独自の配送管理システムを開発するウィルポート、セイノーホールディングス株式会社と「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を提供開始
[22/04/12]
提供元:@Press
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中堅及び小規模事業者が活用できるラストワンマイル配送プラットフォームの構築を目指すウィルポート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:藤原 康則、以下 ウィルポート)はセイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:田口 義隆、以下 セイノーHD)と中堅及び小規模事業者が活用できる「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(以下 O.L.P.)」の提供を開始いたしました。加えて、O.L.P.の全国展開推進を目的とした業務提携に関する協議を開始いたしましたことを、お知らせします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/305766/LL_img_305766_1.png
オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム
■背景と目的
ラストワンマイル領域において、宅配便取扱量は直近の10年間で約12億個増加しており、2035年には年間88億個に達するとの予測が発表されております。加えて、日本における買い物弱者は農林水産省の推計では850万人超とされており、コロナ禍を背景とした日用品・食料品の宅配ニーズの急激な高まりも相まって、日用品・食料品の即時宅配サービスは、生活に欠かせないラストワンマイルのインフラサービスになっています。一方で、ラストワンマイル領域における運び手不足は解消されておらず、ドライバーひとりあたりが担う荷物量は増加しています。
2024年には自動車運転業務の労働上限時間制限により運び手不足がさらに深刻となる、いわゆる「2024年問題」への対応も迫っており、『荷物が当たり前に届く』という物流の根底が崩れる危機に瀕しています。
ウィルポートは、ラストワンマイル物流事業のパイオニアとして、これまで、自社開発した「配車管理システム(TMS)」と配送網による「ラストワンマイルプラットフォーム」を基軸として自社ブランドのお届けサービス「ブラウニーさん」を全国展開するなど、買い物弱者対策として狭小商圏における即時宅配サービス(生活支援物流)を提供しています。今後は更に、ウィルポートの得意とするラストワンマイル共同配送に特化したノウハウとシステムを活用した生活支援物流を支えるラストワンマイル配送プラットフォームにより、他社のドライバーも含め働きやすい環境を目指しています。
セイノーHDは、社会インフラとしての環境・産業・生活への貢献、効率化、質の向上につながるオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)の構築を進めており、特にラストワンマイル領域においては買い物弱者対策や第2の宅配クライシス等の社会課題解決を積極的に推進しています。グループ会社のココネットは、買い物弱者支援として食品の配送「お買い物サービス」やご用聞き、見守りといった地域のコンシェルジュ機能を提供しており、ハーティスト(食品・日用品のお届けスタッフ)を北海道から沖縄まで全国38都道府県に展開しています。また、同グループのLOCCOでは、置き配専業として宅配を再定義し運び方に多様性を持たせることで、運び手不足の確保を推進しています。
この度、『荷物が当たり前に届く』を持続可能にする、という両社のビジョンが一致し、ウィルポートとセイノーHDがそれぞれ構築している配送ネットワークを共有することにより「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(O.L.P.)」の提供を開始いたしました。加えて、O.L.P.の全国展開推進を目的とした業務提携に関する協議を開始いたしました。
本協業により、「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を強化し、狭商圏共同配送を推し進め、業界の課題に限らない社会的課題の解決に挑戦し続け、地域に暮らす人々の生活を支えるとともに便利で活気あふれる地域社会の実現に貢献します。
■O.L.P.の構築
O.L.P.とは、ラストワンマイル領域における様々な荷物、両社に限らない物流会社・ドライバーを一元的に管理するオープンプラットフォームです。現状のラストワンマイル宅配においては、荷主や物流事業者により配送管理方法が統一されておらず、紙によるアナログ管理も未だ多く存在し共同配送や混載を難しくしています。また、コロナ禍によりデリバリーへのニーズは加速度的に高まっており、ネットスーパー事業、フードデリバリー事業への小売店、飲食店の新規参入が増える一方、それを届ける足回りのラストワンマイル配送リソースは常に不足している状態にあります。
O.L.P.の実現により、配送管理方法をデジタルに移行することでラストワンマイル領域の様々な荷物を混載し、物流事業者の稼働率向上による効率化、及び高まるニーズに応えるラストワンマイル配送リソースを提供することが可能となります。また、ドライバー向けには業務を行うに当たって必要な車両、燃料、保険、資材等の業務支援パッケージをO.L.P.上でワンストップで提供することにより、運び手の確保と地位向上に寄与して参ります。
最初の取り組みとして、両社が取り組む日用品・食料品の即時宅配サービスにおいて、両社の配送ネットワークが重なる地域での注文・ドライバーを共有し、1日の中の繁閑差波動による非効率の解消を開始しています。
■各社の役割
ウィルポートはO.L.P.のシステムの開発・提供・保守運用と提携ドライバーのプラットフォームへの登録及び通常宅配・生活支援物流案件のプラットフォームへの登録を担当するとともに、 ウィルポートが特許を有する「通信機能付き無電源宅配ロッカー」の提供を行います。
セイノーHDはココネット、LOCCOをはじめとするラストワンマイルグループ会社の日用品・食料品即時宅配サービス案件及びドライバーのプラットフォームへの登録、物流センターや幹線輸送などの手配、車両や車両関連備品、保険等をワンストップで準備可能な業務支援パッケージの提供を行います。
■O.L.P.登録事業者募集
ウィルポートとセイノーHDは、ラストワンマイル物流の最適化に取り組む小売店、フードデリバリー事業者、EC等の宅配事業者等の荷主企業、及び運び手となる物流事業者のO.L.P.への登録を募集しております。
ウィルポートとセイノーHDは、『荷物が当たり前に届く』を持続可能にするため、ラストワンマイルO.P.P.としての「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」の構築を進めて参ります。
【会社概要】
名称 : ウィルポート株式会社
代表者: 代表取締役 藤原 康則
所在地: 東京都中央区勝どき二丁目18番1号
設立 : 2015年6月
資本金: 5億168万7500円
URL : https://www.willport.co.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/305766/LL_img_305766_1.png
オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム
■背景と目的
ラストワンマイル領域において、宅配便取扱量は直近の10年間で約12億個増加しており、2035年には年間88億個に達するとの予測が発表されております。加えて、日本における買い物弱者は農林水産省の推計では850万人超とされており、コロナ禍を背景とした日用品・食料品の宅配ニーズの急激な高まりも相まって、日用品・食料品の即時宅配サービスは、生活に欠かせないラストワンマイルのインフラサービスになっています。一方で、ラストワンマイル領域における運び手不足は解消されておらず、ドライバーひとりあたりが担う荷物量は増加しています。
2024年には自動車運転業務の労働上限時間制限により運び手不足がさらに深刻となる、いわゆる「2024年問題」への対応も迫っており、『荷物が当たり前に届く』という物流の根底が崩れる危機に瀕しています。
ウィルポートは、ラストワンマイル物流事業のパイオニアとして、これまで、自社開発した「配車管理システム(TMS)」と配送網による「ラストワンマイルプラットフォーム」を基軸として自社ブランドのお届けサービス「ブラウニーさん」を全国展開するなど、買い物弱者対策として狭小商圏における即時宅配サービス(生活支援物流)を提供しています。今後は更に、ウィルポートの得意とするラストワンマイル共同配送に特化したノウハウとシステムを活用した生活支援物流を支えるラストワンマイル配送プラットフォームにより、他社のドライバーも含め働きやすい環境を目指しています。
セイノーHDは、社会インフラとしての環境・産業・生活への貢献、効率化、質の向上につながるオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)の構築を進めており、特にラストワンマイル領域においては買い物弱者対策や第2の宅配クライシス等の社会課題解決を積極的に推進しています。グループ会社のココネットは、買い物弱者支援として食品の配送「お買い物サービス」やご用聞き、見守りといった地域のコンシェルジュ機能を提供しており、ハーティスト(食品・日用品のお届けスタッフ)を北海道から沖縄まで全国38都道府県に展開しています。また、同グループのLOCCOでは、置き配専業として宅配を再定義し運び方に多様性を持たせることで、運び手不足の確保を推進しています。
この度、『荷物が当たり前に届く』を持続可能にする、という両社のビジョンが一致し、ウィルポートとセイノーHDがそれぞれ構築している配送ネットワークを共有することにより「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(O.L.P.)」の提供を開始いたしました。加えて、O.L.P.の全国展開推進を目的とした業務提携に関する協議を開始いたしました。
本協業により、「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を強化し、狭商圏共同配送を推し進め、業界の課題に限らない社会的課題の解決に挑戦し続け、地域に暮らす人々の生活を支えるとともに便利で活気あふれる地域社会の実現に貢献します。
■O.L.P.の構築
O.L.P.とは、ラストワンマイル領域における様々な荷物、両社に限らない物流会社・ドライバーを一元的に管理するオープンプラットフォームです。現状のラストワンマイル宅配においては、荷主や物流事業者により配送管理方法が統一されておらず、紙によるアナログ管理も未だ多く存在し共同配送や混載を難しくしています。また、コロナ禍によりデリバリーへのニーズは加速度的に高まっており、ネットスーパー事業、フードデリバリー事業への小売店、飲食店の新規参入が増える一方、それを届ける足回りのラストワンマイル配送リソースは常に不足している状態にあります。
O.L.P.の実現により、配送管理方法をデジタルに移行することでラストワンマイル領域の様々な荷物を混載し、物流事業者の稼働率向上による効率化、及び高まるニーズに応えるラストワンマイル配送リソースを提供することが可能となります。また、ドライバー向けには業務を行うに当たって必要な車両、燃料、保険、資材等の業務支援パッケージをO.L.P.上でワンストップで提供することにより、運び手の確保と地位向上に寄与して参ります。
最初の取り組みとして、両社が取り組む日用品・食料品の即時宅配サービスにおいて、両社の配送ネットワークが重なる地域での注文・ドライバーを共有し、1日の中の繁閑差波動による非効率の解消を開始しています。
■各社の役割
ウィルポートはO.L.P.のシステムの開発・提供・保守運用と提携ドライバーのプラットフォームへの登録及び通常宅配・生活支援物流案件のプラットフォームへの登録を担当するとともに、 ウィルポートが特許を有する「通信機能付き無電源宅配ロッカー」の提供を行います。
セイノーHDはココネット、LOCCOをはじめとするラストワンマイルグループ会社の日用品・食料品即時宅配サービス案件及びドライバーのプラットフォームへの登録、物流センターや幹線輸送などの手配、車両や車両関連備品、保険等をワンストップで準備可能な業務支援パッケージの提供を行います。
■O.L.P.登録事業者募集
ウィルポートとセイノーHDは、ラストワンマイル物流の最適化に取り組む小売店、フードデリバリー事業者、EC等の宅配事業者等の荷主企業、及び運び手となる物流事業者のO.L.P.への登録を募集しております。
ウィルポートとセイノーHDは、『荷物が当たり前に届く』を持続可能にするため、ラストワンマイルO.P.P.としての「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」の構築を進めて参ります。
【会社概要】
名称 : ウィルポート株式会社
代表者: 代表取締役 藤原 康則
所在地: 東京都中央区勝どき二丁目18番1号
設立 : 2015年6月
資本金: 5億168万7500円
URL : https://www.willport.co.jp/