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アリスタネットワークス、VXLANやプログラミング環境でSDNに柔軟に対応する次世代の10ギガビットイーサネットスイッチ『Arista 7150シリーズ』を販売開始

2012年10月17日、東京発 ― アリスタネットワークスジャパン合同会社(本社:豊島区、代表取締役:カイル・チェラトン)は、柔軟なフォワーディングパスにより、高度な機能からSDN(Software Defined Networking)までサポートしたスイッチ新製品『Arista 7150シリーズ』の国内販売開始を発表いたします。


『Arista 7150シリーズ』は、現在のレイヤ2・レイヤ3とマルチキャストを提供するスイッチ製品では最大の規模です。また物理マシンと仮想マシン間でのワークロードのモビリティを可能にする、ワイヤスピードのVXLANトンネルもサポートしています。
ネットワーク・アドレス変換、IEEE 1588 Precision Time Protocol、輻輳管理などの高度なネットワーク・サービスにも単一のシステムとして初めて対応し、これまでにない柔軟性を実現しました。


■背景
これまでのネットワーク遅延に厳しいユーザは、ポート密度、スケーラビリティ、機能といった部分に妥協することで、低遅延のソリューションを手に入れていました。また、精度の高いネットワークの管理には、ネットワーク機器とは別の高価で複雑な仕組みを必要としていました。さらに、これまでのイーサネットスイッチは、来るべきSDN時代に対応するための柔軟なパケット中継機能を十分にはサポートすることが不可能でした。
今回、アリスタネットワークスが国内販売を開始した『Arista 7150シリーズ』は、データセンターにおけるこれからの問題に対するソリューションを提供し、低遅延、高ポート密度、さまざまな新機能のすべてを実現した10ギガビットイーサネットL2/L3スイッチです。


■SDN機能でビッグデータ、クラウド、Web 2.0、金融取引などに対応

●『Arista 7150シリーズ』主な特長
1.1ラックユニットの筐体に、1/10ギガビットイーサネットを最大64ポート、または40ギガビットイーサネットを最大16ポート収容し、ポート間の転送遅延時間は350ナノ秒と業界最高クラス。
2.コンピュータ仮想化環境においてVM(仮想マシン)のモビリティをより柔軟にかつスケーラブルにするための新しいプロトコルであるVXLANをサポート。ワイヤーレートでのVXLANトンネリングが可能。
3.NAT(ネットワークアドレス変換)を、ワイヤーレートかつ低遅延で実現。金融系のシステムやHPC(High Performance Computing)の領域において、従来のNAT装置が付加していた数100マイクロ秒の遅延を解消。
4.IEEE 1588 PTP(Precision Time Protocol)をハードウェアでサポートすることにより、外付けの特殊な装置や配線を使用することなく、ネットワーク機器やサーバの時刻を10ナノ秒単位で同期することが可能に。
5.LANZ+(Latency Analyzer +)により、データセンター内のマイクロバーストを検出することが可能となり、ビッグデータやその他のアプリケーションの性能を最大限に引き延ばすネットワーク運用が可能に。
6.AgilePort機能により、4つの10ギガビットイーサネットを束ねて1つの40ギガビットイーサネットして使用することが可能。これにより、ネットワークのスケーラビリティや移行のしやすさを向上。

これらの新機能に加えて『Arista 7150シリーズ』は、SDNのネットワークインフラストラクチャを支えるための様々な特長を持っています。
アリスタネットワークスの全製品で共通に動作するネットワークオペレーティングシステムEOSは、さまざまなAPIとプログラム環境を提供しており、SDNコントローラとの高い親和性を持っています。また、『Arista 7150シリーズ』のフレキシブルなデータープレーンは、SDNで必要とされる多様なネットワーク仮想化のためのテクノロジーに柔軟に対応できます。


■エンドースメント
「Arista 7150シリーズに関してアリスタネットワークスと協力できたことを嬉しく思います。この製品は、Intel(R) Ethernet Switch FM6000チップを搭載し、柔軟なフォワーディングを実現しました。プログラム可能なArista EOSと併せて、共通のプラットフォーム上でSDNの新たな機能を生かすことができます。このような汎用性の高さは、業界の先頭を行く画期的な成果であり、アリスタネットワークスとIntelの協力で世界に誇る設計が完成したことの証です」
(c)Intel Corporation
データセンター・グループ担当副社長兼ゼネラル・マネージャー
Diane Bryant氏


■Andy Bechtolsheim(Arista Networks Inc.,最高開発責任者兼会長)のコメント
「Aristaは、柔軟なフォワーディングデータ・パスとArista EOS(Extensible Operating System)を統合し、超低レイテンシー、低消費電力、高密度、そして高度なSDN機能を、コンパクトな1Uのフォーム・ファクタにて実現しました。Arista 7150シリーズは、仮想化されたデータセンター環境にふさわしい、まさに初めての次世代SDNスイッチです」


『Arista 7150シリーズ』を含め、すべてのArista製品は、同じバイナリ・イメージのArista EOSで動作するため、運用が容易です。EOSは仮想マシンでも動作し、ネットワーク構成や機能の検証に利用できます。さらに、Advanced Event Management(AEM)などの機能を使って、ネットワークの動作をユーザーが自らの環境に合わせてカスタマイズできるため、クラウド・インフラの自動化を推進できます。

●販売価格
・DCS7150S-24: 1,499,000円 出荷開始
・DCS7150S-52: 3,500,000円 12月より出荷開始予定
・DCS7150S-64: 4,500,000円 12月より出荷開始予定

●販売目標
今後3年間で20億円

●出荷開始日
2012年10月17日(水)より受注開始で、出荷開始は、10月〜12月期中となります。
『Arista 7150シリーズ』は、NetApp、VMware、Headlands Technologies、Myricom、Solace Systems、Solarflare、TS Associatesなど、業界内の数々のベンダー、パートナー、お客様から支持を集めています。詳しくは、『Arista 7150シリーズ』Testimonialsのページをご覧ください。

『Arista 7150シリーズ』Testimonials
http://www.aristanetworks.com/jp/products/7150-series/7150-series-testimonials


■アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとコンピューティング環境に特化したSDCN(Software Defined Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。さまざまな受賞歴を誇るAristaの先進の10ギガビット・イーサネット・スイッチは、従来の概念を覆すスケーラビリティ、堅牢性、価格性能比を備えています。Aristaのプラットフォームの中核となるのは、世界屈指のネットワーク・オペレーティング・システムであるEOSです。アリスタネットワークスの製品は、販売パートナー、システム・インテグレータ、リセラーを通じて、世界各地でご利用いただけます。

ホームページ: http://www.aristanetworks.com/


*Arista EOSは、Arista Networks Inc.の登録商標です。
*本文中に記載の社名、製品名はすべて各社の商標または登録商標です。
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