プルーンによる腰部の骨量減少と骨折リスクの防止 大規模臨床試験結果、プルーンが骨の健康に関する食事療法の選択肢に
[22/03/30]
提供元:@Press
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カリフォルニア州ローズビル(2022年3月30日)-ペンシルベニア州立大学の研究者らが実施した新たな研究の結果、プルーンを毎日摂取することにより、閉経後の女性における腰部の骨密度(BMD)が維持され、骨折リスクの上昇を防ぐことが明らかになりました。この研究成果は、骨、関節、筋肉の健康に関わる最先端の症例検討会である骨粗鬆症、骨関節炎、筋骨格疾患に関する世界会議(World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases https://virtual.wco-iof-esceo.org/ )で発表されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/304182/LL_img_304182_1.jpg
カリフォルニアプルーン
閉経すると骨密度が急速に低下し、50歳以上の女性は腰部を骨折しやすくなります。一般的に、腰部の骨折は入院を招き、生活の質を低下させ、自立が妨げられて寿命の短縮につながってしまいます。本調査は、プルーンの摂取による腰部の骨密度に対するプラスの効果、そして骨の健康を保護する食事療法の選択肢としてプルーンを位置づける初めての研究です。
ペンシルベニア州立大学の著名な教授で主任研修員のメアリー・ジェーン・デ・ソウザ博士(Many Jane De Souza、PhD、FACSM)はこう述べています。「閉経後の女性を対象とする大規模なランダム化比較試験のデータによって、1日に5〜6粒のプルーンを摂取すると腰部の骨量減少を防ぐというメリットが示されたことは、喜ばしい限りです。我々の研究データは、閉経後の腰部の骨減少に対する対策にプルーンが役立つことを示しました。このようなデータは、特に骨減少に対して薬物療法を用いることができず、代替的な戦略を必要としている閉経後の女性にとっては特に貴重かもしれません。」
閉経後の女性を対象とした以前の臨床試験では、プルーンを毎日摂取することで骨量減少の予防に前向きな効果が期待できることが示されました(※1)。新たに行われた本研究は、235名の閉経後の女性をサンプルとする過去最大の臨床試験として、プルーン研究の節目となりました。それによれば、プルーンを毎日50グラム(5-6粒)1年間摂取し続けた女性では腰部の骨密度が維持されましたが、プルーンを摂取しなかったグループ(対照群)では腰部の骨量は大幅に減少しました。さらに、対照群の腰部骨折リスクは、骨折リスクの上昇が保護されているプルーン摂取群に比べて高くなりました(※2)。
「ほんのひとつかみのプルーンは、誰でも簡単に食生活に取り入れられるものです」と、カリフォルニア プルーン協会の栄養アドバイザーであるアンドレア・N・ジアンコリ氏(Andrea N. Giancoli、MPH、RD)は述べています。「プルーンはいろいろな風味や食感と組み合わせることができますし、個人に合わせた栄養プランにもフィットします。サラダに入れたり、他の乾物やナッツと組み合わせたり、スムージーにも、食事としても、どんな形でも使えます。自然な甘みを持つプルーンは、万人向けの万能な食材であり、便利なスナックなのです。」
1食分が100カロリー未満のカリフォルニアプルーンは、ホウ素、カリウム、銅、ビタミンKなど骨の状態に影響を及ぼすことで知られるビタミンや栄養素のパワフルなエネルギーが詰まった栄養価の高いフルーツです。またプルーンには、抗酸化物質として作用するフェノール化合物も豊富に含まれています。カリフォルニアプルーンは、世界中で食べられている、季節を問わず冷蔵も不要な、健康一般に貢献する手軽で栄養的なスナックなのです。
メディア関連の方々へ
本研究は、世界各地から6,000名を超える参加者を得て3月24日から26日にかけてオンラインで開催された、骨粗鬆症、骨関節炎、筋骨格疾患に関する世界会議(World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases)で発表されました。
「閉経後の女性における12か月のランダム化比較試験における、プルーンによる寛骨塩密度と骨折リスクの防止:プルーン研究(原題:Prunes Preserve Hip Bone Mineral Density and FRAX Risk in A 12-Month Randomized Controlled Trial in Postmenopausal Women: The Prune Study)」の要約のご請求は、カリフォルニア プルーン協会にお問い合わせください。
過去に公表された研究の詳細は、美容と健康 | カリフォルニア プルーン協会( https://www.prune.jp/health )及び https://californiaprunes.org/healthy-living/benefits-of-prunes/additional-research/ をご覧ください。
カリフォルニア プルーン協会について
カリフォルニア プルーン協会は、1952年にカリフォルニア州食糧農業長官管轄の下、カリフォルニアプルーン生産者及び加工業者を代表する機関として設立されました。カリフォルニアは、サクラメント渓谷及びサンホアキン渓谷に位置する14郡に跨る果樹園を擁する世界最大のプルーンの生産地です。カリフォルニアプルーンを味わうことによる生涯を通じての健康を促進し、カリフォルニア州の先進的な食の安全と持続可能性にささえられ、幾世代にわたって受け継がれた生産者の栽培技術と経験に裏打ちされた「プレミアム」なプルーンの代表として他をリードしています。
笑顔の毎日に カリフォルニアプルーン
本件に関する問い合わせ
カリフォルニア プルーン協会 日本事務所
担当 : 本田、由田、坂本
Tel : 03-4540-6598
E-mail: info@prune.jp
URL : https://www.prune.jp
参考文献
※1 Damani, J J., De Souza, M.J., VanEvery, H.L., Strock, N.C.A., & Rogers, C.J. (2022). The Role of Prunes in Modulating Inflammatory Pathways to Improve Bone Health in Postmenopausal Women. Advances in Nutrition. https://doi.org/10.1093/advances/nmab162
※2 De Souza, M.J. (2022, March 24-26). Prunes preserve hip bone mineral density and FRAX risk in a 12-month randomized controlled trial in postmenopausal women: The prune study [Abstract presentation]. World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases, online. https://virtual.wco-iof-esceo.org/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/304182/LL_img_304182_1.jpg
カリフォルニアプルーン
閉経すると骨密度が急速に低下し、50歳以上の女性は腰部を骨折しやすくなります。一般的に、腰部の骨折は入院を招き、生活の質を低下させ、自立が妨げられて寿命の短縮につながってしまいます。本調査は、プルーンの摂取による腰部の骨密度に対するプラスの効果、そして骨の健康を保護する食事療法の選択肢としてプルーンを位置づける初めての研究です。
ペンシルベニア州立大学の著名な教授で主任研修員のメアリー・ジェーン・デ・ソウザ博士(Many Jane De Souza、PhD、FACSM)はこう述べています。「閉経後の女性を対象とする大規模なランダム化比較試験のデータによって、1日に5〜6粒のプルーンを摂取すると腰部の骨量減少を防ぐというメリットが示されたことは、喜ばしい限りです。我々の研究データは、閉経後の腰部の骨減少に対する対策にプルーンが役立つことを示しました。このようなデータは、特に骨減少に対して薬物療法を用いることができず、代替的な戦略を必要としている閉経後の女性にとっては特に貴重かもしれません。」
閉経後の女性を対象とした以前の臨床試験では、プルーンを毎日摂取することで骨量減少の予防に前向きな効果が期待できることが示されました(※1)。新たに行われた本研究は、235名の閉経後の女性をサンプルとする過去最大の臨床試験として、プルーン研究の節目となりました。それによれば、プルーンを毎日50グラム(5-6粒)1年間摂取し続けた女性では腰部の骨密度が維持されましたが、プルーンを摂取しなかったグループ(対照群)では腰部の骨量は大幅に減少しました。さらに、対照群の腰部骨折リスクは、骨折リスクの上昇が保護されているプルーン摂取群に比べて高くなりました(※2)。
「ほんのひとつかみのプルーンは、誰でも簡単に食生活に取り入れられるものです」と、カリフォルニア プルーン協会の栄養アドバイザーであるアンドレア・N・ジアンコリ氏(Andrea N. Giancoli、MPH、RD)は述べています。「プルーンはいろいろな風味や食感と組み合わせることができますし、個人に合わせた栄養プランにもフィットします。サラダに入れたり、他の乾物やナッツと組み合わせたり、スムージーにも、食事としても、どんな形でも使えます。自然な甘みを持つプルーンは、万人向けの万能な食材であり、便利なスナックなのです。」
1食分が100カロリー未満のカリフォルニアプルーンは、ホウ素、カリウム、銅、ビタミンKなど骨の状態に影響を及ぼすことで知られるビタミンや栄養素のパワフルなエネルギーが詰まった栄養価の高いフルーツです。またプルーンには、抗酸化物質として作用するフェノール化合物も豊富に含まれています。カリフォルニアプルーンは、世界中で食べられている、季節を問わず冷蔵も不要な、健康一般に貢献する手軽で栄養的なスナックなのです。
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本研究は、世界各地から6,000名を超える参加者を得て3月24日から26日にかけてオンラインで開催された、骨粗鬆症、骨関節炎、筋骨格疾患に関する世界会議(World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases)で発表されました。
「閉経後の女性における12か月のランダム化比較試験における、プルーンによる寛骨塩密度と骨折リスクの防止:プルーン研究(原題:Prunes Preserve Hip Bone Mineral Density and FRAX Risk in A 12-Month Randomized Controlled Trial in Postmenopausal Women: The Prune Study)」の要約のご請求は、カリフォルニア プルーン協会にお問い合わせください。
過去に公表された研究の詳細は、美容と健康 | カリフォルニア プルーン協会( https://www.prune.jp/health )及び https://californiaprunes.org/healthy-living/benefits-of-prunes/additional-research/ をご覧ください。
カリフォルニア プルーン協会について
カリフォルニア プルーン協会は、1952年にカリフォルニア州食糧農業長官管轄の下、カリフォルニアプルーン生産者及び加工業者を代表する機関として設立されました。カリフォルニアは、サクラメント渓谷及びサンホアキン渓谷に位置する14郡に跨る果樹園を擁する世界最大のプルーンの生産地です。カリフォルニアプルーンを味わうことによる生涯を通じての健康を促進し、カリフォルニア州の先進的な食の安全と持続可能性にささえられ、幾世代にわたって受け継がれた生産者の栽培技術と経験に裏打ちされた「プレミアム」なプルーンの代表として他をリードしています。
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担当 : 本田、由田、坂本
Tel : 03-4540-6598
E-mail: info@prune.jp
URL : https://www.prune.jp
参考文献
※1 Damani, J J., De Souza, M.J., VanEvery, H.L., Strock, N.C.A., & Rogers, C.J. (2022). The Role of Prunes in Modulating Inflammatory Pathways to Improve Bone Health in Postmenopausal Women. Advances in Nutrition. https://doi.org/10.1093/advances/nmab162
※2 De Souza, M.J. (2022, March 24-26). Prunes preserve hip bone mineral density and FRAX risk in a 12-month randomized controlled trial in postmenopausal women: The prune study [Abstract presentation]. World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases, online. https://virtual.wco-iof-esceo.org/