で初めて導入した、クマ対策犬「ベアドッグ」とのふれあいの時間も設けています。
特徴4 最高水準の観察機材で観察 NEW!
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対岸にいるクマを、より明瞭に、より仔細に観察するため、世界最高水準のクオリティーを誇る「SWAROVSKI OPTIK(スワロフスキー・オプティック社)」の望遠鏡と双眼鏡を導入しました。のぞいた先の世界は、視界が明るく、クマの専門家も感動する美しさです。千載一遇のクマの観察チャンスを最高の機材で楽しめます。
*スワロフスキー・オプティック日本総代理店「ハクバ写真産業株式会社」が協賛しています。
今後の展望
ピッキオではクマとの共存に向けた取り組みを長年続けてきました。クマは日本の陸上哺乳類の中で最大級の大きさであり、生態系の重要な位置を占める動物です。クマによる被害は解決しなければならない課題である一方で、私たちは調査を通して、野生のクマの美しさや、日本の森にこのような大型哺乳類が息づいていること、また、その命を支える森の豊かさに心を打たれてきました。近年、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)への意識が高まり、生物多様性にも注目が集まるようになりました。野生動物の姿に触れることで、日本の森や野生動物が置かれている現状に関心を持ってもらうきっかけになるようなツアーを、引き続き開催してまいります。
スケジュール例
08:30 ピッキオ集合。森へ移動。
09:00 トレッキングツアー開始
11:00 クマ観察ポイント到着
・望遠鏡でクマ探索
・昼食(お弁当)
14:00 クマの痕跡探索
15:30 ピッキオ到着
クマ対策犬「ベアドッグ」の仕事紹介&ふれあい
16:00 終了
「ツキノワグマウォッチング」概要
■期間:2022年4月21日〜28日
■時間:8:30〜16:00
■料金:大人(中学生以上) 1名22,000円(税込)
*昼食代、保険料、備品レンタル代(双眼鏡、望遠鏡など)含む
■定員:1日1組(2名まで)
■予約:公式サイト([https://picchio.co.jp/tour/2426]{https://picchio.co.jp/tour/2426})にて5日前まで受付
■備考:・天候により時間が変動する可能性があります。
・クマは野生動物のため、常に同じ場所にいるとは限りません。
クマの状況や天候によっては観察ができないこともあります。
<最高水準のコロナ対策宣言>
[https://www.hoshino-area.jp/archives/11190]{https://www.hoshino-area.jp/archives/11190}
星野リゾートでは、衛生管理と3密回避の対策を行っております。
関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/u/0/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}
ピッキオ
「森本来の姿を経済的な価値として高く評価できれば、未来に森を残していける」という理念の下、1998 年より野生動植物の調査およびツキノワグマの保護管理や、自然の不思議を解き明かす自然観察ツアーを行っています。2019 年からは、世界自然遺産「知床」での事業を、2021 年からは世界自然遺産「西表島」での事業を開始し、日本はもとより世界に向けて日本の自然の豊かさを伝えています。
所在地 :〒389-0194 長野県軽井沢町星野
電話 :0267-45-7777
アクセス:JR 北陸新幹線・軽井沢駅から車で約 15 分
URL :[https://picchio.co.jp]{https://picchio.co.jp}