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梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)大阪梅田ツインタワーズ・サウスが2月25日(金)に全体竣工3月24日(木)にはオフィスゾーンが開業します

阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社(開発業務は阪急阪神不動産株式会社が担当)では、2014年10月の工事着手以来、「梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を推し進めてまいりましたが、本日2022年2月25日(金)にII期工事部分が竣工し、全体竣工を迎えました。これを受けて、3月24日(木)には高層部分にオフィスゾーンが開業し、西日本最大のターミナルである大阪・梅田エリアでも屈指の立地を誇る大型複合ビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が全面開業します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_1.jpg
なお、オフィスゾーンの入居テナントには、ダイキン工業株式会社、東洋紡株式会社、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社などが決定しています。
また、本建物の開業に伴い、4月1日(金)には、阪急うめだ本店が入居する梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称することとします。

本建物の概要

1.竣工日(全体竣工)
2022年2月25日(金)

2.施設の概要 (詳細は参考資料を参照)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_2.jpg

3.建物周辺図
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_3.jpg

4.特徴

(1)オフィスワーカー専用フロアの設置
12階に、入居企業のオフィスワーカー専用のサポートフロア「WELLCO」を設置しました。栄養士監修の健康的な食事ができる「カフェ」や、ミーティングから個人ワークまで多様なニーズに応えることができる「ラウンジ&ワークスペース」、リフレッシュや運動不足の解消にご利用いただける「フィットネス」等の機能を提供し、創造性豊かな仕事と多様な働き方をサポートします。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_4.jpg
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_5.jpg

(2)健康増進への配慮
オフィスゾーンでは、上記の「WELLCO」のほか、緑あふれる屋上広場などゆとりある共用空間を整備しており、それらを通じて建物全体でオフィスワーカーが健やかに働くことができる環境を提供します。
また、共用部及び専用部の一部には、オフィスワーカーのウェルビーイングに寄与する以下の設備を導入しています。
・生体リズムに合わせて色温度や明るさを制御することで、快適性や知的生産性の維持向上につながる「サーカディアンリズム照明」
・疲労・ストレスの軽減や作業効率の向上を図ることができる新開発LED「Vitasolis(TM)(バイタソリス)」(日亜化学工業)を用いた照明
・天井面に設置した放射パネルを冷却・加熱し、送風することなく温度ムラのない快適な空間をつくる「輻射空調」
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_6.jpg

これらの取組の結果、本建物では、利用者の健康や快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組を評価する「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」で最高ランク(Sランク)の認証を取得しました。

(3)環境への配慮
本建物では、外皮断熱や外装フィンを用いた日射遮蔽の導入、自然換気システムの採用、LED照明や太陽光発電設備の設置など、さまざまな省エネ・創エネ施策を通じ環境への配慮に取り組んでいます。
また、エネルギー効率の向上に寄与する以下の設備を導入しています。
・発電効率の高いコージェネレーションシステム
・発電時の排熱を利用する空調熱源設備(ジェネリンク)
・共用部の一部に、建物の外部に近いゾーンから執務室にかけて段階的な温度設定を自動的に行うことにより省エネを図る「シークエンス空調」
・専用部の一部に、乾燥剤(デシカント)で空気中の湿度をコントロールすることにより空気環境を整える「デシカント空調」
さらに、熱源機器の種類やそのエネルギー源を複数組み合わせることで、季節や負荷量に適合した最適なエネルギー利用を実現しているほか、入居企業の消費エネルギー量を見える化して、省エネを促進するなど、建物の各所で環境への配慮を進めています。
これらの取組の結果、本建物では、標準的なオフィスビルと比べ約25%のCO2削減を実現し、「DBJ Green Building認証」で5つ星(2016プラン認証)を取得したほか、「CASBEE大阪みらい」でSクラス、「コージェネ大賞2020」で優秀賞、「サステナブル建築物等先導事業」に採択等の評価をいただいております。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/img_299652_7.jpg
なお、2022年4月より、大阪梅田ツインタワーズ・サウス/ノースの両ビルでは、共用部とオフィス専用部で使用する全ての電力(※)を、CO2フリーの再生可能エネルギー由来の電力に切り替えることといたします。これにより、入居企業の環境対策に資するとともに、建物所有者と入居企業が一体となって脱炭素社会の実現に取り組むこととなります。
※コージェネレーションシステムによる自家発電分を除く。

(4)感染症対策
新型コロナウイルスの感染症対策の一環として、「混雑監視システム」を導入しています。「WELLCO」等に設置したカメラやセンサーにより混雑状況を把握し、入居企業専用のWEBサイトを通じて情報を提供することで、密を避けながら諸施設をご利用いただくことが可能となります。
また、80人乗りのシャトルエレベーターなど一部のエレベーターでは、非接触ボタンを採用するとともに、空気清浄機を設置してエレベーター内の空気環境を良好な状態に維持しています。
このほか、「WELLCO」内では、阪神園芸株式会社が取り扱う「デオファクターカーサ」(※)を使用して、壁面等を制菌施工しています。
※高濃度天然ミネラルを主成分とした液剤で、ウイルスや有害菌を減少させることができ、その効果が壁面に塗布するだけで長期間持続します。

(5)BCP・災害への対応
地震の揺れを低減する先進の制振構造や、地震発生時に建物の健全性を短時間で判定する「構造ヘルスモニタリングシステム」を採用するほか、以下の取組により、災害発生時における在館者の安全確保と入居企業の事業の継続(早期復旧)が可能となっています。
・自家用発電機を設置し、停電時にも最大72時間の電力供給が可能
・テナント用発電機の設置スペースを確保(一部区画のみ)
・津波等による浸水リスクに備え、防災センターを2階に、重要基幹設備を9階以上に配置
・信頼性の高い耐震性高架水槽を採用し、災害時にもトイレ洗浄水等が利用可能
・館内のデジタルサイネージを活用し、災害時に緊急情報等を発信

また、災害発生時の帰宅困難者の一時滞留スペースとしてカンファレンスゾーンを、津波発生時等の一時避難スペースとしてカンファレンスゾーン・屋上広場・2階デッキ等をそれぞれ活用することにしています。このほか、1階の建物周辺の歩道にマンホールトイレを備え、梅田エリアの防災性の向上にも貢献しています。

(6)良好な街並みの形成
本建物は、都市の中に息づく「梅田木立」をコンセプトに、時の移ろいを生み出し自然を感じるデザインを基調としています。
低層部は、百貨店の外壁をアルミパネルで覆うダブルスキン(二重外壁)を採用しており、パネル間には六甲山系・淀川水系に自生する樹種を中心とした植栽を配置しています。また、パネルと植栽の隙間から垣間見える百貨店の賑わいに加え、夜間には光と影の巧みなコントロールで木立の息遣いを思わせる動的演出を加えたライトアップを行うことで、街のアイコンとなる景観を形成します。
高層部のオフィスゾーンは、庇と垂直フィンによる奥行きのある外装とし、刻々と変わる空の表情を映し込む意匠性と内部への日射遮蔽を両立させ、快適で健康的なオフィス空間を実現しています。
これらにより、ランドマーク性のある特徴的な外観にするとともに、環境負荷を低減し、街と調和したデザインとすることで、大阪のエントランスにふさわしい街並みを築き上げました。

参考資料:https://www.atpress.ne.jp/releases/299652/att_299652_1.pdf


阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/ce48cc0168f5259786b14ca9313d7ea74daede42.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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