東芝ソリューション、ノーチラス・テクノロジーズと協業し基幹バッチ処理高速化サービス提供開始
[12/11/05]
提供元:@Press
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東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:河井 信三、以下 東芝ソリューション)は、株式会社ノーチラス・テクノロジーズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神林 飛志、以下 ノーチラス・テクノロジーズ)と協業し、Hadoop、Asakusa Framework(TM)※1によるバッチ処理高速化サービスの提供を開始いたします。
近年、企業システムにおいては急速なコンピュータハードウェア、ソフトウェアの性能向上に伴い、主にオンラインシステムのパフォーマンスは向上してきました。しかしバックエンドでは、主に日次月次で夜間に長時間実行されるバッチ処理が多数存在しており、多くの場合、十数年来にわたり取り残されてきています。一方、ビジネスにおいては市場の変化に対して迅速かつきめ細かい対応が必須となっており、管理対象となるデータの粒度はより細分化されています。結果として処理対象のデータ量は増大し、従来の仕組みでは性能面、コスト面において対応が著しく難しくなってきています。
東芝ソリューションでは、Hadoopの並列分散処理能力と基幹バッチ開発を行うためのフレームワークとしてのAsakusa Framework(TM)に着目し、東芝ソリューションの生産技術センターを中心に検証をすすめてきました。その結果としてHadoopとAsakusa Framework(TM)で高品質かつ高性能なバッチアプリケーションの開発が可能であることを確認しました。今後、フラッシュアレイストレージと組み合わせていくことで、さらに高速な処理を実現していきます。
東芝ソリューションは、ノーチラス・テクノロジーズと協力しAsakusa Framework(TM)を活用して東芝ソリューションが強みとする各業種向けのシステム構築ノウハウに基づいて、バッチシステムの設計―構築―保守/運用までトータルにサービスを提供することで、お客様のバックエンドシステムの課題解決を支援します。
11月8日(木)、9日(金)に、ホテル グランパシフィック LE DAIBA(東京・台場)にて開催される「東芝ソリューショングループフェア2012」でその内容を展示いたします。また、バッチアプリケーションの高速化に威力を発揮するフラッシュアレイストレージも同時に出展いたします。
■ご提供サービスの概要
・コンサルティングサービス:Asakusa Framework(TM)適用アセスメント
・方式検証・検討サービス :PoC※2の実施、パイロットプログラム開発および実装方式検討など
・システム構築サービス :Hadoop、Asakusa Framework(TM)を使用してのバッチ処理システムの設計から構築
・システム保守運用サービス:Hadoop、Asakusa Framework(TM)を使用したバッチ処理システムの保守運用
■適用業務の例
・金融 :バックエンド全般、決済処理、リスク管理集計、
取引報告書作成処理 他
・通信 :料金計算、プロビジョニング 他
・社会インフラ :料金計算、設備管理 他
・製造/流通業 :受発注・決済処理、BOM※3関連 他
東芝ソリューションとノーチラス・テクノロジーズの両社は今後、お客様の課題解決を目的とする技術協力体制を築くとともに、共同セミナー及び各種イベントなどを通して当サービスの利用を促進していきます。
※1 Asakusa Framework(TM)について
Asakusa Framework(TM)は、Hadoop上で大規模な基幹バッチ処理を行うためのフレームワークです。大容量データを多数のサーバーに分散し並列処理させることで高速なデータ処理を実現します。Asakusa Framework(TM)は、基幹バッチシステムに必要な開発環境・実行環境・運用環境を実装しているため、複雑な業務処理もHadoopを意識せず容易に開発可能となり、スケーラブルで堅牢な基幹バッチを高速で安価かつ安全に実行することができます。
Asakusa Framework(TM)プロダクトサイト: http://www.asakusafw.com/
※2 PoC(Proof of Concept)
新しい概念やアイデアなどが実現可能かを示すための簡易的な試行を行うこと。ソフトウェア開発においては、要件の一部の解決策を立証するためにシステムの機能の一部を試作すること。
※3 BOM(Bills of Materials)
製品がどのような部品から構成されているのかという関係を示したデータ。フラットなリストや階層型のツリーとして作成されることがある。
・Asakusa Framework(TM)は、株式会社ノーチラス・テクノロジーズの登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
●東芝ソリューション株式会社について
最新の情報技術、経験と実績に裏付けられたソリューションをタイミング良く提供し続けることにより、IT事業を通じてお客様の永続的な成長と繁栄に貢献します。各種ソリューション(業種・業務・エンジニアリング・プラットフォーム)の提供と、それを支える技術・研究を事業活動とし、IT事業を通じて企画から構築、運用、保守までライフサイクル全般にわたってお客様をサポートするトータルソリューションを提供しています。また、自社製業務アプリケーションのSaaS(Software as a Service)対応など、豊富なシステムインテグレーションでのノウハウとサービスをクラウドビジネスにも展開しています。詳しくは、 http://www.toshiba-sol.co.jp/ をご覧ください。
●株式会社ノーチラス・テクノロジーズについて
ノーチラス・テクノロジーズは、分散技術をエンタープライズの分野に適用することを目的として2011年に設立しました。Hadoopを基幹システムのバッチ処理に適用するためのアプリケーションフレームワークとしてOSS(オープン・ソース・ソフトウェア)のAsakusa Framework(TM)を開発し、サポートサービスおよびコンサルティングを提供しています。エンタープライズシステムを対象に、永続的にエンジニアリングができるソリューションを提供していくことを目指しています。詳しくは、 http://www.nautilus-technologies.com/ をご覧ください。
●「東芝ソリューショングループフェア2012」のご案内
11月8日(木)、9日(金)に、ホテル グランパシフィックLE DAIBA(東京・台場)にて「東芝ソリューショングループフェア2012」を開催いたします。当日展示コーナーにて、Asakusa Framework(TM)を用いた「バッチ処理の高速化の事例」のデモをまじえてご覧いただけます。詳しくは、 http://www.tsol-fair.com/ をご覧ください。
近年、企業システムにおいては急速なコンピュータハードウェア、ソフトウェアの性能向上に伴い、主にオンラインシステムのパフォーマンスは向上してきました。しかしバックエンドでは、主に日次月次で夜間に長時間実行されるバッチ処理が多数存在しており、多くの場合、十数年来にわたり取り残されてきています。一方、ビジネスにおいては市場の変化に対して迅速かつきめ細かい対応が必須となっており、管理対象となるデータの粒度はより細分化されています。結果として処理対象のデータ量は増大し、従来の仕組みでは性能面、コスト面において対応が著しく難しくなってきています。
東芝ソリューションでは、Hadoopの並列分散処理能力と基幹バッチ開発を行うためのフレームワークとしてのAsakusa Framework(TM)に着目し、東芝ソリューションの生産技術センターを中心に検証をすすめてきました。その結果としてHadoopとAsakusa Framework(TM)で高品質かつ高性能なバッチアプリケーションの開発が可能であることを確認しました。今後、フラッシュアレイストレージと組み合わせていくことで、さらに高速な処理を実現していきます。
東芝ソリューションは、ノーチラス・テクノロジーズと協力しAsakusa Framework(TM)を活用して東芝ソリューションが強みとする各業種向けのシステム構築ノウハウに基づいて、バッチシステムの設計―構築―保守/運用までトータルにサービスを提供することで、お客様のバックエンドシステムの課題解決を支援します。
11月8日(木)、9日(金)に、ホテル グランパシフィック LE DAIBA(東京・台場)にて開催される「東芝ソリューショングループフェア2012」でその内容を展示いたします。また、バッチアプリケーションの高速化に威力を発揮するフラッシュアレイストレージも同時に出展いたします。
■ご提供サービスの概要
・コンサルティングサービス:Asakusa Framework(TM)適用アセスメント
・方式検証・検討サービス :PoC※2の実施、パイロットプログラム開発および実装方式検討など
・システム構築サービス :Hadoop、Asakusa Framework(TM)を使用してのバッチ処理システムの設計から構築
・システム保守運用サービス:Hadoop、Asakusa Framework(TM)を使用したバッチ処理システムの保守運用
■適用業務の例
・金融 :バックエンド全般、決済処理、リスク管理集計、
取引報告書作成処理 他
・通信 :料金計算、プロビジョニング 他
・社会インフラ :料金計算、設備管理 他
・製造/流通業 :受発注・決済処理、BOM※3関連 他
東芝ソリューションとノーチラス・テクノロジーズの両社は今後、お客様の課題解決を目的とする技術協力体制を築くとともに、共同セミナー及び各種イベントなどを通して当サービスの利用を促進していきます。
※1 Asakusa Framework(TM)について
Asakusa Framework(TM)は、Hadoop上で大規模な基幹バッチ処理を行うためのフレームワークです。大容量データを多数のサーバーに分散し並列処理させることで高速なデータ処理を実現します。Asakusa Framework(TM)は、基幹バッチシステムに必要な開発環境・実行環境・運用環境を実装しているため、複雑な業務処理もHadoopを意識せず容易に開発可能となり、スケーラブルで堅牢な基幹バッチを高速で安価かつ安全に実行することができます。
Asakusa Framework(TM)プロダクトサイト: http://www.asakusafw.com/
※2 PoC(Proof of Concept)
新しい概念やアイデアなどが実現可能かを示すための簡易的な試行を行うこと。ソフトウェア開発においては、要件の一部の解決策を立証するためにシステムの機能の一部を試作すること。
※3 BOM(Bills of Materials)
製品がどのような部品から構成されているのかという関係を示したデータ。フラットなリストや階層型のツリーとして作成されることがある。
・Asakusa Framework(TM)は、株式会社ノーチラス・テクノロジーズの登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
●東芝ソリューション株式会社について
最新の情報技術、経験と実績に裏付けられたソリューションをタイミング良く提供し続けることにより、IT事業を通じてお客様の永続的な成長と繁栄に貢献します。各種ソリューション(業種・業務・エンジニアリング・プラットフォーム)の提供と、それを支える技術・研究を事業活動とし、IT事業を通じて企画から構築、運用、保守までライフサイクル全般にわたってお客様をサポートするトータルソリューションを提供しています。また、自社製業務アプリケーションのSaaS(Software as a Service)対応など、豊富なシステムインテグレーションでのノウハウとサービスをクラウドビジネスにも展開しています。詳しくは、 http://www.toshiba-sol.co.jp/ をご覧ください。
●株式会社ノーチラス・テクノロジーズについて
ノーチラス・テクノロジーズは、分散技術をエンタープライズの分野に適用することを目的として2011年に設立しました。Hadoopを基幹システムのバッチ処理に適用するためのアプリケーションフレームワークとしてOSS(オープン・ソース・ソフトウェア)のAsakusa Framework(TM)を開発し、サポートサービスおよびコンサルティングを提供しています。エンタープライズシステムを対象に、永続的にエンジニアリングができるソリューションを提供していくことを目指しています。詳しくは、 http://www.nautilus-technologies.com/ をご覧ください。
●「東芝ソリューショングループフェア2012」のご案内
11月8日(木)、9日(金)に、ホテル グランパシフィックLE DAIBA(東京・台場)にて「東芝ソリューショングループフェア2012」を開催いたします。当日展示コーナーにて、Asakusa Framework(TM)を用いた「バッチ処理の高速化の事例」のデモをまじえてご覧いただけます。詳しくは、 http://www.tsol-fair.com/ をご覧ください。