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〜バスタオルの使用スタイルから見えてくる家族のかたち〜クチコミプラットフォーム「buzzLife」アンケートレポート

インタラクティブ・マーケティングをワンストップで手がける株式会社イーライフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:藤原 誠一郎)は、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」(バズライフ、URL: http://www.buzzlife.jp/ )の会員約18万人に対して、「風呂上りのバスタオル共有」に関するアンケート調査を行いました。

「buzzLife」会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回のアンケートテーマ「バスタオルを家族で共有するか?」は、「アンケートで取り上げてほしい話題」として会員から多く寄せられた意見に基づき設定された、いわば会員によって作り上げられたアンケートで、実に約16,293名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。

※この「buzzLife」アンケート結果は、「buzzLife」ホームページ内でも公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/2012/121001/


■風呂上りのバスタオルは家族別々が全体7割 使用感、衛生面を重視
アンケートではまず、自宅でのお風呂上りのバスタオル共有ありなしについて答えてもらったところ、7割近くの人が「家族全員、別々のバスタオル類を使う」という回答でした。
全員が別々に使用する理由としては以下のような声が聞かれました。
『一人一人乾いたタオルを使った方が気持ち良いから。(男性40代)』
『いくら夫婦、親子でも同じバスタオルを使うことは考えられないです。不衛生な気がします。(女性40代)』
『好みのバスタオルがそれぞれあるので。キャラだったり無地だったりふわふわだったり。(女性30代)』
『昔からの習慣です。濡れたバスタオルを使うのは嫌です。(女性50代)』
衛生面、使用感、各自の趣味嗜好を優先した結果がこの数字に表れているようです。世代別でも、理由の内容に大きな差はありませんでした。


■家族構成によって使用スタイルも異なる

他の回答に目を向けますと、「家族全員、同じバスタオル類を使う」と回答したのは16%、「“母と子は一緒で夫だけ異なる”“娘だけ異なる”など、バスタオル類を共有しない家族がいる」回答は11%となり、最も多かった「別々のバスタオル類を使う」回答数とは大きな開きが出ました。
世代別にみても、この回答構成比は大きな違いはないのですが、「共有しない家族がいる」つまり一部の家族のみ共有しているという回答については30代を中心とした世代で増えています。これは小さい子供がいるかどうか、という家族構成の違いによるところが大きいようで、自由回答では次のような理由が多く見られました。
『主人と私は一緒で娘は別。娘はまだ乳幼児で清潔なものを使用したいから。(女性20代)』
『母と子(幼児)は一緒にお風呂に入り、一緒に上がるので、まずは子を拭いてやった後に、母が使う。その他は、各自使う。(女性30代)』


■他の家庭のイメージと自分の家庭での現実とのギャップ

また、「家族全員、同じバスタオル類を使う」回答者の理由部分をみると、『家族だから別に気にしない』『洗濯物が増えるのは面倒だから、節約したいから』といった理由が多い中で
『家族内のルール。家族なので同じものを共有(考え方にも通じる)することで、一体感が生まれる。他の家族との違いは、家族の仲の良しあしかな。(男性30代)』
『年頃の娘がいる家庭はと思っていましたが、うちの娘も高校二年生ですが共有で平気です。(男性40代)』
といったように、他の家庭と異なり、自分の家族は特別仲が良い、特別気にしない、といったように、自分達はイレギュラーと思っているケースが目につきました。“よそは別々に使っていそう”と思いながら自分の家庭では共有している等、自分が抱く一般家庭のイメージと、自分の家庭の実情が異なっているケースが、全体の1割近く存在しました。


■使用スタイルの要因は各家庭それぞれ

さらに自由回答を見ていくと“バスタオル使用は共有か別々か”の使用ルールの背景に、様々な各家庭の要因があることが伺われます。
例えば、夫婦共働きかどうかという点でも違うという声。
『やはり家族それぞれが別のバスタオルを使うことが望ましいと思う。しかし、洗濯物が増えるので我が家は共働きなので夜干しが多くバスタオルのような厚手のものは乾きが悪いので気になる。(女性50代)』
『共働き家庭は共有してるのが多いみたい。専業主婦のかたは時間に余裕もあるから個別が多そう。(女性40代)』
また、核家族であるか3世代以上の家族であるかという違い。
『今は旦那と2人なので共有しています。以前は実家で6人家族でしたが、それぞれ自分専用のものを使用していました。旦那とは一緒で良いけれど、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんと一緒というのはかなり嫌ですね。気分の問題でしょうか。(女性50代)』
『衛生観念の違い。我が家は祖父母がいるため、共有することが節約だという方針がある。(女性30代)』
家事を受け持つ主婦が決定権を持つ、という意見もありました。
『清潔好きな家庭で育った妻にとってはバスタオルを共有するのは耐えられないことのようです。洗濯することについては何の苦も無くこなしている。(男性50代)』
『母親の洗濯に対する考え方だと思うのですが、なるべく嵩張るバスタオルを増やしたくないと思う主婦であれば、共有したり、それをタオルに変えたりしますが、我が家では、洗濯機が洗濯してくれると思いますので、あまりその点は深く考えていませんでした。そこの考え方の違いではないでしょうか?(女性50代)』


今回の調査では、各家庭の「風呂上りのバスタオル共有」の事情を通して、現代の衛生観の度合い、家族構成や共同体としての意識、節約に対する姿勢などを読み取ることができました。
それぞれの家庭において、グループとしての家族と個人のバランス、構成人数や年齢、趣味嗜好、エコに関する意識など様々な違いがあります。バスタオルの使用スタイルは端的にその家族の姿を表していると言えそうです。


≪調査概要≫
調査対象  :「buzzLife」会員登録者
調査地域  :全国
調査実施日 :2012年6月7日(木)〜10日(日)
有効回答者数:16,293名

過去に実施したアンケートは、「buzzLife」ホームページ内で公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/


【株式会社イーライフ 会社概要】
商号    : 株式会社イーライフ
代表者   : 代表取締役 藤原 誠一郎
所在地   : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9
        日本パーティビル2F
設立    : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
        インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
        対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL     : http://www.elife.co.jp/
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