自動車のカラーデザインコンテスト「オートカラーアウォード2013」 各賞受賞車について
[12/12/14]
提供元:@Press
提供元:@Press
一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、所在地:東京都千代田区、理事長:小町谷 朝生)では、自動車の色彩が持つ情感の豊かさを積極的に訴えかけてゆく中で、さらに文化的な深みを持った、優れた製品が社会に普及することを目指し、優れた自動車のカラーデザインを顕彰する制度「オートカラーアウォード」を1999年より実施しております。
この度12月13日に文化学園大学(東京渋谷区)にて「オートカラーアウォード2013」の最審査会が行われ、各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.グランプリ(総合的に最も優れたカラーデザインに贈られる)
●富士重工業株式会社「XV」
デザートカーキ(エクステリア)ブラック(インテリア)
担当デザイナー 雲野 裕紀(くもの ゆうき)氏
【メーカーのアピールポイント】
「アーバン・アドベンチャー」をテーマに、アウトドアでの高い機能性をもったプロスペックの道具を、都市生活でアクティブに使いこなす。そんなイキイキとした自分らしいライフスタイルを演出する。
エクステリアはユニークでタフな、使い倒せる道具っぽさを演出する、都市に映えるモダンなカーキのソリッドカラー。インテリアは深みを追求した上質なブラック。
【発表会での審査委員長のコメント】
今回のエントリーには、3つの傾向がみられた。それは、彩度や深みを追求するような“きれいな色”、低彩度、ソリッドライクのような“渋めの色”、2トーンや3トーンのようなエクステリアカラーでの“カラーコーディネーションありきのデザイン”。
今年のグランプリを選ぶにあたって、どの点を重視するか色々と議論が揺れたが、“きれいな色”という視点はこれまでもあるものだったため、“渋めの色”“カラーコーディネーションありきのデザイン”という2点を重視し、その両方ともが高く評価できるということで、スバル「XV」のデザートカーキ(エクスエリア)×ブラック(インテリア)をグランプリに選んだ。
[審査委員のコメント]
ソリッドカラーだが立体感、豊かな表情を創出している/プロテクターの黒とあわせる色として出てきたこの色はとてもインパクトがあり、ボディと樹脂パーツのコーディネートの新しい可能性を感じた/今までクルマでは見たことのない新鮮な色み/クルマのキャラクターに合った色、時代性もある。
2.ファッションカラー賞(時代の価値観やライフスタイルを先鋭に表現した優れたカラーデザインに贈られる)
●ダイハツ工業株式会社「ミラ ココア」
ムースピンクパール(エクステリア)アイボリー×ブラック(インテリア)
担当デザイナー 平井 伸明(ひらい のぶあき)氏
【メーカーのアピールポイント】
「ミラココア」を愛しているお客様は、自分らしいおしゃれを大切にする20代女性。そんな彼女たちにむけて、やさしく「ほっこり」とした気持になれて、乙女な気持を呼び起こさせてくれる色を考えた。
やわらかい生クリームと、甘酸っぱさのあるイチゴを混ぜてできるイチゴムースのような、ムースピンクパール。「ミラココア」の市販色で3色めのピンクになる。パールホワイト以外で、はじめて3コート有彩色へ挑戦した。
【発表会での審査委員長のコメント】
これまでのピンクは青みでメタリック感の強い色が多かったが、青みでないココアのピンクは新鮮みがあった。3コートによる柔らかい光り方で、質感も高かった。
●審査委員特別賞
TOYOTA「eQ」
クールソーダメタリック×ブラックマイカ(エクステリア)ブラック×ホワイト(インテリア)
担当デザイナー 城戸 あゆ美(きど あゆみ)氏
[メーカーのアピールポイント]
環境を意識するカスタマーが増えている市場において、埋没しないトヨタ独自の『EV』を創り上げた。一目見て、「eQ」だと認識できる、個性的なエクステリア、ブルー&ブラックの2トーン。
エクステリアと同じく、特徴的で先進的なイメージのブラック&ホワイトに、爽やかをイメージさせるライトブルーをアクセントとしたインテリアカラー。
じっくり味わえば味わうほどストーリー性のあるアイコンカラーデザイン「eQ」である。
[審査委員長のコメント]
審査会で、「エクステリアカラーを、2トーンなどのカラーコーディネートで考えるというのが新しい」という意見がだされ、その中で最も先鋭的であったのが、「eQ」であった。
■参考・オートカラーアウォードについて
主催:一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、理事長:小町谷 朝生/東京芸術大学名誉教授)
後援:日本商工会議所、東京商工会議所、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、社団法人日本塗料工業会、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
協力:文化学園大学、文化服装学院
WEBサイト: http://www.jafca.org/seminar/autocolor/
<応募対象車種>
●2012年1月1日〜2012年12月末日までに、一般消費者に対し、購入できる旨を発表した車*1
●日本国内市場向けに生産、販売、輸入されたカラーデザインである車
*1自治体や法人へのリース導入も含む。
<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
自動車メーカーのデザイナーで構成。
スズキ株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(5社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社
この度12月13日に文化学園大学(東京渋谷区)にて「オートカラーアウォード2013」の最審査会が行われ、各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.グランプリ(総合的に最も優れたカラーデザインに贈られる)
●富士重工業株式会社「XV」
デザートカーキ(エクステリア)ブラック(インテリア)
担当デザイナー 雲野 裕紀(くもの ゆうき)氏
【メーカーのアピールポイント】
「アーバン・アドベンチャー」をテーマに、アウトドアでの高い機能性をもったプロスペックの道具を、都市生活でアクティブに使いこなす。そんなイキイキとした自分らしいライフスタイルを演出する。
エクステリアはユニークでタフな、使い倒せる道具っぽさを演出する、都市に映えるモダンなカーキのソリッドカラー。インテリアは深みを追求した上質なブラック。
【発表会での審査委員長のコメント】
今回のエントリーには、3つの傾向がみられた。それは、彩度や深みを追求するような“きれいな色”、低彩度、ソリッドライクのような“渋めの色”、2トーンや3トーンのようなエクステリアカラーでの“カラーコーディネーションありきのデザイン”。
今年のグランプリを選ぶにあたって、どの点を重視するか色々と議論が揺れたが、“きれいな色”という視点はこれまでもあるものだったため、“渋めの色”“カラーコーディネーションありきのデザイン”という2点を重視し、その両方ともが高く評価できるということで、スバル「XV」のデザートカーキ(エクスエリア)×ブラック(インテリア)をグランプリに選んだ。
[審査委員のコメント]
ソリッドカラーだが立体感、豊かな表情を創出している/プロテクターの黒とあわせる色として出てきたこの色はとてもインパクトがあり、ボディと樹脂パーツのコーディネートの新しい可能性を感じた/今までクルマでは見たことのない新鮮な色み/クルマのキャラクターに合った色、時代性もある。
2.ファッションカラー賞(時代の価値観やライフスタイルを先鋭に表現した優れたカラーデザインに贈られる)
●ダイハツ工業株式会社「ミラ ココア」
ムースピンクパール(エクステリア)アイボリー×ブラック(インテリア)
担当デザイナー 平井 伸明(ひらい のぶあき)氏
【メーカーのアピールポイント】
「ミラココア」を愛しているお客様は、自分らしいおしゃれを大切にする20代女性。そんな彼女たちにむけて、やさしく「ほっこり」とした気持になれて、乙女な気持を呼び起こさせてくれる色を考えた。
やわらかい生クリームと、甘酸っぱさのあるイチゴを混ぜてできるイチゴムースのような、ムースピンクパール。「ミラココア」の市販色で3色めのピンクになる。パールホワイト以外で、はじめて3コート有彩色へ挑戦した。
【発表会での審査委員長のコメント】
これまでのピンクは青みでメタリック感の強い色が多かったが、青みでないココアのピンクは新鮮みがあった。3コートによる柔らかい光り方で、質感も高かった。
●審査委員特別賞
TOYOTA「eQ」
クールソーダメタリック×ブラックマイカ(エクステリア)ブラック×ホワイト(インテリア)
担当デザイナー 城戸 あゆ美(きど あゆみ)氏
[メーカーのアピールポイント]
環境を意識するカスタマーが増えている市場において、埋没しないトヨタ独自の『EV』を創り上げた。一目見て、「eQ」だと認識できる、個性的なエクステリア、ブルー&ブラックの2トーン。
エクステリアと同じく、特徴的で先進的なイメージのブラック&ホワイトに、爽やかをイメージさせるライトブルーをアクセントとしたインテリアカラー。
じっくり味わえば味わうほどストーリー性のあるアイコンカラーデザイン「eQ」である。
[審査委員長のコメント]
審査会で、「エクステリアカラーを、2トーンなどのカラーコーディネートで考えるというのが新しい」という意見がだされ、その中で最も先鋭的であったのが、「eQ」であった。
■参考・オートカラーアウォードについて
主催:一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、理事長:小町谷 朝生/東京芸術大学名誉教授)
後援:日本商工会議所、東京商工会議所、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、社団法人日本塗料工業会、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
協力:文化学園大学、文化服装学院
WEBサイト: http://www.jafca.org/seminar/autocolor/
<応募対象車種>
●2012年1月1日〜2012年12月末日までに、一般消費者に対し、購入できる旨を発表した車*1
●日本国内市場向けに生産、販売、輸入されたカラーデザインである車
*1自治体や法人へのリース導入も含む。
<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
自動車メーカーのデザイナーで構成。
スズキ株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(5社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社